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メタ思考とは、「物事を一つ上の視点から考える」こと。その重要性はしばしば語られますが、実践するのは容易ではありません。例えば自分自身を「幽体離脱して上から見る」こと(=メタ認知)は、自己成長のためには必須の姿勢であるとよく言われますが、実際にそれができている人はそう多くはないでしょう。そこで本書では、メタ思考を実践するための二つの具体的な思考法(「Why型思考」と「アナロジー思考」)を紹介するとともに、それをトレーニングするための演習問題を多数用意しました。◎問題:「信号機」と「特急の停車駅」の共通点は? ◎問題:「経理業務」と「スポーツ審判」の共通点は? ◎問題:「タクシー」と「土産物屋」の共通点は? ◎問題:お寿司以外の「回転○○」を考えよ。 ◎問題:「顧客の気持ちに絶対になれない職業」とは? ◎問題:「年賀状がたくさん来る人」とはどんな人? ……問題を解いていくうちに思考回路が変わり、考える力が飛躍的にアップする1冊!
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Posted by ブクログ
AI時代に人にしかできないこと
メタ思考とは一つ上の視点から物事を客観的に見て考える思考法だ。俯瞰視点を持つことで、一見異なる事象の共通点を見出し、それを具象に応用することで革新的な発想が可能になる。AIはロジックの積み重ねだ。論理的に連続しているが故に大きくは飛躍できない。一方メタ思考を応用したアナロジー思考は飛躍を起こせることが特徴だ。具体的な事象から共通点を抽出し、別の具象に応用することができる。AIに早く走る馬を生み出せても、車を生み出すことはできない。メタ視点を持てるかがこれからの時代に求められる能力だ。そのトレーニング方法が本書にある。
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メタ思考やアナロジー思考は成長するための「気づき」と思い込みや思考の癖から抜け出すためのヒントをくれる。身近なものからより大きくパッとみ共通項が見えなさそうな業界構造や常識に囚われているものを考える良いきっかけの一冊。
『「相手側の立場にたって」「次のアクションを想定した上で」依頼された内容に取り組めば、一歩先を読んだ形で相手のニーズに応えられる確率が上がります」
『なるべく目を「遠く」に向け、目に見えないものの類似性を探すことで、いくらでもアイデアは出てきます」
『アナロジー思考に必要な観点の一つである「構造」を読み解く上での重要な着眼点はなんらかの「構成費」です。構成比というのは、構成要素の間の「関係性」を示すもの』
Posted by ブクログ
『具体と抽象』を読んで、コミュニケーション不全の原因について重要な示唆を与えてくれた細谷先生の『メタ認知』に関する本。
「メタ認知」とは、自分の思考や感情の状態を一段上から客観的に捉える力のこと。メタ認知については、細谷先生が紹介されていた、能の世界でいう「離見の見」という説明が印象に残っており、それ以来、私は意識的に「主観的な自分」ではなく「自分も舞台の上の登場人物の一人として見る客観的な自分」を意識するようになりました。
本書では、Why型の思考やアナロジカルな発想法を通じて、目に見える現象をそのまま受け取るのではなく、「構造」や「目的」を捉えることの重要性を取り扱っています。そうした視点の転換が、コミュニケーションギャップを埋め、新たなビジネスアイデアを生み出す基盤となるということを学べます。
本書は、タイトル通り、トレーニング形式で、問いかけと事例回答が交互に展開される構成で、さながら思考の筋トレです。コスパやタイパを重視した近視眼的思考に慣れている自分には、なかなか骨が折れる内容でしたが、その分、得られる気づきも大きいです。
特に印象に残ったのは、「成功の反対は何か?」という問いでした。単純に考えれば「失敗」ですが、失敗もまた成功への通過点と捉えれば、両者は対立関係ではありません。むしろ「やるか、やらないか」という行動の有無こそが、成功への出発点なのだと気づかされました。
『考えることを要求する本』で、文庫サイズながら歯ごたえのある内容でした。思考の癖を一段上から見つめ直すきっかけを与えてくれる一冊です。
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ビジネス・実用
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