【感想・ネタバレ】「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」のレビュー

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Posted by ブクログ

【要約】
what型の思考とwhy型の思考がどう違うのか。
それぞれの特徴と、具体的な思考法がふんだんに盛り込まれた一冊。私生活からビジネスまで汎用性があり、思考力を身に付けたい方には必読の一冊。

【感想】
自分自身は完全なるwhat型でした、、
相手の言ったことの本質を知ろうとする努力ができておらず、顕在ニーズの解決に努めていると自覚させられました。
またできる人をパクることはやってきていたものの、パクるだけでアレンジを加える域まで達していませんでした。
なぜなぜ君になれるよう日々のマインドを変えて行こうと思います。

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2024年05月12日

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Why型思考(なぜなぜくん)とWhat型思考(そのままくん)の対比の構成となっており、はっと気づかされることが多い一冊。

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2020年11月03日

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これは今の自分に合っていた!教科書みたいな存在になりそう。
読んでて、「うわーこれ私だ・・・」と、耳が痛いならぬ、目が痛い状態に笑
思わず、大事だなと思うところに線を引いてしまいました。

何度も読み返したいと思います。

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2017年09月03日

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Why型思考とWhat型思考とをステレオタイプに論じているきらいはある。
しかし、いかに自分にはWhat型思考が染みついているのか思い知らされた。
もっと読み込んでWhy型思考を実践したい。

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2012年06月22日

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 地頭力で有名な著者の新書、オススメです。疑問を持たずに言われたことをそのまま受け入れる「What型思考」と対比させて、疑問をぶつけて物事の本質を見ようとする「Why型思考」の大切さを教えてくれます。

 what型思考は、一言で言えば思考停止の状態です。自分で考えずに言われたことをそのまま行動に移すスタイルです。著書では「そのままくん」と呼んでいます。一方why型思考は、言われた言葉を表面的に捉えずに、言葉に潜む背景を見抜き、相手が言いたいことは何なのかを考えようとします。著書では「なぜなぜくん」と呼んでいます。

 前例主義や形骸化したマニュアルがはびこる職場、知識偏重で詰め込み主義の教育現場など、what型思考が広まっている現代社会で、疑問を持ち、なぜを言えるwhy型思考の転換を指摘しています。

 why型思考とは、簡単に言えば「自分の頭で考える」と表現できます。自分で考えて、本当のところはどうなんだと質問する習慣を作る必要があると思います。自分で考えるためには下地の知識も必要なわけで、そこはwhat型思考で頭に知識を蓄える出番です。著書でも指摘するように、what型とwhy型をバランスよく使い分けることが大事だと思います。

 why型思考とは、数学の証明問題や推理小説と似ていると思います。目の前に現れている断片的な手掛かりから物事の本質(答え)を導く、と例えることができると思います。証明問題や推理小説では、手掛かりを覚えるだけでは答えを導けません。答えを導くプロセスで、必ずや「自分の頭で考える」所作を行なっているはずです。

 数学や推理小説のように答えが用意されているのであれば、比較的取り組みやすいですが、現実では答えが必ずある保証は無いのでやっかいです。そのため骨折り損を避けるため、多くの場合において表面的なwhat型で安住しやすいのかもしれません。

 why型思考は、これからの時代に必須スキルであると思います。問題に立ち向かった時に、なぜなぜと考えて仮定を立てて攻略する。what型思考であれば、自分の手に負えないと悟った瞬間、すぐに立ち向かうのを諦めてしまうでしょう。what型思考だけでは、変化の激しい現代社会で生き残れないと思われます。what型思考とwhy型思考、両方兼ね備えた人材になる必要があると著書を読んで気付かされました。


目次
第1章 イントロダクション―あなたは「そのままくん」か「なぜなぜくん」か?
第2章 職場にはびこる「WhyなきWhat病」
第3章 Why型思考とは何か?
第4章 WhatとWhyを切り分ければ「世界が変わって見える」
第5章 Why型思考のビジネスへの応用例
第6章 「そのままくん」の原点はWhat型教育にあり
第7章 Why型思考を鍛えるために
第8章 Why型思考の「使用上の注意」

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2012年04月02日

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書名だけで内容を的確に予想して理解できない人は、必読。
★評価は、そういった人の性格を考えてつけてあります。

文章、構成に若干、こなれてない部分もあるが、おおむね楽に読めます。

本書の議論の展開の中には、考えの浅い側面が目につくものの、そこまでの思考には至っていない人には有意義ではないかと思う。本書の考え方の浅い点を指摘できるぐらいまで、思考を深めることを目指して読んで見ると良いだろう。

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2011年07月16日

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地頭力を鍛えるの作者です。

トヨタでは5回のなぜを考えろと言われる様です。

この「なぜ」の思考がどうして大切かを説明しています。

ちなみに作者の考える「WHY」の対極は「WHAT」
企業の体質から、仕事の進め方においてまで、この「WHY」と「WHAT」を用いて説明。

仕事をするうえで、「なぜこの指示を受けたのか?」「この指示を受けて何をすればいいのか?」この二つのアプローチの違いを認識することが大切。

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2011年06月19日

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why型思考の必要性、自分自身what型だという自覚はあるが日頃から答えのない事を考えるクセをつけて問題の本質を捉え行動していきたい

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2021年06月27日

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成功経験のある人はそれをもとに話すが、それだと伝わらない場合がある。
whatやwhyのバランスが重要であるがなぜが圧倒的に足りていない。また目的によって使い分ける。
成長曲線があったがwhyをいかに引き上げるかが気になる。

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2020年09月24日

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○今ある規則やルールには、もともとそれができたときの背景や目的があるはずです。(20p)

○Why型思考の人は「そもそも問題そのものが間違っていないか?」ということを常に問いかけて、真の問題を「発見・定義し直すこと」に重きを置きます。(23p)

○なぜなぜくんは「なぜ?」の一言でお客様のはじめの一言(what)を「押し返す」という行為によって真のニーズ(why)に迫っています。(133p)

★論点思考、クリティカルシンキングと共通であるが、whatとwhyの対比はわかりやすい。

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2014年10月22日

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久々に読み直して新たな気づきを得られた。WHY型思考は強制されてできるものではない。後進に教えたけどあまり響いてなかったんだろうな…

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2013年04月30日

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御用聞きと提案型の違いをWhy型と定義して説明している。
トヨタ式にWhyを5回重ねる手法がいかに重要で現在のビジネスシーンで必要なことであるか。Whatではなく、Whyで真の課題をあぶり出し的確な対応策を導くこと。そのために、いかに効果的な質問ができるか。過去の経験で判断することの危険性を説いている。
内容としては、特に真新しいものはないが、若い世代のビジネスマンはこの書によってWhyの意識を持つことを期待する。

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2013年02月19日

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「地頭力」の細谷さんの一冊。ものすごい読み応えがあって途中で心が折れそうになったもの、やっぱり最期まで読んでよかったなと思える内容でした。自分はとかくWhat志向に陥りがちだけど、Why型の志向を取り入れることによってだいぶプロセスも結果も変わっていくことは紛れも無い事実。自省も込めて、読み返すことが重要です。

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2012年08月20日

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幸運にも著者の講演を聞いた後に本を読む事ができました。普段日常的なことなので面白い。日本の歴史的におかれた状況とwhat / why
の関係も面白い。究極的な教育は「人からまねして盗む」というのも納得。

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2012年01月19日

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WhatとWhy型で顧客の課題に理解を深める手法。コンサルタントならではの実用的な内容となっている。
特にITでシステム提案を行っているSEや営業の方必見、ですね。
ご本人の講演も最近聞かせていただきましたが、とても役に立ちました。

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2012年01月07日

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地頭力の作者の本です。
「Why型思考」は、背景にあるもの、意識決定や発想の裏側にあるものを意識する考え方(プロセス)、「What型思考」は、表層上の技術や方法論、事象といったものをストレートに受け取る考え方(プロセス)と説明しています。
why型思考をするように心がけてはいるので、この本を読んで考え方が整理された気がする。

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2011年12月25日

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2011/11/09
P172の伝統的師弟制度とP192の反面教師はちょっと矛盾するところがあると思う。
基本的には考えるためのマインドセットについて書かれている。
自分はどうかと考えるとwhy型とwhat型が共存しているんじゃないかと思う。
今のまま大企業にいるとwhat型が強くなるんじゃないかという危機感はある。

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2011年11月09日

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日頃、認識していることであっても、しっかり文章で説明されると、う〜ん、あらためて納得する。。。という場面がいくつかあった。

また、悪であるとも表現されがちな「伝統的徒弟制度」は、実は大変よい合理的なシステムであることが、伝統芸能の偉人の言葉とあわせて説明されており、この内容は、私にとってこの本を読んだ最大の価値であった。

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2011年05月09日

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起こっている現象や出来事(What)だけでなくその向こう側にある背景や原因(Why)を考えることの重要性を説いた本。
わかりやすい。特に第二章にあるWhyなきWhat病の例は多くの職場や組織で見られる現象であり、良い説教であり教訓を得ることが出来る。
読んでみるだけで、Whatの向こう側にあるWhyを少なからず意識するようになる本。

今後は以下の行動を増やしていこう。
①NEWSの裏にあるWhyを考えてみる。もしくは着目する。
②考えるときWhatとWhyに切り分けて書き出し、考える。

【メモ】
●目に見える現象や起こった出来事(What)の向こう側、
 裏側にあるWhyを見ようとすることが必要。Whyとは背景や原因である。
 Whatは何か?そしてそのWhatの向こう側にあるWhyは何か?と
 WhatとWhyを切り分けて考える習慣が必要である。
 そうするとおなじWhatでもWhyが違う!ということがわかるようになり、
 世界が違って見えるようになる。

●本当にクリエイティブな人は、Whatが非常識だが、Whyは常識的である。

●WhyなきWhat病の例
 ①職場の「そのままくん」
 ②オレオレプレゼン
 ③前例主義
 ④成功体験、失敗体験の誤用
 ⑤作り手視点のみの商品
 ⑥形骸化したマニュアルやテンプレート
 ⑦メッセージなきドキュメント

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2011年02月11日

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最近、日本のホワイトワーカーの生産性の低さや効率の悪さを指摘されるコトが増えてますが、『何を』ではなく、『なぜ』を奥深く考えるコトはわかっている人は少なく、教育にその原因の一端があることがわかり少しすっきりしました。ただし、全てが教育のせいではなく、自身の思考を変えることに気付いて、実行出来るかで天地の差が出ます。この様なことにおいても二極化が見られるんですね。

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2011年01月08日

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楠木さんの文脈思考と重なる部分多し。

◯whyとwhat思考の違い
Why型思考 なぜなぜくん
What型思考 そのままくん

◯whyとwhat型思考教育の違い
Why型思考の教育は思考回路を刺激して考えさせる→成長曲線は指数的
伝統芸能の世界。
効率が悪いが自分より上が育つ可能性あり

What型思考の教育は知識差を利用して教える→成長曲線は線形
自分より上は育たない

※濱口さんの教育理論と近い

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2021年03月19日

Posted by ブクログ

背景を考えようって本
なぜなぜ思考的なそれはどういう背景・理論で起きているかをつかもうという内容で納得感はある。
ただ内容はちょっと薄い感じがある。同じような話に見えるし。
whatとwhyの教育は両立できないとかもわかるけどもう少し考えてほしかった。
あと作者がwhy側にいすぎてなんか気持ちよく読めない

非定型業務ではそもそもどういう理由で行うのか本質の議論が求められる
大企業:what、ベンチャー、傍流:why
what:平均点、why:二極化

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2020年12月12日

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ネタバレ

最近IT業界に転職したのですが、周りの人の洞察力の高さに慄く日々。
質問する内容の深度が自分とは雲泥の差で、
「なぜその問題に気付けるの?」
「なぜその着眼点が生まれるの?」と、
頭の中で一体どんなこと考えてるのか気になって気になって・・
で、この本をお勧めされたので読んでみました。


正直、耳が痛くなるようなことばかり。
「あぁ、私、そのままくんだ・・」と何度感じたことか。

この本で繰り返し書かれているのは、
"なんで"この人はこう言ったのだろう。
"なぜ"この順番で議事録が書かれているのだろう。
など、「なぜ?」を考えることがとても重要、
ということです。

でも、このなぜ?というwhy型思考を鍛えるためには、
what型思考のもと、知識をインプットすることも
重要。そのことに気づけたのが、この本を読んで
一番良かったポイントかもしれません。
やはり前提条件や知識がないと、疑問のタネも
生まれませんから。
whatとwhyで思考方法や勉強方法を変えることが必要なんですね。


個人的には、P.60~に例として書かれていた、
「値段が高いから買わない」の向こう側の意味~ のエピソードが特に刺さりました。
もともと営業をしていたのですが、
「御社の商品は値段が高いから買いません」と
断るお客様に限って、後日、
競合会社の商品を使用していることがわかる、という経験を幾度となくしてきました。
で、なんとなく自分に原因がありそうなことも
検討ついているんですが、嫌なことから逃げたい性分だからか「お客さんが値段が高いって言ったので~」と、
上司に報告する、と。

なんで当時why型思考で考えられなかったのかな~
と考えたのですが、
「そもそも何故、このご時世に営業マンを通して商品を買うのか」という根本問題に到達していなかったからなんですね。
なんなら、値段が高い、という人には、
じゃあ値段が安ければ買うのか?と直接聞いてみても
よかったかも。笑
きっと、う~~ん、そういうことでも無い・・って
いう人が大半なんだと思います。
値段が高いって、自分のお財布事情だから突っ込まれにくいし断りやすい。
そう考えると、ほかに理由がありそうかも、
と思うのが至極当然な流れでしょう。

こういう、「ほかに課題がありそう」なことに
気付けるためには、
what型思考でのインプットによる知識量の蓄積と、
「自分だったらどうするか」という自分に置き換えたときの考え、行動パターンと比べることが
大事なんだと思います。

自身の苦い経験と直結することが多くて
読むのが辛かったのですが
whatとwhyの違いを知るうえで分かりやすい作品だと思います。
ただ、思考力の鍛え方は、
ほかの本をもっと読んだほうがいいかもな、とは思いました。
なので星3つ。

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2019年01月13日

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非常によくある論調。ビジネス書の典型って感じ。
なぜこういうよく似た本ばかり出続けるのか?とwhy型思考で考えてみたり。

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2015年07月29日

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・what型思考は踏襲する、why型思考は否定する
・what型思考は質問が苦手、why型思考は質問が得意
・what型思考は正解、前例がある、why型思考は正解がなく、前例がない
・what型思考は踏襲する、why型思考は否定する





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2012年12月30日

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ネタバレ

why、whatの単語がやたらと多く、読みにくい印象があります。
でも、読み出すと面白い。最後はやっぱり、フェルミ推定。


10ヶ所くらいキーワードがありました。
全て、Evernoteのメモ済。
最終的には、「What型の人をどう動かすか?」が悩み。
・What型をWhy型に変える教育をする?
・What型はWhat型として動いてもらう?

この著書からすると、その人をWhat型と決めつけるのは、どこか見下しているようにもとらえられかなせません。What型とうまく共存する方法を模索中。

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2012年06月17日

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 Why型思考のなぜなぜくんは、フレキシブルです。今ある規則やルールには、もともとそれができたときの背景や目的があるはずです。もしそれが今は違う状況になっていたのであれば、どんどん今のものを「打ち破って」、さらに新しいものを造り直してしまえばいいと考えます。
 「なぜ」は「知らない」ではなく、その裏側を知りたいという意図の質問です。

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2011年11月26日

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・何故何故君はストリートスマート
・表面でなく真相を探れ
・教わるな盗め
・現状に文句を言ったらストリートスマートになれない

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2011年02月27日

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表面上だけ見ていてはだめ。自分の頭で考えましょう。という本。

なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?と5回くらい『なぜ?』を繰り返した向こうに問題の本質がある。

何か問題があったときに「他人」や「環境」のせいにしていてはいけない。いつまでたっても変わらない。「自分の何がいけなかったか」「自分がどうすればよかったのか」を考える。

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2019年02月09日

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物事に対する態度として、表面的な解答を追求する「What型」と、物事の裏にある原因・背景を追求する「Why型」の2種類に人間を分け、その違いを説く。

ビジネスの場面でWhat型とWhy型の人では、こういった反応の違いを示す、といった説明だけで本書は終わる。
本書の趣旨を鑑みれば当然だがノウハウ本ではない。

今更言われなくてもという内容も多いが、What型教育社会の優等生(笑)だった自分にとっては、両タイプの特性を頭の中で整理し、Why型を意識しなおす役には立った。
どう行動するかは読者次第。

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2011年03月19日

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