【感想・ネタバレ】「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最近IT業界に転職したのですが、周りの人の洞察力の高さに慄く日々。
質問する内容の深度が自分とは雲泥の差で、
「なぜその問題に気付けるの?」
「なぜその着眼点が生まれるの?」と、
頭の中で一体どんなこと考えてるのか気になって気になって・・
で、この本をお勧めされたので読んでみました。


正直、耳が痛くなるようなことばかり。
「あぁ、私、そのままくんだ・・」と何度感じたことか。

この本で繰り返し書かれているのは、
"なんで"この人はこう言ったのだろう。
"なぜ"この順番で議事録が書かれているのだろう。
など、「なぜ?」を考えることがとても重要、
ということです。

でも、このなぜ?というwhy型思考を鍛えるためには、
what型思考のもと、知識をインプットすることも
重要。そのことに気づけたのが、この本を読んで
一番良かったポイントかもしれません。
やはり前提条件や知識がないと、疑問のタネも
生まれませんから。
whatとwhyで思考方法や勉強方法を変えることが必要なんですね。


個人的には、P.60~に例として書かれていた、
「値段が高いから買わない」の向こう側の意味~ のエピソードが特に刺さりました。
もともと営業をしていたのですが、
「御社の商品は値段が高いから買いません」と
断るお客様に限って、後日、
競合会社の商品を使用していることがわかる、という経験を幾度となくしてきました。
で、なんとなく自分に原因がありそうなことも
検討ついているんですが、嫌なことから逃げたい性分だからか「お客さんが値段が高いって言ったので~」と、
上司に報告する、と。

なんで当時why型思考で考えられなかったのかな~
と考えたのですが、
「そもそも何故、このご時世に営業マンを通して商品を買うのか」という根本問題に到達していなかったからなんですね。
なんなら、値段が高い、という人には、
じゃあ値段が安ければ買うのか?と直接聞いてみても
よかったかも。笑
きっと、う~~ん、そういうことでも無い・・って
いう人が大半なんだと思います。
値段が高いって、自分のお財布事情だから突っ込まれにくいし断りやすい。
そう考えると、ほかに理由がありそうかも、
と思うのが至極当然な流れでしょう。

こういう、「ほかに課題がありそう」なことに
気付けるためには、
what型思考でのインプットによる知識量の蓄積と、
「自分だったらどうするか」という自分に置き換えたときの考え、行動パターンと比べることが
大事なんだと思います。

自身の苦い経験と直結することが多くて
読むのが辛かったのですが
whatとwhyの違いを知るうえで分かりやすい作品だと思います。
ただ、思考力の鍛え方は、
ほかの本をもっと読んだほうがいいかもな、とは思いました。
なので星3つ。

0
2019年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

why、whatの単語がやたらと多く、読みにくい印象があります。
でも、読み出すと面白い。最後はやっぱり、フェルミ推定。


10ヶ所くらいキーワードがありました。
全て、Evernoteのメモ済。
最終的には、「What型の人をどう動かすか?」が悩み。
・What型をWhy型に変える教育をする?
・What型はWhat型として動いてもらう?

この著書からすると、その人をWhat型と決めつけるのは、どこか見下しているようにもとらえられかなせません。What型とうまく共存する方法を模索中。

0
2012年06月17日

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