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「地頭力」ブームを巻き起こした著者、待望の最新作が登場! 「前例主義」「マニュアル人間」「ダラダラした会議」……仕事にはびこる思考停止のワナ。それらはすべて表面的な「What」にばかりとらわれ、「それはなぜか?」を突き詰めて考える「Why型思考」が欠けていることが原因だった。本書は、このWhy型思考の身に付け方およびビジネスでの活用法を説くもの。思考停止状態である「What型思考」と対比させつつ、頭を使って仕事をする「Why型思考」とはどういったものか、そして、それによってどんな成果が得られるのかを説いていく。そして、「鋭いアウトプットを出せる人=Why型思考」になるための具体的なヒントや鍛え方についても解説。いつも「もっと頭を使え!」と言われているビジネスパーソン必読の「思考力の鍛え方」。
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Posted by ブクログ
地頭力で有名な著者の新書、オススメです。疑問を持たずに言われたことをそのまま受け入れる「What型思考」と対比させて、疑問をぶつけて物事の本質を見ようとする「Why型思考」の大切さを教えてくれます。
what型思考は、一言で言えば思考停止の状態です。自分で考えずに言われたことをそのまま行動に移すスタイルです。著書では「そのままくん」と呼んでいます。一方why型思考は、言われた言葉を表面的に捉えずに、言葉に潜む背景を見抜き、相手が言いたいことは何なのかを考えようとします。著書では「なぜなぜくん」と呼んでいます。
前例主義や形骸化したマニュアルがはびこる職場、知識偏重で詰め込み主義の教育現場など、what型思考が広まっている現代社会で、疑問を持ち、なぜを言えるwhy型思考の転換を指摘しています。
why型思考とは、簡単に言えば「自分の頭で考える」と表現できます。自分で考えて、本当のところはどうなんだと質問する習慣を作る必要があると思います。自分で考えるためには下地の知識も必要なわけで、そこはwhat型思考で頭に知識を蓄える出番です。著書でも指摘するように、what型とwhy型をバランスよく使い分けることが大事だと思います。
why型思考とは、数学の証明問題や推理小説と似ていると思います。目の前に現れている断片的な手掛かりから物事の本質(答え)を導く、と例えることができると思います。証明問題や推理小説では、手掛かりを覚えるだけでは答えを導けません。答えを導くプロセスで、必ずや「自分の頭で考える」所作を行なっているはずです。
数学や推理小説のように答えが用意されているのであれば、比較的取り組みやすいですが、現実では答えが必ずある保証は無いのでやっかいです。そのため骨折り損を避けるため、多くの場合において表面的なwhat型で安住しやすいのかもしれません。
why型思考は、これからの時代に必須スキルであると思います。問題に立ち向かった時に、なぜなぜと考えて仮定を立てて攻略する。what型思考であれば、自分の手に負えないと悟った瞬間、すぐに立ち向かうのを諦めてしまうでしょう。what型思考だけでは、変化の激しい現代社会で生き残れないと思われます。what型思考とwhy型思考、両方兼ね備えた人材になる必要があると著書を読んで気付かされました。
目次
第1章 イントロダクション―あなたは「そのままくん」か「なぜなぜくん」か?
第2章 職場にはびこる「WhyなきWhat病」
第3章 Why型思考とは何か?
第4章 WhatとWhyを切り分ければ「世界が変わって見える」
第5章 Why型思考のビジネスへの応用例
第6章 「そのままくん」の原点はWhat型教育にあり
第7章 Why型思考を鍛えるために
第8章 Why型思考の「使用上の注意」
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