細谷功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレいままでの人生で、とても地頭がいいと印象に持たれたことはない、会社員になって問題解決能力の乏しさを実感して地頭力をつけるべく、読んだ本。
細谷功さんの著作は、具体と抽象を読んで衝撃を受けてから何冊か読んでいたが、毎回腑に落ちるとともに自分に備わってない能力を痛感して頭が痛い。
地頭力は、自ら考え抜く力!
キーワードは、結論から(仮説思考)、全体的から(フレーム思考)、単純に(抽象的に)。対象から離れて考える力。
阻害求心力という対象物から離れるのを邪魔する力を取り除くのが重要。正解依存、思考バイヤスなど。
仮説思考では、カーナビ、フレーム思考では、アンジャッシュのコントが例として挙げられて -
Posted by ブクログ
演繹法、帰納法と並ぶ思考様式である「アナロジー」。
1番初めは学生時代のビジネスリテラシーが皆無だったころに触れ、当時は内容はあまり理解していなかったのですが、、、。
社会人経験を多少経て読み直してみました。
読んで思ったのは、「アナロジー思考」はその思考様式を手段として身につけようとする類のものではなく、目の前の課題を解決しようとする過程で自然と身についていくものなのかなと。
自分が知らない領域の課題解決に真摯に向き合う過程で、過去の自分の経験(自分の知っている領域の課題解決)、抽象化したエッセンスが役に立つと思います。
「アナロジー思考を身につけよう!」と考えるより、目の前の問題解決を深堀