細谷功のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
身の回りの「目に見えない構造」を言語化して、少しだけ生きやすくするのを手伝ってくれる本。
色々書きたいことはありますが、特に、「「自分は特殊だ」と思ってしまうという一般性」についてはドキリとさせられました。
みんな自分の経験や感情は唯一無二のもので、他人のことは「よくあること」と一般化してみてしまう傾向がある、というお話です。これは自分にも身に覚えがありまくりで、気を付けなきゃな、と痛感しました。
また、議論の前に「前提条件を確認する・すり合わせる」ことも不必要なもめごとを回避する手段としてとても有効だと気付かされました。仕事や学校など公的な場から夫婦喧嘩まで、この前提条件のズレが原因でもめ事 -
Posted by ブクログ
具体と抽象について考えることは、今までほとんどなかったので、新たな知見が得られたようで、少し賢くなった気がしました(笑)。
今後生かせそうなことは、場面に応じて具体的な言葉と抽象的な言葉を意識的に使い分けることで、効果的なコミュニケーションをとっていくということです。
〈例えば他人をほめるとき、どちらがほめられた方はうれしいか?〉
A「説明するのがうまいね」
B「先週の国語の授業のグループ発表、話し方のスピードを途中で変えているところとか、すごかったね」
Bの方がAよりも効果的にアピールする気がします。Aは抽象的でBは具体的な言葉選び。
〈具体的な表現とは?〉
・その人にしかあて -
Posted by ブクログ
ネタバレ地頭力とは「考える力のベース」だった
著者のいう「地頭力」とは、ただの“頭の良さ”や“知識量”とはまったく違う。
本質的にはこう定義されていた。
✅ 結論から考える:仮説思考力
✅ 全体から考える:フレームワーク思考力
✅ 単純に考える:抽象化思考力
この3つが、あらゆる課題解決・企画立案・コミュニケーションにおいて、圧倒的に役立つ「思考の土台」になる。
★特に印象に残ったのは、“選択肢の多すぎる時代”には、この地頭力こそが未来を切り開く鍵になる、という視点。
たしかに、情報が溢れる今、記憶型人間より“構造化して考えられる人”の方が頼りにされる。強く共感した。
-
Posted by ブクログ
1年ほど前に読んだ時は途中で読み飽きてしまったのだが、今年改めて読んで、納得しながら最後まで順調なペースで読み進めることができた。
おそらく、ここ1年で私自身の仕事観が結構変わっており(案件でのポジションが上がったことで視座が上がってきている気がする)、what型人間からwhy型人間に変化しつつあるからな気がする。今思い返すと、少し前までの私はだいぶwhat型人間だったので、この本を読んでもいまいちピンときていなかった気がする。そういう意味では、あくまでn=1の自分の感想ではあるが、what型人間をwhy型人間にする本、というよりは、why型人間に近い人がよりwhy型人間に近付くのを手助けする -
Posted by ブクログ
◾️サマリー
・漫画で地頭力の鍛え方を学ぶ
・結論から考える、全体から考える、単純に考える
・公私を問わず生きる上でベースにすべき考え方
◾️所感
ChatGPTやGoogleのGemineがあると、大抵の知らないことを教えてもらえる。何かを学ぶということがコンピュータに置き換わっていて、便利と思う反面、アホになりそうで恐々としている。
仮説を立てて進めたり、物事を抽象化することは、これからの時代を生きて行く上で大切な力だと思う。
それこそ、コンピュータにはできない人間にしか生み出せない付加価値を生むには、本書が掲げる地頭を鍛えることがポイントとなる。
◾️学び
世の中、まだまだ知識や思い -
Posted by ブクログ
ネタバレ私はこれまで「話が抽象的でわかりづらい」と指摘を受けることがあり、この本を読んでみた。
読み終えて、"抽象(的)"の捉え方が変わった。本にも記載があったが、これまで私は 具体=わかりやすい(善)、抽象=わかりにくい(悪)という捉え方をしていた。しかしあくまで具体と抽象の尺度は相対的なモノであり、またどちらかが良い悪いではなく、抽象と具体を往復する思考が大事であるようだ。
関係性や構造の共通項を導き出して単純化するのが抽象化であり、私が指摘を受けていた"抽象(的)"というのは単なる短絡的思考だったのだと気付かされた。
じゃあ具体的にどうやって鍛えるの?とい -
Posted by ブクログ
論理思考やフレームワーク思考など、思考について分類して関係付けて整理
様々な思考方があり各々解説されている本はあるが、全体的に俯瞰して位置付けることによって、新たな気付きも与えてくれる。
知的能力は、材料となる知識力、調理する思考力、接客する対人感性力からなる。
疑うこと、知的好奇心を基としている。
事実は一つで解釈は人の数。
抽象の上位概念で考えたり、なぜと問う。
論理と直感を、守りと攻め、全体で客観と部分で主観としたり。
問題発見と問題解決、発散と収束は別のスキルであったり。
フレームワークは、数直線型と対立軸型と慣用型があり、抜けモレせずに固定された視点で考えやすい。
他にも、プロセ