細谷功のレビュー一覧

  • アリさんとキリギリス

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    【文章】
    とても読み易い
    【ハマり】
     ★★★★★
    【共感度】
     ★★★★★
    【気付き】
     ★★★・・

    ・抽象的にものを考える人をキリギリス、具体的にものを考える人をアリに例えて、「具体と抽象」、「無理の構造」をなぞった内容
    ・今後、AIの発達によって、アリ型のニーズは減ってくる

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    2019年10月06日
  • 仕事に生かす地頭力 ──問題解決ピラミッドと9つのレッスン

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     著者の細谷さんが勤める会社の社長にいただいたので読んでみました。私も常々思っていることと重なるところも多く、私自身の頭の整理にも役立ちましたし、伝え方のヒントも得られました。
     ただ、完全に“好み”の世界ですが、「先生と生徒の会話型」のスタイルは冗長に感じてしまいます。サクッと書けば1/3のボリュームで済むでしょう。

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    2019年04月12日
  • アリさんとキリギリス

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    ものごとの価値観は人それぞれであって、自分の価値観だけで判断するのは危険である。ものごとを善悪や正誤で論じることは難しく、「長所は短所になる」「条件や状況によって正しくも謝りにもなる」ということをアリとキリギリスに例えて解説しており、その切り口が非常に面白く、一気に読み進めることができた。

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    2018年07月19日
  • アリさんとキリギリス

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    【もう、その眼鏡を変えませんか?】

    「お金は汗水垂らして稼がなくてはいけない」 とか「せっかく見つけた仕事なんだから、どんなに辛くても定年まで働かなくてはいけない」とか、そんな古めかしい眼鏡をかけていませんか?決して、その考え方を否定するわけじゃないけど、「この考え方が正しくて、これ以外は間違い」みたいに考えるのはどうだろう?

    もう「正解か間違いか」、「右か左か」という二元論の時代は終わってます。
    大切なのは「Aくんはこうだけど、自分はこうする」と考え、できること。だって、あなたの人生の主人公はあなたなのだから。

    そこで気が付いて欲しいのは古い眼鏡をかけていないか?ということ。誰だって自

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    2018年06月23日
  • アリさんとキリギリス

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    世の中に溢れてる価値観、意見の違いを大胆に二分して解明しようとした本。自分が幸福を感じるのは「キリギリス」的だが、キャリアにおいては「アリさん」的だということが分かった。育ってきた環境、培ってきた経験によって左右されそう。
    「好き」か「正しい」か、二項対立に悩んでる人は読むと楽になるかも。

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    2018年03月22日
  • 考える練習帳

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    これは、とてもためになる本。もう一度しっかりと読み、要点をノートに整理したい。

    いい本人巡り合ったよ。

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    2017年12月12日
  • 考える練習帳

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    変える→
    正解と手本はないけど、リスクと目的がある
    ∴考えるのは必須!

    考える、は
    今あるものだけを使う|情報、時間、資金、人手…
    正解がないと認識する
    ルールよりも本質を見る
    「結果」よりも「機会」の平等
    知らない、に興味が向く

    戦術|いかにして戦いに勝つか
    ↑局所的、部分的、具体的、短期
    ↓大局的、全体的、抽象的、中長期
    戦略|いかにして戦わずに勝つか

    リスクを取る=80:20の20点の方|思考重視

    具体と抽象の「往復」
    →十分な数の具体的を集めて抽象化すること

    考える力と実行力は使い所を弁える!

    「意見は聞いてもアドバイスは聞くな」
    →事実と解釈は別

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    2017年11月21日
  • やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する

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    ネタバレ

    実はイラストを描いているヨシタケシンスケ氏が元々好きで、ある意味ジャケット買いをした本書。

    頭の柔らかさ、というと発想法が先攻イメージとしてあるが、どちらかというと"自分を知る"に重きを置いた一冊。
    知らず知らずのうちに、いろんなバイアスが掛かっている。
    この辺りは言われてみないと判らない事が多いので、自分を知る良いきっかけになった。
    読んで良かった一冊。

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    一般的な「頭が柔らかい」
    ・一つの価値観や考え方に固執せずに、状況や相手に応じて柔軟に変化することができる
    ・他人が考えつかな

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    2017年08月15日
  • アリさんとキリギリス

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    今まで、自分の中でモヤモヤしてた事がスッキリ見えた。自分が、キリギリスだったことを。自分を知る事が出来た一冊。

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    2017年07月01日
  • 会社の老化は止められない――未来を開くための組織不可逆論

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    その通り!
    早く世継ぎを作らねば・・・

    大企業病は病気ではなく老化、すなわち不可逆な事象であるという指摘。企業は生物ではないので病気も老化も比喩的表現ではあるが、分かりやすさからすると心地よい。

    著者は社会を熱力学からのアナロジーを用いて表現するが、自然と社会を単一の抽象化で語れるのかは、個人的に興味深い。局所平衡をキープするために膨大なエネルギーを投入し、ひたすらエントロピー生成を加速させる、すなわち会社を維持するために大量の人員を投入し、価値創出につながらない意味不明な仕事が増え続けると・・・

    <個別ポイント>
    人間心理において「ない」状態は同じでも「元から無い」と「無くなる変化」で

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    2017年05月03日
  • 会社の老化は止められない。--宿命にどう立ち向かうか

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    時間の流れには逆らうことはできないのか。

    不老不死、アンチエイジングなど、人間は古今東西、時代関係なく年齢を重ねることに抗うことを試み続けてきている。

    それが、会社も年を取ると言うのが、著者の論理で有り、私たちも感じるところではないだろうか。

    しかし、本書の中で書かれていることと、人間が取り組んでいることは同じなのかもしれない。時の流れを逆さまにする事はできず、時の流れを遅くすることができるというものであり、人間のDNAというレベルで見ると世代交代を行う事で、DNAは生き続けることができるのである。

    この本は、誰が読めば良いというのではなく、組織人であれば、組織の持つ良さ、弱さを理解で

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    2017年02月12日
  • アリさんとキリギリス

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    アリ、キリギリスの思考を定義する内容。
    お互いの良い所を活かし足りない部分を補うのが組織、社会である事をイメージさせてくれた。
    大規模な組織にいるとアリ思考になり、起業家・フリーランスはキリギリス思考が多い。一部、バランス感覚があり使い分けができる人がいる。
    この先は他人の価値観を理解する柔軟さが、生きやすさ、
    仕事の成果につながってくると感じた。

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    2017年02月09日
  • アリさんとキリギリス

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    タイトルがおもしろく、つい読んでしまいましたが、童話「アリとキリギリス」をモチーフとしたビジネス書ということでした。
    それを「地頭力」の著者が書いているのですから、余計にです。
    童話では勤勉なアリを尊ぶ内容でしたが、今後もそれでいいのか、時代の変化に対応できているのかを疑い、キリギリスが活躍できる時代になっている、と指摘します。
    時代の変化を解説の後、両者が共存についても表しています。人間を単純に2タイプに分けることは難しいのですが、それぞれの良さ、価値観を互いに認識し、今後役割分担していくことが必要です。
    童話の良さを踏まえつつ、現実もしっかり認識していきたいと感じます。


    ▼キリギリスが

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    2017年01月21日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    ネタバレ

    快感だと思うことが能力を最大限に引き出す。無意識状態がアイデアを生む(風呂場など)。1意欲×2体験→ひらめき、3睡眠→記憶の整理整頓と歪み補正、4居場所→安全基地、この4つがチャレンジを生む。行動し、出会い、気づき、受け入れることで成長する。
    仕事には、依頼者の都合だけでなく、「自分の思い」をのせる。なりたい職業よりやりたいことを大事に。
    フェルミ推定は、結論から全体から単純にの問題解決縮図。地頭力(効率)と対人感性力(目の前の人を大切に)をバランスよく使う。
    事例を知ることはメガネをかけかえること。忙しい時こそ身の回りの整理を。

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    2016年12月21日
  • アリさんとキリギリス

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    ネタバレ

    2016年、62冊目です。

    前々作「具体と抽象」に続き、納得感のある程度あった本でした。
    すごく斬新な概念が示されているわけではないですが、”みんな”がうすうす分かっていることを認識していることを改めて整理し、擬人化して表現している本です。
    ”みんな”と表現しましたが、内容からすれば、この本が書けるのは、「キリギリス」のほうということになります。
    川上から川下は見えるが、川下から川上は、見えないということ。
    人間がすべて「キリギリス」となり、AIやロボットが「アリ」になるのが、究極の
    世界なのか?

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    2016年11月23日
  • やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する

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    身の回りで起こっていることの構造を知り、物の見方を変えてみよう。発想を転換してみよう。ということを促す一冊。

    頭のかたい人はそもそもこの手の本を手に取らないから、本を手に取ったあなたは頭が柔らかい。あるいは柔軟な発想をしたいと思っている。と、序文に記されていて、確かにその通りかもしれないと思いました。
    絵本作家のヨシタケシンスケさんが挿絵を描いていて、その挿絵も楽しめます。

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    2016年08月07日
  • やわらかい頭の作り方 ──身の回りの見えない構造を解明する

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    新しいアイデアを出すためには、
    自分から遠い世界の情報を普段から仕入れる

    業界内では、所詮既存品の延長

    問題であることすら認識していない問題、に
    気付く習慣付け。意識。

    水は低きに流れる。
    人間は放っておけば、楽なほうに自然にいく。
    一度楽になると、誰かの力を借りる、道具を使う、など物理現象での解決策が必要。

    PKを外すことができる人は、
    PKを蹴る勇気がある人だけ

    常識、をだすことが思考の停止状態。
    絶対的な目的か、単なる手段の1つか

    数字とは、
    万人が同じ物差しで客観的に比較し、表現する必要がある、時。
    ビジネスとしては有効。
    ただ、全員がわかる最大公約数だから、誰でも理解でき

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    2016年02月20日
  • 「Why型思考」が仕事を変える 鋭いアウトプットを出せる人の「頭の使い方」

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    ○今ある規則やルールには、もともとそれができたときの背景や目的があるはずです。(20p)

    ○Why型思考の人は「そもそも問題そのものが間違っていないか?」ということを常に問いかけて、真の問題を「発見・定義し直すこと」に重きを置きます。(23p)

    ○なぜなぜくんは「なぜ?」の一言でお客様のはじめの一言(what)を「押し返す」という行為によって真のニーズ(why)に迫っています。(133p)

    ★論点思考、クリティカルシンキングと共通であるが、whatとwhyの対比はわかりやすい。

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    2014年10月22日
  • すぐに実行できるのに誰も教えてくれなかった考える力をつくるノート

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    仮説思考=ゴールから逆算して考える。
    単純な考えだが、なかなか実践出来ていない。
    脳の特性(働き)から、どう動くかを考える面白い
    発想。脳科学者ならではの提案だと思った。
    色々なアイディアが詰ってます。
    一つ一つ実行に移したいです。

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    2014年09月30日
  • 会社の老化は止められない――未来を開くための組織不可逆論

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    「地頭力を鍛える」の人が書いた本。ひたすら会社を人に例えるアナロジーで押し切るのだけど、分析自体は頷けるものの「確かにあるある」で終盤まで対策がない。が、そもそもこの手の本で対策や答えを求める方がおかしいと思っているので、私的には十分な内容。

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    2013年12月01日