細谷功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【もう、その眼鏡を変えませんか?】
「お金は汗水垂らして稼がなくてはいけない」 とか「せっかく見つけた仕事なんだから、どんなに辛くても定年まで働かなくてはいけない」とか、そんな古めかしい眼鏡をかけていませんか?決して、その考え方を否定するわけじゃないけど、「この考え方が正しくて、これ以外は間違い」みたいに考えるのはどうだろう?
もう「正解か間違いか」、「右か左か」という二元論の時代は終わってます。
大切なのは「Aくんはこうだけど、自分はこうする」と考え、できること。だって、あなたの人生の主人公はあなたなのだから。
そこで気が付いて欲しいのは古い眼鏡をかけていないか?ということ。誰だって自分の過去の経験から無意識に「これはこうだろう」という眼鏡を通して見てしまう。だから、その眼鏡を外し、初めてそれを見るように見て欲しい。きっと新しい発見がたくさんある。そうやって新しい眼鏡をたくさん手に入れられると人生がどんどん豊かになっていくのです。
人生をもっと豊かにしたい人は是非お読みください。 -
Posted by ブクログ
その通り!
早く世継ぎを作らねば・・・
大企業病は病気ではなく老化、すなわち不可逆な事象であるという指摘。企業は生物ではないので病気も老化も比喩的表現ではあるが、分かりやすさからすると心地よい。
著者は社会を熱力学からのアナロジーを用いて表現するが、自然と社会を単一の抽象化で語れるのかは、個人的に興味深い。局所平衡をキープするために膨大なエネルギーを投入し、ひたすらエントロピー生成を加速させる、すなわち会社を維持するために大量の人員を投入し、価値創出につながらない意味不明な仕事が増え続けると・・・
<個別ポイント>
人間心理において「ない」状態は同じでも「元から無い」と「無くなる変化」ではとらえ方が異なり、変化の方が圧倒的に大きく作用する、これは変化への抵抗、特に減らす、なくすことへの抵抗につながる。 -
Posted by ブクログ
時間の流れには逆らうことはできないのか。
不老不死、アンチエイジングなど、人間は古今東西、時代関係なく年齢を重ねることに抗うことを試み続けてきている。
それが、会社も年を取ると言うのが、著者の論理で有り、私たちも感じるところではないだろうか。
しかし、本書の中で書かれていることと、人間が取り組んでいることは同じなのかもしれない。時の流れを逆さまにする事はできず、時の流れを遅くすることができるというものであり、人間のDNAというレベルで見ると世代交代を行う事で、DNAは生き続けることができるのである。
この本は、誰が読めば良いというのではなく、組織人であれば、組織の持つ良さ、弱さを理解できるということから、誰もが読んだ方が良いと思った。 -
Posted by ブクログ
タイトルがおもしろく、つい読んでしまいましたが、童話「アリとキリギリス」をモチーフとしたビジネス書ということでした。
それを「地頭力」の著者が書いているのですから、余計にです。
童話では勤勉なアリを尊ぶ内容でしたが、今後もそれでいいのか、時代の変化に対応できているのかを疑い、キリギリスが活躍できる時代になっている、と指摘します。
時代の変化を解説の後、両者が共存についても表しています。人間を単純に2タイプに分けることは難しいのですが、それぞれの良さ、価値観を互いに認識し、今後役割分担していくことが必要です。
童話の良さを踏まえつつ、現実もしっかり認識していきたいと感じます。
▼キリギリスが活躍できる社会
①「貯める」から「使う」へ
②シェアエコノミーの拡大
③クラウドコンピューティングの発展
④変化の加速
⑤知識から思考へ
⑥AIやロボットの発展
⑦組織から個人へ
⑧グローバル化と多様性
⑨資本主義への疑問
▼アリとキリギリスの違い
・ストックとフロー
・閉じた系と開いた系
・固定次元と可変次元
▼アリとキリギリスの思考回路の相違
→どちらが正しいというわけではなく、置かれた環境や与えられたミッションによって活躍できる場面が異なる
→互いの違いを認識したうえで上手に役割分担さえできれば、両社の長所を生かしながら共存が可能
<アリ>
・世の中を動かす
・大組織を動かす
・全員に配慮する
・規則を守らせる
・「あるもの」を守る
<キリギリス>
・世の中を変える
・個人を楽しくする
・ニッチに応える
・規則を見直す
・「ないもの」を見つける
<この本から得られた気づきとアクション>
・時代によって求められる人材は異なる。自分がその人材になっているか常に考える
・組織においては、単一の人材だけでは発展はない。状況に応じ、どのタイプがどの程度必要か、それは時期や組織目的によって異なるはず。それを見極める
・一方で与えられた人員の中で、理想的な組織とするためには何が必要か、研修なのか、コミュニケーションなのか。自分ができることは何か
<目次>
第1章 キリギリスの復権
第2章 ストックとフロー 貯めるアリ、使うキリギリス
第3章 閉じた系と開いた系 巣があるアリ、巣がないキリギリス
第4章 二次元と三次元 地に足が着いているアリ、飛ぶキリギリス
第5章 川下と川上 決定論のアリ、確率論のキリギリス
第6章 アリとキリギリスの共存は可能か -
Posted by ブクログ
ネタバレ快感だと思うことが能力を最大限に引き出す。無意識状態がアイデアを生む(風呂場など)。1意欲×2体験→ひらめき、3睡眠→記憶の整理整頓と歪み補正、4居場所→安全基地、この4つがチャレンジを生む。行動し、出会い、気づき、受け入れることで成長する。
仕事には、依頼者の都合だけでなく、「自分の思い」をのせる。なりたい職業よりやりたいことを大事に。
フェルミ推定は、結論から全体から単純にの問題解決縮図。地頭力(効率)と対人感性力(目の前の人を大切に)をバランスよく使う。
事例を知ることはメガネをかけかえること。忙しい時こそ身の回りの整理を。 -
Posted by ブクログ
タイトルや豪華なメンバーによって書かれているので読んで見た。読みやすくて読んでいて参考になったが、期待していたよりも一つ一つの内容が薄かった。茂木健一郎さんの話の中で24ページの筒井康隆さんの夢のエピソードと26ページのペンギンのエピソードが印象に残った。箭内道彦さんの広告の仕事のエピソードはどれも面白かった。73ページの「やりたいことを実現するための仕事って、何種類もあるんだと思います」という言葉が印象に残った。内田和成さんの130ページ自動車窃盗団の話が面白かった。築山節さんの143ページのコーヒーの話が印象に残った。香山リカさんの鬱病の症状の話が印象に残った。