木爾チレンのレビュー一覧

  • #ハッシュタグストーリー

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    それぞれの作者による今を生きる人々の観点から近似して見ることの作品であった。それぞれの作者の本を読んでみたいと感じた。

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    2025年07月23日
  • 夏の匂いがする【無料試し読み版】

    購入済み

    夏だしタイトルに惹かれて試しに読んでみた
    学生時代のあのきらめきと儚さで眩しい。経験したことがないはずなのにありありと想像できる描写の美しさもよかった
    まぁオッサンになった今では眩しすぎる気がしないてもないが(笑)
    続き読んでみようかな

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    2025年07月16日
  • みんな蛍を殺したかった

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    皆んな、蛍が羨ましい。
    外見の美しさで価値が決まるのって、大なり小なりあると思う。
    それが最後とんでもない悲劇を生む。結果誰も幸せにはならない。

    ルッキズムって本当問題だと思うけど、なかなか根深い問題で日本の特に嫌な部分。
    海外では容姿の事を言う事自体タブーだったりするわけで。

    ただの青春イヤミスではなく、日本の社会問題まで考えさせられました。

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    2025年07月06日
  • みんな蛍を殺したかった

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    転校生の蛍は誰もが羨む美少女。
    その蛍がある日死んだ。

    蛍はカースト上位の子でなくオタク3人組と仲良くした。自分もオタクと嘘ついて。
    3人から大切なものを奪う蛍。
    蛍の死の真相と蛍の目的は。
    感想は「The隣の芝生は青い」

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    2025年07月03日
  • 夏の匂いがする【無料試し読み版】

    購入済み

    みずみずしい夏の日々

    冒頭作の「瑠璃色を着ていた」で、みずみずしい夏の日々を思い出した。作品のできあがりの善し悪しよりも、読者にそのような感情を起こさせる力がある作品だと感じた。人の生死をあえて絡ませずに、淡々と思い出を綴ったほうが良かったような気がする。

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    2025年07月02日
  • 私はだんだん氷になった

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    黒歴史シリーズ。『みんな蛍を殺したかった』がイヤミスとして独特の読後感で、また読みたくなって購入。
    『みんな蛍を殺したかった』を読んでからこちらの作品を読むことを勧める。地続きでちょっとした関連があり、その部分の味が違ってくる。

    周りにも自分にも絶望した人たちが、運命のいたずらとも言える縁に振り回されながら、希望を感じたり、また絶望したり。
    誰かに助けてもらえるわけもなく、事態が好転する見込みも全くない中で、自分を冷静に俯瞰することで絶望的な状況を受け流そうとしたり、やり過ごそうとしたり、乗り越えている。その健気さに“がんばれ”とか“頑張ったね”と声をかけてあげたくなる愛おしさを感じた。

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    2025年06月18日
  • 私はだんだん氷になった

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    ネタバレ

    最後に救いがあってよかった。
    意図的なんだろうが、ところどころ混乱する描写がありやっぱり読みにくくもある。

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    2025年05月29日
  • 貴女。

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    多彩な百合小説が読めるアンソロジー。
    いやあ、どれも面白いんだよねえ。
    織守さんの百合、めっちゃ可愛いかったな。
    何から何まで微笑ましい。
    青崎さんの戦国時代百合は斬新。
    首師を主人公にするところがまた良い。
    あの結末もこの時代ならでは。
    でも一番気に入ったのは斜線堂さんの百合ですね!
    個性的なキャラと二人のコミカルなやり取りが楽しい。
    ある瞬間、頭に描いていた物語の印象がくるりと反転するあの感じもたまらない。
    もう全部好きだ。

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    2025年03月30日
  • みんな蛍を殺したかった

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    ネタバレ

    久しぶりにしっかりイヤミスだった。
    誰も救われなくて悲しい…でも栞だけは救われたのかな。蛍の妹が物語の全ての元凶だったわけだど、元を辿ると蛍の実の母親が蛍を捨てて栞の父親と結婚したこと、または栞の父親が栞の実の母親の美月を捨てて蛍の母親と結婚したことなのか。
    最後、蛍の父親と思われる人がホームレスとして現れるのも良くできすぎていたけど、面白かった。
    栞も蛍も生きたまま友達として生きていければよかったね。ヲタクが一概に気持ち悪いというのは違うと思うけど、気持ち悪いと虐げられる人達がヲタクの道へ走る構造みたいなのがなんとなくわかった。(うーんなんか言語化難しいな)

    【以下読み返した時に内容思い出

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    2025年03月27日
  • 私はだんだん氷になった

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    途中までだいぶカオスだったけど、最後の方はスンッとおさまって、感動もんだった。
    読みやすかったです。

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    2025年02月27日
  • 夏の匂いがする

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    デビュー作をまたこうして本で出会えたこと、逆サイドからの話も読めたこと、過去のチレンちゃんの作品に出会えたこと全てが嬉しい。
    あずきちゃんが懐かし過ぎてその後作者どうなってるのかとか調べちゃったくらいには同世代

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    2025年02月22日
  • 私はだんだん氷になった

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    木爾チレンさんのこれまでに読んだ作品は、3冊でこれが4冊目になります。この作品を読む前に「みんな蛍を殺したかった」の作品を読むことをオススメします。木爾チレンさんは、若者向け作品が多く、内容も現代社会をテーマにしている作品が多いので、そういった方には特にオススメです。適度なボリュームで、6時間前後で読み終わります。

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    2025年02月02日
  • 二人一組になってください

    購入済み

    描かれる友情や伝えたいことには納得ができない部分もあったけど、なんだかんだで、泣きながら読んでしまった。
    私が高校生の時だったら……と考えると2回目くらいで死んでしまいそう。怖い。

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    2024年12月28日
  • みんな蛍を殺したかった

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    伏線だらけの作品でした。なんてことない日常から蛍の死をきっかけに徐々に雲行きが怪しくなり、伏線が回収されていく様は読んでいて気持ちよかったです。しかし、待っているのは人間の複雑な負の感情が絡み合う悲しい結末でした。とても読み応えがあり、一気読みできる作品です。

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    2024年11月21日
  • #ハッシュタグストーリー

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    ファインダー越しの私の世界 良かった
    このままこの人の中に溶けちゃいたいって思うくらい大好きだった人と過ごした時間は、
    たとえ別れてしまって今はもうどこで何をしてるか分からなくても、いつまでもこうして温かい気持ちにさせてくれて自分を励ましてくれるかけがえのない大切な宝物になる。。

    あの頃の自分が今の自分をなんとか生かしている。

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    2024年11月04日
  • みんな蛍を殺したかった

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    予想以上に人物相関が緻密に作り込まれており、あまりストーリーに響かなさそうな人物が、違う場面で登場していたりと伏線回収も多く読み応えがありました。

    「みんな誰かを殺したいほど羨ましい」という作品帯にある言葉通り、
    各々の満たされていない部分を
    他の人に当たったり奪おうとしたり、存在が消えることを願ったりと、高校生という多感な時期の苦しい葛藤やドロドロとした承認欲求が垣間見えます。

    他の方も書いてある通り、ドラマ化やアニメ化に向いていそうな作風だと思いました。
    スラスラ読めるので通勤読書におすすめ!
    ただ全体的にドロドロ暗いので元気な時に読みたいです笑

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    2024年10月26日
  • 貴女。

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    百合小説、初めて読みました。
    ってか、百合小説って言葉知らんかったし…

    でも、面白かった❤️
    短編で読みやすいし、可愛いお話あって、面白かった‼️

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    2024年10月17日
  • みんな蛍を殺したかった

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    蛍と3人のオタクについての話。1人1人に辛い出来事、過去があってそれと向き合って生きている。メリーバッドエンドな物語だった。終わり方がスカッとしてないのでモヤモヤした。

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    2024年10月14日
  • 貴女。

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    百合短編。どれも趣向凝らして、面白かったです。青崎有吾「首師」が一番好きでした。
    「恋をした私は」武田綾乃
    園芸部の地味な私は転校と引っ越し嫌で、離婚した父の方に同居、父の不倫相手と暮らす。不倫相手は美しく、私をも磨いてくれた。でも、高校卒業したら、家をでないといけないの?彼女とは他人?
    「雪の花」円井挽
    私はずっと家のために過ごさせられた。突発的に父を殺したが、アリバイは作れるのか?逡巡する私はふと、女性から貰ったものを思い出す。
    「いいよ。」織守きょうや
    私はテストで二位。一位を探しに弓道部に行き、もともと友人の友梨佳と、一位の清良を見て、清良の美しさに虜になる。
    「最前」木爾チレン
    落ち

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    2024年10月06日
  • みんな蛍を殺したかった

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    自分だけが悩んでいるわけではない。人にはそれぞれ悩みがあってその悩みを他人には理解してもらうことができずに生きている人がいる。また、自分が大切にしているもの、考えていることを奪われることの恐ろしさというものが表現されていた。

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    2024年09月01日