木爾チレンのレビュー一覧

  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    やっぱり木爾チレン先生は嫉妬心を描くのが上手すぎる。以前"みんな蛍を殺したかった"を読んだときにも同じようなことを思ったような気がします。
    冴理は天音を心底憎んでしまうほど小説を愛していたけど、天音は小説を愛していたというより冴理の書いた小説を愛していたのではないかと考えてしまって、そう思うと切なくて苦しくなります。
    もっと違う出会い方があればと思うのと同時に、これが冴理と天音にとって1番良い物語だったのだろうとも思えますね。
    帯に書かれていた町田そのこ先生の言葉が全てを代弁してくれているような気がします。心が叫んで苦しいよー。

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    2026年01月06日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    半端じゃない傑作
    主人公の壮絶な人生を擬似体験した気分
    特に冴理には深く感情移入した
    ものすごく胸が痛くて、同じ状況なら自分も死を選択するだろうと思う
    でも死にたいくらい惨めな時間があったから冴理は大作を書いたし、どんな気持ちで過ごした夜も無駄ではなかったのだと本当に思った
    総じて良い人生だったようにみえる

    天音が冴理の小説を読んだ時に「暗闇にいるのは、毒を持っているのは、痛みを知っているのは、自分だけではないと安堵した」と言っていたが、私もこの小説を読んでいて天音と同じ気持ちだった

    読むペース遅い私が2日で読んだ!

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    2026年01月04日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    悪悪悪
    善なんてものはこの世界には存在しない。
    なのに、、こんな惹き付けられるシリアルキラーは他にはきっと存在しない。

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    2025年12月22日
  • 哀を飲む

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    最近気になっている作家さん、木爾チレンさん。今回の短編集は、少し大人の恋愛小説。ときめいたりはしないのですが、文章一文一文から空虚な印象が伝わってきて、じんわりと胸に染み込みます。素敵な作品でした。

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    2025年12月08日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    すごい素敵
    共感
    どんどん続きが読みたくなる
    好きな男の子と好きになってくれる男の子の正反対な描写が好き

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    2025年11月29日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    恋とは無意識に支配されることなのだと思う。
    かみなりにうたれるのは怖いけど、かみなりの光は綺麗だと思う。あの衝撃を私が受けたようにあなたにも受けて欲しいのに、わたしはかみなりでなく静電気。パチッとなるだけ。目には見えないし、ほんの少し触れ合うことでしか感じられない。人を好きになるのは痛みも感じるのだ。
    初めての恋。ただひたすら突っ走る未夜子。頭も弱く顔しか取り柄もないけれど、そんな姿がとても愛おしい。

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    2025年11月29日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ちょっと怖い系は苦手だったのですが、木爾チレンさん目的で購入。

    シリアルキラーという言葉を初めて知りました。
    色んな所に普通に潜んでいると思うとぞっとしますが、その物語の人物たちにも背景があり、ルールがあり、そう思うと納得する部分もあって、この世界の色んな対局な事って紙一重とか裏表って言われてるけど、本当にそうだなって。

    心理戦がある作品があったりしてとても面白かったし、どの作品も良かったですが特に木爾チレンさんの作品はとても良かったです。

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    2025年11月26日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    5人の作家さんによる、短編集なのですが、
    あまり短編集って好んで読まないんですけど、
    好きな作家さんが多かったので、買ってみました。
    読み終わった最初の感想としては、
    どれもが圧巻の作品でした。
    流石、今話題の作家さんたちだな、という印象です。
    一気読みしました。
    ページをめくる手が止まらなかったです
    個人的にはチレンさんの脳JILLが一番好きですね
    元々チレンさんの作品どれもすごく好きなんですけど、
    次はこう来たか、!!という圧巻の出来でした。
    チレンさん、次の本も待ってます

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    2025年11月24日
  • 哀を飲む

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    愛を失った時、自分は愛される存在ではないと知った時、色々な愛が自分の手からこぼれ落ちた時の哀しみ。
    それ私の舌を通って喉を通り私の中を巡る。私の中を通ってゆっくりと時間をかけて排出される。どんな哀も、私の中にとどまり続けることは無い。
    だから、今だけは哀しみを美味しく召し上がれ。

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    2025年11月23日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    5人のシリアルキラーが登場し、豪華!
    今をときめく有名な作家さん達のアンソロジーで、どのお話も面白くて、あっという間に読んでしまいました。個人的には木爾チレンさんのが好みでした。

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    2025年11月19日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    読み終わってしまったのが惜しいほど、豪華な詰め合わせ。登場するのはどんなシリアルキラーなんだろう?とわくわくしながら読みました。
    作者さんによって全く異なるシリアルキラーが描かれている。

    ・木爾チレンさん「脳JILL」
    ・くわがきあゆさん「私の伴侶」
    この2作品が特に好きでした!

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    2025年11月19日
  • 私はだんだん氷になった

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    きなチレンさんの「みんな蛍を殺したかった」に続く黒歴史シリーズです。きなチレンさんは大好きな作家さんでサイン会にも参加したことがあるんです!
    今回はアイドルの推し活が次第にヒートアップした人など、、、私から見ても正直痛いなと思う人ばかりがでてきて、もう引き返すことは出来ないという感覚になっていきました。ラストはちょっとある意味予想外だったかもです!次の作品にも期待です!

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    2025年11月17日
  • 貴女。

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    どの作品も味わいが多種多様でとても良かった。
    特に、織守さんの百合が心にブッ刺さって、読んでいる間ずっと胸キュンが止まらなかった。ずっとハッピーな雰囲気なのに、感情描写の一つ一つに質量があって良かった。

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    2025年11月16日
  • 哀を飲む

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    ネタバレ

    「哀を飲む」という表現がぴったりな短編集だった。正常な世界なんてものはどこにあるのか分からない。本物の愛も分からない。孤独が何かも分からない。年を重ねたら何か変わるのだろうか。人それぞれ生きる世界がある。どの話を読んでいても苦しくて、ほんの少し美しくて、とてつもなく哀しい。
    「この短編集の飲み方」は最後に読んだ。何だか涙が出た。本の帯にもある、「人生のほんのひとときくらいは、哀しみを味わうのも悪くない。」という言葉がずっと心に残っている。

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    2025年11月14日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    不思議な本だった。
    チレンさんを知ってから単行本を探したけどなくて,,,
    やっと読めることが嬉しかったです。
    これがデビュー作だなんてすごい!
    そして原点はやはり美少女。

    あとがきもすごく良かったです。

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    2025年10月02日
  • みんな蛍を殺したかった

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    著隣の芝は青い。他人の屋根は赤い。
    いつの時代の誰の人生においても不変であるこの事実は、悲しいことに当人には到底受け入れられないものであり、気がついた時には手遅れであることが多い。
    本書の登場人物達も例外ではなく、所謂「腐った」環境に身を置かれ続けた結果、自身の人生をも腐食させていく痛々しさが顕著に表現されており、彼女達の行く末に目が離せなかった。
    平成レトロという言葉に傷つく世代になって久しいが、当時の流行や情景、はたまた教室の臭いまで思い出せるような時代描写は、色々な感情を呼び覚ましてくれる。
    あの時の自分は誰かを羨んでいたのだろうか?そして誰かに殺したいほど羨まれていた?今となっては知る

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    2025年10月01日
  • 夏の匂いがする

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    学生時代のいちばんの友達、大人になって会わなくなった今もちょっと特別な感情ある。10代女子ってそういうもん。

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    2025年09月15日
  • みんな蛍を殺したかった

    匿名

    購入済み

    面白すぎて一気読みしました!

    最近小説を買っても最初の数ページで飽きて放置していましたが、本書は時間を忘れて一気読みするほどのめり込んでいました。
    おそらく自分の中にもある近い感情が登場人物を通してたくさん表現されていたから共感してしまったのだと思いました。面倒な人間関係にちょっと疲れていましたが、吐き出せない感情がすっきりしました。面白いので是非おすすめします。

    #ドキドキハラハラ #感動する #ドロドロ

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    2025年05月12日
  • 貴女。

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    待ってました、な百合小説アンソロジー。お気に入りは、織守きょうや「いいよ。」。幸せたっぷり。定番の記憶喪失モノ斜線堂有紀「最高まで行く」も好き。円居挽「雪の花」は高河ゆんの扉も相待って良い。共犯者モノ好き。

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    2025年04月29日
  • 私はだんだん氷になった

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    ネタバレ

    色んなこおりが…
    途中で…ん?ってなることも多かったけど、こういうやつに多めのあの人とこの人が知り合いで何年後に別の人と知り合ってそれがあの人と繋がりあって同じ事を繰り返す、みたいなタイプ。
    ただ、最後が救われて良かったなぁ…

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    2025年03月20日