木爾チレンのレビュー一覧

  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    5人のシリアルキラーが登場し、豪華!
    今をときめく有名な作家さん達のアンソロジーで、どのお話も面白くて、あっという間に読んでしまいました。個人的には木爾チレンさんのが好みでした。

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    2025年11月19日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    読み終わってしまったのが惜しいほど、豪華な詰め合わせ。登場するのはどんなシリアルキラーなんだろう?とわくわくしながら読みました。
    作者さんによって全く異なるシリアルキラーが描かれている。

    ・木爾チレンさん「脳JILL」
    ・くわがきあゆさん「私の伴侶」
    この2作品が特に好きでした!

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    2025年11月19日
  • 神に愛されていた

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    泣いた。私の知らない愛の深さを見ることができました。木爾チレン先生があとがきに“私はこの小説がとても好きだ。”と書かれていましたが、私もとても好きです。

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    2025年11月19日
  • 二人一組になってください

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    すごく読み応えがあった…!!

    結末が気になって、半日で読み切った)^o^(

    スクールカースト恐ろしすぎる… 。

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    2025年11月21日
  • 神に愛されていた

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    神に愛されていた/木爾チレン
    久しぶりに心に響く名作に出会えた。
    愛情、嫉妬、憎悪、尊敬、色んな感情が入り乱れてごちゃごちゃになりました。
    痛みの連鎖、タイトル意味、終わり方、最高でした。
    またいつか再読したいと思える傑作でした。
    ありがとう。

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    2025年11月19日
  • 神に愛されていた

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    若く才能溢れる女性作家の冴理と天音。片や貧困から、片や病から抜け出して名声を手にし、互いの才能を認め合いながらも真反対に行き違う2人の天才の愛憎の物語。

    書ける/書けない
    売れる/売れない
    期待される/期待されない(応えられない)
    成功の影にある焦燥と孤独⸺どれも作り話とは思えない生々しさがあって圧倒された。冴理と天音の互いへの嫉妬と羨望が混ざり合い、渦巻きながら紙面越しにこちらに押し寄せてくるような感覚。
    2人の視点が変わると見え方もがらりと変わる。嫉妬心が生んだ狂気の行く末が悲しくもあり、美しくもあり。

    決して軽く読み流せない内容の重さなのに文体は軽やかで読みやすく、あとがきから作者の

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    2025年11月19日
  • 神に愛されていた

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    先生の名刺になりそうな作品。
    狂った愛と、創作の痛み。

    まさに木爾チレン先生自身が「膿を絞るように」書かれたのだろうなと思うほど、創作の痛みを感じます。
    前半は1人の女性作家人生が淡々と続きます。
    けど、後半が狂気。
    女性作家を愛するが故に拗れていく女性作家の人生が絡んでくる。
    たしかに、なんとなく『夜は短し 歩けよ乙女』っぽい構図な気がします。
    果たして天音は、人生あれで良かったんだろうか…

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    2025年11月18日
  • 私はだんだん氷になった

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    きなチレンさんの「みんな蛍を殺したかった」に続く黒歴史シリーズです。きなチレンさんは大好きな作家さんでサイン会にも参加したことがあるんです!
    今回はアイドルの推し活が次第にヒートアップした人など、、、私から見ても正直痛いなと思う人ばかりがでてきて、もう引き返すことは出来ないという感覚になっていきました。ラストはちょっとある意味予想外だったかもです!次の作品にも期待です!

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    2025年11月17日
  • 神に愛されていた

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    薄々と感じてはいたものの、天音の愛は想像を超えた。いや、天音だけでなくこの一冊に本当の愛が詰まっているように思えた。最後に持ってきたこの作品のタイトル、心を掴まれました。

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    2025年11月16日
  • 貴女。

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    どの作品も味わいが多種多様でとても良かった。
    特に、織守さんの百合が心にブッ刺さって、読んでいる間ずっと胸キュンが止まらなかった。ずっとハッピーな雰囲気なのに、感情描写の一つ一つに質量があって良かった。

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    2025年11月16日
  • 神に愛されていた

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    もう面白くて面白くてあっという間に読み終わった。

    視点が変わるだけでこんなにも違うのかと…!
    本当に狂気の物語すぎて恐ろしい!!!!


    文体も読みやすくて好きでしたჱ̒  ᷇ᵕ ᷆ )

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    2025年11月15日
  • 哀を飲む

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    ネタバレ

    「哀を飲む」という表現がぴったりな短編集だった。正常な世界なんてものはどこにあるのか分からない。本物の愛も分からない。孤独が何かも分からない。年を重ねたら何か変わるのだろうか。人それぞれ生きる世界がある。どの話を読んでいても苦しくて、ほんの少し美しくて、とてつもなく哀しい。
    「この短編集の飲み方」は最後に読んだ。何だか涙が出た。本の帯にもある、「人生のほんのひとときくらいは、哀しみを味わうのも悪くない。」という言葉がずっと心に残っている。

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    2025年11月14日
  • 二人一組になってください

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    やっぱこういう本いいね
    なんかすごいなんか現実味があって自分のこととしても当てはまるようなお話だからなんか(いじめとは)とか(友情とは)とか色々考えさせられた

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    2025年11月03日
  • 二人一組になってください

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    「二人一組になってください」いつも自分とペアになってくれる子がいる人にはなんの気もなしにこの言葉を聞けるが、いつも余ってしまう子、特定のペアがいない子にとっては、処刑レベルの言葉である。私も女子校に憧れがあったが、生々しい女子の友だち関係、嫌いなのに媚びを売って嫌われないようにしている様子など、本当にリアルに描かれていて、黒い感情と、分かる、分かる、と共感の気持ちと。リサと雨凛がウザすぎる。あの二人が教室にいるだけで、あの子たちに嫌われたら終わりみたいな雰囲気になってしまい、楽しいはずの教室が曇ってしまう。仲良しに見えたはずが、デスゲームになるとお互いを陥れ、早く殺す方法を考えていたなんて。極

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    2025年11月01日
  • 二人一組になってください

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    一体どうやればこうなるのかな、という理屈をすっ飛ばしてエンターテインメントに持っていく姿勢に好感が持てた。もっとドロドロとした話なのかと思いきや小難しいところは飛ばしてデスゲームに持っていくところが実にいい。
    もちろんドロドロとしているのは間違いないのだ。嫉妬に本音、この場だから溢れ出すあれやこれや。これが胸に突き刺さる。結末に至り、そんなのありかよ、と悲しくなった。たかがエンターテインメントだが、いやだからこそなのか胸に突き刺さる。

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    2025年10月28日
  • 二人一組になってください

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    少し前から気になっていた一冊です。
    気になっていたこともあり、一気読み。
    人がばんばん死ぬけどあらすじから面白いやつだ、
    という確信めいたものがありました。
    そしてやっぱり面白かった。
    女子特有の嫉妬心、裏切り、事細かに描かれていてGood
    チレンさんの本すごく好きで、殺戮の天使なども狂おしいほどに好きで、何回も何回もついつい読んでしまいます。
    定期的に読みたくなってしまうお気に入りの一冊

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    2025年10月26日
  • 二人一組になってください

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    「二人一組になってください。誰とも組めなかった人は失格になります。」卒業式直前に急遽始まったデスゲーム。クラスのカースト表のしおりを見ながら、頭を整理して読みました。いじめの重大さ、深刻さなど、考えさせられるお話でした。続きが気になって一気読みの作品でした。

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    2025年10月17日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    不思議な本だった。
    チレンさんを知ってから単行本を探したけどなくて,,,
    やっと読めることが嬉しかったです。
    これがデビュー作だなんてすごい!
    そして原点はやはり美少女。

    あとがきもすごく良かったです。

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    2025年10月02日
  • みんな蛍を殺したかった

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    著隣の芝は青い。他人の屋根は赤い。
    いつの時代の誰の人生においても不変であるこの事実は、悲しいことに当人には到底受け入れられないものであり、気がついた時には手遅れであることが多い。
    本書の登場人物達も例外ではなく、所謂「腐った」環境に身を置かれ続けた結果、自身の人生をも腐食させていく痛々しさが顕著に表現されており、彼女達の行く末に目が離せなかった。
    平成レトロという言葉に傷つく世代になって久しいが、当時の流行や情景、はたまた教室の臭いまで思い出せるような時代描写は、色々な感情を呼び覚ましてくれる。
    あの時の自分は誰かを羨んでいたのだろうか?そして誰かに殺したいほど羨まれていた?今となっては知る

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    2025年10月01日
  • 夏の匂いがする

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    学生時代のいちばんの友達、大人になって会わなくなった今もちょっと特別な感情ある。10代女子ってそういうもん。

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    2025年09月15日