木爾チレンのレビュー一覧

  • みんな蛍を殺したかった

    匿名

    購入済み

    面白すぎて一気読みしました!

    最近小説を買っても最初の数ページで飽きて放置していましたが、本書は時間を忘れて一気読みするほどのめり込んでいました。
    おそらく自分の中にもある近い感情が登場人物を通してたくさん表現されていたから共感してしまったのだと思いました。面倒な人間関係にちょっと疲れていましたが、吐き出せない感情がすっきりしました。面白いので是非おすすめします。

    #ドロドロ #感動する #ドキドキハラハラ

    0
    2025年05月12日
  • 貴女。

    Posted by ブクログ

    待ってました、な百合小説アンソロジー。お気に入りは、織守きょうや「いいよ。」。幸せたっぷり。定番の記憶喪失モノ斜線堂有紀「最高まで行く」も好き。円居挽「雪の花」は高河ゆんの扉も相待って良い。共犯者モノ好き。

    0
    2025年04月29日
  • 私はだんだん氷になった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    色んなこおりが…
    途中で…ん?ってなることも多かったけど、こういうやつに多めのあの人とこの人が知り合いで何年後に別の人と知り合ってそれがあの人と繋がりあって同じ事を繰り返す、みたいなタイプ。
    ただ、最後が救われて良かったなぁ…

    0
    2025年03月20日
  • みんな蛍を殺したかった

    Posted by ブクログ

    途中相関図がややこしくなるけど、読みやすい文章で一気に呼んでしまいました。
    最後の一文まで見事なイヤミスっぷり。
    実写化してほしー!

    0
    2025年03月20日
  • 私はだんだん氷になった

    Posted by ブクログ

    1人のアイドルを推した様々な人の話。
    現実と偽りの現実の中で生きがいを探し続けている話だが途中はなかなかの展開で。。

    でも、最後は現実世界で生きたいと強く思ったあたりで泣かされました。。最後の親子のシーンは良かった。。

    これは現実世界でもある話なんだろうと思う。

    0
    2025年03月19日
  • 二人一組になってください

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    親友といじめ

    いじめを庇ったが故に標的にされ虐められる。
    そんなことがあっても、親友を信じて待っていたのに、いつになっても話しかけてくれない悲しさ、怒り、恨み
    それでも、親友だと思っていたはずだった
    だか、心は違った

    自分が虐められるのが嫌で、いじめを停められなかった、話しかけられなかった
    そんな過去と向き合いながら、高校生活を送る

    ムカッとするところもあり、最後は一人一人の想いも知れるいい作品でした。

    #ドロドロ #切ない #泣ける

    0
    2025年02月24日
  • 貴女。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めっちゃ好きです!
    完全にパケ買いしたんですけど、ただの百合のいちゃらぶのアンソロジーじゃなくて、ミステリ要素だったり時代要素だったり、もちろん王道な百合だったりと色んな種類の百合小説が読めて大満足です!帯に書いてあった「〝百合〟ってこんなにも自由。」になるほど!ってなりました。それぞれの小説の初めにイラストレーターさんが書かれたイラストが入ってて物語にあってて想像しやすくてすごく素敵です!

    0
    2025年02月01日
  • 貴女。

    Posted by ブクログ

    初めて百合小説を読んでみましたがめちゃくちゃ良かった!あと表紙が良すぎマジ大好き。2024年マイベスト表紙賞あげちゃう♡

    0
    2025年01月27日
  • 夏の匂いがする

    Posted by ブクログ

     本書は、木爾チレンさんが初期に書いた小説を主に、改稿作品も交えて、5つの作品を集めた本です。暖房の効いた部屋で、夏の匂いを感じながら作品を読み進めましたw

     各作品のあとには、木爾さんが作品についての思いを綴っておられます。
    「溶けたらしぼんだ」という作品のあとには、わたし(みのり)が言葉にしたかったことが綴られていました。

     「改めて読み返すと、当時は本当に感性だけで書いていたなと、そう感じた。でも、そういう衝動のようなものが、小説には必要だし、洗練された文章より、心から湧き出る粗削りな文章のほうが、人の胸を打つ場合がある。」

     そのとおりだと思います。


     おさめられている5つの

    0
    2025年01月25日
  • 二人一組になってください

    購入済み

    二人一組になってください

    中高の日常の風景をテーマに一人一人が心の中で思ってることが顕になってきていて、面白かった。

    #ドロドロ

    0
    2025年01月11日
  • 夏の匂いがする

    Posted by ブクログ

    【美少女】の原点はここにある気がする。
    ご本人の解説付きでチレンさんの内部を見たような気がした。

    この本で最初の『瑠璃色を着ていた』は私の心をガッツリ掴んでくれました。
    1番好きかも。

    挿絵に線香花火が描かれているんだけど、その絵を見てたら花火の匂いを思い出した。

    冬のクリスマスの季節なのに夏の本を読んで、学生時代を思い出す。
    何とも不思議な体感をした作品でした。

    0
    2024年12月22日
  • みんな蛍を殺したかった

    Posted by ブクログ

    皆それぞれに苦しさがあって、コンプレックスがあって、エゴがある。美しくは無いかもしれないけれど、絶望的かもしれないけど、いい事ないかもしれないけど、救いはある。みたいな。
    他の作品にも共通するところだけれど、10代の負の感情を容赦なく描く作者。

    0
    2024年12月19日
  • 貴女。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作アンソロはエッジが効いた作品が多かった印象。個人的に百合は甘味を求めて嗜むのが好みなので、今作のほうが感覚にフィットした。とはいえミステリ作家が多いので、単に好き→好かれていちゃいちゃ、だけではない工夫?を面白く読んだ。
    織守さんの「いいよ」は正に「こういうのでいいんだよ!」(孤独のグルメ的な)とゆっくりじっくり楽しみました。いい百合だった…。
    収録順に感想
    武田→オチは読めるとしても印象に残る作品。地味なイモ子が大人の女性に磨かれるとか、タイプ違いのかわいい親友に密かに思われてるとか、百合への目配せが嬉しい
    円居→これも百合、そうか百合かぁ。面白い。
    木爾→アイドル…。文章が今風
    青崎→

    0
    2024年10月26日
  • 貴女。

    Posted by ブクログ

    本タメで紹介されていて面白そうだと思ったので手に取った。
    武田綾乃、円居挽、織守きょうや、木爾チレン、青崎有吾、斜線堂有紀の6人による百合小説アンソロジー。
    どれも違った百合を表現していてとても良かった。

    0
    2024年10月24日
  • 殺戮の天使 3 ONCE IN A BLUE MOON

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最高でした……!!
    ページをめくる指が止まらず一気に読み終わってしまいました。
    ラストに近づくにつれ内容を知っているにも関わらず涙が出てしまい、すっかり殺戮の天使の世界に入り込んでいました。
    木爾チレン先生が殺戮の天使を自分に取り込んで書いてくださった素敵なノベライズだと思います。

    0
    2024年10月22日
  • 殺戮の天使 2 BLESSING IN DISGUISE

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ゲームプレイ時はグレイ神父に対して、味方であり敵というか…殺戮の天使内では比較的まともな人だと理解していたのですが、決して好きにはなれない人でした。
    ただ、本を読んでみて変わらずグレイ神父の頑固さをしっかり表現してくださっている上に、本人も自分が頑固だという自覚があったことを知り以前よりグレイ神父のことが好きになりました。
    こういった新発見がノベライズの醍醐味だとしみじみ思います。

    0
    2024年10月22日
  • みんな蛍を殺したかった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    しっかり嫌ミス、ちゃんと胸糞。面白くて、キャラクターの深掘りが特に印象的だった。
    デュビアなどのヤバい描写も多いけれど、何よりストーリーの謎の仕掛け方が魅力的で「なんで?」と「そういうことか!やられた!」の絶妙な間。うまい。

    ストーリーは女子高生4人の群像劇。

    舞台は2007年、京都の私立女子校。
    猫井栞、五十嵐雪、大川桜の3人は生物部に所属している。この3人の目線が交互に綴られ、物語が進んでいく。

    生物部とはいっても一匹だけいるアロワナに餌をやるだけで、活動はなし。スクールカーストの底辺にいる3人は、放課後そこで小説を書いたり、漫画を読んだり、ゲームに熱中したり。要は『オタクの巣窟』と

    0
    2024年09月27日
  • みんな蛍を殺したかった

    Posted by ブクログ

    高校生のお話。
    自分の高校生の時と世代が違い過ぎて笑。
    現代の子達は日々生きていくだけで大変な事が多いんだなぁ…自分だったら乗り越えられるかな?と考えてしまいました。ツライ

    0
    2024年08月31日
  • 私はだんだん氷になった

    Posted by ブクログ

    薄い膜が割れないように生きていた少女の頃とは違う、分厚い氷に覆われた私の心は今、どんな問いかけがあろうと傷つくことはない。(p.12)
    「ほらね」とでも言い出しそうな清々しい顔をして、適当な分量で作ったホットケーキを焼いてくれた。表面は美しい色をしていたけれど、裏側は焦げていて炭の味がした。あれはきっと、母の気持ちをそのまま表していた。(p.43)
    相手が傷つかないようーそれは結果的に自分が傷つかないように、私は嘘を吐いてしまう。
    本当の言葉は心の中で凍らせてしまう。(p.47)
    少しでも時間があればスマホの画面に触れ、落ち込むことがわかっているのに、わざわざ輝いている誰かの投稿を見にいってし

    0
    2024年08月19日
  • 私はだんだん氷になった

    Posted by ブクログ

    最高でした!!
    読み終わったあとの余韻が凄いです!
    点と点が全て繋がった時にそういうことか!と納得しました

    0
    2024年08月10日