木爾チレンのレビュー一覧

  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    阿津川辰海 「シリアルキラーvs.殺し屋」
    木爾チレン  「脳JILL」
    櫛木理宇   「テキストブック・キラー」
    くわがきあゆ 「私の伴侶」
    結城真一郎 「ご乗車の際は」

    なにせ登場人物がシリアルキラー、どんな不幸な目に合っても自業自得と安心して読めた。
    チレンさんの華麗な殺人者のお話が面白かったな。
    櫛木さん、くわがきさんは、まあまたよくも絶妙に嫌な気分にさせるお話のことだ。(感心)
    生殺与奪の権というワード、某有名漫画を連想して仕方ありませんでした。
    タイトルと企画の勝利。

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    2026年05月05日
  • 二人一組になってください

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    ある女子校の卒業式直前に、担任教師により【特別授業】が始まった。二人一組になってください。誰とも組むことができなかった者は失格となります。
    失格とは死ぬことを意味していた。
    一軍、二軍、三軍とヒエラルヒーのような階層に分かれているが、果たして彼女達に本当の友達はいるのだろうか。
    読み物として、まあ面白いかな。

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    2026年05月02日
  • 二人一組になってください

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    私は読んでいて面白かった。
    それぞれの生徒がスクールカーストの中で自分の立ち位置を認識し不満を感じる者や満足している者などの心情が描かれていて面白かった。
    最終ゲームから最後にかけては意外な展開でした。
    個人的にそれぞれの死に方についてもっと解説があっても良かったのではと思った。

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    2026年04月27日
  • 神に愛されていた

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    あとがきに1番グッときた。プロの作家の世界を垣間見ることができた。才能と努力の両方が必要な世界で戦うことの厳しさと、それに伴って生まれる強い感情をこの小説を通して体験して、しんどい人生だけど強い意義も感じられる人生なのだなと思った。

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    2026年04月27日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    想像してたものと全く違っていたけど面白かった。
    ひとことで言えば、デスゲームなんだけども、一人に焦点が当たって、こんな子もいるかもなとか、こんな関係もあるかもなとか思えるものだった。
    最後に、時間が戻るとかそんなことが起こるのを期待したけど違ってた。その後があったのがよかった。
    留津ちゃんみたいな立場の子も、沢山いるのだろうなと思った。みんなで仲良くできるのがいいけれども、学校に限らず、優しい人の声は小さかったりするんだよなと常に思う。

    本の内容とはずれるけども、意地悪なことをしてきた人で教師を目指している人を知っている。大袈裟かもしれないけれども、人の痛みが分からない人が教師を目指すのかと

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    2026年04月25日
  • 二人一組になってください

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    女子高バトルロワイヤル。結構綺麗にさらっと終わった感じ。女の子の世界ならではの陰湿というかなんとも言えない不快感が過去の回想で出てきた。
    無意識の悪意による虐めは確かにあると思うし、登場人物それぞれの心情もなんかわかる気がする。
    結局このクラスの生徒たちは皆どこかで孤独なんだよなぁと思った。
    ただ、コサージュに仕掛けられた装置?が万能過ぎてちょっと強引感というかあれであっさり死ぬんだという感じ。

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    2026年04月20日
  • 神に愛されていた

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    前半は東山冴理視点で後半は白川天音視点で書かれている。
    天音の冴理に対する行いは身勝手?

    たとえものを書く才能があったとしても
    作家という職業は大変だとよく分かりました。
    冴理も天音もチレンさんご自身なのですね。
    平易な文体でちょっと怖くて面白かったです。

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    2026年04月20日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    中学生はこういうお話が好きなのかな…

    人が死にすぎる。なかなかグロいです。

    27人もいる女子生徒それぞれ、読み進めるにつれてキャラクターが見えてきたのはさすがだなと思った。

    いじめ防止という割に、制裁のデスゲームが行われるのは卒業式だし、色々と設定に?があった。

    ルールにある、特定の生徒をどう解釈するかも、うーん。
    一度組んだ相手と、再び組むことはできません。というしばりが後半にぐいぐいと効いてくる。

    こんな露骨なスクールカースト、高校生になっても、あるのかな。学校によるのかな。と昔を少し思い返しました。

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    2026年04月18日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    一目惚れのような、未夜子の言う"かみなり"に打たれるような恋愛をしたことがないので、あまり共感できなかった。
    あまりかっこよくなくて、猫背でブツブツ言いながら本を読む、セックスはしても彼女にしてくれないような男の何がいいのよ!!と思ってしまった。
    まあでも、叶わなかった恋愛って月日がたっても思い出したりするよねとも思った。
    長い年月をかけてそういう思い出がかさぶたになって剥がれ落ちて、でも奥の方で残ったりしててそうやって大人になっていくんだろうなと思ったりした。

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    2026年04月15日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    こういうアンソロジーの本を読むと、
    それぞれの作家さんの個性がより際立って
    面白いなあと感じる

    脳JILLが面白かった
    ご乗車の際は、にも近しいところがあるけど
    シリアルキラーは変なきっかけで
    殺すことに目覚めるし、その時の興奮が忘れられなくて、また次、また次、と止められなくなる
    ギャンブル依存症の人となんら変わりない
    それを脳汁で表現できるのとてもいいな、と感じた

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    2026年04月12日
  • 哀を飲む

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    装丁と哀を飲むって響きが綺麗だなと買ってみて、思ったより性描写が多いのと共感できない話が多くて、でもまぁこんな人たちもいるのかな〜って読み進めて、最後の話で、いやぁ流石にこんな人いないよな…もし居たら怖いなって、よく分からないような感情で読み終わりました。

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    2026年04月05日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    ネタバレ

    未夜子の気持ちは、誰もが1度は感じたことがあるような恋心だと思う。
    筆者のあとがきを読むとご本人と未夜子は重なっているようだが、恋に生きる女の子とすると誰にでも当てはまるような、切なくてキラキラした話だった。

    人との関わりの中での静電気という表現はなるほどと思った。
    静電気すら感じない人間同士の関わりは多々あるので、そういう刺激を受けた人というのは、何かしら自分に縁がある人ということなんだろう。

    これからの未夜子が幸せであってほしいな…という気持ちで読み終わった。
    不思議な小説だった。

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    2026年04月03日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    どれもスキマ時間に読むのにちょうど良い長さで、ゾクッと怖かったり、え?なんでそういう方向にー!?と理解不能だったり、色んな感情を頂きました。たまにはアンソロジーも楽しい!

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    2026年04月02日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    人を好きになるってこういうことだよねっていう思いが詰まった作品でした。同級生にこんな女の子がいたら仲良くは慣れなさそうです…笑、それもまた良い。

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    2026年04月01日
  • みんな蛍を殺したかった

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    面白かった!一気読みです!木爾チレンさんの作品は私と相性いい。
    救いようの無いストーリー、イヤミス。読後感などあったもんじゃない。オタクを敵視し美しさのヒエラルキーを描くのは作者の十八番か。そこに登場人物それぞれの背景を加味した作品。女性の世界特有の人間関係を描くのはピカイチですね。

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    2026年03月29日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    著名な作家さん達のアンソロジー。
    流石にどの話も面白く、シリアルキラーの頭の中がそれぞれに興味深かった。
    櫛木理宇先生の「テキストブック・キラー」、木爾チレン先生の「脳JILL」が特に良かった。

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    2026年03月26日
  • 哀を飲む

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    頭で考えながら読むというより、感性で読むような作品。
    最後に後書きを読んでいろいろ腑に落ちた感じがする。
    いわゆるメンヘラ女子が登場するので、おそらく一般的にメンヘラの部類にならない私は共感することはなかった。
    けれど人生の中でどこかの歯車がずれていたら、メンヘラ女子になっていた可能性もあったかもしれない。メンタルが脆いのも一種の個性というか才能なのかもしれない。

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    2026年03月25日
  • 哀を飲む

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    #ハッシュタグストーリーの『#ファインダー越しの私の世界』、『神に愛されていた』が気に入ったので
    他の作品がないかな?と検索して読んだ。みんな淋しいので、あとがきで救われた。拗らせ女子を書く天才かも!「梅酒と眠る」が好み。

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    2026年03月21日
  • 哀を飲む

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    はじめましての木爾チレンさん。色んな"飲み物”と哀しみの短編集。なかなかのメンヘラ主人公たちでおお、となった。『梅酒と眠る』好き。
    最後に、短編集の飲み方と物語のレシピがついてるのおもしろい。

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    2026年03月20日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    ⭐️3.8
    私的に未夜子はとても魅力的な主人公だと思った
    現実で近くにいたら友達になりたいかはわからないけど、ずっと少女でいようとする姿が儚かった
    恋したらこうなるよなーと共感した

    チレンさんのあとがきは毎回素敵で本当に好きだが、デビュー作ということもあり長く描かれていて、思い入れの強さも実感した

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    2026年03月14日