木爾チレンのレビュー一覧

  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    女子高バトルロワイヤル。結構綺麗にさらっと終わった感じ。女の子の世界ならではの陰湿というかなんとも言えない不快感が過去の回想で出てきた。
    無意識の悪意による虐めは確かにあると思うし、登場人物それぞれの心情もなんかわかる気がする。
    結局このクラスの生徒たちは皆どこかで孤独なんだよなぁと思った。
    ただ、コサージュに仕掛けられた装置?が万能過ぎてちょっと強引感というかあれであっさり死ぬんだという感じ。

    0
    2026年04月20日
  • 神に愛されていた

    Posted by ブクログ

    前半は東山冴理視点で後半は白川天音視点で書かれている。
    天音の冴理に対する行いは身勝手?

    たとえものを書く才能があったとしても
    作家という職業は大変だとよく分かりました。
    冴理も天音もチレンさんご自身なのですね。
    平易な文体でちょっと怖くて面白かったです。

    0
    2026年04月20日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中学生はこういうお話が好きなのかな…

    人が死にすぎる。なかなかグロいです。

    27人もいる女子生徒それぞれ、読み進めるにつれてキャラクターが見えてきたのはさすがだなと思った。

    いじめ防止という割に、制裁のデスゲームが行われるのは卒業式だし、色々と設定に?があった。

    ルールにある、特定の生徒をどう解釈するかも、うーん。
    一度組んだ相手と、再び組むことはできません。というしばりが後半にぐいぐいと効いてくる。

    こんな露骨なスクールカースト、高校生になっても、あるのかな。学校によるのかな。と昔を少し思い返しました。

    0
    2026年04月18日
  • 静電気と、未夜子の無意識

    Posted by ブクログ

    一目惚れのような、未夜子の言う"かみなり"に打たれるような恋愛をしたことがないので、あまり共感できなかった。
    あまりかっこよくなくて、猫背でブツブツ言いながら本を読む、セックスはしても彼女にしてくれないような男の何がいいのよ!!と思ってしまった。
    まあでも、叶わなかった恋愛って月日がたっても思い出したりするよねとも思った。
    長い年月をかけてそういう思い出がかさぶたになって剥がれ落ちて、でも奥の方で残ったりしててそうやって大人になっていくんだろうなと思ったりした。

    0
    2026年04月15日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

    Posted by ブクログ

    こういうアンソロジーの本を読むと、
    それぞれの作家さんの個性がより際立って
    面白いなあと感じる

    脳JILLが面白かった
    ご乗車の際は、にも近しいところがあるけど
    シリアルキラーは変なきっかけで
    殺すことに目覚めるし、その時の興奮が忘れられなくて、また次、また次、と止められなくなる
    ギャンブル依存症の人となんら変わりない
    それを脳汁で表現できるのとてもいいな、と感じた

    0
    2026年04月12日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    表紙からは想像できないぐらいの結構グロめのデスゲーム。でも現代のいじめの話とか色々繋がる部分があって面白かった。

    0
    2026年04月06日
  • 哀を飲む

    Posted by ブクログ

    装丁と哀を飲むって響きが綺麗だなと買ってみて、思ったより性描写が多いのと共感できない話が多くて、でもまぁこんな人たちもいるのかな〜って読み進めて、最後の話で、いやぁ流石にこんな人いないよな…もし居たら怖いなって、よく分からないような感情で読み終わりました。

    0
    2026年04月05日
  • 静電気と、未夜子の無意識

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    未夜子の気持ちは、誰もが1度は感じたことがあるような恋心だと思う。
    筆者のあとがきを読むとご本人と未夜子は重なっているようだが、恋に生きる女の子とすると誰にでも当てはまるような、切なくてキラキラした話だった。

    人との関わりの中での静電気という表現はなるほどと思った。
    静電気すら感じない人間同士の関わりは多々あるので、そういう刺激を受けた人というのは、何かしら自分に縁がある人ということなんだろう。

    これからの未夜子が幸せであってほしいな…という気持ちで読み終わった。
    不思議な小説だった。

    0
    2026年04月03日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

    Posted by ブクログ

    どれもスキマ時間に読むのにちょうど良い長さで、ゾクッと怖かったり、え?なんでそういう方向にー!?と理解不能だったり、色んな感情を頂きました。たまにはアンソロジーも楽しい!

    0
    2026年04月02日
  • 静電気と、未夜子の無意識

    Posted by ブクログ

    人を好きになるってこういうことだよねっていう思いが詰まった作品でした。同級生にこんな女の子がいたら仲良くは慣れなさそうです…笑、それもまた良い。

    0
    2026年04月01日
  • みんな蛍を殺したかった

    Posted by ブクログ

    面白かった!一気読みです!木爾チレンさんの作品は私と相性いい。
    救いようの無いストーリー、イヤミス。読後感などあったもんじゃない。オタクを敵視し美しさのヒエラルキーを描くのは作者の十八番か。そこに登場人物それぞれの背景を加味した作品。女性の世界特有の人間関係を描くのはピカイチですね。

    0
    2026年03月29日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ある女子校で卒業式の日教室に向かった生徒たちは黒板に書かれた「二人一組になってください」から始まる奇妙なルールを目にする。誰とも組むことができなければ失格となる。一度組んだ相手と組むことはできず、時間内に決まらなければ全員失格。教室の外に出たりコサージュを外しても失格となる。そして始まる特別授業という名のデスゲーム。生き残って卒業式に出られるのは誰なのか…。

    デスゲーム。昔流行った『バトルロワイヤル』っぽい。奇数のクラスで毎回体育の時間に組む相手がおらず、先生と組まされる生徒がいる。そんな無意識のいじめを扱った作品。スクールカーストやそれぞれ家庭環境の異なる生徒たちがいて、各話によってフィー

    0
    2026年03月29日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

    Posted by ブクログ

    著名な作家さん達のアンソロジー。
    流石にどの話も面白く、シリアルキラーの頭の中がそれぞれに興味深かった。
    櫛木理宇先生の「テキストブック・キラー」、木爾チレン先生の「脳JILL」が特に良かった。

    0
    2026年03月26日
  • 哀を飲む

    Posted by ブクログ

    頭で考えながら読むというより、感性で読むような作品。
    最後に後書きを読んでいろいろ腑に落ちた感じがする。
    いわゆるメンヘラ女子が登場するので、おそらく一般的にメンヘラの部類にならない私は共感することはなかった。
    けれど人生の中でどこかの歯車がずれていたら、メンヘラ女子になっていた可能性もあったかもしれない。メンタルが脆いのも一種の個性というか才能なのかもしれない。

    0
    2026年03月25日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    SNSで見て興味を持った本

    どのような学校であっても大なり小なりスクールカーストというものは存在していて、それが原因でいじめに発展してしまうこともあるという残酷な正論を突きつけられたように感じました。

    人間関係の惨さや脆さ、デスゲーム物特有の少しグロい表現が多々あり、人間の汚い部分を垣間見たように思えて鳥肌が経ちました。

    自分を見つめ直すことのできる、考えさせられる1冊でした!

    0
    2026年03月25日
  • 哀を飲む

    Posted by ブクログ

    #ハッシュタグストーリーの『#ファインダー越しの私の世界』、『神に愛されていた』が気に入ったので
    他の作品がないかな?と検索して読んだ。みんな淋しいので、あとがきで救われた。拗らせ女子を書く天才かも!「梅酒と眠る」が好み。

    0
    2026年03月21日
  • 哀を飲む

    Posted by ブクログ

    はじめましての木爾チレンさん。色んな"飲み物”と哀しみの短編集。なかなかのメンヘラ主人公たちでおお、となった。『梅酒と眠る』好き。
    最後に、短編集の飲み方と物語のレシピがついてるのおもしろい。

    0
    2026年03月20日
  • 神に愛されていた

    Posted by ブクログ

    途中から展開が読めましたが、それでも面白かった!著者の魂がこもった作品だなと思いました。
    あとがきを読むと小説家の矜持みたいなものがひしひしと伝わって来て、これもまた痺れました。

    0
    2026年03月19日
  • 静電気と、未夜子の無意識

    Posted by ブクログ

    ⭐️3.8
    私的に未夜子はとても魅力的な主人公だと思った
    現実で近くにいたら友達になりたいかはわからないけど、ずっと少女でいようとする姿が儚かった
    恋したらこうなるよなーと共感した

    チレンさんのあとがきは毎回素敵で本当に好きだが、デビュー作ということもあり長く描かれていて、思い入れの強さも実感した

    0
    2026年03月14日
  • #ハッシュタグストーリー

    Posted by ブクログ

    麻布競馬場さん、柿原朋哉さん、カセツマサヒコさん、木爾チレンさんの短編小説4集。

    ハッシュタグというものが市民権を得てどれぐらいがたっただろう。
    元々は、SNSで特定の言葉を目立たせたり、検索しやすくするものだったかも知れないが、時に真正面から見せると気恥ずかしい言葉も、ハッシュタグを添えるとその言葉が突然誰にも聞こえる独り言のように、意味を持つようになった。
     
    この4編はそんなSNS世代と呼ばれる人たちや、テーマを扱った作品である。
     
    いずれの作品も短編なので、もう少し読んでみたいな、この設定は少し爪が甘いなと感じることはあれど、気楽に読めるのでおすすめ。
     

    0
    2026年03月01日