木爾チレンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレルールや物語の運びは単調だけれど、
それぞれの生徒のストーリーや
感情が生々しくリアルに伝わってきて、
可愛い表紙とは真逆のどん底闇が広がっていた。
でもその中にも確かに希望があって、
その希望がしっかり花開いたことがとても救い…
皆それぞれの苦しみがあって、
それが小さくとも大きくとも
自分だけではないのだと気づく事が大切。
偽善でも良いから寄り添おうという気持ちから
人は心から助け合えるのだろうと感じる。
キャラクターについてはそれぞれ
思うところはあるのだけれど、
最後に残ったのが美心と花恋で
良かったと個人的に改めて思う…!!
最後、続編みたいに制度が続いている流れも
ドキッッと -
Posted by ブクログ
舞台は私立女子高、卒業式直前に行われるバトルロワイヤル。めっちゃ面白い。
【特別授業】と呼ばれるデスゲームは担任によって突然告げられる。
ルールはタイトル通り「二人一組に」なること。制限時間は60分。
誰とも組むことができなかった者は、失格。失格者が確定したら、次の回へと続く。
一度組んだ相手と、再び組むことはできない。
残り人数が偶数になった場合は、一人が待機となり、話し合いで決めないといけない。
【特定の生徒】が余った場合は、特定の生徒以外全員が失格になる。
最後まで残った二人、及び一人の者が、卒業式に出席できる。
半信半疑の27人だが、左胸のコサージュの仕掛けにより無惨な死を遂げるク -
Posted by ブクログ
ネタバレ2人の小説家の壮絶な半生の物語。切ない結末にも関わらず、不思議と読後は胸に重さは残らず感動に包まれる。
天音が冴理を慕っていることが分かる描写が多かったから、天音視点を読んでもどんでん返し的な驚きは感じなかった。だけど、そこが核でないから最後まで面白かった。
彼氏を横取りしたり、母を家ごと燃やしたり、明らかに天音は常軌を逸脱してるのに、一途さが可愛くみえて憎めなかった。「神」とまで慕う人が人生にいるっていいなと思ってしまった。
SNSでよく見るから気になって、今回初めて木爾チレンさんの本を手に取った。評判通り面白い作品だった。本作が良かったから他の作品も読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ“病弱だったが冴理の小説を読んで生きることができた”というエピソードから、いちばんのファンを自称する雨さんの正体が天音その人であろうことに思い至ったとき、唐突にタイトルの「神」が意味すること(誰を指すのか)がわかり、悲しいほどのすれ違いに泣けてきた。
天音視点の最終楽章の内容が容易に想像できてしまい、想像しただけで胸が痛くなった。
想像したとおりの内容ではあったが、文章があまりにも生々しく、彼女の過激な信仰心に戦慄した。
「神に愛されたかった」天音が冴理から殺したいほど憎まれ、結局冴理が茉莉を「魂の片割れ」とまで呼んで愛したのは皮肉なことだ。それでも、死後であっても彼女の本当の思いを知ってもら -
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私自身、今人間関係で悩んでいることがあり、重なる部分が多いと感じてこの本を手に取りました。読んでいくうちに、三軍女子やいじめられている子にとっては、「ペアを作ってください」という何気ない一言が、想像以上に心を追い詰める残酷な言葉になるのだと強く感じました。
普段は気にも留めないような言葉でも、立場が違えばこんなにも苦しく、逃げ場のない思いをさせてしまうのだと知り、胸が苦しくなりました。
また、この本を読んで、自分自身の言葉遣いについても考えさせられました。無意識のうちに発していた言葉が、誰かを傷つけていたかもしれないと思うと、怖くなりました。この作品は、他人の痛みに気づくことの大切さと同時に -
Posted by ブクログ
ネタバレあまり読んだことのないジャンルだったし、現実にはないデスゲームだったけど、次の展開が気になりすぎて、つい一気読み!!
ページを捲る手が止まらなかった、、!!
読みながら、自分は学生時代どうだっただろう、とつい考えてしまった。
ゲームで沢山死んじゃうからスッキリはしないし、モヤモヤすることもあったけど、"いじめ"が題材となってるから、決して軽視できない問題だなと思う。
それにしても、最後にまた冒頭と同じ展開になるとは思ってもなかった。この物語の中では、ゲームが始まってしまう=(どんな形であれ)いじめがあるってことだから、繰り返されないでほしいなと思った。