木爾チレンのレビュー一覧

  • 神に愛されていた

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    久々に時間を忘れて夢中になる本を読んだ。思い込みというか、自意識は時に本当に恐ろしいものだよなあ、と思う。光と影はお互いにかけがえのないものだけど、お互いを認め合っていなくちゃ輝けない。自己否定を振りかざすと、誰かを傷つけることにもなると忘れないでいたい。

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    2026年01月30日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    私が想像しているシリアルキラーとはまったく違うタイプの殺人者が出てきて、新鮮だった。
    どの作者さんの文章も情景が想像しやすく、引き込まれたので、長編を読んでみたくなった。

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    2026年01月29日
  • 神に愛されていた

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    嫉妬や羨望、さまざまな感情に、苦しさ痛み、追いつくのに必死になりながら夢中になって一気に読み進めた。面白かった!

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    2026年01月20日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    2人の小説家の壮絶な半生の物語。切ない結末にも関わらず、不思議と読後は胸に重さは残らず感動に包まれる。

    天音が冴理を慕っていることが分かる描写が多かったから、天音視点を読んでもどんでん返し的な驚きは感じなかった。だけど、そこが核でないから最後まで面白かった。

    彼氏を横取りしたり、母を家ごと燃やしたり、明らかに天音は常軌を逸脱してるのに、一途さが可愛くみえて憎めなかった。「神」とまで慕う人が人生にいるっていいなと思ってしまった。



    SNSでよく見るから気になって、今回初めて木爾チレンさんの本を手に取った。評判通り面白い作品だった。本作が良かったから他の作品も読んでみたい。

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    2026年01月21日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    “病弱だったが冴理の小説を読んで生きることができた”というエピソードから、いちばんのファンを自称する雨さんの正体が天音その人であろうことに思い至ったとき、唐突にタイトルの「神」が意味すること(誰を指すのか)がわかり、悲しいほどのすれ違いに泣けてきた。
    天音視点の最終楽章の内容が容易に想像できてしまい、想像しただけで胸が痛くなった。
    想像したとおりの内容ではあったが、文章があまりにも生々しく、彼女の過激な信仰心に戦慄した。
    「神に愛されたかった」天音が冴理から殺したいほど憎まれ、結局冴理が茉莉を「魂の片割れ」とまで呼んで愛したのは皮肉なことだ。それでも、死後であっても彼女の本当の思いを知ってもら

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    2026年01月20日
  • 神に愛されていた

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    書店で手に取って良かったと思うほど、想像を超えて面白かったです。小説家の苦悩や挫折を描いた話と思いきや、それだけでは終わりませんでした。最終章は目が離せずに時間を忘れて一気読み。記憶に残る一冊となりました。

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    2026年01月18日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    只々のめり込んで読んでしまった。幾つかの主張に共感出来る自分がいた。女子高生がこんなにも亡くなっていくのは忍びない。彼女らと付き合っている生産性の無い馬鹿な大学生や男子校生が犠牲になれば良いのにと思った。
    そして自分はこのゲームが始まるといの一番に死んでしまう漆原亞里亞だろうな。てか名前が全てかっこ可愛い。京都の女子高最高です。

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    2026年01月18日
  • 神に愛されていた

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    本当に面白かった。購入して14日という、自分の中では短期間の内に読み終えるほど、早く読みたいという気持ちが毎日積もり続けていた。久しぶりにこのような面白く、私の心の中を改め考えさせられるような本と出会った。表紙から既に興味を引くようなタイトルと絵で最後のチレンさんの言葉も含めてとても刺さった。これからも何回でも読みたい

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    2026年01月16日
  • 二人一組になってください

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    私自身、今人間関係で悩んでいることがあり、重なる部分が多いと感じてこの本を手に取りました。読んでいくうちに、三軍女子やいじめられている子にとっては、「ペアを作ってください」という何気ない一言が、想像以上に心を追い詰める残酷な言葉になるのだと強く感じました。
    普段は気にも留めないような言葉でも、立場が違えばこんなにも苦しく、逃げ場のない思いをさせてしまうのだと知り、胸が苦しくなりました。

    また、この本を読んで、自分自身の言葉遣いについても考えさせられました。無意識のうちに発していた言葉が、誰かを傷つけていたかもしれないと思うと、怖くなりました。この作品は、他人の痛みに気づくことの大切さと同時に

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    2026年01月14日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    あまり読んだことのないジャンルだったし、現実にはないデスゲームだったけど、次の展開が気になりすぎて、つい一気読み!!
    ページを捲る手が止まらなかった、、!!

    読みながら、自分は学生時代どうだっただろう、とつい考えてしまった。
    ゲームで沢山死んじゃうからスッキリはしないし、モヤモヤすることもあったけど、"いじめ"が題材となってるから、決して軽視できない問題だなと思う。
    それにしても、最後にまた冒頭と同じ展開になるとは思ってもなかった。この物語の中では、ゲームが始まってしまう=(どんな形であれ)いじめがあるってことだから、繰り返されないでほしいなと思った。

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    2026年01月13日
  • 二人一組になってください

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    外から見たら仲良く見える友達もグループも、内情は必ずしも好きで一緒にいるばかりでは無く保身でいるとかあるなと思い出した。
    現役の学生には必ず読んでほしい本です。
    孤独な人には、内情はそんないいものじゃないかもと少しは慰めになるといい。

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    2026年01月09日
  • 神に愛されていた

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    空港で暇つぶしに買った本。読み始め10分で当たりだぁ!とのめり込み、飛行機の中とフェリーの中で読破しました。嫉妬が生む悲劇が悲しいはずなのに何とも言えない心地よい時間。不思議な小説でした。
    面白かったです!おすすめします!

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    2026年01月08日
  • 神に愛されていた

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    語り手が変われば見る世界が変わる。と最後に綴られてて、本当にそうだな。と感じた。同じ話なのにこんなにも違うのか。と感じた。二人の主人公の視点をそれぞれ読んで胸が痛くなった。神に愛されてた。とっても素晴らしい作品でした。

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    2026年01月08日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    やっぱり木爾チレン先生は嫉妬心を描くのが上手すぎる。以前"みんな蛍を殺したかった"を読んだときにも同じようなことを思ったような気がします。
    冴理は天音を心底憎んでしまうほど小説を愛していたけど、天音は小説を愛していたというより冴理の書いた小説を愛していたのではないかと考えてしまって、そう思うと切なくて苦しくなります。
    もっと違う出会い方があればと思うのと同時に、これが冴理と天音にとって1番良い物語だったのだろうとも思えますね。
    帯に書かれていた町田そのこ先生の言葉が全てを代弁してくれているような気がします。心が叫んで苦しいよー。

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    2026年01月06日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    半端じゃない傑作
    主人公の壮絶な人生を擬似体験した気分
    特に冴理には深く感情移入した
    ものすごく胸が痛くて、同じ状況なら自分も死を選択するだろうと思う
    でも死にたいくらい惨めな時間があったから冴理は大作を書いたし、どんな気持ちで過ごした夜も無駄ではなかったのだと本当に思った
    総じて良い人生だったようにみえる

    天音が冴理の小説を読んだ時に「暗闇にいるのは、毒を持っているのは、痛みを知っているのは、自分だけではないと安堵した」と言っていたが、私もこの小説を読んでいて天音と同じ気持ちだった

    読むペース遅い私が2日で読んだ!

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    2026年01月04日
  • 神に愛されていた

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    星5じゃ足りないくらいの傑作!
    天音のように先輩に憧れて同じ物を使ったり技術を真似たりしたこともあるし、沙理のようにむかつく!死ねよ!って思ったこともある。
    その両極端を光と影で書かれてて最高でした!これは何度も読み返すと思います。
    天音の最後はとても美しいなと思って読みながら涙流しちゃいました。

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    2026年01月03日
  • 神に愛されていた

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    2025年最後の1冊にしようと、内容を知らず手に取った。
    そこに描かれていたのは、希望と絶望、羨望と嫉妬。前半では胸が締めつけられ、後半では胸が熱くなる。
    思っていた以上にヘビーな内容だったものの、読み終えたあとには、この作品で一年を締めくくれてよかったと感じた。

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    2025年12月31日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    久しぶりに一日で読み終えてしまったくらい、この世界にどっぷりと浸かっていました。ページを捲る手が本当に止まらなくて、読み終わったあとは泣いていた。文章の一つ一つがとても綺麗で、その心理描写に引き込まれて何度も読み返したいと思いました。
    自分にとって神の存在である冴理に対して歪な愛を抱き、その邪魔をする全てを排除した天音。冴理サイドを読んでいる時に天音の気持ちはなんとなく想像ついたけれど、そこまでか…!と。最後の最後までドキドキが止まらなかった。

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    2025年12月29日
  • 二人一組になってください

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    登場人物一人ひとりにしっかりスポットライトが当たっていて、思わず応援したくなる子もいれば、デスゲームの中で「この人は死んでしまっても仕方がない」と感じる人物もいて、最後まで飽きずに読むことができました。
    物語の終わり方も不自然さがなく、とてもスッキリしていて、個人的にはとても満足しています。
    チレンさんの作品はどれも魅力的なので、これからの作品も楽しみにしています。今後も頑張ってほしいです。

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    2025年12月29日
  • 神に愛されていた

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    初読みの作家さん

    若くして才能ある二人の女性作家
    一人は相手の才能に嫉妬を、もう一人は相手の才能も存在そのものも尊敬し崇めるほど。
    二人の描く作品も、闇と光と真逆。

    相手の存在の認識の仕方も、作風も真逆なのに、それぞれの心の根底には同じ種類の闇や痛みが溢れていた。

    お互いが素直に言葉を伝えることができていたら。もっと違う関係が気づけたのではないだろうか。

    そして、心を身を削って言葉を紡ぎ物語にする作家の仕事に業を感じた。

    読みながら伝わってくる痛みやヒリヒリ感、それぞれの思いと真実に目が離せなかった。

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    2025年12月28日