木爾チレンのレビュー一覧

  • 二人一組になってください

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    いじめについて、クラスのカーストについて
    なるほど、この視点があったか‥というような内容で、その制裁デスゲームが面白かった。

    皆、あり得ない方法で死んでいくのが無理矢理感はあったけど、そこはフィクションということで。

    確かにいじめとは、直接的なものだけではなく、その人の存在自体をないものにする、無視する、というのも見えにくいが、いじめだと思う。
    その残酷さ、クラスの人間関係のヒリヒリした感じが伝わってきて胸が痛かった。

    後半は人間関係がそこでそう繋がるのか‥というような伏線回収的な内容もあり、カーストピラミッドや前半の内容を確認しながら読んだ。

    現実におこっているだろう事と、あり得ない

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    2026年01月07日
  • 二人一組になってください

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    【女子高生の毒々しさ】

    初めは登場人物の名前が並んだ名簿があり、こんなに覚えられるかな〜と心配して読み始めたが、結局は一気に読んでしまった。

    女子高生独特の……毒々しさ、残酷さがコレでもかというほど描かれている。普段、仕事で高校生と接しているが、こういうことは教室の至るところで発生しているのだ。

    この本をオススメしたいかという視点で考えると悩んでしまうが、イジメというものが当事者にとってどのようなものであるかを知って欲しいという点においては読んで欲しいとは思う気もする。

    気が合う、合わないはあっても良いし、嫌いな人もいても良い。ただ相手を攻撃はしないでほしい……と常々思っていたのだが、

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    2026年01月05日
  • 神に愛されていた

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    とても憎んでいた相手は、異常なほどに私を愛していた。勘違いに気付いた時の喪失感…。人の想いって言葉にしないとほんとに伝わらないんだなぁって感じた作品でした。気づいたら一気読みしていました。

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    2026年01月04日
  • 神に愛されていた

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    私は文章を書くのが好きだ。
    特に本を読んだ後や
    何かを感じたあとに言葉にすることが好きだ。

    すぐに忘れてしまう感情を
    言葉にしておくことで
    忘れない感情にできると思っている。

    この小説を読んで
    文庫版のあと書きまで読んで
    作家さんの魂を感じた。
    そしておこがましいけれど
    シンパシーも。

    実は私も最初
    中学生でも読みやすそうな
    『2人1組になってください』から
    入った。

    正直、中高生が好きそうという感想を持った。
    でも
    中高生が読む=誰でも読めるって
    それってすごいことなんだって
    新しい価値観をいただいた。

    こちらを読んで
    読みやすくて
    感情移入しやすくて
    一気読みした。
    小説好きな私

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    2026年01月02日
  • 二人一組になってください

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    ずっと気になってたけど苦手要素も多そうで読めてなかった作品。遂に読む日がきて心して読んだけど思ったよりもメンタルやられなかったし読みやすくて一気読みした!
    『二人一組になってください』ってタイトルもストレートに嫌な気持ちを思い出させてくれるというか……いじめに関してにこんな表現があったか~と思わされた。
    推し生徒選ぶならわかりやすく螺良ちゃん。歌ちゃんも好き。ほんとの友情もあるんだね。

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    2026年01月02日
  • 二人一組になってください

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    ・クラスのほぼ全員の心情が描かれており、それが順番に分かっていくのが楽しくあっという間に読みを終えた。
    ・「人間そんな反応にはならんだろ」と思ってしまうシーンが多すぎた。(自分の性格上それでも最後まで楽しく読めた)
    ・無理やり力技で物語を展開させた違和感があった。
    ・中学のとき大神リサに割と近い感覚で人の心を想像できるような人間ではなかったため反省している。
    →どうやって自分の罪を滅ぼすかまだ考えれていない。

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    2026年01月02日
  • 哀を飲む

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    性についての描写は少し気持ち悪い所がありましたが、生についての深みはかなり感じられました。
    後書きにあるのですが、木爾チレンさんがそれぞれの短編集をどんな思いで描かれていたのか書かれていたのは興味深かったです。

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    2026年01月01日
  • みんな蛍を殺したかった

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    最初はオタク三人の物語で始まり
    最後には蛍の話しが語られる


    容姿端麗な蛍が三人に優しく仲良く親友と呼ぶ意味はなんなのか

    蛍の物語になった途端
    想像してた世界から崩れてどんでん返しをくらった気持ちになった

    こんなにずーっと暗く曇天な小説は久しぶりに読んだ
    人間不信、心が沈んでる人は読めない小説…

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    2026年01月01日
  • 神に愛されていた

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    この本を書くのに、作家としての勇気と覚悟がどれだけいったことか
    尊敬します

    ずっと胸が苦しく、心が痛みました
    それでもぐいぐいひきつけられて、一気読みでした

    題名に心打たれます。救いにです

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    2025年12月29日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    タイトルとあらすじ通りの話しでした。
    結構死に方がグロいので、ダメな人はダメかもしれない。
    あと、女教師さんはどうやって生徒や先生を殺せたのか知りたい(黄色い花を使ったのは分かるけども)し、殺し方もどうやって決めたのか、とか疑問に思うところは所々あったが、答えをハッキリさせずに終わったな、と思った。そうゆう細かい所を気にしないで、こうゆう話しなんだと思って読み終われれば(読書として)楽しめる?と思う。
    あと年代が近いのか、出てくるアニメとか流行りに、分かる分かるー!となった。
    作者さんは10代女子の気持ち、特に暗い部分とゆうか、表に出してない所を描写するのが上手いですよね。

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    2025年12月27日
  • 二人一組になってください

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    いじめで簡単に死ぬ、だから加害者も死刑になるべきだよね、という理由づけ

    きちんとみんな死んでいって最後ちゃんちゃん、と終わる感じで結構納得

    自分が生きた学生時代で、ラストの時代は多分今で、そうなるのかあという着地

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    2025年12月27日
  • 哀を飲む

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    人を好きになったときの幸せの陰にある不安や辛さが、若い頃の記憶と結びつき、読み終えたあとに静かな余韻と切なさが残る。
    どの話も面白いが、性描写が多いので、人に勧めるのは躊躇してしまう。

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    2025年12月20日
  • 二人一組になってください

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    2025.12.17 ★4.0

    女子校の卒業式の日に起こるデスゲーム。
    SFと言えばそれまでだが、唐突感が否めない。

    いじめる者、いじめられる者はもちろん、真ん中のどちらにも属さない中間層の生徒たちまでしっかりと書かれていて読み応えがあった。

    ラストのオチに当たる部分はありきたりだったので残念。


    ↓↓↓内容↓↓↓

    「このクラスには『いじめ』がありました。それは赦されるべきことではないし、いじめをした人間は死刑になるべきです」
    とある女子高の卒業式直前、担任教師による【特別授業(ゲーム)】が始まった。突如開始されたデスゲームに27人全員が半信半疑だったが、余った生徒は左胸のコサージ

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    2025年12月18日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    好きな作家さんが多かったので手に取ったけど、読んだことなかった阿津川辰海さんの話がとても面白かったので他の作品も読んでみたいなと思った。比較的全ての作品面白かった

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    2025年12月17日
  • 二人一組になってください

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    詳しいあらすじも何も知らず読み始めたら、とんでもなくエキサイティングでデンジャラスだった…。
    スクールカーストから生まれるイヤミスどころの騒ぎじゃなかった。
    あからさまな「いじめ」も辛いけど、「悪意のない」対応も辛いものだ。やってることは現実的ではないし、残った人物以外の生徒も、そこまでする必要あったのか?と疑問に思う部分もあるけど、「バトルロワイアル」的なエンタメ要素は面白いと思う。
    もう「二人一組になってください」というタイプの授業を無くしましょう

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    2025年12月17日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    どのシリアルキラーも魅力的だった。
    私は特に、1人目と5人目が好きだった。
    自分が課したルールで、自分もがんじがらめになってしまう、どこまでも合理的で冷酷な、でもどこか人間的な部分も感じられる、両者のバランスが絶妙だと感じた。

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    2025年12月16日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    「うっとりするほどの(悪)」
    「どの殺人鬼を好きになる?」

    帯にある通り「魅惑的な殺人鬼たち」
    とても扇情的で魅力的です。
    短編なのに起承転結サクッと読めて
    どの作品にもモヤッと感がない。
    こんな短編集は初めてです。(普段はあまり手に取りません)

    「シリアルキラーVS殺し屋」阿津川辰海
    武闘派のアクション満載な物語を想像させる
    タイトルだけど、いつの間にかシリアルキラーに
    心惹かれ応援してました。

    「脳JILL」木爾チレン
    読んでいる最中、無意識に顔がにやけていました。
    5作品の中で最もゾクゾクして好きです。

    「テキストブック・キラー」櫛木理宇
    もう誰がなんて言っても安心し

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    2025年12月11日
  • 哀を飲む

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    木爾先生の文章は、滑らかで読みやすく、例えるならそれこそ飲み物なのでしょう。その方が書く、哀と性の短編集はまさにフルコースで、お腹いっぱいになりました。様々な毛色の女性が男性と出会い、哀を感じ、それでも飲み込んで前に向かっていく姿を、優しく丁寧に書き上げられた一冊でした。

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    2025年12月10日
  • 哀を飲む

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    哀をどう飲み込み生きていくのか
    恋愛のキラキラした部分だけでなく、その後の喪失や葛藤が繊細で美しい文章で綴られていました
    水みたいな人とコーラの泡が好き

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    2025年12月10日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    人殺し日和
    シリアルキラーのアンソロジー。

    シリアルキラーvs殺し屋 阿津川辰海
    過去にも登場した綺羅が再登場。シリーズ化していくとは思っていなかったが、登場人物は魅力的。
    依頼を受けてターゲットを尾行していたところトラブルに見舞われ・・・。
    ミッシングリンクをテーマにしているが、シリアルキラー側からのヒントが少なく難解。シリアルキラーの殺害ルールがわかってからは衝撃。
    綺羅はこれからどの様に生きていくのか。
    そして殺し屋とシリアルキラーの生き様が明らかに違うという事も作者の素晴らしい推察だと思う(よくミステリーでは一緒くたにされている事が多い印象がある)。こういった整理されている部分も彼の

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    2025年12月08日