木爾チレンのレビュー一覧

  • 哀を飲む

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    リアルで生々しい描写にちょっとびっくりしつつも、誰かを本当に好きになった時ってこんな気持ちになるんだよなってこっちまで哀しくなるような話が多かった。最近の自分に重ねると尚更。
    この作家さんはまだ2冊しか読めてないけど、2冊とも後書き(これは前書きでもある)に、小説や作品に対する愛情が伝わってきて好きだなあと思う。
    帯の表の一文に惹かれて読みたいと思ったけど裏の一文も心に響くものがあった。

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    2025年12月08日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    どの話も先が気になって、正気の沙汰じゃなくて面白かった。
    最初と最後の話が面白かったな。…いやどれも面白かった。

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    2025年12月07日
  • 夏の匂いがする

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    白と黒が好き。はっきりしているけれど、曖昧な線を残すもの。生きるって死ぬことなのかなって思ってたけれど、少し違うものなのかもしれないと思えた本。

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    2025年12月04日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    著者リストにひかれて読んでみたけど、
    当たりアンソロジーで面白かった。
    それぞれシリアルキラーの書き方が違い、
    王道っぽいものや、ひねりがあるもの。

    特に木爾チレンさんの 「脳JILL」が一番印象に残った。櫛木理宇さんの「テキストブック・キラー」は、そっちかーッと言った展開。

    くわがきあゆさん「私の伴侶」は、シリアルキラー探しみたいな話。読者を試すような書き方が好きな作家さんなんだろうなぁ…。

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    2025年11月30日
  • 哀を飲む

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    愛を失くした女性達の哀しみを描いた7篇。タイトルに飲み物が登場することもあり、全体的に少し喉に引っかかる硬水を飲んでいるような感覚がしました。
    無味無臭の愛を描いた「水みたいな人」と、愛する人を失った「骨を飲む」の対比が凄い。静かな余韻が残る「梅酒と眠る」も好きです。

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    2025年11月30日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    5人の人気作家が描く「シリアルキラー」アンソロジー。
    殺人鬼モノが好きなので一目惚れで手に取った。
    それぞれ己の美学やルールに沿って殺人をするシリアルキラーたちを見れてわくわくした。どの話も展開が気になるものばかりでスラスラ読めた。
    やばい人たちの対決面白すぎる。
    特に印象的なのは「テキストブック・キラー」と「私の伴侶」かな。オチが好きだった。

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    2025年11月28日
  • 哀を飲む

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    初の木爾チレン作品。数ある作品の中で、一番内容が惹かれた本書を、初めて読む作品として選びました❗️

    恋愛の付き合い始めてちょっと不安な気持ちとか、恋愛末期のお互いにどうにもならない気持ちとかを、とても素直に哀しく描写していて、大きな印象が残った訳ではないけれども、率直に読んで良かったと思える作品でした❗️

    読者の年齢や今自分が置かれている状況によって、支持したくなる作品は変わると思います。また結構リアルな性描写があるので、人によって好みが大きく分かれる作品かなぁとも考えます。個人的には、後半の作品になるにつれ、好感度が上がった短編集でした❗️

    好きな話しは、『梅酒と眠る』、『生きる薬』、

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    2025年11月27日
  • 小学館ジュニア文庫 ぜんぶ、藍色だった。

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    あなたは、両親が自分のことをこんな風に言っているのを耳にしたらどう思うでしょうか?

     『○○なんか、つくらなきゃよかった…』

    子どもにとって両親は絶対的な存在です。身近にいる唯一の大人とも言える存在が自分のことをどんな風に考えているのか、これは切実な問題です。一方で両親の側は特に家の中では油断しがちです。目の前に子どもの姿がなければ、ついつい余計なひと言を口にしてしまう…そんなこともあるように思います。

    とは言え、上記したような『つくらなきゃよかった』というひと言は問題発言ですし、そもそも表現として生々しすぎるように感じます。こんな会話を子どもが耳にしたらと考えると恐ろしくもなります。

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    2025年11月25日
  • みんな蛍を殺したかった

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    相入れる事のない女子高生の物語。登場人物全員の気持ちに共感できるところもあり、また「そんな考え方、捉え方する?」と驚愕してしまう点もある。
    全体を通して、ハッピーな所が無い闇ってる作品。

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    2025年11月23日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    阿津川辰海、木爾チレン、櫛木理宇、くわがきあゆ、結城真一郎『シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和』双葉文庫。

    5人の作家による完全新作の5編を収録したアンソロジー。

    1980年代から2000年代に掛けては、シリアルキラー物の翻訳ミステリーが多数刊行された。ハヤカワ文庫だけでなく、扶桑社ミステリー、新潮文庫、角川文庫、講談社文庫などから面白い作品が毎月のように刊行されていた。当時は、ローレンス・サンダース、ジョナサン・ケラーマン、ロバート・R・ウォーカー、トマス・ハリスなど名だたる作家の作品を読んでいた。知っている人には当然のことと思うだろうが、マイクル・コナリーの『ハリー・ボッシュ』シリ

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    2025年11月21日
  • 哀を飲む

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    木爾チレンさんの描かれる物語、その登場人物と同じような経験をしたことは全くない。全くないのに不思議なのは、その痛みや苦しさや哀しみは私も知っている気がする。

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    2025年11月18日
  • 哀を飲む

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    あなたは、『悲しい』と『哀しい』の違いを説明できるでしょうか?

    どちらも”かなしい”と読む二つの言葉。”悲しい”は一般的な悲しみを表し、”哀しい”は”哀れ”や”しみじみとした情感”を伴う哀しみを表す際に使われることが多い、と使い分けが説明されるこれら二つの言葉ですが、『哀』という字にはそれだけでどこか悲壮感を感じるところがあります。

     『哀しみを吐き出したかった』

     『哀しみから逃れたかった』

     『死にたいほどに哀しくなった』

    そこにはどれほどの思いがこもっているのか、『哀』という漢字の力もあって情景が演出されてもいきます。

    さてここに、「哀を飲む」というどこか物哀しさ漂う物語があ

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    2025年11月18日
  • 哀を飲む

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    木爾チレンさん感、満載の短編集!
    飲み物のフルコース!!
    『コーラの泡』と『生きる薬』が好きだったなあ。

    全体的にメンヘラ女子のお話で、
    自分のことを心配してもらうために、わざと連絡を返さなかったり。
    寂しくて男にのめり込んでしまい、『この人がいないと私が生きる意味がない』というような姿が描かれていて、面白かった。

    1番最後に書かれている「この短編集の飲み方」は、最初に読んでも最後に読んでも良いというので悩んだけれど、私は最後に読んだ。
    それぞれの話への木爾チレンさんの気持ちが書いてあって良かった。
    作家さんのこうゆう気持ちを知れるのがとても嬉しい。


    ーーあまりにも他の感覚が消えて、唇

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    2025年11月17日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    作家の個性が気軽に楽しめるアンソロジー。私はダントツで櫛木理宇推しなのだが、描かれたシリアルキラーはどれも魅力的だ。どれも新作というのがたまらない。

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    2025年11月16日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    おもろい!理解できない狂気っぷりに吸い込まれること必至 #シリアルキラーアンソロジー #人殺し日和

    ■きっと読みたくなるレビュー
    いま脂がのりまくってるミステリー作家先生たちによる、シリアルキラーアンソロジーです。

    なんちゅう題材でアンソロジー作品集にするんだっつー感じですが、実は発売を心待ちにしてました。だってメンバーが豪華すぎるんだもん。なにせ作家先生ごとの強みや特徴もそれぞれ違うから、このメンバーがどんなシリアルキラーものを描くのか気になって気になって。

    いやー、みなさん想像以上の素晴らしい出来栄えで楽しかった~。もうサイコパスの目白押しですよ! もっとも狂ったシリアルキラーだった

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    2025年11月16日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    ネタバレ

    タイトルからもわかる通り、狂気的で個性的な殺人鬼が登場する。しかし、生々しい描写や読後の不快さはなかったように思う。いい意味で軽く読むことができる作品が多かった。人間の冷酷さを描きながらも、違う角度から面白みを感じさせる、一味違うサスペンスだった。

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    2025年11月15日
  • みんな蛍を殺したかった

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    見た目の美しさに翻弄させられる女子高校生。
    ここまで極端ではないだろうけど、
    女子は多少は外見の善し悪しに人生を左右されるだろうなあ。(T_T)
    けど、美しい蛍であっても心の中に闇を抱えていて…。

    まず、周りの大人達、とりわけ親が子供の見た目に左右されないこと。
    姉妹で差別しないこと。
    元来、自分の子供って顔の作りがどうであろうと可愛いはず。

    それぞれの苦しみが嫌というほどに伝わってきて、後半は読んでいてとても苦しかった。

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    2025年11月14日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    読んでいる途中から気づいたのだが、これはチレンさんがとにかく自分の内面にあるドロリとした衝動を書かずにはいられず、それによって産み落とされた作品なのではないかということだ。
    変わった女の子の物語でどうしても最初は馴染めなかったが、中盤からなぜか浮遊感のようなものを感じ始め、もう止まらなかった。心象描写は理解できないものも多く、あまりに変だと感じつつも、そう考えるのかと違いを受け入れていく自分もいて、これはマズイと実感したりと心が落ち着かない。なるほど、、、気持ちの乗っかった強い念のような物語だ。

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    2025年11月03日
  • 5分後に、虚しい人生。 本当に欲しかったものは、もう

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    他人の成功や自分にないものは時に憧れの対象、時に嫉妬の対象になる。そんな場面に、立場に身を置く時、心の中に言葉にならない虚しさを感じる
    「何くそ!」と思う時と、「まぁいいや...」となる時。ダメとわかってても後者な場合が多い。だって、憧れのブランド品や一等地に大きな家を建てられてたらじゃあそれで自分の何が変わるんだろうか。

    「身の丈」は自分が一番よく分かる。自分の好きなこと、自分のやりたいことは必ずしも世の中からの称賛とリンクするものではない

    世の為、人の為、自分の為に就職する
    世の為、人の為、自分の為に独立する
    世の為、人の為、自分の為に親になる

    その決断の時、実は何かを犠牲にしてる。

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    2025年10月29日
  • みんな蛍を殺したかった

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    ネタバレ

    蛍がシンユウを助けようと、励まそうとしていて優しい反面、どこか奪っていく感じがわかってゾクゾクした。
    理由がわかった時のなるほどと思いつつ、怖かったー。
    家族関係が絡まってて学校以外にも家族間でも生まれてしまうカーストみたいなものに辛くなった。
    憧れの蛍の為に罪を被った栞にびっくり。
    栞の奥底に眠る感情の栞なりの蛍への罰だったのかもしれない。

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    2025年10月26日