木爾チレンのレビュー一覧

  • みんな蛍を殺したかった

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    自分のことは自分しかわからない、他人事は絶対に自分事には重ねられない。クオリアの話みたいになっちゃうけど、実感した。自分もよく頭痛い時、自分が痛い時はなんでわかってくれんのん、、って思うけど、人が頭痛いって言ってる時は、薬飲む?くらいの感じ、自分は自分で大事にして、自分らしく生きていこう!

    フィクションはこれくらいぐちゃぐちゃになれるけんいいな!とも思った!もうみんなバッドエンド!!

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    2026年06月22日
  • 二人一組になってください

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    卒業式の日、登校すると黒板には担任の文字で「二人一組になってください」と書いてあった。生き残りをかけた【特別授業】が始まった。本物の友情はあるのか?

    クラス内のカーストは昔からあります。上位の者は無意識かもしれないけどね。下位にいる生徒ほど意識してるんだよ。そして、そのカーストは何十年経っても変わらない。残酷なまでにね。

    一人ひとり「失格」を描くのはていねいで良いけど、逆に短くなってしまい、消化不良なとこもある。コサージュの仕掛けはまあいいとして、最初の失格者が不可解すぎて、ずっと気になってしまった。

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    2026年06月20日
  • 神に愛されていた

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    後輩が自身の経歴を次々と塗り替えてゆくことに嫉妬し落ちてゆく話

    若者向けと賞されるのが納得な読みやすい文章から、まさかこんなにも感情にゆさぶりをかけられるとは。真実に涙するとともに、その因果は仕方がなかったと諦観するような。身を削る話

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    2026年06月20日
  • 神に愛されていた

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    泣いた。引き込まれるような物語だった。憧れと嫉妬。それぞれが思いを上手く直接伝えなかったからこそ、それがすれ違いとなってしまった。自分が相手が良く思うだろうと思ってしたことが、相手にとっては悪になり得ることはあると思う。勇気を持って、良いことも悪いことも自分の思いを相手に伝えることが、それぞれの幸せに繋がっていくのかもしれない。

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    2026年06月09日
  • 二人一組になってください

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    設定や話の展開がシンプルなので、結構読みやすくてすぐに読み終わる。いじめを自覚がなく、友達のように振る舞っているが友達じゃなくて、といった高校生によくある設定内容だった。ハブられるという発想といじめを制裁を掛け合わせていくのが、エグい内容だけど、嫌な奴が失格になっていくのはそれなりにスッキリする感じはあるかもしれない

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    2026年06月08日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    5本の短編からなる一冊

    これは書店で見かけて気になり購入の一冊

    どのお話も興味深く読んだ
    面白いといっていいのかわからないけど
    一番心に残っているのは

    「シリアルキラーvs.殺し屋」

    何人もの人を手にかけている二人が
    言葉でのやりとりが以外にも考えさせられる内容で
    お話に引きずり込まれた
    最後の二人のやりとりはなんだか切なさが残った…

    「テキストブック・キラー」

    これもなんとも言えない読後感だった
    内容自体は引き込まれたんだけど
    最後まで読むとなんとも言葉にしがたい感情が残る
    そんなお話だったなと


    一冊読み終わって…
    帯には
    悪を描いた…
    とあるけど
    確かに悪が描かれているんだ

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    2026年06月08日
  • 夏の匂いがする

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    女の子同士のコミュにケーションってすごい複雑だよね。
    友達なのに、ふとした瞬間に一線を超えそうになる好意や依存。貴方の中に入りたい、この瞬間を永遠に閉じ込めておきたい。夏の匂いは強烈でよりその思いに深く沈んでいく。
    そんな夏が永遠に続くと、信じたかった。そして今も、思い出すのはあの時の輝かしい時なんだよね。

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    2026年06月06日
  • 二人一組になってください

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    現実味がないし死に方が人それぞれ違うことの伏線回収があるかと思っとったけど無かったしちょっとモヤモヤするところはあった。
    はじめは人に貸してもらった本だから読まんとと思って頑張って読む感じだったけど途中から話の内容が面白くてどんどん読み進める手が進んだ。おもしろかった。

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    2026年06月02日
  • 二人一組になってください

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    「2人1組になってください」
    私にとってもとても残酷で虚しいな言葉。

    過去の自分と重ねた担任が卒業前特別授業のデスゲームを実行する話。27人で「2人1組になってください」というルールに沿って、カースト制度や本心を元に2人1組になっていきます。小学校ではほとんどが友達の世界で中学、高校に上がるにつれて公式に決められたわけでもないカースト制度を守り出す。そんなどの学校で誰しもが起こりうる話をデスゲームにしだものです。友情、裏切り、後悔、性格、過去、一人一人のものが描かれていて生々しいいじめの原因を表しているのがとても心苦しく、今の時代のいじめを目の当たりにさせられる話です。

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    2026年05月31日
  • 神に愛されていた

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    二人の小説家の目線で描かれる本作は、評価が
    常に求められるそんな世界で、お互いの才能に
    嫉妬したり、神のように崇めたりだとか、一方通行の二人の作家の人生を描いています。
    女性の心理描写が深く捉えていて、現実よりリアルに感じました。 

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    2026年05月29日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    同じ学校同じ文学賞デビューで売れっ子小説家、愛する男を奪った天音を妬み、「君を殺したかった」という作品を送って自殺を促した沙り。
    沙里を愛しすぎて彼女のゴミ母親を焼死させ、同じ小説家になって沙里を不倫男から救ったつもりの天音。
    両者とも愛憎で罪を犯している。

    沙里のファン「雨」が天音だということは結構序盤で想像つくが、天音の娘花音が天音の娘で沙里がその名付け親だとわかる過程が面白い。
    前半沙里の語りの「ご都合主義だな」と思う箇所は、後半の天音の手記でうまくフォローされている。

    沙里は編集者でずっと彼女を愛し支えていた茉莉と結婚。
    天音の姉で天音に最初の沙里の同人誌を読ませたのがユキ姉=沙里

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    2026年05月24日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    木繭チレンさんの嫉妬の凄まじい表現が印象的だった。
    また、主人公である冴理が小説を好きという思いがとてつもなく伝わってきた。何よりも木繭チレンさん自身が持つ小説への強い気持ちがあるのだとも。
    冴理と天音のお互いに対する強すぎる嫉妬心がすれ違い、憎悪に変化しているところに泣いてしまった。
    冴理が闇、天音が光という訳ではなく、お互いに闇と光を持ち互いに照らし合っていた。

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    2026年05月24日
  • 神に愛されていた

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    作中の登場人物が言及した『冷静と情熱のあいだ』がこの作品のキーになっています。「視点の違い」が物語を動かしています。

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    2026年05月23日
  • 神に愛されていた

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    女性作家二人の光と影、痛みを描いた作品。他人の才能に対する妬み、そんな感情を持つ自分への嫌悪って、作家じゃなくても誰しもある感情。それをとてもリアルに魂を込めて綴っているのが伝わってきました。木爾さん、素敵な作家さんですね。

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    2026年05月23日
  • 貴女。

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    青崎有吾さんの話が読みたくて手に取る。
    生首を作る首師という特殊な職業の話。城主でもある姫への恋愛と首師への矜持が天秤に乗る話で面白い。

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    2026年05月14日
  • 神に愛されていた

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    素晴らしいかったです!!
    狂気ともいえる天音の主人公に対する思い、それをストレートに受けとめられなかった主人公の運命。まさに光と闇。文庫版あとがきの赤裸々さに笑いつつも小説に対する愛を強く感じました。

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    2026年05月03日
  • 哀を飲む

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    それぞれに飲み物のタイトルがついた短編集。
    たとえば1話目は「水みたいな人」
    4話目は「コーラの泡」というふうに。
    最終話「骨を飲む」(これ飲み物?)が気に入った。愛情と哀しみと狂気がみっちりつまってた。
    主人公がもれなくメンヘラ気味で、けっこう性描写があるので苦手な方がいるかもしれない。

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    2026年03月28日
  • 貴女。

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    結構好みが分かれるお話も結構あったが、個人的には青崎有吾さんの『首師』と織守きょうやさんの『いいよ。』がぶっちぎりで好き

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    2026年03月22日
  • #ハッシュタグストーリー

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    チレンさんの作品が気になり購入。
    ハッシュタグに纏わる物語が4つあったのですが、どれも心がじんわりあたたかくなるお話でした。

    最近夜読書する事が多いんですが、そんな夜に読んで、ゆっくりしながら読める1冊でした。

    ふと過去に縋ってみたくなる時もあるけど、今の自分があるのは過去のお陰でもあるし、色んな別れもあったけど、良き思い出として捉えられるようになったのも今のおかげ。

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    2026年03月11日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    こんなにも多様な言葉で、抑えきれない想いを描写できる作者の文章力に衝撃を受けた。

    亘に惹かれる思いが 単なる「好き」ではなく、執着に近い感情として描かれているところが印象的だった。

    亘は少し変わっていて、周囲からは理解されにくい存在。彼の魅力は自分だけが分かっている、と思う気持ちがその思いをさらに特別なものにしているように感じた。

    たまらなく好きだった人の事を思い出さずにいられませんでした

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    2026年03月07日