木爾チレンのレビュー一覧

  • みんな蛍を殺したかった

    購入済み

    すんごい

    最後まで読んでいけばいくほど胸が苦しくなっていくすごく素敵な作品

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    2021年10月13日
  • Just Be Friends.

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    ネタバレ

    原曲が大好きで購入したものの、しばらく読み忘れていた作品です(笑)

    ハマっていた時期を懐かしみながら読みつつ、切なさに悲しくなりつつ…。

    何かをとるなら何かを捨てないといけない…なんて、大人になりかけの2人にとっては、とても残酷なことですよね。

    お互いに気持ちを尊重して傷つけ合うことなく別れたけれど、逆にもっと素直になっていれば2人はまだ付き合っていたのかもしれません。
    男の子の視点が何とも切ない…。

    2人がお互いを1番に考えていた事が、私の中では最もグッときました!

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    2018年02月18日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    これが若者のリアル!…なんて風に言われるとまた全然違うんだけれど、きっとこんな風に掴めない女の子と関わって、掴めないままセックスして、掴めないまま何処かへ行ってしまって、たまに思い出してはとてつもなく恋しくなったりする。もしかしたら彼女の名前は未夜子だったのかもしれない。と、妄想をしては心を空虚にさせて哀しみを膨らませる。僕がとてつもなく空虚になった小説、誰も参考にならないレビューを此処に残す。

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    2012年09月01日
  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    すごい読みやすくて綺麗な小説だった。
    無自覚に相手に決めつけてるのは母親譲りで自分もそうだったっぽい。
    感情表現が苦手な天音は、多分intpだww
    一方からの視点ともう一方で抱く感情が真逆になる構図気持ちがいい。

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    2026年01月31日
  • 神に愛されていた

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    「好きな人や好きなことほど視野が狭くなってのめり込んでしまう」ということを異なる視点から改めて知ることができた。
    しんどくなっても書き続けた2人は強いと思う。俺ならその舞台から降りちゃうなぁと思いながら読んでた。

    ただ、痛みを感じてでもその痛みを表現するのが一種の作家の仕事なのかとも感じた。

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    2026年01月30日
  • 神に愛されていた

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     序盤で結末は想像できてしまったけど、この物語は結末ではなくてそこに至るまでの過程に価値がある。
     テーマは「作家の痛み」なのだろうけど、その痛みは氷だ。ヒビだらけの水晶のような氷だ。息を吹きかけたら崩れてしまう繊細な氷の球。
     だからこそページを捲るこちらの指先が冷たくなっていく。
     あとがきで「文学は難解であることの方がいいと思っていた」(意訳)と書かれていて、「ああ、この人は、この痛みをもっと生々しく、読む人の目を伏せさせる程の表現力で書けるんだろうな」と勝手に思った。
     でもそうしなかった。そうしてしまうと、この痛みは痛みとして読者に届かないから。だから割れかけの氷のように書いたんだろ

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    2026年01月29日
  • 神に愛されていた

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    著者があとがきでふれていたが、まさに練りに練られて、洗練されたわかりやすい文章で綴られていた。それでいて、伝えたい事が、ジンジンと響いてくる作品。
    若くして小説家デビューを果たした女流作家の東山冴里。彼女は注目され、話題作を出し続けるが、彼女の前に、その行手を阻むように、若くて才能ある作家が登場する。白川天音、冴里の大学、高校の、しかも同じ文芸部の後輩だった。
    自分から全てを、人気も男も奪っていく天音。二人の女流作家の行き着く先は。

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    2026年01月27日
  • 神に愛されていた

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    窪美澄さんと町田そのこさんガ帯のコメントという時点で、個人的には必読本。驚くような事実も飲み込む静かで綺麗な物語だった。

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    2026年01月25日
  • 神に愛されていた

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    作品を生み出す女性の、戸惑い、苦しみ、葛藤、焦り、妬み…。とにかく心情がリアルでとても感情移入した作品でした。
    同時に女性同士の想いのすれ違いが切なくもあり、悲しくもあり。
    「神に愛されていた」というタイトルが読む前と全て読んだ後では意味がまったく異なる感じがしました。
    それほど親しくない2人の関係性だからこそ生まれる悲しいすれ違いと、勘違いが重なっていて切ないお話でした。

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    2026年01月24日
  • みんな蛍を殺したかった

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    ネタバレ


    女子校のオタク部が舞台。カースト制度下位のオタク腐女子の中に、美少女の転校生が仲間に入れてと微笑んできた。その目的には、オタクに対する彼女の闇が。
    ただの学生ドラマかと思いきや、どろどろの裏切り、葛藤、愛情の飢え、欲望がめいいっぱい詰め込まれている。誰も幸せになれない。だが、みんな愛されたかっただけだと思うと、不快よりも切なさが残った。相手の苦しみは、想像だけではわからない。みんな、何かに苦しんでいる。

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    2026年01月22日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    面白かったのは、各作家が描く殺人鬼たちが、それぞれ**自分の信念や“筋”**を持っているところ。
    ただそれは立派な「ルール」というより、自分を正当化するための言い訳にも見えて、その危うさが怖かった。
    怪物になりきれないからこそ、言葉で理屈を作って“人間の形”を保とうとする――でもその理屈が、狂気を長持ちさせてしまう感じがある。
    そして何より、怪物がふと見せる人間性を感じた瞬間に、「これは特別な誰かの話じゃなく、誰でもなり得るのかもしれない」と思ってしまう。その距離の近さがいちばん恐ろしかった。
    改めて、シリアルキラーという題材はアンソロジーとの親和性が高いと思った。怖さの種類が作家ごとに変わる

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    2026年01月21日
  • みんな蛍を殺したかった

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    ネタバレ

    鈴や、蛍が殺した時本当にびっくりした。それぞれ悲しいこと憎いことがあったからだけどその過去が、苦しくてかなしくなって今自分幸せなんだなーって改めて思えた。オタクという理由で蛍に優しくされてた3人、それぞれつらいことを抱えてるのは見てて少しつらかった。見てて胸が苦しくなったけれどこの作品に出会えて良かったとも思った。

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    2026年01月19日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    スクールカーストの残酷さを改めて知る印象的な作品だった。
    失格者が死ぬ原理など、気になるところはいくつかあったが、226ページで、「2軍Bグループで唯一生き残ってる幸」という表現があったが、その時同じく2軍Bグループの勝音も生き残ってたと思う。それに何らかの意味や後で伏線の回収があるかと思ったが、特になかった気がする。

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    2026年01月18日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    卒業式当日朝のデスゲーム。
    二人一組になって手を繋げないと、死ぬ。
    最後まで残るのは、誰か。

    女子のスクールカーストについては全く分からないけれど、生々しく描かれていて、デスゲームそのものと同じくらいゾッとした。
    自分もいるとしたら三軍だろうなあ。1日のほとんどを過ごす教室の中で明確に蔑まれて暮らすなんて耐えられない…。

    物語はとても読ませる力があり、一気に読んでしまった。一人一人、死んでしまう生徒の交友関係や内面、それぞれが持っているしんどい部分を描いてあって、「そういう子なんだ」と分かったところで死んでしまう。
    共感できる子、「やっと居場所が得られたんだね」と愛おしく思う子もみんな死ん

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    2026年01月18日
  • 二人一組になってください

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    苦しいのに展開が気になりすぎて一気読みした。
    こういうデスゲーム大好き。人間の醜さや愛憎が煮詰まったような空間がたまらない。死に方がそれぞれ違うのもまた良い。
    学生時代どのカーストにいたかどうかによって感じ方が変わる作品だと思う。わたしはグエーッてなりながら読んだ。「二人一組になってください」は呪いの言葉。
    心が綺麗な人間でありたいと思うけど、どうしても自分を守りたくなってしまうからなかなか難しいね。

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    2026年01月17日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    題名に惹かれて購入。
    サイコパスが必ず物語に登場する短編集。どのサイコパスも新たな欲求に目覚めるきっかけだったり数字へのこだわりみたいなのが強く出ていて共感は出来ないがきっかけは突然起こることもあるんだなと思い、誰にでもきっかけはあると思うと怖かった。
    どれもそれぞれの著者の良さがあり良かったが、木爾チレンさんとくわがきあゆさんの短編集が良かった。
    ⭐︎木爾チレンさん 『脳JILL』より
    「欲求というものは、一度、上を知ってしまうと、もうそれ以下では満足できなくなるんです。」
    →本当にそうだなと共感。上を求めればキリがないないし終わりがないなと思った。
    ⭐︎くわがきあゆさん 『私の伴侶』より

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    2026年01月17日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    「小説推理」に掲載された4編と結城真一郎氏の書き下ろし。
    人気作家の人殺し(*☻-☻*)

    「シリアルキラー vs 殺し屋」阿津川辰海
    派手な対決ものに見えるのに、
    「技術」と「倫理」の差だったり。
    やっぱりプロはプロ。といったところでしょうか。

    「脳JILL」 木爾 チレン
    チレンさんぽさを安心して味わえる“人殺し”
    という感じがします。
    この文体の軽妙さと心理の深さの
    高低差が魅力。

    「テキストブックキラー」櫛木理宇
    短編なのにハッとしてグッとくるなあと思ったら 櫛木さんでした。
    “殺人”書いたら際立つものがあります。

    「私の伴侶」くわがきあゆ
    自殺の名所の崖の上。
    止められぬなら落

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    2026年01月16日
  • 神に愛されていた

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    表現に物足りなさを感じました。あと大きな偶然が多すぎてそこは嘘っぽく感じました。ストーリーはとてもおもしろくて美しいです。

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    2026年01月15日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    物語だからと安全なフィクションで終わるのかと思ったら最後で急に「あなたは本当に無関係?」と読者に語りかけてきてどきっとした。自分も無意識に傷つけている人がいるかもしれない。

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    2026年01月12日
  • 神に愛されていた

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    一気読み。冴里だけの視点からは見えてこなかった天音の行動の意図が気になって仕方なく、読む手が止まらなかった。前半は冴里から見た天音を見てきていたからかあまり得意ではない人だったけれど、後半になるにつれて天音側の想いも描写され異常なまでの愛を感じた。すごかった。描写も読みやすいもので、人に勧めやすいかもしれない。

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    2026年01月11日