木爾チレンのレビュー一覧

  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    木繭チレンさんの嫉妬の凄まじい表現が印象的だった。
    また、主人公である冴理が小説を好きという思いがとてつもなく伝わってきた。何よりも木繭チレンさん自身が持つ小説への強い気持ちがあるのだとも。
    冴理と天音のお互いに対する強すぎる嫉妬心がすれ違い、憎悪に変化しているところに泣いてしまった。
    冴理が闇、天音が光という訳ではなく、お互いに闇と光を持ち互いに照らし合っていた。

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    2026年05月24日
  • 神に愛されていた

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    作中の登場人物が言及した『冷静と情熱のあいだ』がこの作品のキーになっています。「視点の違い」が物語を動かしています。

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    2026年05月23日
  • 神に愛されていた

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    女性作家二人の光と影、痛みを描いた作品。他人の才能に対する妬み、そんな感情を持つ自分への嫌悪って、作家じゃなくても誰しもある感情。それをとてもリアルに魂を込めて綴っているのが伝わってきました。木爾さん、素敵な作家さんですね。

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    2026年05月23日
  • 貴女。

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    青崎有吾さんの話が読みたくて手に取る。
    生首を作る首師という特殊な職業の話。城主でもある姫への恋愛と首師への矜持が天秤に乗る話で面白い。

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    2026年05月14日
  • 二人一組になってください

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    女子特有のドロドロした人間関係の描写がすごくリアルすぎて、女子高校生の私にはすごく共感でき、あっという間に読み終わった。設定は結構グロテスクだけど、いじめの傍観者の罪の重さやいじめの残酷さという作品のメッセージは真っ直ぐに伝わった。
    特に学生には刺さる作品。そこまで長い話ではないので、ぜひ読んでみてほしい。

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    2026年05月10日
  • 神に愛されていた

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    素晴らしいかったです!!
    狂気ともいえる天音の主人公に対する思い、それをストレートに受けとめられなかった主人公の運命。まさに光と闇。文庫版あとがきの赤裸々さに笑いつつも小説に対する愛を強く感じました。

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    2026年05月03日
  • 二人一組になってください

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    えっ...
    (突然始まったデスゲーム。過去にも行われた特別授業。そして )

    おもろ、一気読みしてしまった。
    同時に、今までを振り返って「本当の友だち」「親友」になれて良かったと思い浮かべる人、いないかもと哀しくなった作品でもあった。( ᐙ )二人一組、苦手やわあ、ペアの子おらんかったもん。(゚∀゚)ワハー

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    2026年05月01日
  • 二人一組になってください

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    直接的な暴力のないバトルロワイアル。
    小学生までは走るのが早い子、中高生だとルックスや目立ち度で決まるスクールカースト。
    大人になると、あれはなんだったんだろうと思うけど子供たちにとっては重要な問題。
    二人一組になってください、と言われてつねにあまってしまう子のキツさは言葉にならないほどだと思う。女子ならではの心の裏側が書かれていて怖い。

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    2026年04月25日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    一気に読ませる面白さ。それぞれの登場人物の描写や心情がリアルだった。設定も構成も、よく考えられていて、面白かった。

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    2026年04月16日
  • 神に愛されていた

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    御本人の「あとがき」と、「文庫版あとがき」、そして、町田そのこさんの「解説」まで読んでほしい。
    わたしには未経験な感情も沢山あったけど、それでも“痛い痛い…”って思いながら読んだ。
    “痛々しい”に近い“痛い”だったように思う。
    あとがきと解説を読んでその感情の意味が解った。

    木爾チレンさんは『二人一組になってください』が初めて読んだ作品。これは読書にさほど慣れていない小6の娘もあっという間に読み終えた。この読みやすさはどこから?と興味が湧いて、ほかの作品も読んでみたいと手に取ったのが本作だった。
    わたしも、木爾チレンさんの作品は若い子におすすだと思っているから、あとがきを読んだ時、申し訳なさ

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    2026年04月15日
  • 神に愛されていた

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    面白くて一気読みした。視点が変わってから全部そういうことだったのかと頭を抱えた。
    視点によってこんなにも陰と陽が入れ替わるものなのか。なぜそんなにもすれ違ってしまうのか!どちらの視点でも苦しいし、小説を書くのは簡単なことではないんだと思った。

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    2026年04月11日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    読み物としては面白いけどオチとか動悸とかどうやってそんなコサージュ作ったんだとか色々スッキリしない部分はある。
    あとなんの捻りもなかったなという印象。
    繰り返すけど読むのは面白い。

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    2026年04月10日
  • 神に愛されていた

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    慕っているのに、相手には逆の感情を抱かれていた事がわかった後半はすごくつらかった
    ただ、相手を思うばかりに放火したり、横恋慕的なことをやらかすのは、相手がどのように受け取るか考えると思うなあ普通は

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    2026年04月08日
  • 哀を飲む

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    それぞれに飲み物のタイトルがついた短編集。
    たとえば1話目は「水みたいな人」
    4話目は「コーラの泡」というふうに。
    最終話「骨を飲む」(これ飲み物?)が気に入った。愛情と哀しみと狂気がみっちりつまってた。
    主人公がもれなくメンヘラ気味で、けっこう性描写があるので苦手な方がいるかもしれない。

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    2026年03月28日
  • 二人一組になってください

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    すごい話だった
    「2人1組になってください」
    ああ思い出した
    呪いの言葉
    余ったらどうしよう
    余らないための「親友」
    あれって一体なんだったんだろう…
    この本を教材にするほどの荒療治、今必要では?

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    2026年03月26日
  • 神に愛されていた

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    前半の冴理視点と後半の天音視点。
    言葉は同じだがまったく異なるものとなっており、何度もその場面を読み直した。

    愛されていたのは誰?
    読み手の受け取り方でいくつもの解釈になる。

    羨望と嫉妬がこんなに面白い展開になるなんて。

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    2026年03月25日
  • 二人一組になってください

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    高校生の娘から借りた本。

    「二人一組になってください」
    この指示が、生徒にとってどれだけ残酷で、不安と恐怖を抱くものなのか痛感する作品。
    舞台は私立女子高校の卒業生27人に対し、教師がはじめる卒業式直前の「特別授業(デスゲーム)」。

    まず、設定が現実離れしていることから物語の緊迫さ、残酷性をより強め、心に強いメッセージとして響いてくる。
    そして、女子高生という世間のブランド力。
    共学校とは異なる女子校というシチュエーション。
    その中に潜む「いじめ」の実体と背景を目の当たりにして、誰もが憤りや共感を感じる作品だと思う。

    いじめの定義、いじめ実体との関係性、日本人独特の正義感や美徳意識、孤独

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    2026年03月25日
  • 貴女。

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    結構好みが分かれるお話も結構あったが、個人的には青崎有吾さんの『首師』と織守きょうやさんの『いいよ。』がぶっちぎりで好き

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    2026年03月22日
  • 二人一組になってください

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    例えば、二人一組になってください。と言われた時に、特定の誰かが余ることを認識していながら、その特定の人と手を繋がないこと。自分は友達と手を繋いで、あの子には友達がいないから、余るのは仕方がない。
    これを「無意識の悪意」と呼ぶ。
    自分の中にある無意識の悪意を自覚できるか、読後に考えられる本。
    物語としても、登場人物の視点が入れ替わり、一人一人の感情を追体験しながらサクサク読めるので、一気読みしてしまった。
    ただ、視点が激しく変わるので、青春群像劇的な小説を読みなれていないと、読みづらいかもしれない。

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    2026年03月22日
  • 二人一組になってください

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    極限状態の中で進んでいく「ゲーム」と、むき出しになっていく悪意がとにかく怖い。
あんな状況でそれを受け入れてしまう空気があること自体が異様で、もし自分がその場にいたら正気でいられる気がしない。

    「大きい小さいにかかわらず、『いじめ』で人は死ぬ。」という一文が刺さる。
無自覚な言動が、確実に誰かを追い詰めていくのだと思うと怖さが増す。
    
本来は優しさのはずだった「絶交しても、親友でいよう」という言葉があった関係が、死を願うほどに歪んでしまうのかと、やりきれなさが残る。
人間関係は環境や空気によって、ここまで変わってしまうのかと突きつけられた。

    いじめもゲームも終わりがないのだと感じさせるラ

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    2026年03月20日