木爾チレンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
5本の短編からなる一冊
これは書店で見かけて気になり購入の一冊
どのお話も興味深く読んだ
面白いといっていいのかわからないけど
一番心に残っているのは
「シリアルキラーvs.殺し屋」
何人もの人を手にかけている二人が
言葉でのやりとりが以外にも考えさせられる内容で
お話に引きずり込まれた
最後の二人のやりとりはなんだか切なさが残った…
「テキストブック・キラー」
これもなんとも言えない読後感だった
内容自体は引き込まれたんだけど
最後まで読むとなんとも言葉にしがたい感情が残る
そんなお話だったなと
一冊読み終わって…
帯には
悪を描いた…
とあるけど
確かに悪が描かれているんだ -
Posted by ブクログ
「2人1組になってください」
私にとってもとても残酷で虚しいな言葉。
過去の自分と重ねた担任が卒業前特別授業のデスゲームを実行する話。27人で「2人1組になってください」というルールに沿って、カースト制度や本心を元に2人1組になっていきます。小学校ではほとんどが友達の世界で中学、高校に上がるにつれて公式に決められたわけでもないカースト制度を守り出す。そんなどの学校で誰しもが起こりうる話をデスゲームにしだものです。友情、裏切り、後悔、性格、過去、一人一人のものが描かれていて生々しいいじめの原因を表しているのがとても心苦しく、今の時代のいじめを目の当たりにさせられる話です。
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Posted by ブクログ
ネタバレ同じ学校同じ文学賞デビューで売れっ子小説家、愛する男を奪った天音を妬み、「君を殺したかった」という作品を送って自殺を促した沙り。
沙里を愛しすぎて彼女のゴミ母親を焼死させ、同じ小説家になって沙里を不倫男から救ったつもりの天音。
両者とも愛憎で罪を犯している。
沙里のファン「雨」が天音だということは結構序盤で想像つくが、天音の娘花音が天音の娘で沙里がその名付け親だとわかる過程が面白い。
前半沙里の語りの「ご都合主義だな」と思う箇所は、後半の天音の手記でうまくフォローされている。
沙里は編集者でずっと彼女を愛し支えていた茉莉と結婚。
天音の姉で天音に最初の沙里の同人誌を読ませたのがユキ姉=沙里