木爾チレンのレビュー一覧

  • 夏の匂いがする

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    木爾 チレンさん、初読みでした。
    初期作品集ということで、いまのご本人からのコメントが各話に書かれており、こんな気持ちや思い入れがある作品なんだな〜と知れるのが良かった。作品の裏話を聞くのって楽しい。

    いずれも若い女の子同士の友情とか家族愛のようなものを描いていて、シスターフッドものの作品集。
    淡々とした文章と会話なのに、少女たちの心の揺れを瑞々しく描いていて、少女を卒業した身としては心の潤い成分を補給してもらった気分。

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    2024年12月17日
  • みんな蛍を殺したかった

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    ネタバレ

    読み終わって、こんなにイヤな気持ちになることはそうそうない。
    最後は栞と蛍の美談のように終わっているけれど、私には終始人の悪いところを切り取った小説に感じられました。

    コンプレックスに始まって、コンプレックスに終わっている。
    結局誰にも救いはないし……元気のない日には読めないですね。

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    2024年12月06日
  • 夏の匂いがする

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    木爾チレン
    すんごいよかったり
    うん〜?だったり
    なかなかおもしろい作家だと思ってる
    ので
    読んでみた

    結構よかった
    初期作品集と聞いたけど
    いやぜんぜんそんな感じしないぜ?
    最近書いたんやないんか?
    って思った

    白黒の話とか
    とてもいいと思う

    読み返したりはしないかもだけど
    端々で記憶に残るものがあった

    星は4つには届かない3つ

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    2024年10月24日
  • みんな蛍を殺したかった

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    後半の種明かしパートで、少し無理矢理感を感じてしまいました。ちょっとしたミステリーはありますが推測する程でもないです。個人的に性描写が少し苦手だった。

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    2024年10月24日
  • みんな蛍を殺したかった

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    ネタバレ

    東京から京都の高校に転校してきた美女・蛍。
    電車への飛び込み事故で蛍が亡くなったシーンから始まる。
    彼女は、顔の火傷により喋れない栞、オンラインゲームでのコイビトがいる桜、亡くなった双子の姉の分も食事をさせられる雪、3人のいわゆるオタクが所属している生物部へ入部する。
    自身もオタクであると公言しており、3人の部員とそれぞれ仲良くなっていく蛍だが…。

    読後感が悪い。
    今回も伏線回収は素晴らしかったけど、前回読んだ「神に愛されていた」に対して性的な表現が多くて読み進めるのに気が重くなる部分もしばしば。主に性欲の強い桜のパート。
    あとは、オタクと一括りにしてそれぞれの一番大切なものを奪おうとする蛍

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    2024年09月22日
  • みんな蛍を殺したかった

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    ネタバレ

    みんなの悩みやドロっとした感情が丁寧に描かれている。蛍が生物部のメンバーに関わっていくうちに、彼女たちの中で満たされる部分があると共に、ジワジワと侵されていく部分もあって、最終的にはマイナスな感情が爆発する様子が、人間らしくて共感した。
    蛍の感情は終盤まであまり分かっていなかったけど、生物部のメンバーから嫌がられる部分がちゃんと蛍自身にあって、勘違いがあった訳ではなかったので良かった。
    唯一まっすぐに蛍のことを信頼していた主人公が、一番悲しい終わりを迎えたのが、本人が望んだこととはいえ辛かった。

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    2024年09月22日
  • 私はだんだん氷になった

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    「みんな蛍を〜」から読んだ方がいいと聞いていたけど、その通りでした。読んでなくても支障はないけれど、世界観が繋がってます。

    黒歴史すぎて(あとはオタク文化の専門用語多すぎて)、読むのがしんどすぎました。
    が、ラストは良かった。

    読み終わってここの感想を読むまで全く気づかなかったのですが、登場人物に某国民的アイドルグループをなぞってるらしく、どんな扱われ方であれファンとしては嫌な気持ちになるんじゃないかな。

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    2024年05月05日
  • 私はだんだん氷になった

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    ネットで誰かに恋をしたり、言葉や妄想だけでドキドキしたりそんな夢みたいなことが現実になるって幸せな事のはずなのに、そうじゃないなって思い直した本だった。姿や顔が見えないって、正体が分からないって怖いなって。でもその一方でそういう人を愛することのできる純粋な心を持つのも幸せだったりするんだろうとも思えた物語だった。
    視点がよく変わるので理解が難しいところも多かった。

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    2023年11月08日
  • 私はだんだん氷になった

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    なりきり、推し、Vチューバー、若いというかはじめて読む感じの雰囲気で最初とまどった。
    おもしろかったんだけど、なんか全体的に暗くてちょっと病む。

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    2023年08月17日
  • 私はだんだん氷になった

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    心の奥底に隠していた少女達の闇を暴き出す黒歴史ミステリ。

    これは相当エグい。

    主人公は容姿端麗な女子高生・絢城氷織。
    名の知れた登山家だった最愛の父が遭難死した事で彼女の人生の歯車が狂い出す。

    転入した高校での壮絶なイジメ、母の再婚相手からの性的虐待。

    唯一の生き甲斐はアイドル・炭也の推し活だったが、コロナウイルス拡大によりライブは中止。
    それを機にSNSで炭也の「なりきり」との交流が始まる。

    もう危険な香りしかしないがネットの中に救いを求め彷徨う彼女達から目が離せない。

    SNS全盛時代の今、リアルにありそうで恐ろしい。

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    2023年02月18日
  • 私はだんだん氷になった

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    最愛の父を亡くし、学校では虐められ、義父に性的被害を受けて心の拠りどころがないという描写をしっかり描いているので、アイドルの「なりきり」だと分かっているのに依存してしまう突拍子もない展開も納得してしまいます。結構リアルな危うさだと感じました。
    ネット社会やSNSを題材にしたミステリ的趣向は今となっては手垢が付いているので予想の範囲内でしたが、人物相関図は意外なところで繋がりを見せてくれたので楽しめました。

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    2022年12月06日
  • 私はだんだん氷になった

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    え…これ出版していいの?笑。フィクションで、創作だとしても、ちょっと際どいというかアウトじゃないでしょうか。。。苦笑。
    まんま現在活動休止中の某Jの国民的アイドルのNですよね、、モデル。
    アイドルをモデルにするのはいいと思うんだけどその結婚相手までまんまなんだけど。元美人アナウンサーっていう設定もアカンよね。
    なんでこうまでして寄せたのか気になる、、
    訴えられたり抹消されたりしないか心配になる…チレンちゃん好きなのに。

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    2022年10月25日
  • 私はだんだん氷になった

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    ある理由で声を発せなくなってしまった氷織、
    そんな氷織の心を優しく溶かしてくれたのがあるアイドルの存在・・・しかし・・・。
    最初は”推し活”や、”なりきり”といった世界が未知だった私は戸惑いと驚きがありました。
    登場人物が様々な闇(氷)をかかえており、読んでいて苦しくなりつつも、
    それぞれの最後にはどんな形であれ心の氷が溶けていってくれたと思いたいです。
    今作もミステリー要素がありつつ、とても読みやすい文章の構成でスラスラと一気読みができる作品です。
    また前作の「みんな蛍を~」に登場する小説や人物が登場した時はなんとも言えない嬉しさがありました。
    この小説を通して新しい世界を知ることができまし

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    2022年09月30日
  • 私はだんだん氷になった

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    推しにのめり込む女性の心情を巧みに描いているように感じました。推しにのめり込む作品ですと、「推し、燃ゆ。」などが有名ですが、本作はもっとニッチで現代的な作品であると感じました。

    主人公はとある女子高生で、些細なきっかけから仲良くなった、推しのアイドルのなりきりをしている人に恋するという、稀有な設定でした。

    ここまでの設定でありながら、単純に恋愛ものとして昇華するのではなく、ミステリー要素を入れ、読者を楽しませる仕掛けがされていました。しかし、文体や演出の仕方、題材が若年層向け過ぎてイマイチ乗り切れなかったこともあり、評価としては星3くらいかなぁと。

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    2022年09月25日
  • 私はだんだん氷になった

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    ネタバレ

    2022/09/22リクエスト 1

    同じ名前がいくつが出てきて、例のごとく途中から混乱して、相関図的なものを書いて読んだ。

    氷織の父は、エベレスト登頂間際で凍死した。学校でいじめを受け、家で義父に性的暴力を受ける。
    氷織の生き甲斐はアイドル・四宮炭也の推し活。
    コロナで?ライブが中止になったことで、氷織は推しのなりきり、とのやりとりにはまる。
    顔を見たこともない、なりきりへの恋愛疑似感情がどんどんヒートアップ。
    様々な事情で、なりきりと一緒に住むことになり…
    売れっ子vチューバーの顔を持っていた、なりきりは、なりきりが17歳だった頃、親友になりたかった女のコが自殺した家で、同じような方法で

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    2022年10月20日
  • Just Be Friends.

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    大好きな曲が題材の本だったので買いました。

    好きだけど、別れなかればいけない事もあるのですね。

    住む世界の違う者同士は、お互い思ってる事や価値観、考え方も異なる。
    お互いの擦り合わせだけでは、どうしても埋まらないものもあると思うと、たまらなく寂しい気持ちになりました。

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    2015年12月27日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    新聞広告で見かけてタイトルが気になってずっと読みたかった作品。ファンタジーだな。人のことを本当に心から好きになれたら、こんな気持ちになるのかな。主人公には全く共感できないし、全体的にふわふわしてる印象。自分のことをいい年して名前で呼ぶ女はなんか嫌いなので、主人公にいれこめないのかも。ただ2作目が気になる作家ではある。2013/017

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    2015年04月13日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    「未夜子って、10代だっけ、20代だっけ」というのが読んだ後の感想。10代の戸惑いも、20代のどっしりさも未夜子は持っている。わたしも、「君たち」ととろけるような恋愛をしたかった。どろどろで透明な夜を、いつか過ごせますように。

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    2013年04月09日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    セックスしたくなる。
    未夜子メンヘラビッチで電波女だけど、人を好きな時ってあんな感じだよねって思った。あまりに未夜子が亘亘言うもんだから、よくわからないけど私もなんだか亘が笑ってる描写があると幸せな気持ちがして、未夜子乗り移ったみたくなった。メンヘラ絶頂の学生時代とかなら、もっとハマったかも。もう大人だからちょっと未夜子は子供っぽ過ぎる感じがして、まぁ、こんなもんかって感じ。

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    2012年10月16日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    未夜子にとって、亘は恋してしまった相手だとして、死んでしまった金魚掬いの金魚達って何だったんだろう?誰かに掬ってもらいたかった、心の奥底の気持ち?その気持ちが無くなって、埋葬して、自立?したってことかな。

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    2012年09月30日