木爾チレンのレビュー一覧

  • 哀を飲む

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    頭で考えながら読むというより、感性で読むような作品。
    最後に後書きを読んでいろいろ腑に落ちた感じがする。
    いわゆるメンヘラ女子が登場するので、おそらく一般的にメンヘラの部類にならない私は共感することはなかった。
    けれど人生の中でどこかの歯車がずれていたら、メンヘラ女子になっていた可能性もあったかもしれない。メンタルが脆いのも一種の個性というか才能なのかもしれない。

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    2026年03月25日
  • 哀を飲む

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    #ハッシュタグストーリーの『#ファインダー越しの私の世界』、『神に愛されていた』が気に入ったので
    他の作品がないかな?と検索して読んだ。みんな淋しいので、あとがきで救われた。拗らせ女子を書く天才かも!「梅酒と眠る」が好み。

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    2026年03月21日
  • 哀を飲む

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    はじめましての木爾チレンさん。色んな"飲み物”と哀しみの短編集。なかなかのメンヘラ主人公たちでおお、となった。『梅酒と眠る』好き。
    最後に、短編集の飲み方と物語のレシピがついてるのおもしろい。

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    2026年03月20日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    ⭐️3.8
    私的に未夜子はとても魅力的な主人公だと思った
    現実で近くにいたら友達になりたいかはわからないけど、ずっと少女でいようとする姿が儚かった
    恋したらこうなるよなーと共感した

    チレンさんのあとがきは毎回素敵で本当に好きだが、デビュー作ということもあり長く描かれていて、思い入れの強さも実感した

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    2026年03月14日
  • #ハッシュタグストーリー

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    麻布競馬場さん、柿原朋哉さん、カセツマサヒコさん、木爾チレンさんの短編小説4集。

    ハッシュタグというものが市民権を得てどれぐらいがたっただろう。
    元々は、SNSで特定の言葉を目立たせたり、検索しやすくするものだったかも知れないが、時に真正面から見せると気恥ずかしい言葉も、ハッシュタグを添えるとその言葉が突然誰にも聞こえる独り言のように、意味を持つようになった。
     
    この4編はそんなSNS世代と呼ばれる人たちや、テーマを扱った作品である。
     
    いずれの作品も短編なので、もう少し読んでみたいな、この設定は少し爪が甘いなと感じることはあれど、気楽に読めるのでおすすめ。
     

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    2026年03月01日
  • 哀を飲む

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    切り離された世界の話って感じだった。
    なんかわかるような話なんだけどまだ私には分かりきれないな。ひとりの哀しみより、誰かといることで生まれる哀しみの話だったからかな。

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    2026年02月28日
  • 私はだんだん氷になった

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    「みんな蛍を殺したかった」を読んで面白かったので読みました。
    こちらも重い話ですね
    私は推しがいないのでなりきりとか「推し活の世界すごいな」と新たな世界を知った感じです笑笑
    四宮炭也も某アイドルがモデルって知らなかったので
    他の方の感想を読んで「なるほど!」と伏線回収してる気分です笑

    あのラストは救われたんでしょうか…。
    ニュース速報を考えると、どっちなのかなぁ…。

    ※重めな性的描写が多いので苦手な人は注意だと思います。

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    2026年02月26日
  • 夏の匂いがする

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    大人になる少し前の少女達を描いた初期短編集。真冬
    に読んだのに、線香花火やプールサイドの水の匂いを感じました。一瞬のきらめきを切り取ったような「瑠璃色を着ていた」が好き。現在の作者から見たあとがきも、より儚さを感じさせていい。

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    2026年02月23日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    阿津川辰海「シリアルキラーvs.殺し屋」
    木爾チレン 「脳JILL」
    櫛木理宇「テキストブック・キラー」
    くわがきあゆ 「私の伴侶」
    結城真一郎「ご乗車の際は」

    全部面白かったけど一番好きだったのは「脳JILL」でした。

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    2026年02月16日
  • 哀を飲む

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    ネタバレ

    愛を失くした女子たち…多分、見失ってるだけで失くしてはいないと思います!
    出てくる女の子たちは、どうすればいいとか、どうするべきかとか、そんな細かい計算をしていないところが逆に現実的だなと。
    本人も持て余しているでっかい感情はどうする事も出来ない。
    だからこそ、食べ物を消化するように、哀を飲んで享受して、彼女たちはゆっくりそれを受け入れていくんだと思いました。
    短編集の題が全体的にすでに物悲しい…。
    「梅酒と眠る」お気に入りです!
    チレンさんに憧れ感化され、お水を飲みながらこの感想も入力しました(笑)

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    2026年02月12日
  • 夏の匂いがする

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    女の子特有の、仲の良いだけで言い表せない共依存のような関係が描かれた5つの短編集。

    若さ故の漠然とした虚無感、特別な関係への絶対的信頼とそれが崩れることへの恐怖、何気ない日常の尊さが、腑に落ちてくる文章で綴られている。

    表紙の写真も本作の雰囲気と合っていて素敵だと思った。

    ・瑠璃色を着ていた
    →周囲の仲良しごっことは一線を引いて、高校3年生の瑠璃とハリの話

    ・植物姉妹
    →脳死状態となった白花と、その妹黒花の話

    ・りかちゃんといづみちゃん
    →常人離れした美しさのりかちゃんと、それに憧れる泉の話

    ・溶けたらしぼんだ
    →高校時代からずっと一緒だった栞とゆりが、卒業後ルームシェアをしている

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    2026年02月08日
  • 哀を飲む

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    10代の頃この手の閉塞感や背徳感に満ちた、救われも突き落とされもしない話を好んでいた時期あったなと懐かしくなった。

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    2026年02月04日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    “殺人鬼”つながりでこの一冊。

    阿津川辰海さん
    木爾チレンさん
    櫛木理宇さん
    くわがきあゆさん
    結城真一郎さん

    という豪華執筆陣に惹かれて手に取りました。私にとってまるで福袋みたいでした。
    流石どの話も面白い。そしてさくっと読めてしまう短話集。

    この中で私が好きな話は阿津川辰海さんの『シリアルキラーvs.殺し屋』

    古書店に勤める男を一ヶ月以内に殺して欲しい。という依頼を受けた殺し屋のお話。

    あまり話すとネタバレになってしまうから話せないけれど、流れる空気感がチルい。殺人鬼と相対する空気感ではないの。緊迫してる場面のはずなのになぜか緩く感じてしまう。不思議な温度をもった物語でした。

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    2026年02月02日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    シリアルキラーと一言で言っても色んなタイプの人がいる。そう思えるくらいどの作品の主人公たちも個性的で自分なりのルールを持っていて楽しめました。阿津川さんのお話が一番好きだったかな。

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    2026年01月25日
  • #ハッシュタグストーリー

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    全体的にはあまり面白くはなかったです。
    もう少しSNSと関係あるのかなと思ったらそこまで関係なかったので、このタイトルは少し無理があるかなと思いました。
    ただ、短編なのでこれを機に様々な著者様の作品が読めるのは嬉しく思いました。

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    2026年01月20日
  • 哀を飲む

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    あとがきを読んで、岬って名前、そこで使う!?ってびっくりする。
    こんな恋愛続けば続くほど、身が保たんわと思う。最後の骨を飲むが終わりがみえず、キツイ。

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    2026年01月17日
  • 哀を飲む

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    哀しみとか寂しさとか、そういう忘れたいこと、受け入れるとか理解するとか乗り越えるんじゃなくて、飲み込んで自分の中に溶かすこと。きっと時間が経てば消えてくものだけど、ある意味確実に自分の中に存在してるその感情が美しかった。

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    2026年01月15日
  • 哀を飲む

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    ネタバレ

    以下、本文より抜粋。

    哀しい音だ、と思った。

    二人はきっと、お互いのことを知りすぎてしまった。だから、少しずつでも、忘れなきゃいけないのだと思う。

    私という人間は時々、いちばん好きな人に、うんと酷いことをしたがる。なぜだろう。淋しいからかもしれない。

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    2026年01月12日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    阿津川さんのと櫛木さんの話が面白かったかなー。
    シリアルキラーって普通に世の中に紛れていそうで怖い。

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    2026年01月08日
  • 静電気と、未夜子の無意識

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    デビュー作であり、風変わりな男の子に恋した美少女・未夜子の物語。共感出来たり出来なかったりと振り戻される感覚がクセになります。今の作者視点で語られるあとがきも読みごたえがありました。

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    2026年01月04日