木爾チレンのレビュー一覧

  • みんな蛍を殺したかった

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    ネタバレ

    久しぶりにしっかりイヤミスだった。
    誰も救われなくて悲しい…でも栞だけは救われたのかな。蛍の妹が物語の全ての元凶だったわけだど、元を辿ると蛍の実の母親が蛍を捨てて栞の父親と結婚したこと、または栞の父親が栞の実の母親の美月を捨てて蛍の母親と結婚したことなのか。
    最後、蛍の父親と思われる人がホームレスとして現れるのも良くできすぎていたけど、面白かった。
    栞も蛍も生きたまま友達として生きていければよかったね。ヲタクが一概に気持ち悪いというのは違うと思うけど、気持ち悪いと虐げられる人達がヲタクの道へ走る構造みたいなのがなんとなくわかった。(うーんなんか言語化難しいな)

    【以下読み返した時に内容思い出せるようにメモ】
    栞の父親=ゴーストライター
    栞の母親=蛍の実の母親=有名な作家を装う
    蛍の両親=血のつながりはない
    蛍の妹=両親の実の子供=血の繋がりはない
    栞=蛍のゴーストライター
    蛍=栞になり変わる生きていく

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    2025年03月27日
  • 私はだんだん氷になった

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    途中までだいぶカオスだったけど、最後の方はスンッとおさまって、感動もんだった。
    読みやすかったです。

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    2025年02月27日
  • 夏の匂いがする

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    デビュー作をまたこうして本で出会えたこと、逆サイドからの話も読めたこと、過去のチレンちゃんの作品に出会えたこと全てが嬉しい。
    あずきちゃんが懐かし過ぎてその後作者どうなってるのかとか調べちゃったくらいには同世代

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    2025年02月22日
  • 私はだんだん氷になった

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    木爾チレンさんのこれまでに読んだ作品は、3冊でこれが4冊目になります。この作品を読む前に「みんな蛍を殺したかった」の作品を読むことをオススメします。木爾チレンさんは、若者向け作品が多く、内容も現代社会をテーマにしている作品が多いので、そういった方には特にオススメです。適度なボリュームで、6時間前後で読み終わります。

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    2025年02月02日
  • 二人一組になってください

    購入済み

    描かれる友情や伝えたいことには納得ができない部分もあったけど、なんだかんだで、泣きながら読んでしまった。
    私が高校生の時だったら……と考えると2回目くらいで死んでしまいそう。怖い。

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    2024年12月28日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    2012年初版。
    12年前の空気が閉じ込められてた。懐かしい…

    そう言えば件名のRe:消す人いたなー!
    私は増えてくのが嬉しくて消さない派だった気がするけどそんなことももう思い出せない。

    いろんなことを経験してそのうち記憶の中に埋もれて生きていくんだろうな、人生って。

    お話自体はさらっと読みやすくて良かった。

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    2024年12月11日
  • みんな蛍を殺したかった

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    伏線だらけの作品でした。なんてことない日常から蛍の死をきっかけに徐々に雲行きが怪しくなり、伏線が回収されていく様は読んでいて気持ちよかったです。しかし、待っているのは人間の複雑な負の感情が絡み合う悲しい結末でした。とても読み応えがあり、一気読みできる作品です。

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    2024年11月21日
  • 私はだんだん氷になった

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    こちらも一気読み。
    前作「みんな蛍を殺したかった」よりも、更に、濃くて暗い病みな話しだった。
    他人から愛される為の、黒歴史。
    文字だけの、なりきりの、恋愛。
    運命と絡まって知る、現実。
    展開と繋がりに読み応えがあった。

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    2023年04月03日
  • 私はだんだん氷になった

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     コロナ禍を描く小説が増えてきた今、コロナ禍だからこそ生まれる小説もある。
    ネット社会、スクールカースト、コロナ、、、様々な社会問題を織り込みながら、そして読者の予想を裏切りながら、話は進んでいく。読み始めたら止まらなかった。

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    2022年12月08日
  • 青春と恋、そしてミステリー 説明がつかない現象と私が生徒会に入った説明

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    最初のカラーページを読んで
    これ怖い系かなぁって思ったけど
    正体が知りたかったので読んでみることにしました。

    いろんな部活があって面白いなって思いました。
    自分の学校にもあったら楽しそうだなぁ、、、

    最後の話を読んで全てが繋がります。
    予想していなかった展開だったのでビックリしました!

    もし、最初のカラーページ見て
    これ怖いからって理由で読むのやめちゃった人いたら
    絶対最後まで読んだ方がいいです。
    すごくスッキリしましたよ。

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    2021年07月24日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    良作。
    そうそう、恋ってこんな感じ。
    特に報われない恋って、こういう空気を帯びてたわ。
    恋愛小説はこうでなければな。
    甘さより苦味や傷みの方が強くなければ。
    余り期待してなかっただけに、かなり良かった。
    表紙も素敵で手元に置いておきたい一冊。

    『さよならと言ってしまうと、いままでなんとも思っていなかったものにも、
    なんだかさよならするのが名残惜しくなるからいやだ。』

    お気に入りの一文。

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    2017年05月20日
  • Just Be Friends.

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    せつないなー。。。
    ほんと恋愛って難しい。とくに青い時代の恋はさらに。進路やらなんやらで方向性の違いが目に見えて浮かんでしまうからかな。
    ルカのこの曲は大好きでわたしもしょっちゅう聴いてます。その大好きな曲をチレンちゃんがノベライズするとあって楽しみにしてたけど。ちょっと個人的には雅紀の存在が嫌だったなー…ずるいよー。創がかわいそうってわたしもチレンちゃんと同じ感想笑!
    アンサーをまだ聴いたことなかったのでこれからきいてみよーっと

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    2015年07月30日
  • アイドル生徒会!

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    こういう本絶対読まないんだけどチレンちゃんの新刊ってことで手に取りました。(デビューから応援してる作家さん)
    少女漫画好きな人には絶対絶対楽しめると思う、このテーマ。もうキラキラしすぎてて、ニヤニヤしながら読み終えた。わたしも絶対柚様推しになるだろうな、ナルシストでドエスな王子様な柚様や、大人の魅力溢れるなかでの女性恐怖症な嘉保須様もいいな。ゲームオタクなほんわかな檸檬乃介様も捨てがたい。インテリ眼鏡な裏での変態ぶりな月出里様も、美少女っぽい来夢様も…♡
    やー、こんなラッキーガール誰もが憧れるよ。キュンキュンしながら読みました。次回はどんな作品書くのかな、楽しみです。

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    2015年05月29日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    鱗のような未夜子。
    ぽろぽろ剥がれているというよりか、ぽろぽろ剥がれ亘にひっついてる。
    可愛くて痛々しくてて愛されてる子が未夜子。

    なんだか読んでいて普通に生きて死にたいと思った。
    普通の人で生きていきたいと。

    それと、ページが残り少しになっていくときにラジオから
    素敵、綺麗とか思っていた曲が流れた。
    けど、読んでいる時だけ汚く感じた。怖かった。
    綺麗なものまで汚くするけど、汚いものが流れていく感じで
    気持ちはスッキリした。

    亘のあの最後の知っていたのには嗚呼、運命と思った。

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    2013年08月28日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    チレンちゃんのデビュー作!!
    チレンちゃんに「ちょっとあやちゃんに似てる女の子のお話なんだよ」と言われてすごく楽しみにしてたの。
    もう初めっから痺れた。ほんと電波系。ぴりぴりって痺れる。
    詩的で官能的でわけわからないのにわけわかっちゃう感じがもうたまらない、たまらないよ。
    可愛くて、可愛いのが当たり前に育ってきた未夜子。かっこいい男の子としか付き合ったことないし、エッチばっかりしてレーズンみたいなチクビを持つ未夜子が恋したのはでかでかと名前入りのリュックサックを背負い、天文学の本を読むヘンテコな男の子、亘。無意識に読める、不器用な恋物語。
    これみんなに読んでもらいたいなぁ。

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    2015年03月17日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    どうしようもない片想いしてる人には強烈に刺さる。
    共感とはちょっと違くて、何て言うか刺さる。
    文章には好き嫌いがあるかも。

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    2012年09月16日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    読みながら浮かんできたのは渡辺あや脚本『ジョゼと虎と魚たち』で、たぶん木爾さんはこの作品が好きだと思う。言うなれば田辺聖子さんの『ジョゼ〜』という短編を渡辺あやさんが映画脚本にし、その影響を受けた木爾さんが自分に取り込んでさらに自分の中の物語の土台というか雛形にし小説にしていったような気がした。

    怖いものを好きな人と見たかったジョゼのような未夜子のカミナリ。僕は映画『ジョゼ』がとても好きなので勝手に夢想してしまった。亘という名前は恒夫を彷彿させるしツナ子はジョゼの祖母のようだ。

    0「未夜子と、格好よくてつまらない君達の夢。」の田辺睦夫は『メゾン・ド・ヒミコ』の岸本春彦の欄干にもたれている姿が浮かんだ。金魚たちはラブホテルでジョゼが見た古代魚のように未夜子の中に巣食っていてそれが亘との記憶と溶け合って空に浮かんでいるみたい。未夜子は恒夫で亘はジョゼと置き換えれるかなというのは僕が渡辺あや脳だからかもしれない。全然違ったら申し訳ないけど。

    未夜子は可愛くて他の女子からもおはようよりも嫌みや悪口を言われた方が多い女の子だが嫌みではない、ある意味では不思議ちゃんなのだろうがそれがすごく活きている。
    花火の時に洋を見ているかつての同級生は昔だったらきっと売れ残った金魚を大量に安く買って夜のプールにその金魚を放ったような女子たちに見えた。最近起きたプールに金魚を放った女の子達が浮かんだ。
    彼女達が羨む未夜子の間には友情なんか成立しない、恋に真っ直ぐな彼女はその辺りをシカトして自分の景色を自分の色彩で彩って何を言われても気にしないだからこそ美しさの中で燃える花火や生きていた金魚は鮮やかで終わった後の空の煙る景色や死骸になった金魚は哀しく朽ちている。
    気持ちやその感情にある自意識や景色を色鮮やかに書ける人なんだなって思った。絶対『ジョゼと虎と魚たち』好きだと思うんだよなあ、きっと。

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    2012年08月24日
  • 二人一組になってください

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    カースト表がいきなり出てきてビビった!私も女子校だったけど、こんなにドロドロしてなくてよかった〜と思いながら読み進めた。「二人一組になってください」って奇数だと確かに残酷な依頼である。誰とも組めないと失格つまり死が待つというとんでもないルールなのだが、クラスの一人一人の章があり、まともな女子から死んでほしくなる女子まで、これは女性作家しか書けない。最後がありがちなのが若干残念。

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    2026年10月10日
  • あの子にしか行けない天国

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    ⭐︎3.8
    本作で描かれている「18歳での選択制度」という斬新な設定に衝撃を受けました。女性を守るために作られた仕組みが、現実離れしているようでいて近い将来実際に起こりそうでもあり、背筋がうっすらと寒くなります。

    しかし女性の権利を守るはずの制度もまた、女性たちを縛り悩ませ続けるという皮肉な構造。時代や価値観がどんなに変化しても、女性として生まれたからこそ直面する避けられない選択の重みは存在し、「何が正しい生き方なのか」という問いに明確な答えはないのかも知れません。

    ルッキズムの激化と、それを否定しようとする価値観が混在する時代だからこそ生まれた1冊ではないでしょうか。

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    2026年10月08日
  • あの子にしか行けない天国

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    自分のしあわせについて、深く向き合わされた。
    選んだ道を正解に出来るか、その人生に満足できるかどうかは自分次第。
    誰が決めるものでもないから、自分の選択に自信を持てるような生き方をしたい。
    読む人の年齢によっても感じ方が違うと思う。
    語り合いたくなる一冊。

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    2026年10月08日