木爾チレンのレビュー一覧

  • 静電気と、未夜子の無意識。

    Posted by ブクログ

    どうしようもない片想いしてる人には強烈に刺さる。
    共感とはちょっと違くて、何て言うか刺さる。
    文章には好き嫌いがあるかも。

    0
    2012年09月16日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

    Posted by ブクログ

    読みながら浮かんできたのは渡辺あや脚本『ジョゼと虎と魚たち』で、たぶん木爾さんはこの作品が好きだと思う。言うなれば田辺聖子さんの『ジョゼ〜』という短編を渡辺あやさんが映画脚本にし、その影響を受けた木爾さんが自分に取り込んでさらに自分の中の物語の土台というか雛形にし小説にしていったような気がした。

    怖いものを好きな人と見たかったジョゼのような未夜子のカミナリ。僕は映画『ジョゼ』がとても好きなので勝手に夢想してしまった。亘という名前は恒夫を彷彿させるしツナ子はジョゼの祖母のようだ。

    0「未夜子と、格好よくてつまらない君達の夢。」の田辺睦夫は『メゾン・ド・ヒミコ』の岸本春彦の欄干にもたれている姿

    0
    2012年08月24日
  • 神に愛されていた

    Posted by ブクログ

    すごい読みやすかった。嫉妬と憧れ、相反する思いがすれ違いぶつかり合いながら人生が交差していく。その交差地点が、なんとももどかしくて、もう取り戻せないんだなと後から思い返す。もう巻き戻せない人生の痛みをどう繋ぎ止め他者に引き継ぎ、次の糧になっていくか。愛憎という言葉に相応しい物語だったと思う。

    0
    2026年06月11日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    卒業式当日、「二人一組になってください」を合図に当然始まったデスゲーム。
    見て見ぬ振りをしていたいじめや、表面上取り繕っていた関係が崩れ出す。

    最終的な卒業式は予想通りだったけど、生徒それぞれの関係性は予想外な部分も多く、面白かった。
    残酷な結末に向かって行くことはわかりつつも、次は誰目線の話なのかが気になり、次々ページを捲ってしまった。
    この子はこんなことを考えていたのか、この2人の間にはこんな出来事があったのかと思いながら読み進める中で、つい語り手目線のみで捉えがちだが、誰かにとってないもの(意識を向けない)になっている人生が、他の人にとっては大切な関係だったりするよなぁと改めて感じた。

    0
    2026年06月10日
  • 神に愛されていた

    Posted by ブクログ

    テーマは小説ではあるものの、小説よりも繋がりの様なものが大きく主題としてあった。書き方や進み方がややライトノベル感あったけど、おもしろかった!あとがき見て文体に納得。
    ただ、雨さんの正体など何となく全部察してしまったまま読んでしまったのが惜しい…

    0
    2026年06月09日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

    Posted by ブクログ

    2026/6/6
    いろんな殺人犯。
    アンソロジーは初めての出会いがあるからいいね。

    シリアルキラー vs 殺し屋/阿津川辰海
    殺人犯の攻防が面白い。

    脳JILL / 木爾チレン
    若い。一番わかるかも。

    テキストブック•キラー / 櫛木理宇
    最近、殺人犯の生い立ちについて書くことが増えたね。

    私の伴侶 / くわがきあゆ
    漁師が自殺体を引き上げてしまう...

    ご乗車の際は / 結城真一郎
    タクシー運転手。及川光博イメージ。

    でも、動機や殺人のルールが無理矢理に思えるものも多くてなんだかな。


    0
    2026年06月06日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    いじめがあるクラスで卒業の日に突如始まったデスゲーム。二人一組にならないと失格になり、クラスメイト達が次々に酷い最期を迎える。

    友情とか普段は表に出ていない本当の気持ち、自分が死んでも大切な友達を思いやれる優しさとかに泣けました。
    デスゲームなのに泣けるお話。

    登場人物がほんとにどこにも居そうな女子高生達ばかりで、誰の気持ちもわかるなってなりました。どうして死なないといけないのかとても理不尽…

    謎はあちこちに残ったままですが、おもしろかったです。コサージュは最強でした。

    0
    2026年06月05日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    『二人一組になってください』このタイトルを見て、買うのを躊躇した。過去のトラウマが読みながら蘇ってきた。中学時代に二人一組になれなくて、先生ともペアも組めず、ただぼーとしてた地獄の時間を思い出した。

    小説としては読みやすいし、バトロワ系で一人一人の生徒の感情が読み取れやすい内容になってて、面白い。死に方の設定とか疑問に思うことはあったけど面白かった。

    いじめをなくすことって無理だと自分は思ってる。いじめなんてこの世から無くなればいいのにとずっと思ってるのに無くならない。いじめられた側が損するだけで、いじめた側はいじめてたことも忘れて普通に生きてるのが現実。

    過去のトラウマが蘇ってきて、読

    0
    2026年05月30日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    2026/05/30読破

    無自覚の悪意によるいじめ
    本当の友情とは?
    卒業式で、いきなり「二人一組になってください」という特別授業が行われた。
    余った生徒はコサージュに仕掛けられた方法で死を遂げる。
    最後に生き残るのは誰か
    本当の友情とは何か
    クラスの女の子たちの様々な思いが書かれている。

    最初を読んだ段階で誰が生き残るのかある程度予想はつく
    だけれど、女子高生特有のなんとなく組んだグループ、表向きの友情等がリアルで読み進めていけた。
    相手を庇ったり、自分本位に動いたりと人間模様が多種多様で面白い。
    あーいるなこういう人、、と思いながら読めるので読み進める手が止まらない

    0
    2026年05月30日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    女子高生たちのデスゲーム
    無意識のいじめやスクールカースト、久々に聞くワードが出てきて学生ならではの人間関係諸々を思い出し、戻りたくないなぁ〜って気持ちになった。

    0
    2026年05月24日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

    Posted by ブクログ


    一口にシリアルキラーと言っても
    それぞれに特徴、拘り、譲れないポイントが
    あって各話新鮮に楽しめました。

    0
    2026年05月22日
  • 神に愛されていた

    Posted by ブクログ

    すごく読みやすい小説。小難しくなくて、シンプルでストレートな構成でテンポよくサラッと読める。小説が大好きで、小説家になった主人公冴理と圧倒的ビジュアルと物書きの才能を兼ね備えた天音の2人の視点から物語が描かれる。大好きな物語が書けなくなる苦悩や自分より人気の同業者に対する嫉妬、上手くいかない恋愛などの描写が面白かった。ただ、全て予測できてしまうストーリー展開かなとも思う。

    0
    2026年05月18日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    昭和生まれのスマホのない高校時代を過ごした私には、家にいる間は心が自由になれた。今の子達は大変。いつLINEで何を言われるか分からない。
    でも。共通しているのはビジュアル。スポーツ。頭の良さ。経験。でカーストが決まるということ。
    孤独は、カースト上位層でもある。大人になって分かる事だけど、今、中高生活を送る子達に、それに気がつく、教えてくれる本。
    結局は、自分の軸を持っているか。
    とはいえ、娘達のビジュアルは親が育てるしかないか…。改めて、美意識を育てる必要性を教えてくれた。

    0
    2026年05月14日
  • 哀を飲む

    Posted by ブクログ

    哀しみを飲み物になぞりながら様々な境遇の女性の生活を綴る短編集。全編を通して性に関する描写が多く、電車で読んでいると少し恥ずかしくなる。巻末に作者自身の解説がついていることは後から復習する上ではよいと感じた。

    0
    2026年05月09日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

    Posted by ブクログ

    シリアルキラーには信念や哲学、こだわりの条件やルールが決められており大変興味深かった。
    とても感情移入できる人物達ではなかったが、なぜシリアルキラーになっていったのか、怪物が生まれる過程がそれぞれ書かれており悲しい歴史にも触れられたような気がした。作家ごとにどこか魅力があり、異なるシリアルキラーをうまく書き分けていてアンソロジーならではの楽しみ方が味わえました。

    0
    2026年05月06日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

    Posted by ブクログ

    阿津川辰海 「シリアルキラーvs.殺し屋」
    木爾チレン  「脳JILL」
    櫛木理宇   「テキストブック・キラー」
    くわがきあゆ 「私の伴侶」
    結城真一郎 「ご乗車の際は」

    なにせ登場人物がシリアルキラー、どんな不幸な目に合っても自業自得と安心して読めた。
    チレンさんの華麗な殺人者のお話が面白かったな。
    櫛木さん、くわがきさんは、まあまたよくも絶妙に嫌な気分にさせるお話のことだ。(感心)
    生殺与奪の権というワード、某有名漫画を連想して仕方ありませんでした。
    タイトルと企画の勝利。

    0
    2026年05月05日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    ある女子校の卒業式直前に、担任教師により【特別授業】が始まった。二人一組になってください。誰とも組むことができなかった者は失格となります。
    失格とは死ぬことを意味していた。
    一軍、二軍、三軍とヒエラルヒーのような階層に分かれているが、果たして彼女達に本当の友達はいるのだろうか。
    読み物として、まあ面白いかな。

    0
    2026年05月02日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    私は読んでいて面白かった。
    それぞれの生徒がスクールカーストの中で自分の立ち位置を認識し不満を感じる者や満足している者などの心情が描かれていて面白かった。
    最終ゲームから最後にかけては意外な展開でした。
    個人的にそれぞれの死に方についてもっと解説があっても良かったのではと思った。

    0
    2026年04月27日
  • 神に愛されていた

    Posted by ブクログ

    あとがきに1番グッときた。プロの作家の世界を垣間見ることができた。才能と努力の両方が必要な世界で戦うことの厳しさと、それに伴って生まれる強い感情をこの小説を通して体験して、しんどい人生だけど強い意義も感じられる人生なのだなと思った。

    0
    2026年04月27日
  • 二人一組になってください

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    想像してたものと全く違っていたけど面白かった。
    ひとことで言えば、デスゲームなんだけども、一人に焦点が当たって、こんな子もいるかもなとか、こんな関係もあるかもなとか思えるものだった。
    最後に、時間が戻るとかそんなことが起こるのを期待したけど違ってた。その後があったのがよかった。
    留津ちゃんみたいな立場の子も、沢山いるのだろうなと思った。みんなで仲良くできるのがいいけれども、学校に限らず、優しい人の声は小さかったりするんだよなと常に思う。

    本の内容とはずれるけども、意地悪なことをしてきた人で教師を目指している人を知っている。大袈裟かもしれないけれども、人の痛みが分からない人が教師を目指すのかと

    0
    2026年04月25日