木爾チレンのレビュー一覧

  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    鱗のような未夜子。
    ぽろぽろ剥がれているというよりか、ぽろぽろ剥がれ亘にひっついてる。
    可愛くて痛々しくてて愛されてる子が未夜子。

    なんだか読んでいて普通に生きて死にたいと思った。
    普通の人で生きていきたいと。

    それと、ページが残り少しになっていくときにラジオから
    素敵、綺麗とか思っていた曲が流れた。
    けど、読んでいる時だけ汚く感じた。怖かった。
    綺麗なものまで汚くするけど、汚いものが流れていく感じで
    気持ちはスッキリした。

    亘のあの最後の知っていたのには嗚呼、運命と思った。

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    2013年08月28日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    チレンちゃんのデビュー作!!
    チレンちゃんに「ちょっとあやちゃんに似てる女の子のお話なんだよ」と言われてすごく楽しみにしてたの。
    もう初めっから痺れた。ほんと電波系。ぴりぴりって痺れる。
    詩的で官能的でわけわからないのにわけわかっちゃう感じがもうたまらない、たまらないよ。
    可愛くて、可愛いのが当たり前に育ってきた未夜子。かっこいい男の子としか付き合ったことないし、エッチばっかりしてレーズンみたいなチクビを持つ未夜子が恋したのはでかでかと名前入りのリュックサックを背負い、天文学の本を読むヘンテコな男の子、亘。無意識に読める、不器用な恋物語。
    これみんなに読んでもらいたいなぁ。

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    2015年03月17日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    どうしようもない片想いしてる人には強烈に刺さる。
    共感とはちょっと違くて、何て言うか刺さる。
    文章には好き嫌いがあるかも。

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    2012年09月16日
  • 静電気と、未夜子の無意識。

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    読みながら浮かんできたのは渡辺あや脚本『ジョゼと虎と魚たち』で、たぶん木爾さんはこの作品が好きだと思う。言うなれば田辺聖子さんの『ジョゼ〜』という短編を渡辺あやさんが映画脚本にし、その影響を受けた木爾さんが自分に取り込んでさらに自分の中の物語の土台というか雛形にし小説にしていったような気がした。

    怖いものを好きな人と見たかったジョゼのような未夜子のカミナリ。僕は映画『ジョゼ』がとても好きなので勝手に夢想してしまった。亘という名前は恒夫を彷彿させるしツナ子はジョゼの祖母のようだ。

    0「未夜子と、格好よくてつまらない君達の夢。」の田辺睦夫は『メゾン・ド・ヒミコ』の岸本春彦の欄干にもたれている姿

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    2012年08月24日
  • 二人一組になってください

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    無自覚ないじめ。卒業式当日の教室で、それを振り返る壮絶な特別授業が行われた。女子高生27名はクラス内のカーストの中で、自分の立ち位置や同級生との関係性を振り返り、徐々に凄惨な死を重ねながら「最後の一人」を決めていく。
    めっちゃJK死ぬやん。大勢の登場人物に視点転換されて、一編が30ページぐらいで進むから読みやすく感じた。重い設定の割には文章は単調だからサクサク読めて、だからこそ「めっちゃJK死ぬやん。」だった。バトル・ロワイヤルより読みやすい。

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    2026年02月22日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    卒業式直前の京都の私立八坂女子高校で、「二人一組」を作り、ペアになれなかった者が死ぬデスゲームを描く。制限時間60分で終わらなかった場合は全員失格、再び同じ相手とは組めないなどの規則がある中で、それぞれが生き残るために行動していく。各生徒の視点で物語が描かれるため、思っていたよりも生徒を覚えられたが、生徒たちの感情の理解を補う過去のエピソードは物足りなさがあった。また、次々に失格していくので、正直覚えてもあまり意味がないようにも感じてしまった。

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    2026年02月19日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    阿津川辰海「シリアルキラーvs.殺し屋」
    木爾チレン 「脳JILL」
    櫛木理宇「テキストブック・キラー」
    くわがきあゆ 「私の伴侶」
    結城真一郎「ご乗車の際は」

    全部面白かったけど一番好きだったのは「脳JILL」でした。

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    2026年02月16日
  • 二人一組になってください

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    舞台は私立の女子高。
    卒業式の日に特別授業で二人一組にならなかった人が「失格」になるゲームが始まる。
    表示で想像していたと違ってグロい。
    最後の最後で意外なハッピーエンドを期待していたが…
    「いじめ」について考えさせられる作品

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    2026年02月14日
  • 哀を飲む

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    ネタバレ

    愛を失くした女子たち…多分、見失ってるだけで失くしてはいないと思います!
    出てくる女の子たちは、どうすればいいとか、どうするべきかとか、そんな細かい計算をしていないところが逆に現実的だなと。
    本人も持て余しているでっかい感情はどうする事も出来ない。
    だからこそ、食べ物を消化するように、哀を飲んで享受して、彼女たちはゆっくりそれを受け入れていくんだと思いました。
    短編集の題が全体的にすでに物悲しい…。
    「梅酒と眠る」お気に入りです!
    チレンさんに憧れ感化され、お水を飲みながらこの感想も入力しました(笑)

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    2026年02月12日
  • 二人一組になってください

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    高校の卒業式、学校へ行くと、黒板には「2人1組になってください。最後まで残った2人及び1人が卒業式に参加できます。」と書かれていた。2人1組になれなかった者、ルールを破ったものは死。設定は面白かったけど、中盤でオチが見えて、期待を超える終わり方ではなかったかな。

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    2026年02月11日
  • 二人一組になってください

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    ・生徒の深掘りができていない中で、どんどん脱落していくスピード感に置いてけぼりとなった。
    ・はじめのエピソードの子がメインかと思ったが、そこの裏切りはよかった。
    (評価)3

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    2026年02月09日
  • 夏の匂いがする

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    女の子特有の、仲の良いだけで言い表せない共依存のような関係が描かれた5つの短編集。

    若さ故の漠然とした虚無感、特別な関係への絶対的信頼とそれが崩れることへの恐怖、何気ない日常の尊さが、腑に落ちてくる文章で綴られている。

    表紙の写真も本作の雰囲気と合っていて素敵だと思った。

    ・瑠璃色を着ていた
    →周囲の仲良しごっことは一線を引いて、高校3年生の瑠璃とハリの話

    ・植物姉妹
    →脳死状態となった白花と、その妹黒花の話

    ・りかちゃんといづみちゃん
    →常人離れした美しさのりかちゃんと、それに憧れる泉の話

    ・溶けたらしぼんだ
    →高校時代からずっと一緒だった栞とゆりが、卒業後ルームシェアをしている

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    2026年02月08日
  • 哀を飲む

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    10代の頃この手の閉塞感や背徳感に満ちた、救われも突き落とされもしない話を好んでいた時期あったなと懐かしくなった。

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    2026年02月04日
  • 二人一組になってください

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    面白いけど正直話題になってるほどではなかった
    特に最後は2人はなんで変わっちゃったんだろうって気持ちになる。
    いくら自認が死刑になるべき人間だったとしても、あれだけ親友の自殺を悲しんでた花恋が教え子たちを巻き込んで?って感じだし
    美心もコサージュを作った以上はゲームに協力しているわけで美しい心とは…?となてり
    美心たちの担任も本当は彼女たちみたいな心を持っていたんだろうなぁとも

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    2026年02月03日
  • 二人一組になってください

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    区切りが多いから読みやすくてスラスラ読めた。
    自分も二人一組になってくださいとか周りの人と話し合ってくださいとか嫌いだったな。。。

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    2026年02月02日
  • シリアルキラーアンソロジー 人殺し日和

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    “殺人鬼”つながりでこの一冊。

    阿津川辰海さん
    木爾チレンさん
    櫛木理宇さん
    くわがきあゆさん
    結城真一郎さん

    という豪華執筆陣に惹かれて手に取りました。私にとってまるで福袋みたいでした。
    流石どの話も面白い。そしてさくっと読めてしまう短話集。

    この中で私が好きな話は阿津川辰海さんの『シリアルキラーvs.殺し屋』

    古書店に勤める男を一ヶ月以内に殺して欲しい。という依頼を受けた殺し屋のお話。

    あまり話すとネタバレになってしまうから話せないけれど、流れる空気感がチルい。殺人鬼と相対する空気感ではないの。緊迫してる場面のはずなのになぜか緩く感じてしまう。不思議な温度をもった物語でした。

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    2026年02月02日
  • 哀を飲む

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    タイトル通り別れを書いた哀しい話が多かった。メンヘラ気味の主人公が多くて少しお腹いっぱい。私が恋愛があまり得意ではないからかもだけど、あまり共感はできなかったかな。
    本気の恋愛をすると皆どこなおかしくなってしまうのだろうか。
    なぜかラムネを飲んでいる場面を読んで、特に好きだったわけでもないのに飲みたくなった。
    他のチレン先生の作品も読んでみたいな。

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    2026年02月01日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    木爾チレンさんの長編は初だったが、題名に惹かれて購入。
    女子高校生の一つのクラスで二人一組にならないと脱落していくデスゲームの話。女子特有のカーストだったたりこの人より自分は上の立場にいるみたいな描写を書くのが上手だなと思った。あとは人を羨む妬みだったり同性愛も描かれており単なる女子高校生のサバイバルというよりクラスメイトの一人一人に焦点を当てて章が分かれており描かれているので珍しかったが、それぞれの内情を知れて楽しむことができた。
    いじめはされた側からするとした側と何もしない傍観者は変わらないんだなと改めて感じた。デスゲームの終わりを見届け一件落着だと思ったが、最後の最後でいじめはどこにでも

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    2026年01月31日
  • 二人一組になってください

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    明らかにイジメと認識されるようなことをしてなくても、見て見ぬ振りをするのはイジメである。という1つのメッセージをデスゲームを通して伝えていたように思う。最終的にはそのゲームはいじめられていた子の復讐劇みたいになるのだが、どうして最後に花恋が教師になってゲームを始めるのかよく分からない終わり方だった、、読みやすく、エンタメ要素の強い話だった。

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    2026年01月28日
  • 二人一組になってください

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    ネタバレ

    ちょっと期待はずれだった。
    表紙を見た感じすごい付箋回収とかあるのかな?て思っていたけれど、特に何も無く、ハッピーエンドの形で終了。

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    2026年01月28日