円陣闇丸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ寄宿舎が舞台のミステリ。群像劇なので複数の登場人物のそれぞれの話が絡み合ってます。縦軸は自殺とされた親友(従兄弟)の死を探りに転入してきた受けが、同じく幼なじみの攻めと事件の真相を解き明かしていくミステリー。
下級生=半パンとか慰みものになっている生徒とかエロ神父も出てくるし、寄宿舎ならではというステレオタイプな設定盛りだくさん(ので読みやすい)。でも登場人物多すぎて肝心の受けのインパクトが薄い印象。オチにどんでん返しとか意外性があったらもっと良かったかなぁ。
デビュー作らしいですが語彙も豊富で読み応えあったので今後も追っかけたい作家さんです。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルがなんともおどろおどろしいけど、全く優しい人たちばかりで安心して読めました。人質といえば即ゴー○な展開ではなく、どこまでも紳士な攻めで良かった~。でも、初Hは気持ち確かめる前にいたしちゃってますがそこはBLとしてのお約束みたいなもん。受けがそれで体調悪くなって、医者の兄に叱られてしゅんとなる攻めが目に浮かんでニマっとしました。足が悪い受けがその知識力で北の国で自分の存在価値を見出だされたので一人の成長ものとしても良いストーリーでした。Hも結構がっつりです。
ただ、受けと実兄との実は相思相愛設定とか要らなかったような…誓い合ったのに攻めに惹かれるというアンバランスさがちょっとひっかかりま -
Posted by ブクログ
ネタバレこれで完結かと思うと、読むのが勿体なくて中々手が付けられませんでしたが、誘惑には勝てずに大事にゆっくり読もうと本を開きました。
大事にゆっくり……ゆっくり噛みしめるように……だめだ、ゆっくりとか無理!!
結局続きが気になって、先が知りたくて一気読みしてしまいました。
大きく分けて国貴編と和貴編で構成されています。
それも二編ともそこで区切るか鬼か!? という意地悪な引きで下巻へ……となっていて、これは上下巻揃うまであたためてて正解だったと思いました。
今から読もうと思っていらっしゃる方は、ぜひ揃えてどうぞ。
さて、内容についてですが、正直私は国貴にそれほど思い入れがないので、何か久しぶりの -
Posted by ブクログ
ついに最終巻。ようやく大団円までこぎつけた感じだけど、今回は5巻の後すぐに出てくれたのでスムーズに話の流れに乗ることができました。
話ができる猫のアフトがとても活躍してたのが、ストーリー全体をまとまりよくしていて心に響くものがありました。
アフトはおじいちゃんが自分を一緒に連れて行きたいのだと思い込んでいたのだけど、それは誤解だったんですね。
アフトのことを、飼い猫としてよりも一匹の猫として認めて愛してくれていたおじいちゃんの気持ちに涙するアフトに涙です…
…それより、おじいちゃんの名前が某有名芸能リポーターと一緒でwwひっそり気になって仕方なかったです。
5巻の感想でエロ的なもの切望して -
購入済み
漫画家シリーズ
本作ではなく「ごめんなさいといってみろ」を小説で読んでイマイチだったのでシリーズ通してやや敬遠してたのですがこちらのカプは良かった。東海林の過剰なまでの世話焼き(独占欲)にドップリ浸かってるルコちゃん、2人共大人としてどーだろう、、ですがまぁ当人たちが幸せそうだしね、まあいっか(笑)。