あらすじ
この美しくも淫らな人が自分だけのものになればいい
幼き日に再会を約束した年下の抵抗組織の幹部×上官に身も心も支配されている美しき将校
絶対忘れない、また会おう――。少年時代、旅先で偶然出会った兄弟との約束を胸に秘め、ドイツ国防軍陸軍将校のイリヤはパルチザンへの潜入捜査を試みる。しかし皮肉にも再会を誓ったアレクサンドルは敵組織の幹部候補だった。彼の兄ドミートリィの非業の死に関わったイリヤは、復讐心と愛憎に囚われたアレクサンドルに激しく犯される。しかしイリヤの肉体は潜入を命じた上官のクラウスによってすでに開発され、今なお支配されていて…。
紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版!
感情タグBEST3
幼馴染みカップル
世界大戦時代と言うことで重い内容なのかと思いましたが、ちょいオリジナルの設定が入っていたし、話の中心は幼馴染みカップルについてだったので、思ってたよりも読みやすかったです。
Posted by ブクログ
舞台が情勢的にもリアリティで今読むべきだなと( ̄^ ̄)真面目な話。
ニュースだと他人事になりがちでベクトル違えど、こーゆーとこで身近に感じてもいいと思うの
ここから砕け♡
キャラ的にクラウスが1番スキなんよw
彼が真の愛を見つける次回作とかどうですか…w( *¯ ꒳¯*)
Posted by ブクログ
占領下でのウクライナ。
再会物。
ドイツ軍将校のイリヤが潜入しようとした地下組織で再会したのは子供の頃に知り合い、大人になったらと会う約束をしていた兄弟の弟・アレクサンドルで、彼はその組織の幹部だった。
敵として再会しただけではなく、イリヤの失態からアレクサンドルの兄・ドミートリーを死に追いやってしまっていてアレクサンドルからは憎悪を向けられ激しく犯されることに。
イリヤは上官であるクラウスからすでに身体を開かれていて快楽に従順になっている。そんなイリヤに対して身体を組み敷きながら苛立ちを募らせるアレクサンドル…。
間男のクラウスが絶品の間男です!
イリヤを虐めて楽しんでいるけれどどこか甘さがある。もっと気持ちを込めて違う表現をすればイリヤと普通の甘いカップルになってたかも?
出逢った頃からのクラウスの気持ちが分からないので残念だけど、別の話としてクラウスの話は読みたいです。
執着していた妹が実は死んでいたと知った割にはそこまで悲しみの表現が無かったのが、ちょっと?だったのと、そもそもそこまで妹に執着するほど(妹を守るためにクラウスに従った、というのも理由として少し弱い)それに纏わる納得させるエピソードがもう少し練られていたら良かったかな?と思います。
挿絵は円陣先生。文句無しの美麗さでした。軍服!