円陣闇丸のレビュー一覧

  • 夜ごと蜜は滴りて

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    清澗寺家シリーズ2作目。次男の和貴編。
    鬼畜調教攻めの執着愛もの。
    和貴はツンデレで深沢はタチの悪い変態(褒めてます)

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    2015年11月05日
  • erotica【イラスト入り】

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    どれも「いい!」と転がったが、プラトニックな(作中作は清潔にエロいが)「書生の戀」の手紙のやり取りが一番美しかった。

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    2015年10月11日
  • 神鳴り花~傾国の神官~【イラスト入り】

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    ネタバレ

    円陣闇丸センセの美麗な表紙絵から、3pの中世ファンタジーだなと推測。
    …ただ、沙野センセによる中世ファンタジーとなれば、絶対に王道ロマンティックだけではすまされないので、そこのところはしっかり肝に銘じて手に取らないと、とんでもない地雷を踏むことになるかもしれませんね~
    お気をつけてください…
    そういう、毒のある作風が大好きなんですけど。

    金髪皇帝と銀髪騎士×黒髪神官。
    金髪皇帝のレオンが第一印象悪くて、てっきり俺様暴君かと思ってしまいました。まあ、ベッドではやんちゃです。「一棒一穴」信望者としては、レオンはダメでしょう…!みたいな悪感情しかなかったんですが。
    でも、レオンとハルの少年時代の裏

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    2015年07月31日
  • threesome【イラスト入り】

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    eroticaでの掌編から派生した3pもの。

    女好きのヤクザの頭の辻は顧問弁護士の財津とその甥で辻の身の回りの世話をしている菊池と最初は望まない形から入ったが、今は快楽に溺れるように許容している。

    自分のシマでボコられている若者を助けたがそれは詐欺を働いている一味の仲間で。


    起承転結の転が来たら、榎田さんらしい深い展開だった。振り返ってみると、その展開は確かにあるあるの展開なんだけど、そこへ持っていく榎田さん、うん、そうだよね、ってなった。
    なんだろう、出てくるキャラに容赦ない。もちろんその先にある落ちどころという結果のためにはその前にかなり悲惨な体験をさせるのはそれでいいのだけど。う

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    2015年06月19日
  • threesome【イラスト入り】

    購入済み

    これはなかなかヘビーな、、

    複雑な心境になるお話でした。愛を信じない必要としない、と言い聞かせてる感じの辻に心底愛情を注いでる財津と菊池。好きな人を共有出来る心理が正直理解出来ませんがこの2人に至っては2人で一人前って感じでギリギリ受け入れられました、基本3Pも趣味ではないのですが。辻の無自覚な寂しさにあえて反発している風な不安定さを愛情たっぷりに包む財津と菊池、絶妙なチームなのかもしれません。3人ですしエロ度はかなり高く濃ゆいです。

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    2015年06月11日
  • threesome【イラスト入り】

    購入済み

    久々の当たり本!

    長年BL本を拝見しているせいか、受け感たっぷりな感じが苦手な私ですが、この本はソレがなく良かった。受が男感を残しつつ、でも受けなんだなってところが私好み。また読んでいる内に切なくなる部分もあり、エロ度もソコソコ…wwもっとエロイ絡みや表現、挿絵があったら良かったかなと思い、1つ☆付けませんでしたが最近読んだ中で1番良かった一冊でした。

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    2015年05月22日
  • threesome【イラスト入り】

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    エロティックがテーマの短編集『erotica』に収録の、「10×3」続編です。
    893で3Pの後日談。あれ以上話が膨らむのか?と少々危惧しましたが、そこはさすがで引きこまれる展開になっていました。

    女好きで男前な893の組長の辻、有能で狡猾な893の顧問弁護士の財津、そして身長もナニも大型で年下ワンコな舎弟の菊池の3人が主人公。
    辻は女癖が悪くて、親分の娘に手を出したことを財津に強請られてこんな事になっている訳だけど、その娘の件がどうなったのか気になっていたので、それが今回ものすごく面白い回収になっていたのに満足させてもらいました。姐さんの存在は欠かせませんね~

    あと、もっと気になっていた

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    2015年03月29日
  • 情熱の結晶(情熱シリーズ4)【イラスト入り】

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    自分を金で買い、極道の世界から救い出してくれた精悍で寡黙な若き実業家の遥と、寄り添うように秘書として仕える佳人。
    幸せな日々を過ごしていたがある日、遥が事故にあい記憶喪失に!!
    「好きだというなら、離さないと約束しろ」とかつて傲慢に言った遥の中での存在を失い、傷つく佳人。
    運命の残酷さに挫け、佳人は身を引くことも考えるが、遥への揺るぎない愛を想い、踏みとどまろうとするが…!?
    愛しあう2人の前に訪れた最大の危機!!

    (出版社より)

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    2014年11月24日
  • 神さまには誓わない 【イラスト付き】

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    すごく良かったです。切なかったですね。 なんか何千年も生き続けている悪魔と人間の時間って考えると取り残されてしまうのはとても悲しいですよね。 他のお話だと同属になったりとかあるんだけれど、こちらはなんかとってもきつい選択肢ですよね。 前作のカップルの決意もそうだし、今回のカップルもなかなか切ないですよね。 恋愛もそうなんだけれど、何よりもマリーとの親子関係がすごく良かったです

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    2014年09月24日
  • 暁に濡れる月 下

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    ネタバレ

    清澗寺家シリーズ第二部下巻。
    前回から引っ張った双子の恋の結末編です。
    純粋培養な弘貴は、まぁ予想通りでした。
    箍が外れたら本当に冬貴だったのね、という展開です。
    そして泰貴もやっぱり和貴系だったのね、という話。
    個人的にはやっぱり泰貴贔屓なんですが、どうしても和貴に
    目が行きます。
    そして冬貴の存在感が完全に双子の余韻を吹っ飛ばしてます(笑)

    第二部で世代交代しても、やっぱり清澗寺家は親世代が
    濃すぎて、出番は少なくても完全に食っちゃうんだな、
    ということがよく分かりました。
    鞠ちゃんの様子も見られて安堵しましたし、ちょろっと
    だけ存在を匂わせる国貴や、道貴の存在にニヤニヤ。
    主役カップル

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    2014年08月16日
  • 狂おしき夜に生まれ

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    ネタバレ

    清澗寺家シリーズ外伝。
    清澗寺家誕生の秘密に迫る、みたいな内容でした。
    どうして孤独を背負うことになったのか、その始まりの
    物語です。
    読み始めた当初は貴将がどうやって現在の清澗寺家に
    繋がっていくのだろう……といまいち想像がつかなかった
    のですが、なるほどそっちですか!
    淫蕩な血は貴将ではなく、暁成の血の方か!と。
    厳密に言えば露草が一番現在の清澗寺というか、冬貴に
    通じる部分が多かったように思います。

    いずれにしろ、清澗寺家の起源が分かり、おまけに嵯峨野家の
    起源についても触れられていて、成程それで嵯峨野の
    おじいさまが貴久に執着していたわけか、と色々と
    美味しかったです。
    ラストで冬貴

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    2014年08月09日
  • 終わりなき夜の果て (下)

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    ネタバレ

    清澗寺家シリーズ7作目。
    シリーズ1部が完結だそうです。
    そんな総集編の下巻では、国貴と道貴の2編構成。
    国貴ってそんなに好きなタイプではなかったのですが、
    このお話を読んで、その愛情深さにうるっと……。
    そして再会した時の和貴にまた涙腺を刺激される。
    なにこの家族愛。
    清澗寺に一番縁遠いはずの家族愛が、みっちり詰まって
    ました。
    パパなりの愛情表現も、じわっときた。

    そして道貴編については……ちょっと食傷気味。
    クラウディオの歯の浮くような台詞の連発に苦笑いと
    いうか、あまりに小っ恥ずかしくて桃色シーンは完全に
    飛ばし読みしてしまいました。
    ルカがとても良い子で、道貴との交流は読んでて

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    2014年08月01日
  • 終わりなき夜の果て (上)

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    ネタバレ

    清澗寺家シリーズ6作目?
    総集編という感じでしょうか、和貴編と冬貴編の2つと、
    冒頭に貴久と嵯峨野のプロローグ。

    上記2CPが好きなので、この分厚さにお腹いっぱいでした。
    もう満腹で食べられません。
    和貴は相変わらず同じところをぐるぐるぐるぐるしてて、
    これは深沢も大変だ……というか、ここまでうじうじ
    してると読んでて若干イラっとしてきたりもしたのですが、
    このうじうじ感こそが和貴だと思える不思議。
    結局の所は究極の愛とは、みたいな展開になってるのですが、
    今までは口だけで言ってたのを行動に移しちゃったよ、
    という深沢のキレっぷりが突き抜けてました。

    個人的にはパパ編が良かったです。
    どこ

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    2014年07月30日
  • 花嫁と誓いの薔薇 砂楼の花嫁2【SS付き電子限定版】

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    ネタバレ

    まさかまさかの展開で、ドキドキが止まりませんでした。
    前作はわりと王道かなと思わせるストーリー展開だったんですが、今回は二人での日本へのハネムーンで甘々イチャコラばかりですかと思わせといて、衝撃的でした。
    深刻な事態が勃発。
    もちろん、二人きりの甘い時間もしっかり描かれているんですが、幸せがしっかり描かれているからこその、その後の思ってもみなかった衝撃はさらに大きいです。
    …読ませます。

    心を支えてくれ、排除しようとする輩から守ってくれる心強い存在だったイズディハールが消息不明になったどころか、生存が危ぶまれるという最悪の事態。
    憔悴しきった秋成に救いの手を差し伸べたのはハミードです。

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    2014年06月02日
  • 罪の褥も濡れる夜

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    男爵家の三男・伏見義康は、政界の重鎮の後継者として将来を嘱望されていた。
    友人との賭けから清澗寺伯爵家に忍び込んだ伏見は、かつて言葉を交わした妖艶な美少女が、実は御曹司の冬貴であることを知る。
    清澗寺家の財力と名声を利用するため冬貴を手懐けようと画策する伏見は、無垢な冬貴を抱くが…。
    純粋であるが故に、淫らに染まる躰に魅せら囚われていく―。
    狂おしいほどの情欲と純愛の、至高のラブロマンス登場。

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    2014年05月31日
  • ついの絆 -芝蘭の交わり-(情熱シリーズ10)【イラスト入り】

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    情熱シリーズ、2本の書き下ろしに入手不可能になっているドラマCDのSSも収録。新しい展開になってもしっかり読ませます。遥×圭人も東原×貴史もできあがったcpだし、ラブラブだし、変わりばえしないんじゃないかと懸念していましたが、新たな登場人物のせいで面白かったです。

    固い絆で結ばれた遥と圭人は、もう夫婦のような雰囲気でラブ面では安定感があります。そんな馴れ合いを自重するかのように、圭人は仕事面だけは自立しようと決意します。
    ただ愛する人に護られて安穏と生きるという選択をしない圭人に、芯の強さを感じます。やわらかさの中に、一本鋼のような強さがあるんですよね。とても魅力的です。
    そうなると遥の秘書

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    2014年05月01日
  • 発情+熱情短編集 「情」~Emotion~【イラスト入り】

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    熱情シリーズは読んだ事なかったけれど楽しめました。そして大好きな発情シリーズも盛りだくさんで小さい双子にほのぼのし、大きくなった双子に楽しませていただきました。

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    2014年04月13日
  • シンプル・イメージ

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    フリーライター×高校生

    砂原先生のデビュー作と聞いて。
    すごく良かった。
    年の差で悩むところの細かさや、高校生の年下ワンコなのにどこか達観してたり。そのくせ、年下らしい幼さが見えて魅力的な航。

    片思いに踏ん切りつける気持ちて引っ越した千晶。
    臆病さと喪失感とあやふやな気持ちの持て余し感が感じられた。

    気持ちの合わさり感がちょっと急いてたように感じたけど、一冊の中にバランスのいい3話でとても良かった。

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    2014年04月06日
  • ファラウェイ 【イラスト付き】

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    悪魔とか天使とか、英田先生がこれまで書かれてなかったような題材の話でこれぞ「ファンタジー」というお話でしたね。
    珠樹が素直なかわいい子であったのも好感が持てました。アモンが黒豹になって珠樹が泣いているところにすり寄っていたというところがなんだか可愛かった。

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    2014年03月05日
  • ファラウェイ 【イラスト付き】

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    雑誌で既読。スピンオフも読んでいて、今度そちらが単行本化されるのを機会に手に取りました。
    893や警察を主題にしたハードボイルドな作風が得意なセンセですが、こちらはシリアスで重厚なムードから一変して、甘くてかわいいファンタジーものです。
    イラストは円陣闇丸センセで、サリサリみたいな猛獣も美しく描けるのでぴったりです。

    病院で清掃の仕事をして、つつましく生きている珠樹の前に現れた、現実離れした超セレブなユージン。カッコいいのに我がままで性格も最悪なユージンに、珠樹はいい印象を持っていなかったのですが、彼が交通事故に遭い生死を彷徨った末、奇跡的に息を吹き返します。そして、なぜか珠樹に「俺を許すと

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    2014年02月24日