野中郁次郎のレビュー一覧

  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    従来の開発手法ではビジネスの変化に対応できなくなったため、アジャイルが広まった。ソフトウェア開発のみならず、組織経営やチーム運営にも多くの示唆が含まれている。

    第1部ではアジャイルとスクラムの基本的な説明、第2部ではリクルート・楽天・富士通でのアジャイル事例紹介、第3部ではそれらを踏まえた考察、という3部構成になっている。

    スクラムで決められている役割はこの3つ。プロダクトオーナー、開発チーム、スクラムマスター。スクラムマスターはプロジェクトファシリテーションに注力するサーバントリーダー。管理者たるマネジメントリーダーではない。コマンドコントロール型の組織から、自律化・自己組織化したチームへと変わる。

    ーアジャイル宣言ー
    プロセスやツールよりも個人との対話を、
    包括的なドキュメントよりも動くソフトウェアを、
    契約交渉よりも顧客との協調を、
    計画に従うことよりも変化への対応を、
    価値とする。

    ー以下、メモー
    自社の開発プロセスにアジャイルを取り入れることをイメージしながら読んでいた。べき論を言えば、自社の開発プロセスの課題に答える形での改善活動が望ましく、フレームワークを取り入れるだけでは現場が困窮するだけだろう。つらつら思いついたことを残しておく。

    ・アジャイル思想導入における障害とは?
    ・やっつけでアジャイル導入した場合と、課題展開を行った上での対策としてアジャイル導入する場合の違いとは?
    ・AI開発プロジェクトにおけるアジャイルとシステム開発プロジェクトの違いとは?
    ・メーカーでの導入事例とは?
    ・システム開発以外の領域でのアジャイルとは?

    通常業務、プロジェクトに取り入れること。顧客体験を最大化するために顧客の言葉で書く。可視化共有化のために、紙ベースのアナログを活用する。
    この一冊をとっかかりにアジャイルやリーンスタートアップを読み漁ろう。チームの開発、成長のスピードアップへの強い示唆がある。

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    2019年02月05日
  • 知識創造企業

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    Morning Bee題材。mtv氏にすすめられて。

    大学人ならではのアカデミックさがあるんだけど、そこはかとないアツさもあると感じた。

    第二章は正直どうしようかと思ったけど、というかくじけそうになったんだけど、そのまま読み進めて良かった。

    今の自分の課題に対してのヒントがいろいろあったように思う。特に、キャリアパスに関して。

    Morning Beeの題材としてもいい選択。

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    2019年01月20日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    発刊は1999年だったが、今の時代にも適応される考えが記載されている書物のように感じた。
    自社がSECIモデルで経営できているかや、知識経営のステップに照らすと道のりは遠いように見える

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    2019年01月01日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    タイトルを見てジャケ買い。
    知識者の見解は、結局みんな同じところにつながっていくんだなぁと思った。
    日本という国に必要なのは、中央からの上っ面の対策・発言ではなくて、現場で尽力する企業の力。
    現場力の強い企業はずっと生き残っていける。
    現場を大切にしない企業は、今はよくてもそのあと残っていられるかはわからない。
    震災では、中央の弱さと現場の強さが浮き彫りになった。

    「たしかになぁ」と思うところが多く、読んでよかった。
    けど、再読はしないだろうな。
    今読むから、「たしかになぁ」と思うのだろうと思う。

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    2018年12月24日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    22 社内SNS
    34 ミドルアップダウン
    73 10の知識を1にする
    73 見えてくるまで考え抜く
    166 率先して逃げることが皆の命を救う
    189 サムシングニュー テラモーターズ
    190 NATOな日本人=NotAction,Talk Only
    255 利益は経営のウンチ 伊那食品

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    2018年12月09日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    著者の一人である野中郁次郎氏は、論文「The New New Product Development」の中で、「専門集団によって設計され、文書化されたナレッジが、次の工程の専門集団にに引き継がれ、これを繰り返して物を作っていく」プロセスに対して、当時、キャノン、ホンダなどが行っていた「色々な専門家が一体となり、自律的組織として物を作っていく」プロセスを、ラグビーに例えて、「スクラム」と呼んだ。このスクラムは、海を越え、アメリカでトップ・プログラマたちをインスパイアーした。そして、スクラムは、その名前のまま、ソフト開発プロセスの新ムーブメントとなり、故郷である日本に帰ってきた。
     ソフト開発は、現在のものづくりのみならず、会社経営にも非常に重要な要素であることは明らかであるが、日本のビジネスパーソンは、あまりにもソフトウエア・リテラシーが低い。私は、それが日本産業の生産性の低さの原因ではないかと思っている(残念ながら、これはわが社にも言える。特にソフト開発部門マネージメントのソフト開発リテラシーの低さは、悲惨を超えて喜劇的だ)。本書は、そういった状況を打破し、ソフト開発の改善、改革とそれを基盤にした経営改革にすばらしいアイデアを披露してくれるすばらしい本である。

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    2018年10月23日
  • ビジネスモデル・イノベーション 知を価値に転換する賢慮の戦略論

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    暗黙知をベースにして創造される高質な知を単にモノづくりに終わらせることなく、新たなやり方で価値に変える経営モデルに衣替えをする=ビジネスモデル・イノベーション(BMI)が本書の主題とし、共通善をベースにしたビジョンをもとに、組織的知識創造の枠組みを築き、既存の産業の固定観念や企業内のしがらみを取り払ったうえで、世界の再創造のためのビジネスモデルに作り替える組織能力を構築しなくてはならないと提唱する。
    カルロス・ゴーンと野中郁次郎のインタビューも取り上げられており、面白かった。驚いたのは、日産では経営トップ100人のうち、4割が日本人ではないとのこと。しかも、ルノーのフランス人で占められているわけでもないという。どんな米国企業でもフランス企業でも、トップ層の4割が自国民以外である企業はおそらくないだろう。
    シンガポールのトップエリートの官僚の人材確保が課題となっており、事務次官クラスの年収は一億円を超えるとのこと。日本の公務員の給与は削減の一途であるが、日本の官僚も優秀な人材についてはもっともらっていいと思う。シンガポールでは、異動先は一つの省庁にとどまらず、常に各省庁を渡り歩くことで、特定の省益を守るという感覚がないというのも、興味深い。

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    2021年08月08日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    四年ぶりに再読。アジャイルやスクラムはある程度理解している前提で、何度読んでも会話の重要性は再認識する。ビジネスとエンジニアの垣根を超えるコミュニケーションはやっぱどうあがいても大事。政治的事情でよしとされない場合でも、ダマで勝手にやっちまおう。
    しかし読むたびにtypeAからCの考え方混乱するわ。Aが普通のスクラムだとおもってたが、やっぱちがうな。

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    2018年02月05日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    アジャイルとは何か、そして自分自身の業務にどのように取り込んでいけば良いか、ということを考えさせられる一冊。スクラムの本質に迫る野中氏との対談も読み応えありました。

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    2018年02月01日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    ひさしぶりにこういう専門書を読んだ。
    面白かった。ソフトウェアもウォーターフォールではなく、こうしたアジャイル型の開発が進むのだろうか?

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    2018年01月09日
  • 史上最大の決断

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    第二次世界大戦次のリーダーシップ論。アイゼンハワーの魅力について。現代の組織、人的資源管理にも通じる内容。

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    2017年09月06日
  • 史上最大の決断

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    ノルマンディー上陸作戦はなぜ成功したか、成功の陰にどんな失敗があったかが分かる。こうした歴史の検証は、必ず次世代に繋がると思う。

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    2017年07月15日
  • 知識創造企業

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    密接なつながりを持って暗黙知を共有しよう。
    つながりがなくなっていっている今の暗黙知はどうしましょう。

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    2017年07月03日
  • ビジネスモデル・イノベーション 知を価値に転換する賢慮の戦略論

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    キーワード・キーフレーズ抄録。
    ・価値命題はビジョンと直結した「自分のありたい世界観」、すなわち主観、強い思いがベース
    ・社内昇進で選ばれたリーダーは、過去の経験に過剰適応した状態
    ・ビジネスモデルの核心は価値命題
    ・実行可能で結果が出せるものしか、戦略とは呼べない
    ・MBAでは、変化を先取りして生き抜く実践知は養えません
    ・官僚組織が比較的フラットであることも、トップダウンとボトムアップ型のアプローチの両方を機能させるのに貢献している。

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    2017年05月17日
  • 史上最大の決断

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    ノルマンディーへの上陸作戦が史上最大の作戦と呼ばれ、大規模な作戦だったとは認識していたが、ここまでだったとは想像以上。ヒトラーの作戦ミス等が無ければ危うい場面もあったとは、割と簡単に勝った印象だったので驚きだった。
    チャーチル、アイゼンハワーがいて良かった。理想を待ち、現実を直視し、現場に行って確認し、仲間を鼓舞する。リーダーの姿勢をしつかり身につけたいまのだ。

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    2017年03月25日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    SECIモデルで知られる野中郁次郎氏の論文が、アジャイルのアイディアのもとになっていると聞いて拝読。

    その点では本書後半において明らかになっており、アジャイルを単なる高速ソフトウェア開発のプラクティスではなく、情報共有、知識共有という、IT企業にとって必要不可欠な要素と結びつけて考えることができるようになった。前半は一般的なアジャイルの説明に終始するため、後半こそ、野中氏が関わっている本書の本質であると思う。

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    2017年02月28日
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

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    国家的視野による戦略、現場感覚のあるリーダー、空気によらない責任者の明確な判断、いずれも全く実現されていない。無意味な戦争に突入する事がないようにするために何をすればいいのか、悩ましい。

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    2017年01月16日
  • 史上最大の決断

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    岩石スープ作戦
    戦場の孤独
    歴史観
    善い目的
    現場の知
    計画通りなんてないな。
    フロシネス(賢慮)
    善い目的をつくる能力
    ありのままの現実を直観する能力
    場をタイムリーにつくる能力
    直観の本質を物語る能力
    物語を実現する能力(政治力)
    実践知を組織する能力

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    2016年02月21日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    メンバー全員が自分の領域を勝手に区切らずに自律的に動き出すのが自分の理想の組織。そんな思いにヒントを与えてくれた。

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    2016年01月23日
  • 史上最大の決断

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     史実として第二次世界大戦は日本を含む枢軸国が敗れ、連合国側が勝利したこと、ノルマンディー上陸作戦という事実や言葉は知っていても、それが具体的にはどのような戦いであったかということについてはまるで知識がありませんでした。同じく、チャーチル、ルーズベルト、アイゼンハワー、マーシャル、名前だけは聞いたことがあったものの、具体的にどのような人物で、何を成し遂げた人なのかの知識もありませんでした。
    本書により、新たな知識を得ることができただけでも、読んだ価値がありました。

    第1章から第6章は、ひたすら連合国がどのように戦いを進めていったかということが詳細に記載されています。正直、初めて読む者にはなかなか読みにくかったですが、物量面でドイツを圧倒していたであろう連合国側にも(当然と言えば当然ですが)、ときに失敗があり、多大な犠牲があったことが分かりました。

    本書で一番感銘を受けたのは、第8章の「アイゼンハワーのリーダーシップ」でした。
    過去のアメリカの大統領にアイゼンハワーという人がいたことは知っていたものの、どんな大統領であったかについては何も知りませんでした。
    連合国軍最高司令官として戦争を知悉していたからこそ、ソ連との冷戦下で戦争を回避しようと努めた旨の記載に深く心を打たれました。
    フルシチョフに自分の家族を会わせ、その態度を軟化させたというエピソードがアイゼンハワーという人をよく表していると思います。

    これから、20世紀の優れたリーダーについての伝記等も読みながら、自分の仕事にどのように活かしていくかということも考えていきたいです。

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    2016年01月03日