野中郁次郎のレビュー一覧

  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    知識を第五の経営資源と位置づけ、知識を中核に据えた組織経営を提起している、のだが、本の分量に比してかなり大きなフレームワークであるため、一冊だけで概要をとらえるのはかなり難しい。ものごとの整理で個別に参考になることも多く、読むべき本であることは間違いないが、関連書籍も何冊か押さえるべき。

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    2016年11月27日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    他にも多くの言葉があるけど一番気に入ったのは「指示待ち族は指示をするから生まれる」かな。この本は、成功企業の事例が紹介されているけど、お勉強好きでない人は、"経営講義" 部分を読み飛ばし、背景がグレーの事例部分と第7章の事例部分だけ読めばいいと思う。僕には "経営講義" 部分は難しくて読めなかったので、すっ飛ばした^^

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    2016年11月02日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    ・ミドルマネジャーの「ミドルアップダウン・マネジメント」…いちばん難しい問題は、現場で実践知を発揮しながら、新しい価値や価値をもった概念を生み出し、そこからひとつのビジネスモデルを作り出して収益を結びつけること。その中で重要な役割を演じるのがミドルマネジャーやミドルリーダー。実践知にすぐれた人材の共通する「6つの能力」。
    1)「何がよいことなのか」という判断基準を持ち「よい目的」をつくる能力を持つ
    2)ありのままの現実のなかで本質を直観する能力を持つ
    3)場をタイムリーにつくる能力を持つ
    4)直観した本質を概念化し、物語として伝える能力を持つ
    5)あらゆる手段を駆使し概念を実現する政治力を持つ

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    2016年09月17日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    言わずと知れた著名人

    日本人が当たり前と思っていることが、世界トップランクの競争力をもつ。そこに気づけるかなんだろう

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    2016年09月03日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    かつての日本企業の強さの秘訣がこの全員経営ないし自律分散型組織だったと思うが、今はいろんな条件が整わないとこれの実現が難しい時代になった。それでもこのような組織づくりをしたい場合にどうすればいいのか、その示唆を与えてくれる一冊。 和田

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    2016年01月20日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    なんかこう、しっくりこない。
    ソリューション開発には確かに向いてなくはない。
    受託開発のなかで適用するのはなかなか難しそう。
    筆者もそれは認めていて、そのようなスキームの中での適用の工夫を述べている個所もある。

    できたら、「受託開発における」スクラム開発について、本を出してもらえないかな。

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    2015年11月23日
  • 史上最大の決断

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    ノルマンディー上陸作戦を題材にしたリーダーシップ論という触れ込みだが、実際には多くのページは戦史の説明になっており、戦史好きにはおすすめの本。

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    2015年08月15日
  • ビジネスモデル・イノベーション 知を価値に転換する賢慮の戦略論

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    ビジネスモデルイノベーション(BMI)についてかなりの情報量で書かれているが、個人的には内容が難しくあまり頭に入ってこなかった。しばらく経ってから読み直したい。

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    2015年07月26日
  • 知識創造企業

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    ハイパーテキスト型組織、つまり、プロジェクト・チーム、ビジネス・システム、組織ベースというレイヤーに要員を分けて配置する考え方が面白い。

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    2015年05月24日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    全員が経営者視点で仕事に取り組む、なんて無理かと思っていたけど、やり方次第だと思いました。
    JALや良品計画など、具体的な会社の事例が見れて良かったです。解説記事部分は文章が難しいです。

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    2015年04月05日
  • 史上最大の決断

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    アイゼンハワーの活躍はすばらしい!
    ナチスドイツもヒトラーの判断が誤らなければ戦況が変わったなど、指揮命令系統の重要さがわかります。

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    2015年03月06日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント
    見積もりポーカーやKPTなどアジャイル開発の方法論について記載されていてアジャイルを知らない人がざっと分かる本。(1章しか読んでいない)

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    2015年03月06日
  • 知識創造企業

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    企業における知識そのものではなく、「知識の創造」プロセスに着目した研究が画期的、とのこと。



    <目次>
    第一章 組織における知識 ――序論
     1 競争力の源泉としての知識に関する最近の議論
     2 日本的知識創造の特徴
     3 暗黙知を形式知に変える
     4 知識創造の三つの特徴
     5 知識創造の主役
     6 ここからの旅路
    第二章 知識と経営
     1 知識とは何か
     2 プラトン vs. アリストテレス ――西洋認識論の基礎
     3 デカルト vs. ロック ――大陸合理論 vs. 英国経験論
     4 カント、ヘーゲル、マルクス ――統合の試み
     5 二〇世紀における「デカルトの分割」への挑戦
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    2015年04月26日
  • 史上最大の決断

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    「失敗の本質」野中氏による、連合国司令官アイゼンハワーのリーダーシップを軸に、Dディ成功を分析した史実書。アイクが発揮した『フロシネス』(実践的知恵)の概念・使い方に学びあり。 一方、英国首相として、その存在感を良くも悪くも発揮した、チャーチルの政治力、老獪さもまた、本書で際立つもの。 ルーズベルトの“仕事”について、もう少しページを割いて欲しかったところもある。

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    2014年11月30日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    こういう本って何かふーんって感じだし、読み終わったあとに有益だったと思わない。
    日本の会社は効率を重視するアメリカの企業に影響されて、本来の日本のよさ、現場による力や共同体の善を重んじる考え方や価値観が薄れているという懸念はまぁわからなくもない。てかおれなんでこの本買ったんだろう(笑)それが一番の謎。

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    2014年10月25日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    「持ち帰り禁止ルール」は自分の組織にも適用してみたがうまくいった。全員で定義がはっきりしたルールを定める重要性を体感。野中先生節はやっぱ好き。

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    2017年03月20日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    「知識経営」(ナレッジ・マネジメント)を、従来よりもいっそう包括的な視点から捉えなおそうとする本です。

    90年代半ばから欧米で関心が高まった「知識経営」は、個人の知識や企業の知識資産を組織的に集結し、共有することで、効率を高めたり価値を生み出すこと、そして、そのための組織作りや技術の活用をおこなうことを意味します。しかし著者たちは、従来の知識経営が、私たちの「頭の中にある」知識よりも、データベースなどに蓄えられた情報が対象となっており、それを応用する「知識管理」の段階にとどまっていたと述べます。

    知識経営は、知識ワーカーたちの組織的行為を通じて、単に知識を活用するだけでなく、新しい価値を創

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    2014年09月22日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    前半でアジャイルの概要を説明し、後半でこれを実施した企業の事例を紹介し、最後に著者二人の対談を載せた本。

    前半の解説部分は可もなく不可もなく。後半の事例紹介では当事者のインタビューが掲載されており、どのような困難に直面しそれをどのように乗り越えたか、に関する生の声を目にでき、それなりに有意義。最後の対談部分は、学者らしい抽象論に終始しており、実践知である「アジャイル的」なるものとは正反対の趣で萎えた。

    入門書として悪くはないと思うが、いかんせん「アジャイルサムライ―達人開発者への道」というぶっちぎりの良書が存在してしまっているので、相対的にあまり高い評価は与えられない。

    入門を終えた後に

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    2014年08月19日
  • 知識創造の経営―日本企業のエピステモロジー

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    ネタバレ

    世界の野中、1991年の著作。SECIモデル(1996)や、場の理論(2000)などの原型が垣間見える。ギリシャ哲学の著述が多く、影響の大きさが感じられる。

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    2015年12月14日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    古いのに古さを感じさせない。経営や知識についてわかりやすくまとめてあって興味深かったです。ただ横文字が多すぎる…わざわざ日本語で注をつけるくらいなら最初から噛み砕いて書けばいいのに、と不満があるので★3
    毎年読み返すとよさそうなので未来の自分頑張れ~。

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    2014年06月06日