野中郁次郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分の組織への適用エクササイズ。
狭義のナレッジマネジメント:知識の共有・移転・活用
+知識ベース事業
+知識経営組織、組織デザインとリーダーシップ、組織改革
・知識創造プロセス
暗黙知
↓ 共同化 (創発場)
暗黙知
↓ 表出化 (対話場)
形式知
↓ 結合化 (システム場)
形式知
↓ 内面化 (実践場)
暗黙知
以上を、個人、集団、組織の各レベルで
・分類
知識資産の把握、議論、活用のための分類
構造的分類
機能的分類
ビジョンの把握、議論、活用のための分類
意味的分類
・観察→定義→分類→仮説(測定のための)→活用→検証→フィードバック
・ハイパーテキスト -
Posted by ブクログ
今までの知っている知識の再整理という意味合いを
感じる内容ではありましたが。再度いろいろ勉強に
なった本です。
事例が書かれてあって、そのあとに解説という形式で
いろいろな会社(全員経営を成し遂げられている
事例)が紹介されている本です。
こういう本(事例を参考にする本)について、いつも思うのは、うまくいかなかった事例とその解説。タラレバの
ポイントなどを解説する本ってないのかなあと
思います。太平洋戦争の日本軍の内容はよくありますが
○SECIモデル(組織的知識創造の一般原理)
表出化・連結化・内面化・共同化の流れにおいて
暗黙知を形式知に、個人と組織の間で流れを作る
○フラクタル組織 -
Posted by ブクログ
日本における…というか、世界的なナレッジマネジメントの巨匠・野中郁次郎氏。
本書はその古典であり教科書的位置付けのもので、読んでおくべき一冊だと思います。
…とはいえ、自分は本書の核となる内容がまとめられた「ナレッジ・クリエイティング・カンパニー」という論文(ハーバード・ビジネス・レビュー掲載)は熟読したものの、本書は拾い読み程度ですが。
知識創造理論は、1990年代に野中氏らによって提唱されたもので、日本企業のイノベーション事例の成り立ちを分析したことから始まりました。
調査の結果、欧米的な考え方では日本のイノベーションの説明が十分にできないという疑問が生じ、欧米的組織は形式知を用いる情 -
Posted by ブクログ
計画から実行まで2年2ヶ月、合計39個師団、将兵300万人、6000隻の艦艇、1万4千台の車両を投入して行われたノルマンディ上陸作戦。この"史上最大の作戦"において発揮されたリーダーシップ、決断をアイゼンハワー、チャーチル、あるいはヒトラー、それぞれの観点から捉え分析をしたかなりマニアックな本。
まずは、改めてノルマンディ上陸作戦の大規模さ(上記の規模を半年近く続けた)、複雑さ(多国籍軍であった)を初めて詳細に知ることができた。いやあ、これはすごい偉業だ。その上で、上記3名のほかにもパットン、ロンメル、モンゴトメリー他の将校の行動も含めそれぞれのリーダーシップを詳細に見た -
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ネタバレ読み終えた後、引用に使おうと、ページの端を折ったをみてみると、かなり多く印をつけていた。それだけ、この本がおもしろかったのだといえる。
震災後に出版されたこともあり、震災についても触れている。
最初は日本にはモノはつくれても、コトを起こす「イノベーション」を起こすことが苦手であるということに触れている。
日常を普遍化してとらえそこから必要性のあるものを生み出す、そういった能力が足りないと。
その次は、グローバル化より日本の強さを売り込め、というもの。世界に進出するために、世界に売り込んでいくためにグローバル化が行われたが、それも飽和状態といえる。ともなると、差別化を図るため、「強み」を示してい -
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ネタバレビジネスモデル・ジェネレーションのビジネスモデルキャンバスの照会や筆者が実践しているワークショップのレシピが紹介されている。
キャンバスを
中央(何を)
右側(誰にどのように)
左側(どんな能力と仕組みで)
下部(どのような収益の流れで)
という4つの要素で整理しており、この説明は分かりやすいと思った。
ワークショップのレシピも参考になる。
ワークショップは1日~3日かけてやっているらしい。
9つの要素それぞれにストレステストということでSWOT分析をしていくやり方は興味深い。
自分が主催している勉強会でも活用できそうなアイデアだった。
全般的に、ビジネスモデル・ジェネレーションをより