野中郁次郎のレビュー一覧

  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    自分の組織への適用エクササイズ。

    狭義のナレッジマネジメント:知識の共有・移転・活用
    +知識ベース事業
    +知識経営組織、組織デザインとリーダーシップ、組織改革

    ・知識創造プロセス
    暗黙知
    ↓ 共同化 (創発場)
    暗黙知
    ↓ 表出化 (対話場)
    形式知
    ↓ 結合化 (システム場)
    形式知
    ↓ 内面化 (実践場)
    暗黙知
    以上を、個人、集団、組織の各レベルで

    ・分類
    知識資産の把握、議論、活用のための分類
    構造的分類
    機能的分類

    ビジョンの把握、議論、活用のための分類
    意味的分類

    ・観察→定義→分類→仮説(測定のための)→活用→検証→フィードバック

    ・ハイパーテキスト

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    2015年05月05日
  • 全員経営 ―自律分散イノベーション企業 成功の本質

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    今までの知っている知識の再整理という意味合いを
    感じる内容ではありましたが。再度いろいろ勉強に
    なった本です。
    事例が書かれてあって、そのあとに解説という形式で
    いろいろな会社(全員経営を成し遂げられている
    事例)が紹介されている本です。
    こういう本(事例を参考にする本)について、いつも思うのは、うまくいかなかった事例とその解説。タラレバの
    ポイントなどを解説する本ってないのかなあと
    思います。太平洋戦争の日本軍の内容はよくありますが

    ○SECIモデル(組織的知識創造の一般原理)
     表出化・連結化・内面化・共同化の流れにおいて
     暗黙知を形式知に、個人と組織の間で流れを作る
    ○フラクタル組織

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    2015年04月08日
  • 史上最大の決断

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    マーシャル、ド・ゴール、チャーチル、パットンなどの著名な人をステークホルダーにし、多国籍連合軍を成功に導たアイゼンハワーには、何にも揺るがないブレない軸が備わっていたのだと思う。

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    2015年01月03日
  • 史上最大の決断

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    直接、経営を論じている本ではないが、読み物として単純に楽しめる。我々世代にとって、第2次世界大戦の歴史は、学校では時間切れとしてあまり多くを学んでいないため、改めて調べながら読む必要があったが、いい勉強になった。

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    2014年12月20日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    スクラムの勉強で購入。
    スクラムの基本的な考え方とか、わかりやすくて良かった。
    あと楽天とリクルートでの実例もあって、これからスクラムを入れるにあたって、すごく参考になる内容。

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    2014年11月11日
  • 知識創造企業

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    日本における…というか、世界的なナレッジマネジメントの巨匠・野中郁次郎氏。
    本書はその古典であり教科書的位置付けのもので、読んでおくべき一冊だと思います。

    …とはいえ、自分は本書の核となる内容がまとめられた「ナレッジ・クリエイティング・カンパニー」という論文(ハーバード・ビジネス・レビュー掲載)は熟読したものの、本書は拾い読み程度ですが。

    知識創造理論は、1990年代に野中氏らによって提唱されたもので、日本企業のイノベーション事例の成り立ちを分析したことから始まりました。
    調査の結果、欧米的な考え方では日本のイノベーションの説明が十分にできないという疑問が生じ、欧米的組織は形式知を用いる情

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    2014年10月16日
  • 史上最大の決断

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    計画から実行まで2年2ヶ月、合計39個師団、将兵300万人、6000隻の艦艇、1万4千台の車両を投入して行われたノルマンディ上陸作戦。この"史上最大の作戦"において発揮されたリーダーシップ、決断をアイゼンハワー、チャーチル、あるいはヒトラー、それぞれの観点から捉え分析をしたかなりマニアックな本。

    まずは、改めてノルマンディ上陸作戦の大規模さ(上記の規模を半年近く続けた)、複雑さ(多国籍軍であった)を初めて詳細に知ることができた。いやあ、これはすごい偉業だ。その上で、上記3名のほかにもパットン、ロンメル、モンゴトメリー他の将校の行動も含めそれぞれのリーダーシップを詳細に見た

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    2014年10月04日
  • 知識創造企業

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    知識の創造に焦点をあてた企業経営の本。約20年前の出版なので内容は少し古いが、考え方は今も押さえておくべき基本的な教科書。

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    2014年10月02日
  • 史上最大の決断

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     本書は、8割ほど第二次大戦のヨーロッパ戦線の推移を記す歴史書であり、特にアイゼンハワーなど戦争指導者に焦点を当てている。
     残りの2割は、それから教訓なり勝利の理由を考察するリーダーシップ論である。
     そのような考察はなくても、歴史の部分だけでも十分おもしろい。アイゼンハワーは3年10カ月で中佐から元帥になったが、このような優秀な人を見抜く目と、この抜擢を可能にする仕組みと、これらを併せ持つアメリカの凄さが、このノルマンディ上陸を成功させた最大の要因ではないかと思ったりした。

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    2014年09月21日
  • 失敗の本質

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    日本軍がなぜ負けたのかについて解説し、その原因が生まれた理由と、現在への反映を試みている。
    物量で劣っているという点以外に多くの原因が見つけられている。
    陸軍は白兵戦、海軍は戦艦戦を重視し、戦術の進歩についていけなかった。情報の入手と兵糧の軽視。目的のあいまいさと組織の人情主義。奇抜な考えが生まれない制度と雰囲気。
    有事の際の官僚制の欠点をついているが、それに対応するにはどうするのかは考えないといけない。

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    2014年06月11日
  • MBB:「思い」のマネジメント 知識創造経営の実践フレームワーク

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    No.643
    ドラッガーの構築した目標達成型のマネジメントMBOに対して、右脳マネジメントを具現化したMBB。
    その対比がわかりやすく、その両方をこなせるフロネティック・リーダーが必要だと理解。様々な具体例が理解を促進させてくれる。

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    2014年04月20日
  • 流れを経営する―持続的イノベーション企業の動態理論

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    マネジメントに携わる人は必読だと思う。
    「知識はプロセスである」
    この言葉に全てが集約されている。
    結して机上の空論ではない熱い書。

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    2014年04月03日
  • 失敗の本質

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    日本軍といまの企業組織はまるで同じ。あ、これあるわー、と頷く分析がたくさん。察する、空気、人情、どれも日本の文化。最近の積極的平和主義とか危ないにおいがぷんぷんするし、過ちを繰り返さないためにも知識としていれておいたほうがいいと思う。

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    2014年02月23日
  • 知識創造企業

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    積み上げ式に議論が展開され、例も豊富のため理解はし易い。
    SECIモデルのキレは言うまでもない。ミドル・アップダウン・マネジメントという誰かが先に思い付いていそうな概念も、知識創造という文脈で用いることで、より説得力のある議論になっている。
    ただ、ハイパーテキスト型組織は疑問・・・。
    本書の価値は従来より意思決定や実行面ばかりにフォーカスがされていた組織論において知識創造のモデル化を行い、知識創造こそ競争優位の源泉であると認識させたことにある。

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    2013年12月16日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    野中郁次郎と遠藤功という敬愛するお二方の共著なので期待大。そして震災後の日本を踏まえた内容だったこともありぐっと心に迫ります。まぁいわゆる対談というより雑誌連載における交換日記ののりだとは思うんだけど、考え方としてこのお二人は親しいんだろうね。野中先生も抽象的というより具体的な話を好むし。このお二人にかぎらず、震災であろうと何であろうと前を向いて日本の強みを出し続けていくことが大事、というメッセージに心を打たれます。

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    2013年09月07日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    東日本大震災のあとに書かれた本。
    日本の企業が元気を取り戻すために必要なことが書かれている。
    欧米のマネをすることが単純に正しいわけでなく、日本の独自性、国家としての強み(現場力とか)を活かせる方法をとなえています。
    野中先生は、やはりいい。

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    2013年05月30日
  • 知識創造企業

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    形式知・暗黙知を定義。
    知識創造企業では、形式知・暗黙知を繰り返し業績が向上していく様を学問的に指摘している。
    暗黙知は、日本の師弟関係に見られる、見て盗む知識形態である。
    形式知は、知識・ルールを明文化し全員共通化し定着する形態と定義した。
    知識創造がうまく回っている企業は、この理論通り形式知・暗黙知の循環によりさらに上のレベルに向かっていくことができるであろう。

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    2013年05月18日
  • 知識経営のすすめ ――ナレッジマネジメントとその時代

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    ちくま新書らしい学術書の入口って感じ。
    ナレッジマネジメント、知識経営については野中先生のお話を何度か聞いていた上での読破だったので腹落ちしやすかったが、一般的にはけっこうタフな内容だったような気もする。
    いずれにしてもブレなく同じ論理をきちんと説明できるってことでやっぱり権威なんでしょうね。この道の。

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    2013年04月02日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    ネタバレ

    読み終えた後、引用に使おうと、ページの端を折ったをみてみると、かなり多く印をつけていた。それだけ、この本がおもしろかったのだといえる。
    震災後に出版されたこともあり、震災についても触れている。
    最初は日本にはモノはつくれても、コトを起こす「イノベーション」を起こすことが苦手であるということに触れている。
    日常を普遍化してとらえそこから必要性のあるものを生み出す、そういった能力が足りないと。
    その次は、グローバル化より日本の強さを売り込め、というもの。世界に進出するために、世界に売り込んでいくためにグローバル化が行われたが、それも飽和状態といえる。ともなると、差別化を図るため、「強み」を示してい

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    2013年02月03日
  • ビジネスモデル・イノベーション 知を価値に転換する賢慮の戦略論

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    ネタバレ

    ビジネスモデル・ジェネレーションのビジネスモデルキャンバスの照会や筆者が実践しているワークショップのレシピが紹介されている。

    キャンバスを
    中央(何を)
    右側(誰にどのように)
    左側(どんな能力と仕組みで)
    下部(どのような収益の流れで)
    という4つの要素で整理しており、この説明は分かりやすいと思った。

    ワークショップのレシピも参考になる。
    ワークショップは1日~3日かけてやっているらしい。

    9つの要素それぞれにストレステストということでSWOT分析をしていくやり方は興味深い。
    自分が主催している勉強会でも活用できそうなアイデアだった。

    全般的に、ビジネスモデル・ジェネレーションをより

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    2016年01月07日