野中郁次郎のレビュー一覧

  • 史上最大の決断

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    ノルマンディー上陸作戦を主題としたアイゼンハワーのリーダーシップ論。日頃の仕事上の組織運営にも役立つ示唆が多い。気になる点があるとすれば、他にも野中郁次郎氏の著書を読んでいる人からすると、重複部分もあり、物足りないかも知れない。

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    2014年09月15日
  • 失敗の本質

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    日本軍がなぜ負けたのかについて解説し、その原因が生まれた理由と、現在への反映を試みている。
    物量で劣っているという点以外に多くの原因が見つけられている。
    陸軍は白兵戦、海軍は戦艦戦を重視し、戦術の進歩についていけなかった。情報の入手と兵糧の軽視。目的のあいまいさと組織の人情主義。奇抜な考えが生まれない制度と雰囲気。
    有事の際の官僚制の欠点をついているが、それに対応するにはどうするのかは考えないといけない。

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    2014年06月11日
  • MBB:「思い」のマネジメント 知識創造経営の実践フレームワーク

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    No.643
    ドラッガーの構築した目標達成型のマネジメントMBOに対して、右脳マネジメントを具現化したMBB。
    その対比がわかりやすく、その両方をこなせるフロネティック・リーダーが必要だと理解。様々な具体例が理解を促進させてくれる。

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    2014年04月20日
  • 流れを経営する―持続的イノベーション企業の動態理論

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    マネジメントに携わる人は必読だと思う。
    「知識はプロセスである」
    この言葉に全てが集約されている。
    結して机上の空論ではない熱い書。

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    2014年04月03日
  • 失敗の本質

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    日本軍といまの企業組織はまるで同じ。あ、これあるわー、と頷く分析がたくさん。察する、空気、人情、どれも日本の文化。最近の積極的平和主義とか危ないにおいがぷんぷんするし、過ちを繰り返さないためにも知識としていれておいたほうがいいと思う。

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    2014年02月23日
  • 知識創造企業

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    積み上げ式に議論が展開され、例も豊富のため理解はし易い。
    SECIモデルのキレは言うまでもない。ミドル・アップダウン・マネジメントという誰かが先に思い付いていそうな概念も、知識創造という文脈で用いることで、より説得力のある議論になっている。
    ただ、ハイパーテキスト型組織は疑問・・・。
    本書の価値は従来より意思決定や実行面ばかりにフォーカスがされていた組織論において知識創造のモデル化を行い、知識創造こそ競争優位の源泉であると認識させたことにある。

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    2013年12月16日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    野中郁次郎と遠藤功という敬愛するお二方の共著なので期待大。そして震災後の日本を踏まえた内容だったこともありぐっと心に迫ります。まぁいわゆる対談というより雑誌連載における交換日記ののりだとは思うんだけど、考え方としてこのお二人は親しいんだろうね。野中先生も抽象的というより具体的な話を好むし。このお二人にかぎらず、震災であろうと何であろうと前を向いて日本の強みを出し続けていくことが大事、というメッセージに心を打たれます。

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    2013年09月07日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    東日本大震災のあとに書かれた本。
    日本の企業が元気を取り戻すために必要なことが書かれている。
    欧米のマネをすることが単純に正しいわけでなく、日本の独自性、国家としての強み(現場力とか)を活かせる方法をとなえています。
    野中先生は、やはりいい。

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    2013年05月30日
  • 知識創造企業

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    形式知・暗黙知を定義。
    知識創造企業では、形式知・暗黙知を繰り返し業績が向上していく様を学問的に指摘している。
    暗黙知は、日本の師弟関係に見られる、見て盗む知識形態である。
    形式知は、知識・ルールを明文化し全員共通化し定着する形態と定義した。
    知識創造がうまく回っている企業は、この理論通り形式知・暗黙知の循環によりさらに上のレベルに向かっていくことができるであろう。

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    2013年05月18日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    ネタバレ

    読み終えた後、引用に使おうと、ページの端を折ったをみてみると、かなり多く印をつけていた。それだけ、この本がおもしろかったのだといえる。
    震災後に出版されたこともあり、震災についても触れている。
    最初は日本にはモノはつくれても、コトを起こす「イノベーション」を起こすことが苦手であるということに触れている。
    日常を普遍化してとらえそこから必要性のあるものを生み出す、そういった能力が足りないと。
    その次は、グローバル化より日本の強さを売り込め、というもの。世界に進出するために、世界に売り込んでいくためにグローバル化が行われたが、それも飽和状態といえる。ともなると、差別化を図るため、「強み」を示してい

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    2013年02月03日
  • ビジネスモデル・イノベーション 知を価値に転換する賢慮の戦略論

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    ネタバレ

    ビジネスモデル・ジェネレーションのビジネスモデルキャンバスの照会や筆者が実践しているワークショップのレシピが紹介されている。

    キャンバスを
    中央(何を)
    右側(誰にどのように)
    左側(どんな能力と仕組みで)
    下部(どのような収益の流れで)
    という4つの要素で整理しており、この説明は分かりやすいと思った。

    ワークショップのレシピも参考になる。
    ワークショップは1日~3日かけてやっているらしい。

    9つの要素それぞれにストレステストということでSWOT分析をしていくやり方は興味深い。
    自分が主催している勉強会でも活用できそうなアイデアだった。

    全般的に、ビジネスモデル・ジェネレーションをより

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    2016年01月07日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    日本企業の強みやあるべき組織運営、ミドルの在り方など、参考になりました。
    効率化や合理化、法令遵守で窮屈になるばかりで、新しい発想や付加価値が生み出しにくくなっていないか?ちょっとした遊び心やノリで柔軟な発想(アイディア)が生まれ、付加価値創出につながる事例は印象に残った。

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    2012年11月11日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    野中郁次郎さんの「暗黙知」理論を踏襲した内容の一冊。

    昨年の震災直後に書かれた一冊だけあって、日本の中央のリーダーシップの弱さと、それに比べた現場力の強さのコントラストをはっきりと浮かび上がらせながら、日本企業の本来の強さも、欧米型合理主義ではなく、従来の現場力と深いコミュニケーションがら生まれると説く。

    確かに、日本企業からイノベーションが失われ、活気がなくなってきたのと、MBA的な欧米流の合理的経営の導入とは時期を同じくする。その過程で従来の日本の現場力が失われたということはあるだろう。しかし同時に、合理的判断の弱さが日本企業の弱点でもあり、現在も進むグローバル化に乗り遅れてきたという

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    2012年09月12日
  • 失敗の本質

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    太平洋戦争における日本軍という組織の問題点をターニングポイントとなった戦い毎に解析し、問題を振り返るもの。
    全般に、ほぼ「組織内融和」、「二重目的」という2つの要因に集約している。

    ① 「組織内融和」とは、是非の判断を行う際、人間の感情(特に「面目」や「恥」)を使用して実施する「優先度判定」である、ととらえた。例えば、ある進軍の是非をとらえる際、「あいつは関係が深い後輩だから『無条件に』後押ししてやろう」とか、そういうものであろう。
    それが組織を運営する上で問題だったか、というと、「根拠なく後押ししたらいけない」、ということなのだと思う。信頼関係が構築できていれば、後押しすることはよくある。

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    2012年08月27日
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇

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    最初の「失敗の本質」を読んだのは何時だろう。手許にある本の奥付には"昭和60年2月15日 20版発行"とある。おそらく大学時代に紛争論か何かのつながりで落手したのだろう。
    あれから幾度読み返しただろうか。少し難解だか、戦史に基づいた論証は、その後の様々な局面で、幾度勇気付けられただろうか。
    今回の新版は、随分読み易くなったなぁ、というのが第一印象だ。このシリーズに触れていない人は、まずこの新版を読んでから、「戦略の本質」、そして「失敗の本質(初版)」を読まれることをお勧めする。
    ともかく、初学者にとっても勇気付けられる一冊だ。

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    2015年05月17日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    世界的な経営学者、野中さんの日本企業に対する応援メッセージのつもりで読みました。米国企業の物まねでは勝てないこと、日本企業は独自の強さがあること。今度野中さんの話を伺う機会があるので、予習のつもりで。

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    2012年05月27日
  • 失敗の本質

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     学術的な本なので難しい部分はあったけど、組織論に少しでも関心のある人は読むべきだと思う。組織論のバイブル的な扱いも受けているし、日経でもこの本を解説するコーナーがある。
     日本軍がなぜ大東亜戦争(第二次世界大戦)で敗北したのかを組織論的な観点から論じている。読み進めていると、「こりゃあ、酷いな」と日本軍の実態に驚くはずだ。陸軍では奇妙な人情主義がまかり通り、作戦で大失敗した指揮官が「かたき討ちさせてくれ」と懇願すれば、重要な作戦に再び起用する。海軍は日露戦争での日本海海戦の大勝利の経験が忘れられず、古くなってしまった決戦思想に執着する。
     単に日本軍を批判する本ではない。日本軍の失敗から、組

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    2012年07月17日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    日本企業の独自の生き方を際立たせ、もっと自信をもってやれということか。確かにここんところずっとネガティブムードではあった。

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    2012年02月14日
  • 日本企業にいま大切なこと

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     どんな難しい内容の本かと思って手に取りましたが、あにはからんや、ラーメン屋さんで読む週刊プレイボーイレベルの読みやすさでした。1冊30分で楽勝です。15分でも可。

     教養として読んでおいて損はない内容です。「こないだ読んだ野中郁次郎の本でさ~」ってカッコいいじゃんね。

     ★4は、著者のこれまでの業績に敬意を表して、おまけしています。
     

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    2012年02月11日
  • 知識創造企業

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    分かりやすく先行研究を説明しながら鋭い批判、そして豊富な事例と丁寧な検証など、学術書としては非常に読みやすく(読みやすいがビジネス書ではない)、楽しめた。

    内容としては非常に学際的で、経営学はもちろん、哲学から認知科学、教育学、組織論まで幅広く取扱いながら、企業(特に日本)における知識創造のプロセスを説明する。

    丁寧に読めば様々な示唆に富む一冊である。私見だが、興味深くてそして新しいコンセプトを次々と展開しわくわくさせられた。これが第一版から15年以上経っているとは思えない。

    色々なジャンルの新書を読む方、学際的な考え方に興味を持つ人にはお勧めの本である。

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    2012年02月06日