野中郁次郎のレビュー一覧

  • 日本企業にいま大切なこと

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    日本の著名な経営学者である、野中郁次郎氏と遠藤功の雑誌Voice誌での対談を基に発行された本書は、失われた20年のなかで欧米へ傾倒してきた日本企業に対し、それまでの反省を論じるとともに、これまでの日本企業の経営への回帰を呼び掛けています。

    本書は、経営者を対象として書かれているものかもしれませんが、一介のサラリーマンが読んでも、自身が働く職場が欧米に傾いているか、日本企業に傾いているかという視点で、考えさせられるものとなっております。

    今後の働く方向性について、自省させられます。

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    2012年01月29日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    もともと日本企業が持っていた強み―現場力―近年の欧米化で薄れてしまった考え方、文化を日本企業はもう一度取り戻すべきだ。日本は体格では勝てない。でも体質なら勝負できる。日本は日本の強さがあり、自分たちの良さを見失うほどに欧米化の波に飲まれることはない。
    悪いところは見習えばいい。いいところはお手本となればいい。

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    2012年06月01日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    米国流の価値観が全てではない。日本人の価値観にマッチした日本型経営の「強み」を自覚して欧米企業との差別化を図るべきである。

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    2011年08月28日
  • 日本企業にいま大切なこと

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    「日本の経営者は『実践知のリーダー』である」「意思決定のスピードをいかに上げるか」「優秀なミドルをどう育てるか」「賢慮型リーダーの条件」など、改めて考えさせられる奥深い内容が綴られた書籍である。最後の記述である「現場を労り、勇気づけ、そしてその底力を発揮させることが出来るリーダー」が今最も求められているとする著者の考えに共感する。

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    2011年08月19日
  • 知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法

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    知識の方法論についての本。知識経営についての指南本。
    相互継続的な学習 検証につながり、発見・体得につながる。

    ドラッカー指摘の知識労働の生産性向上の条件
    ・タスク定義(仕事の目的は何かを主体的に考える)
    ・自律性(働く者自身が生産性向上の責任を負う。自らをマネジメントする)
    ・継続的イノベーション(継続してイノベーションを行う)
    ・継続的学習とコーチング(自ら継続して学び、人に教える)
    ・量より質(生産性は量よりも質の問題である)
    ・自己選択(知識労働者は組織にとってのコストでなく、資本財であることを理解)

    日本人は無思想で技術がある。日本は暗黙知を駆使してテクノロジーを取り入れる反面概

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    2011年08月15日
  • 知識創造の方法論―ナレッジワーカーの作法

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    面白かった.
    学生の頃は斜めから見ていたSECIモデル。
    もう一度読んでみると、たしかに納得。
    前半の哲学の解説もとても勉強になっておもしろかった。

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    2011年08月09日
  • 日本の持続的成長企業 「優良+長寿」の企業研究

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    優良+長寿企業の特徴を「組織能力」「価値基準」の視点で大企業を例に出しながらまとめられた本。いわゆる企業の組織論がまとめられている。最初の50ページまでが研究の前提条件説明がメインとなるため、読みづらい。花王、本田、トヨタ、三井物産などの企業例が出てからがサクサクと読めたが。逆に言うと、そこより先に進んでも興味を感じない人には向かないかも。私は面白かったですが。

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    2012年07月08日
  • 失敗の本質

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     客観的事実が容認されず、トップが絶対であるという組織の論理と精神的なもの(気合とか心構え)が絶対なのだという空気が支配するとき破滅に向かうことになる。

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    2011年03月21日
  • 失敗の本質

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    古く悲しい印象。

    いわば戦争研究からでた日本の敗戦の記録とその考察。

    本というよりは論文に近い、それもあいまいな。
    昔の事を蒸し返すのだから確かな言及はできなさそう。

    日本が負けた原因はおそらく物量だろうけど、それ以外に関してもよくまとまっている章がある。

    そして結構今の日本の組織ってこの当時から変わってないんだなって思って悲しくなった。

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    2011年01月08日
  • 失敗の本質

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    太平洋戦争を戦った日本人と現代の国際社会で戦っている日本人の基本的な思考構造はかわっていないことがわかった。
    当時から日本人は空気を大事にし、現場の自律対応は得意だが、大局的な戦略目標を持つことが苦手。ダブルループの学習ではなく、シングルループ的な学習等。
    先の対戦でもそのような思考では生き残れないということがわかっているので、その教訓を今後活かしていきたい。

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    2010年08月18日
  • 世界の知で創る―日産のグローバル共創戦略

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    知識創造企業の著者である野中郁次郎と日産自動車人事部などに所属していた徳岡晃一郎の本。
    日産のアメリカ・ヨーロッパでの開発を題材にグローバル共創戦略について纏めている。
    グローバルを舞台に共創していくことの困難さ、困難だが解決方法は存在する。

    教科書的な理想論ではなく、「新しいインフラをつくりこんでいくリーダーは、ホラを吹いたり政治力も使う」といった現実的な事例が示されていることが好感が持てる。

    今後、日本企業がグローバル化できなければ、
    ・少子化の中で身動きが取れずに取り残されるか
    ・高コスト体質で新興国に競り負けてしまうか
    ・形式知主導の欧米列強の下請けと化してしまう

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    2010年03月21日
  • 二項動態経営 共通善に向かう集合知創造

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    相矛盾するものであっても、二項対立(or)ではなく、二項動態(and)というコンセプトがすんなりと入ってくる。

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    2025年10月16日
  • 『失敗の本質』を語る なぜ戦史に学ぶのか

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    失敗の本質やSECIモデルの構築で世界的に有名な野中郁次郎がこれまでの研究を振り返る一冊。タイトルからは失敗の本質についてより詳細な解説を加えるような内容を記載していたのだが、実際には野中郁次郎がこれまでの人生と研究生活を振り返る一冊だった。

    当初の期待とは違ったわけだが、それではつまらなかったかというと決してそんなことはない。彼がどのような問題意識のもとで研究を始めたのかとか、失敗の本質を読むだけではわからない彼の持つ思想的な背景などもよく理解できて、野中郁次郎についてあまり詳しくない人にとっては入門的な一冊になると思う。

    ただどうしても新書ということもあり、また彼の研究生活が非常に広い

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    2025年07月21日
  • 二項動態経営 共通善に向かう集合知創造

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    ものすごく新しいことが書いてあるわけではなく学びは少なかった印象だが、実例を交えながら二項動態経営なるものを説明している。具体な記載が多いので読み進めやすかった

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    2025年07月15日
  • ワイズカンパニー―知識創造から知識実践への新しいモデル

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    SECIモデルで知られる名著『知識創造企業』の続編として、SECIスパイラルを提示している。SECUモデルは納得なのだが、スパイラルとして上に上がっていくためには社会善が必要というのが、もちろんそうあっては欲しいものの、論拠に納得いくものを感じられていない。一旦、途中でストップ。

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    2025年06月07日
  • 二項動態経営 共通善に向かう集合知創造

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    野中さん関連の著書を読んできたが、過去の著書から新たな発見はないかな。SECIモデルのをしっかり理解していて、知的コンバットが出来れていれば結果、二項動態になってくると思う。トレードオフの事柄を両方解決するよな。

    「イノベーションには散らかし屋と片付け屋で役割があり両者必要」といった表現はしっくりきた。

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    2025年04月30日
  • 二項動態経営 共通善に向かう集合知創造

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     バンダイナムコでは、常日頃から、頻繁に組織改編を行っている。しかも業績のよい部署ほどその対象になるというから興味深い。組織を進化させるには、組織を絶えず不均衡にしておく必要がある。ゆらぎといってもよいだろう。そうしたゆらぎがあるからこそ、二項が動いて変容が生じ、新たな道が見つかる可能性が広がる。
     しかも、バンダイナムコの組織変革は、グループ全体としての動的変革 (transformation) プロセスを通じて行われている。これは、二項動態経営そのものである。意図的に組織にゆらぎを起こすことにより、知的コンバットの場で異質が組み合わさって、無意識的な発想の飛躍を集合的に触発するのである。

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    2025年04月19日
  • アジャイル開発とスクラム 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    今となっては随分古い内容になった気がする。
    XPのプラクティスなんて殆どが当たり前になってきた。
    初めて読んだ当時は、こんなの現実的でないなんて思ってたのに…
    技術的な内容というより、ポエムというか概念というか、理念か…?
    まぁサクサク読めたけど、この先どんどん陳腐化していきそうな…

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    2025年02月26日
  • 共感経営 「物語り戦略」で輝く現場

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    Seci モデルが、日本の最新具体例とともに解説してあり分かりやすい。ドコモアグリガール、ブッシエン、グッジョバなど。

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    2024年11月28日
  • アジャイル開発とスクラム 第2版 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント

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    ■従来手法の何が問題なのか?
    ・人の創造性を奪ってしまう
    ・文書によるコミュニケーションには限界がある
    ・悪いタイミング
    ・未来を読む水晶玉はない
    ・仕事が楽しくない
    ・部分最適化

    ■アジャイルを大規模化するフレームワーク
    【共通する点】
    1.既にうまくいったチームが2つ以上あること
    2.大規模化する必要があること

    ・Nexus:最も純粋なスクラムの複数チーム拡張。あくまでソフトウェアのプロダクト開発に焦点がある。チーム間の依存関係を調整しながら、同期的に全体スプリントを回し、動くソフトウェアをデリバリーする。
    ・Scrum@Scale:単にソフトウェア開発手法としてのスクラムを拡張したも

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    2023年07月02日