榎本博明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
職場の人間関係を考える人におすすめ。
【概要】
●人も職場も感情で動く。仕事がうまく進むかは人間関係で決まる。
●職場のコミュニケーション
●正しい理屈がなぜ通用しないか
●説得力を高める心理学
●相談上手のコミュニケーション
●信頼関係が高まる法則
【感想】
●ロジカルシンキングは日本に合っていないことがわかった。
●正論がまったくダメなわけではなく、それ以上に感情論を考慮する必要がある。
●論理的思考の必要性若しくは重要性を説いている本が多数ある。これら多くの本を読めばいろいろな意見があるのだということがわかるが、どの本の内容も一理ある。
数多くある考え方のうち、今の自分がおかれた環境 -
Posted by ブクログ
・コミュニケーションにおいてスレ違いが起こる背景には、人間の自己中心的な性格が絡んでいる。人は自分に都合よく物事を知覚し(選択的知覚)、都合よく物事を記憶している(選択的記憶)。
・仕事ができるのに不安が強いタイプ(防衛的悲観主義)の人は、最悪の事態を想定して用意周到に準備を行うがゆえに、成果を出せる。このタイプの人に「自信を持て」と声をかけると不安が消え、かえってパフォーマンスは下がる。
・説得する際は、最初に好条件を示すのではなく、後から追加する「ザッツ・ノット・オール技法」が有効である。追加の条件に相手は得をした気持ちになり、納得しやすくなる。
・商品や企画を売り込む際、相手がはじ -
Posted by ブクログ
ネタバレ自分が好きな人というと、自慢げで自分の話ばかりをし、こちらの話を聞かない人というイメージがあったのですが、それだけではなく、消極的なパターンや新型うつのように思い通りにならないとうつになるというパターンもある事がよく分かる本。
インターネット時代で、誰しも自分の意見を言うことができる、論表できる場があることから、上から目線でものを言うタイプというのも。
この本を読んでいて、私は脳内に数人の知り合いを思い浮かべていました。あの人がああいう態度をとったのは自分が大好きすぎるからこそなんだな。ということを納得させられた本です。本当にいますからね、こういう人。他人だけじゃなくて自分を思い浮かべると、