榎本博明のレビュー一覧

  • 「おもてなし」という残酷社会

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    現代の過剰なまでのおもてなし精神が労働者全般の精神を蝕んでいることが明らかに。
    介護、教員、医療、接客、コールセンターなどは顕著にその無理がたたっていると感じる。
    お互い様精神がなくなるとこれ程までに日本人は他者にぶつける事するのか!?と
    怖さを感じる

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    2019年06月12日
  • 「上から目線」の構造

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    いまどきの若い者は…というのはいつの時代も同じだが、その中身がかなり変化していることが、よくわかる。
    で、自分の子ども達はどう育てればいいのか考えさせられる。

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    2019年06月12日
  • 病的に自分が好きな人

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    ネタバレ

    自分が好きな人というと、自慢げで自分の話ばかりをし、こちらの話を聞かない人というイメージがあったのですが、それだけではなく、消極的なパターンや新型うつのように思い通りにならないとうつになるというパターンもある事がよく分かる本。
    インターネット時代で、誰しも自分の意見を言うことができる、論表できる場があることから、上から目線でものを言うタイプというのも。

    この本を読んでいて、私は脳内に数人の知り合いを思い浮かべていました。あの人がああいう態度をとったのは自分が大好きすぎるからこそなんだな。ということを納得させられた本です。本当にいますからね、こういう人。他人だけじゃなくて自分を思い浮かべると、

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    2019年05月28日
  • ほめると子どもはダメになる

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    深い納得感あります。教育論ほどシロウトの無根拠の論説が蔓延って、流行り廃りでおかしなこと言ってる傾向にある。「ほめる」とはどういう行為か。ほめる子育てとはどんな結果を生むか、いろいろ考えさせてくれる名著。ただし、ほめられて育った大学生のルポは、筆者の教鞭での嫌な経験を元にかいており、ちょいちょい恨みと悔しさを感じて人間的。

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    2019年05月15日
  • 自己実現という罠

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    ネタバレ

    メモしたいと思ったところ
    ・欧米の「自己中心の文化」、日本の「間柄の文化」。
    間柄の文化でCS(顧客満足)の指標を取り入れると、際限なくサービスが過剰になっていく。
    =>CSなど欧米のやり方を、そのまま日本に輸入するの、いい加減やめませんかね。
    ・できることや経験を増やしていくとやりたいことがみつかるかもしれない。やりたいことがないと焦るより、できることを着実に増やしていき、やりたいことが見つかればよい。やりたいことを無理に探さなくてよい。

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    2019年03月23日
  • 正しさをゴリ押しする人

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    正義とか公平とか平等とか、盲信してはいけない。
    臨機応変さやゆとりが大事だなー。

    自らの態度を振り返り気をつける良い機会となりました。

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    2019年01月25日
  • ほめると子どもはダメになる

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    内容とタイトルが少し違うように思える。ほめてもよい場面ではほめてもよい。何でもかんでもほめるのはよくない、ということ。アドラー心理学の「ほめてはいけない、叱ってもいけない」とも違う考え方。

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    2019年01月20日
  • 「忖度」の構造 空気を読みすぎる部下、責任を取らない上司

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    昨今、いろんな事件で使われてきた「忖度」。事件のイメージが強いせいか、不正な言葉のように感じてきたが、良い方向に働くと「思いやり」とも取れることが述べられており、なるほどと感じた。
    アメリカと日本の学校教育における比較などは面白かった。
    全体的に、忖度を悪者扱いしないでくれーという主張だが、忖度にも世代間があるところが難しい。

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    2018年10月29日
  • ほめると子どもはダメになる

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    誉めらることの弊害
    調子に乗る自己チュー善悪判断挫折すると落ち込む誉められないと機嫌を損ねる失敗隠す嘘をつく反省しない間違った行動修正すべ機転に気づけない注意叱責を受け入れない自信過剰厳しい状況で踏ん張れない

    具体的な行動姿勢を誉める
    誰かのためになったことを誉める
    頭のよさ能力を誉めると、裏切りたくないと守りの姿勢にはいる
    頑張りと努力を誉める、努力の姿を見せようとチャレンジ精神つく

    ほめることで自己肯定感が高まるといわれてきたが実は逆になることも

    たまにしかられ過ぎて傷つくことがあった方が世の中の理不尽さにも耐えていける心の強さを養える
    子どもを傷つけないようにと腫れ物に触るような姿

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    2018年07月07日
  • 「過剰反応」社会の悪夢

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    クレームはビジネスにはつきものだ。
    真っ当な意見もあり、それを改善することでより良いサービスの提供ができるので、全てを切り捨てることがあってはならない。
    顧客満足が得られなければ、企業の存続に関わる大問題になりうるからだ。
    しかし、双方にとって有益な、「前向きなクレーム」とは言い難いものも少なからずある。
    本書で紹介されているものとしては、
    ・ノートの表紙の昆虫が気持ち悪い
    ・CMで描かれる就活生の姿がリアルすぎるのでやめてほしい
    などというものだ。

    「自分が気に入らないという理由で排除しようとする」(17頁)考え方はとても危険だ。
    「自分の感受性に世の中を合わせさせるという発想はあまりに自

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    2018年07月03日
  • 〈自分らしさ〉って何だろう ――自分と向き合う心理学

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    シブ知 1・2
    かかった時間 50分

    まさに、思春期に「自分ってなんだろう」と考えるためのヒント。と言いつつ、前半はワカモノの興味を引く疑問(なぜ自分が気になる?とか、ひとの目が気になる?とか)を、心理学的知見をなんとなく並べながら、読者と一緒に、なぜだろう?なぜだろう?と繰り返している印象。

    著者が本当に書きたかったのは後半だと思う。すなわち、アイデンティティ=自己物語、ということ。これを語っている部分では、具体例も引用も的確で面白かった。

    ちくまプリマーなので中高生向けだとは思うが、回りくどい前半をスパッとやっちゃって、自己物語についてがっつり書いたらいいのになあ、とか思っていたら

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    2018年04月02日
  • 「忖度」の構造 空気を読みすぎる部下、責任を取らない上司

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    忖度の問題がややこしくなるのは、忖度される側もする側もはっきりとそれを意識していないこと。下に仕える者が上位者の意向を忖度するのが当たり前になっている社会では、意向を匂わす側も、意向を汲み取る側も、ほぼ無自覚に動いている。自動的に動いているから客観的証拠が残らない。これが最大の問題となっている。察して動くことが有能とされる日本の社会において、忖度しなければ仕事が回らないといった面も理解しながら、本書では忖度の構造を明らかにする。いかにすれば忖度のややこしさに振り回されることなく生きて行けるのか。終章には確かな処方箋が示されている。

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    2018年03月14日
  • 「おもてなし」という残酷社会

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    日本人の心の深層には、自分の非を認めず自己正当化するのは見苦しい、みっともないといった感受性が根付いている。そのため、自分の非を認めずに自己正当化に走る人物は自分勝手な未熟者とみなされ軽蔑される。また、心の深層には、非を認めて謝っている人物はそれ以上責め立てるのは無粋であり、みっともないという感受性がある。そのため、自分の非を認めて謝る人物は、その潔さが評価され、寛大な対応がなされるのが普通である。このように自己正当化が嫌われ、謝罪が評価される日本にあっては、すぐ謝ることが当たり前になっている。謝ることによって場の雰囲気がよくなりお互い様といった感じで歩み寄ることができるからである。ところが、

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    2018年09月15日
  • 「おもてなし」という残酷社会

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    わかりやすく、今の過剰サービス社会とそれに疲れる労働者たちのしくみが書いてあった。

    中程はやや冗長。

    最後のまとめが、レジリエンスとリフレーミングだったのだけど、それってワタミの「やりがい搾取」となんの違いがあるのか明確にされてないのでがっかり。

    でも、客観的に自分の置かれた環境がわかるのでぜひサービス業、特に接客業や看護師、教師などは読んだ方がいいと思う。

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    2018年01月21日
  • 正しさをゴリ押しする人

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    平等には2つの考え方がある。古代ギリシャ時代から。
    プラトン=「不等なるものにそれぞれその本性に応じて与えられる平等」こそが正義だが、内紛を避け大衆の不満を和らげるため、無差別の平等を用いなければならないこともある。」

    ネット空間がもたらす幻想的万能感が正義感を煽る。

    人間の隠れた甘えを察知しない西洋文化。
    共感性が乏しい。
    熟慮しないからこそ自信満々になれる=ヒューリスティック思考。労力節約のために安易な判断に頼る。

    認知的複雑性が乏しい=多面的に見ることができない。補遺人と悪い人、味方と敵、に二分する傾向。

    欲求不満攻撃仮説
    社会的欲求不満から。
    日本的甘えからくる欲求不満から。

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    2017年12月03日
  • 「過剰反応」社会の悪夢

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    期待通りっつうちゃ期待通り、新味がないといえば新味がない。書いてある通りだと思うし、読んでると近隣某国とも重なって気が滅入る。

    確かに数として多いわけではないが影響力が大きいだけに取り扱い面倒臭いし、実際増えてきていると感じている。
    では、そこにどう対処すべきか。

    そこに触れている本ではない。

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    2017年10月13日
  • 「上から目線」の構造

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    "この本は、「若者→年長者、上司」と言った明らかに上の人に”上から目線”でものを言う傾向を分析しているが、それに限らず、同僚、友人という上下が関係ない間柄でも”上から目線”に困る人はいるのが現代社会であると思う。そういう人も参考になると思う。若者の傾向が主に述べられているが、「若者」を周りによくいる”上から目線”の人に置き換えて読んでみても良いと思う。
    上から目線、のみならず他人のコメント、助言に過敏に反応し反論するのは、過度な自己愛と自信のなさの裏返し、とある。自分がそういう態度をとるときに戒めと同時に周りにそういう態度を取る人に腹を立てるでなく、客観的に見ることができるようになれ

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    2017年09月19日
  • 「やりたい仕事」病

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    就職活動では、「やりたいこと」がちゃんと言えないと面接に受からない。
    でも、正直そんなはっきりした「やりたいこと」なんてないよ><!!

    という思いを抱えたまま、悩みながら就職活動してきた人は多いと思います。

    そうすると、「やりたいこと」がないってすごくダメなことのように思えるかもしれないけど、そうじゃないんだ。

    「やりたい仕事」なんて、ない方が普通なんだ!!!!!

    というとても普通のことを、筋の通った論旨で展開している本です。

    私はこの本を読んだことで、身近な仕事の楽しさに気づく視点を持つことができて、
    逆説的ですが、仕事がやりたい気持ちが読む前より強くなりました。

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    2017年06月27日
  • 「やさしさ」過剰社会 人を傷つけてはいけないのか

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    本当の「やさしさ」とは何か考える必要がある。個人的には「やさしさ」というより他人への興味・関心が減ったことによる放置・放任が増えたのかなとも思う

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    2017年05月15日
  • 近しい相手ほど許せないのはなぜか

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    西洋の裁く文化に対して、日本の許す文化。
    そこを取り巻く諸問題という感じの展開かな。
    こんな問題があって、こういうことが原因で、こういう下地があって、行為考え方と行動で変化することができる。

    河合隼雄さんの本を読んでる気分だった。

    ただ、何で近しい相手ほど許せないんだっけ?甘えだったかな。

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    2017年05月13日