榎本博明のレビュー一覧

  • かかわると面倒くさい人

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    身近によくいる面倒くさい人の行動パターンや心理メカニズムを知れば、相手の反応を予測しながら適当にかわすことも可能になる。悪い人じゃないんだけど。思い込みが激しい、比較意識、自己中、自己防衛など類型的なタイプと、本人は内心ではこう考えているんだよ、的な説明が沢山示されています。

    タイプがわかれば対処のしようもあると言われますが、たくさんありすぎて、わからなくなってしまうくらいです。

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    2019年12月18日
  • ほめると子どもはダメになる

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    ここ20年程「ほめて育てる」が広がり、親の厳しさが失われた。こうあるべきの縛りが緩み、価値観の自信が揺らいだところに、アメリカ流の思想を無条件に取り入れたため、厳しさと甘さのバランスが崩れてしまった。親にとっても楽だった。

    褒める=叱らないとされているようですが、褒めるのと厳しくするのは、並立するんじゃないでしょうか。

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    2019年12月18日
  • 50歳からのむなしさの心理学

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    何か違う、何か物足りない、というのは変革のシグナル。後ろ向きにならず、前向きに悩み、納得のいく人生に向けて一歩を踏み出すためのヒントを示す。フランクル、神谷美恵子他多数の至言を引用して読者に寄り添う。

    引用されている沢山の言葉を見ていると、昔から、考え尽くされ語られ尽くされていること、そして誰でも簡単お手軽な答えもないってことがわかる。

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    2019年12月18日
  • カイシャの3バカ 会議好き、規則好き、数字好き

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    こういう本は、身の回りの誰かを想像しながら、読んでいくと、まあまあ面白いけど、残るものはあまり無いですね。

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    2019年10月19日
  • 50歳からのむなしさの心理学

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    いつまでも若さに執着せずに、成熟の価値を認め、成熟への道を歩む覚悟が必要。
    お金の面とかは全く書かれてない。
    経済的にゆとりがある人向けのような気がする。

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    2019年09月11日
  • ビジネス心理学 100本ノック

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    ・コミュニケーションにおいてスレ違いが起こる背景には、人間の自己中心的な性格が絡んでいる。人は自分に都合よく物事を知覚し(選択的知覚)、都合よく物事を記憶している(選択的記憶)。

    ・仕事ができるのに不安が強いタイプ(防衛的悲観主義)の人は、最悪の事態を想定して用意周到に準備を行うがゆえに、成果を出せる。このタイプの人に「自信を持て」と声をかけると不安が消え、かえってパフォーマンスは下がる。

    ・説得する際は、最初に好条件を示すのではなく、後から追加する「ザッツ・ノット・オール技法」が有効である。追加の条件に相手は得をした気持ちになり、納得しやすくなる。

    ・商品や企画を売り込む際、相手がはじ

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    2019年08月21日
  • 「おもてなし」という残酷社会

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    現代の過剰なまでのおもてなし精神が労働者全般の精神を蝕んでいることが明らかに。
    介護、教員、医療、接客、コールセンターなどは顕著にその無理がたたっていると感じる。
    お互い様精神がなくなるとこれ程までに日本人は他者にぶつける事するのか!?と
    怖さを感じる

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    2019年06月12日
  • 「上から目線」の構造

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    いまどきの若い者は…というのはいつの時代も同じだが、その中身がかなり変化していることが、よくわかる。
    で、自分の子ども達はどう育てればいいのか考えさせられる。

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    2019年06月12日
  • 病的に自分が好きな人

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    ネタバレ

    自分が好きな人というと、自慢げで自分の話ばかりをし、こちらの話を聞かない人というイメージがあったのですが、それだけではなく、消極的なパターンや新型うつのように思い通りにならないとうつになるというパターンもある事がよく分かる本。
    インターネット時代で、誰しも自分の意見を言うことができる、論表できる場があることから、上から目線でものを言うタイプというのも。

    この本を読んでいて、私は脳内に数人の知り合いを思い浮かべていました。あの人がああいう態度をとったのは自分が大好きすぎるからこそなんだな。ということを納得させられた本です。本当にいますからね、こういう人。他人だけじゃなくて自分を思い浮かべると、

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    2019年05月28日
  • ほめると子どもはダメになる

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    深い納得感あります。教育論ほどシロウトの無根拠の論説が蔓延って、流行り廃りでおかしなこと言ってる傾向にある。「ほめる」とはどういう行為か。ほめる子育てとはどんな結果を生むか、いろいろ考えさせてくれる名著。ただし、ほめられて育った大学生のルポは、筆者の教鞭での嫌な経験を元にかいており、ちょいちょい恨みと悔しさを感じて人間的。

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    2019年05月15日
  • 自己実現という罠

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    ネタバレ

    メモしたいと思ったところ
    ・欧米の「自己中心の文化」、日本の「間柄の文化」。
    間柄の文化でCS(顧客満足)の指標を取り入れると、際限なくサービスが過剰になっていく。
    =>CSなど欧米のやり方を、そのまま日本に輸入するの、いい加減やめませんかね。
    ・できることや経験を増やしていくとやりたいことがみつかるかもしれない。やりたいことがないと焦るより、できることを着実に増やしていき、やりたいことが見つかればよい。やりたいことを無理に探さなくてよい。

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    2019年03月23日
  • かかわると面倒くさい人

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    読んでいて、こういう人いるわーとなった。対処法を教えてくれたが、果たして実行できるか。
    この迷いが悪循環を生み出すのだろう。多分。

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    2019年01月27日
  • 正しさをゴリ押しする人

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    正義とか公平とか平等とか、盲信してはいけない。
    臨機応変さやゆとりが大事だなー。

    自らの態度を振り返り気をつける良い機会となりました。

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    2019年01月25日
  • ほめると子どもはダメになる

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    内容とタイトルが少し違うように思える。ほめてもよい場面ではほめてもよい。何でもかんでもほめるのはよくない、ということ。アドラー心理学の「ほめてはいけない、叱ってもいけない」とも違う考え方。

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    2019年01月20日
  • かかわると面倒くさい人

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    あんまたいしたこと書いてなかったな。
    自分が面倒くさいと思われてることは当然あるだろうし、そうならないための、考え方を変えるコツみたいなのはなるほどとは思ったけど。
    もうちょっと事例、具体的にあげた方が本としては面白かったかも。

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    2018年12月07日
  • 「忖度」の構造 空気を読みすぎる部下、責任を取らない上司

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    昨今、いろんな事件で使われてきた「忖度」。事件のイメージが強いせいか、不正な言葉のように感じてきたが、良い方向に働くと「思いやり」とも取れることが述べられており、なるほどと感じた。
    アメリカと日本の学校教育における比較などは面白かった。
    全体的に、忖度を悪者扱いしないでくれーという主張だが、忖度にも世代間があるところが難しい。

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    2018年10月29日
  • かかわると面倒くさい人

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    ついついタイトルにつられて読んでしまう。実は読んでいる読者(自分も含め)が一番めんどくさい人なのかもしれないが、それは棚に上げて読んだ。めんどくさくない無害な人もいるのだろうが、ある程度はめんどくさい人のほうが人生を生きる上で面白いともいえる。

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    2018年10月14日
  • かかわると面倒くさい人

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    自分が面倒臭い人かもと思い購入。読むと辛くなる、否定したくなる、憤る箇所があるけどそこで落ち着いて読むことが大切だと思う本

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    2018年08月17日
  • かかわると面倒くさい人

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    20180714 自分の周りにいる面倒臭い人たちが具体的に理解してできるような気になった。心理学で世の中と対峙して行く時代になったと今更ながら思う。会社そのものも変わって、言われたことをやってれば良い!というだけでなく教育も実施する世の中なのでやむを得ないだろう。気持ちとしては面倒な人でも、出世するタイプはいるのだからそちらを増やす方に掛けたいがどうだろうか?

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    2018年07月14日
  • ほめると子どもはダメになる

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    誉めらることの弊害
    調子に乗る自己チュー善悪判断挫折すると落ち込む誉められないと機嫌を損ねる失敗隠す嘘をつく反省しない間違った行動修正すべ機転に気づけない注意叱責を受け入れない自信過剰厳しい状況で踏ん張れない

    具体的な行動姿勢を誉める
    誰かのためになったことを誉める
    頭のよさ能力を誉めると、裏切りたくないと守りの姿勢にはいる
    頑張りと努力を誉める、努力の姿を見せようとチャレンジ精神つく

    ほめることで自己肯定感が高まるといわれてきたが実は逆になることも

    たまにしかられ過ぎて傷つくことがあった方が世の中の理不尽さにも耐えていける心の強さを養える
    子どもを傷つけないようにと腫れ物に触るような姿

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    2018年07月07日