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Posted by ブクログ
日本の子供の自己肯定感の低さは他の諸外国に比べて低い、ということは有名な話です。
では、「叱るのをやめてもっと褒めよう」というので自己肯定感が高くなるかというと全く逆だったそうです。
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私自身最近つくづく思うことですが、
子どもが大人に対してフレンドリーなのはいいことですが、
それが行きすぎて、大人を舐めていたり、奴隷や召使のように思っている子どもがすごく増えたと感じています。
彼らは悪いことをしても大人からガツンと怒られたことがないので、
問題行動がどんどんエスカレートしていく。
そしていざ大人が怒れば酷く傷ついて虐待だ、権利の侵害などという。
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「ほめて育てる」は、厳格すぎる父系社会の西欧(体罰賛成が7割)で「行き過ぎは良くない」で生まれた理論であって、それをそのまま日本に輸入したことからおかしくなったとのこと。
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・優しい課題ができた時に褒めると逆効果
・明確な根拠なしに褒めると逆効果
・過度に一般化しすぎた褒め方は逆効果
・コントロールするような褒め方は逆効果。
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1「頭がいい」と褒められる
2特に何も言われない
3「一生懸命頑張ったからだ」と褒められる
1→萎縮して、2よりも挑戦しなくなる
3→次の難しい課題にも積極的に挑戦するようになる。
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楽観主義者よりも、悲観主義者の方がうまくいく確率が高くなる。
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子どもはきつい言い方をされても、背後に深い思いやりを感じていれば、自分は守られていると感じ、自分の価値を感じる。
それが自己肯定の土台となる。
褒めるよりも大切なのは、根本的なところで、子を思う心。
自己肯定感は周囲が与えるものではない。
壁にぶつかり、頑張っても思い通りにならないことに苦しみそれでも、壁を乗り越えたり力を尽くすことで徐々に培われていくもの。
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私の話に戻りますが、昔、本気でガツンと叱って泣かせた男の子がいたのですが、なんと六年ぶりに再会することに。
向こうはもう怒られたことなど忘れてしまっていて、こちらが楽しく絵を描いてあげていたことはしっかり覚えていた 笑
私も、大人になってからも叱られたり、叱ったりしてきましたが、
筋が通っていてちゃんとその人と向き合って想いが伝わるんだったら、一時は気まずくなっても、それが幸せの法則、道徳率に向かうものであったらありがとうと思えるものなのだと思います。
幸せになって欲しいから、本気で叱る。ぶつかる。
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「褒めて育てるべきか、叱って育てるべきか」という二項対立、どちらかに絶対的な答えがあって、どちらかが正しい、思うのは問い方の落とし穴ですが、
状況や相手、目的によっても態度は変わってくると思います。
アドラーは「褒めもしない、叱りもしない。淡々と責任を取らせる」
といい、
夜の街の不良たちを見続けてきた夜回り先生水谷修さんは「私は子どもを一度も叱ったことも怒ったこともない。とにかく褒めて、ただ悲しそうにそばにいただけ」「いいんだよ」と言います。
私の場合、上記の二人の呪縛?が強く、「叱ったら負けだ」くらいまで思っていたことがあります。
ところが、確固とした軸を持ちつつも、適宜父性を発揮しないといけないと思うようになってきたこの頃です。
Posted by ブクログ
「称賛」がもてはやされていると感じます。
子供の褒め方や、褒めて伸ばす部下の育成の仕方など、巷にはそんな本が溢れているように。
「パワーハラスメント」を恐れてか、口を紡ぐことが多くなり、中身のない褒め言葉が増えるようになってきたように思えます。
そんな時勢に逆らうような、この本のタイトルの切れ味に妙に惹かれて、手にとり読んでみました。
欧米から、文化的背景も考えないで、伝言ゲームのように取り入れてしまった「褒める文化」。
褒めることの効用の書かれた本の、「ただ褒めればそれで良いというわけではない」という本の主張は、中身を読まずに、タイトルばかりが誇張されて、勘違いが世に広まってしまったと、筆者は説きます。
親子の人間関係を超えて、人とどう向き合うべきか。
なんでも言葉にすることが正しいことなのでしょうか。
「ありがとう」の気持ちは、言わなければ伝わらないのでしょうか。
そうした、コミュニケーションについて、深く考えさせられた一冊でした。
Posted by ブクログ
■我々には不安だからこそ必死になるという面がある。
・適度な不安は成長の糧になる
・不安を感じる人の方が勉強も仕事もできるということがある
・不安の乏しい人は危機感に乏しく,人の言うことを深く受け止めることがない
■不安の効用に目を付けたのが心理学者のノレムとキャンター
・非現実的楽観主義者と防衛的悲観主義者
■褒められるばかりだと,次のようなデメリットがある
・頑張り続けることができない
・褒めてもらえないとやる気をなくす
・慎重さ用意周到さにかける
・失敗を怖れる
・失敗を認めたがらない
・耳に痛い言葉がしみこまない
・注意されると反発し自らを振り返らない
・思い通りにならないとすぐに諦める
・挫折に弱い
・逆境を乗り越えられない
■褒められることによって作られた自信はもろく傷つきやすい自信であり虚勢につながりやすく嫉妬や妬みに形を変えやすい。
■宣教師ヴァリニャーノのことば
・日本人は極めて忍耐強く,飢餓や寒気,また人間としてのあらゆる苦しみや不自由を耐え忍ぶ。それは,最も身分の高い貴人の場合も同様であるが,幼少の時からこれらあらゆる苦しみを甘受するよう習慣づけて育てられるからである
■欧米流の「褒めて育てる」とは異質の,日本流の「期待によって育てる」
・日本人の心の深層には他者の視線を裏切れないという姿勢が強く刻まれている
■日本の保育者が子供たちに指示的に関わらないことは多くの観察者の同意するところ
・「させる」より「わからせる」
Posted by ブクログ
ほめるとダメになる。という直球な言葉に惹かれて読んでみた。読み終わったあとタイトルに共感できた。
①最近の大学では自分勝手な自己主張をする人が多くなっている。遅刻を指摘したら「家から1時間半もかかるから仕方ない」などと。義務を果たさなくても叱られない。その結果どのような人間が育つことを考えなければいけない。
自分が関わっている子どもたちにも、注意しても何かしら言い訳をしてくることがある。それに屈せずダメなことはダメと毅然な態度で接していく必要がある。
②友達のような父親は実は父ではない。父とは子どもに文化を伝える者である。伝えるとはある意味価値観を押し付けることである。自分が真に価値あると思った文化を教え込むのが父親の役割。
子どもが行動をみて、いいところを探して褒めようと気構えるのではなく、自分がいいと思っていることは積極的に伝えていく。そのためには自分も常に自己研鑽を重ねて、本当に大切なものを精査していかなければならないと思う。
③世の中にはいいお母さん=叱らないお母さんという図式が見える。その結果マナー違反している別の子どもを注意することを躊躇ってしまうことがある。注意された子は嫌な思いをするのでは?その子の親も同様に。マナー違反している事実を棚に上げてそこまで慮る必要はない。
自分もそのように考えてしまうことがある。他のクラスの子だからと見て見ぬ振りをしてしまったことご何度かあった。それではいけない。
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