「上から目線」の構造

「上から目線」の構造

935円 (税込)

4pt

目上の人を平気で「できていない」と批判する若手社員、駅や飲食店で威張り散らす中高年から、「自分はこんなものではない」と根拠のない自信を持つ若者まで--なぜ「上から」なのか。なぜ「上から」が気になるのか。心理学的な見地から、そのメカニズムを徹底的に解剖する。

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「上から目線」の構造 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年09月13日

    この本で描かれている日本人の精神構造を知ることは、現代日本社会の病巣を考える上で非常に有用である。現代日本人の精神構造を身近な例を挙げながら心理学的見地で解剖した本書は非常に実務的な本であるといえます。本書を読んで私はいろいろと思い当たること、そして自身反省しなくては!ということが多々ありました。

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    Posted by ブクログ 2013年11月15日

    抜群に面白かったです。
    最初から最後まで面白かった。
    切れ味抜群で、読んでいて最高に気持ちが良かった。

    心理学・社会学を理論をベースに書かれていると思うのだが、
    理論的な話は一切出てこないし、文体もライトなので読んでいて疲れるということがないのも嬉しい。

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    Posted by ブクログ 2013年10月30日

    「上から目線」のみにとどまらず、様々な心の動き、あり様が分かり易く解説されている。
    周りの人達を思い浮かべたり、自分を省みたりしながら、一気に読んだ。
    納得しきり。

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    Posted by ブクログ 2013年03月13日

    エーリッヒ・フロムのことを初めて知った。心理学は奥が深い。
    今の若者の間では自分を無造作にさらけ出す行為はタブーで相手の表情や場の空気を読んで相手の望むキャラになることがマナーや礼儀作法になっている。

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    Posted by ブクログ 2023年09月26日

    「上から目線」、今風に言うなら「マウント」ということになるんだろうか。上から目線を“する側”の心理を知りたくて手に取ったが、内容は“される側”の心理構造だった。
    「甘えの構造」や「空気の研究」も引用し、日本人特有の心理構造を説き明かした滋味深い本。
    とは言え、年と共に「上から目線」と思われがちなので...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月16日

    他者からのアドバイスは素直に聞くと、成長できる。そのためには、自信や心の余裕が必要だ。甘えが強かったり、「認めて」アピールがうまく行かなかったり、見下され不安があると、相手に攻撃的になり、「上から目線」と感じる。私はこの本を読んで、人からの視線をそこまで気にする必要あるのかな?と思った。

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    Posted by ブクログ 2019年09月23日

    いわゆる心理学の本。「上から目線」というキーワードを軸に、外国人にはあまりない日本人独特の「甘え」、「父性と母性」あたりから、現代の日本人の特徴を分析。
    今までいろんな学者が研究してきていることなので、目新しさはないが、上から目線を気にする若者が多くなったことから話題を膨らませている。
    データやアン...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年01月18日

    しっかりした社会状況の解説になっており、新書のレベルは超えている。
    ただ、後半はいろいろな言説を散り散りに集めた状態になり、まとまりに欠けたところが残念。

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    Posted by ブクログ 2013年05月31日

    タイトルに惹かれて購入。

    コンプレックスからくる防衛の方法の一つかな~とも思える。
    空気を読んだり、コミュニケーションの方法の変化とかいろいろと面倒な時代になったあたりから、「上から目線」が出てきたようにも思う。

    p204に、“今では、どこの大学でも、成績表を学生本人だけでなく、保護者にも送付す...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月08日

    今の時代をうまく説明している。
    自分らしさを出すことが出来ない社会。経験もなかったということなのだと思う。
    スポーツの部活動を経験してきたということは、非常に役立ったということなんだと思う。

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