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Posted by ブクログ
いわゆる心理学の本。「上から目線」というキーワードを軸に、外国人にはあまりない日本人独特の「甘え」、「父性と母性」あたりから、現代の日本人の特徴を分析。
今までいろんな学者が研究してきていることなので、目新しさはないが、上から目線を気にする若者が多くなったことから話題を膨らませている。
データやアンケートに基づいたものではなく、あくまで著者の主観によるところが多いのが残念なところ。
子供が遊べる広場が都会では減ってしまったこと(遊びの中で上の子の言う事をきく、下の子の面倒をみる)、大学側の学生に対するお客様扱い等を例に出し、コミュニケーション不全の若者が増加することへの懸念を述べられている。
読み物としては興味深いが、これからの対策、方針等の著者の意見が少ないことが物足りない部分。
土居健郎の「甘えの構造」、中根千枝の「タテ社会の人間関係」などが参考文献として挙げられ、高橋俊介さんの講演を思い出した。
本件にはテレビ・雑誌を主体とするマスコミの影響もかなり大きいと思うが、マスコミに関してはあまり触れられていない。
キーワード
・「ヤマアラシ・ジレンマ」
・「甘え・ひきこもり」は外国語に該当する言葉がない
・対人恐怖症は日本人に多い。視線を合わせなくても通じる文化
・日本ではその場の空気で会議の方針が決定してしまう。(戦艦大和の出撃の例)
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれて購入。
コンプレックスからくる防衛の方法の一つかな~とも思える。
空気を読んだり、コミュニケーションの方法の変化とかいろいろと面倒な時代になったあたりから、「上から目線」が出てきたようにも思う。
p204に、“今では、どこの大学でも、成績表を学生本人だけでなく、保護者にも送付する。”と書かれていたが、確かに(苦笑)。
最初に入った大学では、自分しか成績内容は分からなくて済んだのに、30過ぎて編入した大学では、成績表を実家の親宛てに送ってきた。この年になって親に成績を知らされるとは思っていなかっただけに、笑うしかなかった思い出がある。
心理学の側面で書かれており、文章も読みやすかった。
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