榎本博明のレビュー一覧

  • 「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち

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    なぜ怒り出すのか?

    →日本においてのコミュニケーションは良好な関係を保つための手段であるがゆえに、あいまいになるからこそ俺は聞いていない土壌が生み出される
    ロジカルシンキングを駆使すると場から排除される危険があるので、適切に用いる必要がある
    私たちは相互協調的自己を生きており、どうしても仕事上の本来の目的よりも関係性を気にしてしまうという習性があることを意識しておくことが課題志向へのシフトの第一歩

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    2015年04月18日
  • お子様上司の時代

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    自発的意欲を引き出すには。
    創意工夫の余地を与えたり、責任感を刺激すること。
    ある程度の枠組みは与えながらも、その中で自由裁量で工夫できる様にすることで自分の仕事という感じになる。任されることで責任感が刺激される。それが意欲に繋がる。

    やらされ感は意欲を削ぐ。命じられるばかりだとやされ感が強くなる。やっている仕事が自発的行動ではなく、他人事になる。コミットが薄くなる。それではモチベーションが上がらない。

    もっともキツイ刑は、無意味な作業を強いる事だと言われている。

    ナラティブ=語り
    カタルシス、自己明確化、統合化、動機付けの4つの機能がある

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    2015年04月15日
  • 「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち

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    表題の人って、寂しがり屋なのね…。って部下や、周りの人が優しくなれたら世界は穏やかに回るのだろうか…。しかし、それ位の心の余裕が無いと付き合っていけない?

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    2015年01月01日
  • ゆるく生きたい若者たち 彼らはなぜ本気になれないのか?

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    上司世代に送る若者対処法。
    要するに率先垂範が大切なのだが各章にある1枚のイラストが的確で面白い。上から目線は辞めてくれと上から目線で言う若者とか。

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    2014年09月14日
  • 記憶の整理術 忘れたい過去を明日に活かす

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    『記憶の整理術』
    榎本博明

    記憶には思い出すときに作り直されるという側面がある。ゆえに、思い出された内容は、今の心理状態や価値観を映し出している。心理状態や価値観が変われば、思い出すことも違ってくる。(p45)

     過去の出来事は変わらないが、それを思い出す私たちのその捉え方は違うこともあるのだ。

    未来予想図は、回想記憶をもとに描かれる。希望に満ちた前向きの未来予想図を描くには、これまでの人生を肯定的に意味付けることができるように、回想記憶を整理しておくことが必要である(p73)

     回想記憶を肯定的に意味付けることは、私にとって困難な作業だろう。この卑屈さと向き合う必要がある。

     自分

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    2014年08月16日
  • 「やりたい仕事」病

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    自分のこれから数年先の仕事のイメージを描いて、今何をすべきかを考える…そんな風にやっていくのがフツーだと思っていた。この本は、また別の考え方を教えてくれた。 曰く、「不確定な将来のイメージにとらわれ過ぎて今を疎かにしちゃいかん「今ここ」に打ち込んでおけば未来は自ずと拓ける」。
    なるほどぉ。そういう考え方もあるのか。

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    2014年05月05日
  • 「上から目線」の構造

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    若者に見られる「やめてくれる、上から目線の言い方」。苦情を言うお客に、こちらの非はないそちらが悪いと引き下がらない若者。上司も気を遣って物の言い方を考える。ご機嫌伺いしたりする。
    ネットの中の虚構のつながり、現実の世界に適応できない自分を受け入れることができない。自分は悪くない、他人が悪いという思考回路。
    これらは、「甘えの構造」「自信のなさ」が背景にあるという。過保護に育ち、親離れ、子離れしていない親子。
    本の前半はなるほどということも多かったが、後半は特段新しいこともなかった。

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    2014年02月26日
  • 「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち

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    コミュニケーション不全から来る軋轢について記述した一冊。

    とかく、権威を振りかざしたがる旧来の上司の対応に苦慮してる人にはお勧め。

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    2014年01月24日
  • 「やりたい仕事」病

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    やりたい仕事、自分の適性とは何か?
    就活をする中で抱えていた悩みに、何か答えを見つけることができるのではないかと思い、手に取った。

    現代は変動が大きく流動的であり、また自分自身もこの先どのような事象に出会い、どう影響されるかは分からない。このような状況で未来予想図を立てることは難しい。できたとしても、計画通りにいかないことが多い。仕事のやりがいや楽しさは、計画通りの未来の中に見つかるのではなく、目の前の仕事を大切にし、全力で取り組むことによってこそ得られるものである。そして、キャリアは形成される。
    目標に固執するのではなく、物事に柔軟に対応し、その中でたまたま得たチャンスをしっかりと掴んでい

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    2014年01月12日
  • 「やりたい仕事」病

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    ネタバレ

    キャリアプランを考えてても自分の考えてたキャリアプランとは現実が違いすぎて、悩んでる若者や逆にキャリアプランが見えなさすぎて動けず悩んでいる若者が増えている。そんな人々へのアドバイス的な本。

    言ってることの骨子は
    やりたいことじゃないからと言って、その仕事に向き合わないとその時間がもったいない。
    どんな仕事でもしっかり向き合って仕事すれば、どんな仕事にでも応用できる仕事力はつく。

    やりたいことは実際やってみないとわからないし、人のやりたいことは出来ることが増えるにつれて刻々と変化する。だから今目の前の仕事をやってみて、その上で自分のなかに出てきたやりたいことをやればいい。

    キャリアプラン

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    2013年12月21日
  • 「やりたい仕事」病

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    キャリアデザインとは?

    →不確実性の高い将来のキャリアをデザインするより思いがけない出来事に対する対応力を高め、その出くわす確率を高める行動パターンを身につけることが大事
    先のことばかり気にして今、この瞬間に没頭できないことで全力を尽くすことによる達成感や成長のチャンスを逃してしまう
    将来像で自分を縛るのでなく、自分の変化や成長に応じて将来像を絶えず修正していく
    人生で大切なのは目標でなくプロセス、つまりどんな時間を過ごしてきたか
    仕事をする人の心構えがやりがいや楽しさを規定する
    チャンスもものにするには、行動力、楽観力、切替力、チャレンジ精神、集中力、意味付け力

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    2013年12月22日
  • 近しい相手ほど許せないのはなぜか

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    もう一年近く、「許す」ことを試みながらできない人たちがいる。
    なんとかその一助に、と思って読んでみたけれど、うーん、わかる。言っていることはわかるんだけど・・・・・・と、この一冊でぱっと晴れることはできず。

    でも、最後の『海辺のカフカ」の引用は感動した。著者の手柄じゃないっちゃあないんだが。

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    2013年12月08日
  • お子様上司の時代

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    タイトルにつられて読んでみたのですが、、、
    お子様上司、というのの説明よりはナラティブというのの説明が多く。。
    理解はできるんですが、それができるなら苦労しないよ、と。
    そして、上司に向けてのアドバイス、、、なんかタイトルと中身が違うような。。

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    2013年11月13日
  • ゆるく生きたい若者たち 彼らはなぜ本気になれないのか?

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    ネタバレ

     最近の若者の「ゆるく生きたい」という風潮を分析している。「本気にならなければ、うまくできなくても、自分の無能さを認めないですむ」、「年上の人の言うことにはそれなりの理由があるはずだ。それを理解できないのは、自分が未熟なせいだ。」など心当たりのある言葉がけっこうあった。
     本気で挑戦すればゆるく生きていては得ることのできない充実感を得られる。失敗することは辛いが失敗は誰でもする、問題はそれを成長の糧にできるかどうか。叱られるのも自分のためになると思えるようになれれば。

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    2013年10月16日
  • お子様上司の時代

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    ミドルマネジメントの育成は企業にとって永遠の課題である。プレーヤーとしても、マネジャーとしても、そして厳しさも優しさも兼ね備えることが求められている。

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    2013年10月05日
  • ゆるく生きたい若者たち 彼らはなぜ本気になれないのか?

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    世代間の価値観や意識の差をどう受け止め、どう共存し、ともに育っていくか、本当に難しい時代を迎えていることを感じます。やはり、大人がしっかりと生きることしかないと感じます。

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    2013年08月11日
  • 「上から目線」の構造

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    ネタバレ

    心理学者で、たぶん、カウンセリングとかもしてると思われる著者が、最近の日本の社会問題とコミュニケーション能力の低下を関連付け分析している内容。

    著者がどういう立場の人なのかわからない、ほんまにそんな若者いてるんか?とうくらい自分にとって実感がない事例が多い、他の学者の説を説明する箇所も多かったり、色々な情報が散髪的に書いてあって、なるほどねーと思いながらさらっと読んだはいいけど、つまり、、、が言いにくい内容だった。

    自分ごととして、残っているのは、
    上から目線、とかそういう感覚をもってしまう人は、自分に自信がなくて下に見られる事を恐れている、という話。
    上の人に上から言われるのは当たり前な

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    2013年05月20日
  • 「すみません」の国

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    昨今、タテマエを悪しきものとして思ったことをそのまんま発語する風潮が幅をきかせている。が、タテマエには利己的な心を抑制する大きな効用があることを自覚する必要がある。社会的存在にふさわしい振る舞いには自己にブレーキをかけるタテマエが間違いなく必須。自分たちの深層に宿る日本的なものをしっかり直視し良いものは自信をもって堅持しグローバル時代を生きていかなければならない。

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    2013年05月07日
  • 「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち

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    上司の生態とはわかりにくいものである。

    とにかく知らされたい、生き物なんだ。

    報告がないと疎外感があるのだ。

    孤独な生き物かもしれない。

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    2013年05月06日
  • 「上から目線」の構造

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    ネタバレ

    われわれは常に論理的判断の基準と空気的判断の基準という、一種の二重基準のもとに生きているわけである。半数以上のメンバーが賛同できない結論が「空気」によって強引に採択されたりするのだ。「察しのの文化」が深く根づいている日本では、場の「空気」に抗うのは至難の業なのである。今とくに求められるのは、自己中心的心性から抜け出して、もっと他人に関心を向けることである。人間は、だれでも自分の視点からしか世界をみることができないが、相手に対する共感性を何とか高め、想像力によって自他の視点の溝を埋めようと努力するのである。

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    2020年05月09日