榎本博明のレビュー一覧

  • 正しさをゴリ押しする人

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    平等には2つの考え方がある。古代ギリシャ時代から。
    プラトン=「不等なるものにそれぞれその本性に応じて与えられる平等」こそが正義だが、内紛を避け大衆の不満を和らげるため、無差別の平等を用いなければならないこともある。」

    ネット空間がもたらす幻想的万能感が正義感を煽る。

    人間の隠れた甘えを察知しない西洋文化。
    共感性が乏しい。
    熟慮しないからこそ自信満々になれる=ヒューリスティック思考。労力節約のために安易な判断に頼る。

    認知的複雑性が乏しい=多面的に見ることができない。補遺人と悪い人、味方と敵、に二分する傾向。

    欲求不満攻撃仮説
    社会的欲求不満から。
    日本的甘えからくる欲求不満から。

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    2017年12月03日
  • 「過剰反応」社会の悪夢

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    期待通りっつうちゃ期待通り、新味がないといえば新味がない。書いてある通りだと思うし、読んでると近隣某国とも重なって気が滅入る。

    確かに数として多いわけではないが影響力が大きいだけに取り扱い面倒臭いし、実際増えてきていると感じている。
    では、そこにどう対処すべきか。

    そこに触れている本ではない。

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    2017年10月13日
  • 薄っぺらいのに自信満々な人

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    自戒も込めて手に取ったが、なるほど身近に結構いる感じの人種が見事に描かれて可笑しかった。前半のポジティブ思考を否定するあたりは興味深い。熟考したり継続して自分のモノにした知識や意見は信用できるし、自分も常にそうありたい。

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    2017年10月08日
  • 「上から目線」の構造

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    "この本は、「若者→年長者、上司」と言った明らかに上の人に”上から目線”でものを言う傾向を分析しているが、それに限らず、同僚、友人という上下が関係ない間柄でも”上から目線”に困る人はいるのが現代社会であると思う。そういう人も参考になると思う。若者の傾向が主に述べられているが、「若者」を周りによくいる”上から目線”の人に置き換えて読んでみても良いと思う。
    上から目線、のみならず他人のコメント、助言に過敏に反応し反論するのは、過度な自己愛と自信のなさの裏返し、とある。自分がそういう態度をとるときに戒めと同時に周りにそういう態度を取る人に腹を立てるでなく、客観的に見ることができるようになれ

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    2017年09月19日
  • 「やりたい仕事」病

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    就職活動では、「やりたいこと」がちゃんと言えないと面接に受からない。
    でも、正直そんなはっきりした「やりたいこと」なんてないよ><!!

    という思いを抱えたまま、悩みながら就職活動してきた人は多いと思います。

    そうすると、「やりたいこと」がないってすごくダメなことのように思えるかもしれないけど、そうじゃないんだ。

    「やりたい仕事」なんて、ない方が普通なんだ!!!!!

    というとても普通のことを、筋の通った論旨で展開している本です。

    私はこの本を読んだことで、身近な仕事の楽しさに気づく視点を持つことができて、
    逆説的ですが、仕事がやりたい気持ちが読む前より強くなりました。

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    2017年06月27日
  • 「やさしさ」過剰社会 人を傷つけてはいけないのか

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    本当の「やさしさ」とは何か考える必要がある。個人的には「やさしさ」というより他人への興味・関心が減ったことによる放置・放任が増えたのかなとも思う

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    2017年05月15日
  • 近しい相手ほど許せないのはなぜか

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    西洋の裁く文化に対して、日本の許す文化。
    そこを取り巻く諸問題という感じの展開かな。
    こんな問題があって、こういうことが原因で、こういう下地があって、行為考え方と行動で変化することができる。

    河合隼雄さんの本を読んでる気分だった。

    ただ、何で近しい相手ほど許せないんだっけ?甘えだったかな。

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    2017年05月13日
  • 薄っぺらいのに自信満々な人

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    ただの思ったことではなく、心理学的な視点から書かれているので説得力があった。気になったワード:防衛的悲観主義

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    2017年10月28日
  • 「おもてなし」という残酷社会

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    ネタバレ

     昨今過酷な労働環境についての関心が高まっている。違法な長時間労働もそうだが、接客業などは精神面で以前よりも厳しい労働環境になっているようだ。些細なことで怒る顧客に対してもひたすら謝ったり、理不尽な要求も撥ねつけずに丁寧に対応しなければならないなど精神面にかかる負荷が増加している。筆者はその原因に企業が顧客満足度の取入れたことを挙げている。評価基準に顧客の声を反映すると従業員側は顧客の不満につながることは何もできなくなる。しかし内心で湧く怒りを隠しているためにストレスになる、というメカニズムだろう。さらに筆者は日本は間柄の文化ということを強調している。たしかに欧米と比べると協調を重んじたり、波

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    2017年04月04日
  • 「すみません」の国

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    ネタバレ

    タテマエの国では、本音の自分をみうしなっている アメリカには多重人格の症例が多い
    日本は、本音の国だから、逆に外向きには曖昧さやわかりにくさがが必要なのだ

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    2017年03月12日
  • 薄っぺらいのに自信満々な人

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    ポジティブシンキングをあまり手放しで肯定しない方が良い。ということが書いてある本。

    内容がない人が無意味に自信満なのは自省の念がないだけで、ポジティブシンキングの良さがまったくない。確かにその通りだが、人の性格は簡単に治るわけでもないので、では、そういう人をどう指導すればよいのでしょう?という答えが書いてあると良いのでは。

    ざーと速読してポイントポイントで情報や考え方を吸収すると良い本。すこしお小言風なのが読んでてつらいところ。

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    2017年02月11日
  • バラエティ番組化する人々 あなたのキャラは「自分らしい」のか?

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    自分を安易にキャラ付けして、それに縛られることに警鐘を鳴らす一冊。

    言ってることは納得できる部分もあるものの、さすがに過剰適応なのではと思う部分もあり、その「空気を読む」感覚が理解はできるものの実感はできなかった。

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    2017年01月15日
  • 記憶力を高める科学 勉強や仕事の効率を上げる理論と実践

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    未来にすべき事柄の記憶=展望記憶。存在想起と内容想起の両面が必要。

    うつの人は具体的なエピソードを思い出さない。

    気分一致効果=そのときの気分と同じ内容を記憶しやすい=記憶するときは楽しい気分で。=思い出しやすい。

    記憶は思い出すときに作り直される。
    私達の過去は、時間的には過去ではなく現在に属する=過去の記憶も現在の状況によって変化する。

    繰り返しだけでなく、意味付け、連想による精緻化リハーサルで長期記憶に定着しやすい。
    強い感情に伴う記憶は定着する=地震の時の記憶。

    単純接触が多いほど、心地よくなる=趣味も記憶で作られる。
    忘却のお陰で、都合よく思い出せる。

    アルコールは新たな

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    2017年01月10日
  • 記憶力を高める科学 勉強や仕事の効率を上げる理論と実践

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    <目次>
    第1章  記憶ってこんなにあいまいなの?
    第2章  記憶のメカニズム~記憶はこうしてつくられる
    第3章  忘却のメカニズム~人はなぜ忘れるのか
    第4章  記憶力を高める技術
    第5章  存在記憶は発行の宝庫~存在記憶を使いこなそう

    <内容>
    記憶のメカニズムや研究成果を紹介し、記憶力を高めるコツと存在記憶がインスピレーションを作り出すことを示した。が、どのように存在記憶を高めるか、などは載っていない。

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    2016年11月22日
  • 病的に自分が好きな人

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    高校生の頃に読んだ本で言ってたボーダーラインってのと近いような。過剰になりがちな自己愛をいかに適量に保つか。

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    2016年10月24日
  • 他人を引きずりおろすのに必死な人

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    読んでいる事を親しい知人に知られてはいけないそうで、皆さんも隠れて読んで下さい。
    たまにいる残念な人を心理学で分析した本。火の粉が降りかからないように対処方法も記載されている。心理学の知識が無くてもさらっと読める。攻撃衝動に関するカタルシスが否定されている点は勉強になった。
    人によっては対処方法の方が重要かと思うが、この本ではコンパクトな記載に留まる。当事者として巻き込まれているなら別の本か、専門家を頼る方が良い。

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    2016年10月11日
  • 病的に自分が好きな人

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    Twitterなどで発言することに意味を見いだせなくなり、この本を読んで見ました。
    知り合いの先輩のように見えつつ、自分が当てはまり頭を抱えて読み続けました。
    自己愛が激しい人は、すごく人に迷惑を与えることもあるのだと思った。

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    2016年10月09日
  • 病的に自分が好きな人

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    続けて自己愛についての本を読んだわけだが、こっちの方はスッと入ってくる。事例は少ない。
    自分の前著から文章ごと引用してくるところが目立つのはちょっとやな感じはするけど、ITの発達、幻想的万能感など、目新しくはないが判り易いキーワードも抑えている。

    本当に、こういう人増えてる。

    んで、毎度こんな話を聞くと、国際関係なんかも、頭に浮かんでくるのであった。
    あー。

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    2016年09月29日
  • ほめると子どもはダメになる

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     本書では、とにかく批判せず褒めればよいという教育方法を否定している。
     叱らないほうが親も子供もハッピー、という近視眼的な理論は確かに子供の将来のことを考えているとは思えない。
     また、日本の文化や、日本人の性格・育て方に海外流の育て方を付け焼刃的に持ち込んでも意味がないどころか、悪影響を及ぼす。その結果として、今日の撃たれ弱い・頑張らない若者が多くなっているという内容。読んで感心する部分が多かった。

     ただ、読んでいて、欧米流を推しているかと思えば、途中から日本流を推しだしたり、書籍としての構成が少しわかりづらい。
     加えて、本書全体を通した大枠での明確な結論がわかりづらい。
     小さな一

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    2016年09月17日
  • 中高年がキレる理由

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    中高年。というタイトルから、40代後半から高齢者の印象を受けていたが、本著作では、40代、50代、つまり中年をターゲットにしていた。
    人生の折り返し地点、劇的な社会の変化(年功序列の廃止など)、家族をめぐる葛藤(家にいても相手にされないなど)。中年期特有の不安や迷いからくる衝動に翻弄された結果が、キレる行為だと。

    たしかに、40代〜50代は、ユングが「人生の正午」といったように、今まで日が昇り続けて、成長してきたのに、これからは日が落ちるだけで、どうしたらよいのか?と悩む「中年の危機」(レビンソンが名付けた)が起こるタイミングではあるが、それだけが原因だとはなかなか思えない。
    同じタイミング

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    2016年08月07日