榎本博明のレビュー一覧

  • 記憶力を高める科学 勉強や仕事の効率を上げる理論と実践

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    <目次>
    第1章  記憶ってこんなにあいまいなの?
    第2章  記憶のメカニズム~記憶はこうしてつくられる
    第3章  忘却のメカニズム~人はなぜ忘れるのか
    第4章  記憶力を高める技術
    第5章  存在記憶は発行の宝庫~存在記憶を使いこなそう

    <内容>
    記憶のメカニズムや研究成果を紹介し、記憶力を高めるコツと存在記憶がインスピレーションを作り出すことを示した。が、どのように存在記憶を高めるか、などは載っていない。

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    2016年11月22日
  • 病的に自分が好きな人

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    高校生の頃に読んだ本で言ってたボーダーラインってのと近いような。過剰になりがちな自己愛をいかに適量に保つか。

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    2016年10月24日
  • 他人を引きずりおろすのに必死な人

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    読んでいる事を親しい知人に知られてはいけないそうで、皆さんも隠れて読んで下さい。
    たまにいる残念な人を心理学で分析した本。火の粉が降りかからないように対処方法も記載されている。心理学の知識が無くてもさらっと読める。攻撃衝動に関するカタルシスが否定されている点は勉強になった。
    人によっては対処方法の方が重要かと思うが、この本ではコンパクトな記載に留まる。当事者として巻き込まれているなら別の本か、専門家を頼る方が良い。

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    2016年10月11日
  • 病的に自分が好きな人

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    Twitterなどで発言することに意味を見いだせなくなり、この本を読んで見ました。
    知り合いの先輩のように見えつつ、自分が当てはまり頭を抱えて読み続けました。
    自己愛が激しい人は、すごく人に迷惑を与えることもあるのだと思った。

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    2016年10月09日
  • 病的に自分が好きな人

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    続けて自己愛についての本を読んだわけだが、こっちの方はスッと入ってくる。事例は少ない。
    自分の前著から文章ごと引用してくるところが目立つのはちょっとやな感じはするけど、ITの発達、幻想的万能感など、目新しくはないが判り易いキーワードも抑えている。

    本当に、こういう人増えてる。

    んで、毎度こんな話を聞くと、国際関係なんかも、頭に浮かんでくるのであった。
    あー。

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    2016年09月29日
  • ほめると子どもはダメになる

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     本書では、とにかく批判せず褒めればよいという教育方法を否定している。
     叱らないほうが親も子供もハッピー、という近視眼的な理論は確かに子供の将来のことを考えているとは思えない。
     また、日本の文化や、日本人の性格・育て方に海外流の育て方を付け焼刃的に持ち込んでも意味がないどころか、悪影響を及ぼす。その結果として、今日の撃たれ弱い・頑張らない若者が多くなっているという内容。読んで感心する部分が多かった。

     ただ、読んでいて、欧米流を推しているかと思えば、途中から日本流を推しだしたり、書籍としての構成が少しわかりづらい。
     加えて、本書全体を通した大枠での明確な結論がわかりづらい。
     小さな一

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    2016年09月17日
  • 中高年がキレる理由

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    中高年。というタイトルから、40代後半から高齢者の印象を受けていたが、本著作では、40代、50代、つまり中年をターゲットにしていた。
    人生の折り返し地点、劇的な社会の変化(年功序列の廃止など)、家族をめぐる葛藤(家にいても相手にされないなど)。中年期特有の不安や迷いからくる衝動に翻弄された結果が、キレる行為だと。

    たしかに、40代〜50代は、ユングが「人生の正午」といったように、今まで日が昇り続けて、成長してきたのに、これからは日が落ちるだけで、どうしたらよいのか?と悩む「中年の危機」(レビンソンが名付けた)が起こるタイミングではあるが、それだけが原因だとはなかなか思えない。
    同じタイミング

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    2016年08月07日
  • 薄っぺらいのに自信満々な人

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    ネタバレ

    題名に惹かれて読んでみた。
    前半はとても興味深かった。
    「能力の低い人ほど自分を過大評価しやすい」
    他、
    「経験への開放性を高めるためカウンセリングを行う」
    「業績目標より学習目標を持つ」
    自分を理解するっていうのが人生をつらくないよう生きるコツなんだろうか。

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    2016年06月14日
  • 「上から目線」の構造

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    「君の仕事の仕方は、上から目線で評判が良くない」と上司に言われ、お前こそ上からじゃないか、と憤ったものの、お互い様と納得した自分だ。当り障りのない会社に発展なし。

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    2016年06月12日
  • 「過剰反応」社会の悪夢

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    ネタバレ

    「子どもの声がうるさい」と保育園にクレームが殺到、ジャポニカ学習帳の表紙から昆虫が消える…。過剰反応を起こす個人の心理メカニズムを解明し、社会的背景に目を向け、過剰反応の連鎖を防ぐ方法を考える。

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    2016年05月29日
  • 「自分はこんなもんじゃない」の心理 「根拠のない自信」が人生を変える

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    「はじめに」で「中高年世代にも、今どきの若者が置かれた心理状況や自分づくりへの取り組み姿勢を理解してもらうことも念頭に置いた」と書いてあったので読んでみたが、EXILEとか西野カナといった歌からの歌詞の引用が随所に散りばめられていて、やっぱり中高年世代には読んでて辛いものがある…。
    でも、やっぱり心理学者の先生、書いてあることは中高年世代にも結構参考になったりする。したがって、この先生が書いた中高年世代向けの本があったら、それはぜひ読んでみたいと思う。きっと「はじめに」の「中高年世代…」のくだりは、出版社の人に、部数売らなきゃいけないからそのように書いてって言われたんだろうな。「これは若者向け

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    2016年04月11日
  • ほめると子どもはダメになる

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    褒めること叱ることで起こってくることの正負両面から見ていき、子どもとのかかわり方について考察されている一冊。

    褒めたり叱ったりするときの大人のあり方が問われているように感じました。

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    2016年03月11日
  • 「すみません」の国

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    ホンネとタテマエは「いやらしさ」と「奥ゆかしさ」
    タテマエ謝罪を胡散臭く思う反面、ホンネの漏らす人物は器量のなさ、何が飛び出すかわからない、むき出しの心の不安定さを感じる。

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    2016年03月10日
  • ほめると子どもはダメになる

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    父性と母性。父性が欠落し,褒められるだけで叱責されない育て方→自分に甘く,脆弱な人格の形成?
    育てる側の人間的迫力だな。
    自分の人間性の弱さを自覚してしまう。

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    2016年03月03日
  • 「正論バカ」が職場をダメにする

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    ネタバレ

    正しいことを言っているのに周りの人に相手にされなかったり煩がられたりする人はどこにでもいるものである。
    自分の中で納得できずにモヤモヤしている人は本書を読んでみると、客観的に自分を見つめ直すことができるのではないだろうか。
    本書では論破すること、ディベートにも否定的であり極端な面もある。
    仕事の場ではロジカルな意見も必要なときもある。
    ただ仕事上ではここで言う情緒的コミュニケーションも心がけたほうがよいだろうしバランスが大切だ。

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    2015年12月25日
  • 「上から目線」の構造

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    仕事関連で 若い世代との gapを考える
    感情が そうさせるもの 未熟であるもの 空気(雰囲気)を読めないなど、理由は多くありそうだが、 心理的な 原因であるようだ
    70年代 それ以前から 始まっている
    分析 解説しても 無駄かもしれない

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    2016年01月10日
  • 近しい相手ほど許せないのはなぜか

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    文字通り、近い人を許すための説いた指南書。

    日本人特有の「許す」感情を大事にしましょう、というのはよくわかるのだけど、実際に身近に許せない人がいる環境では若干弱いと感じた。

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    2015年10月04日
  • お子様上司の時代

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    お子様上司対策ではなく、お子様上司にならないように気をつけようという内容。

    しかし。
    時代は変わってるんだなぁと痛感。
    私が新人だった頃の上司たちは、どんなことで悩んでいたんだろう。
    迷惑をかけたことには変わりないけど、今とはちょっと違うんだろうな。

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    2015年09月26日
  • 薄っぺらいのに自信満々な人

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    んー。いるよ、いるよね、そーゆー人。
    なるほど、そーゆー風だから、そーなってるのね。
    …でも、その人達にどう接すればいいのかわからない。そこらへんのヒントが欲しかった!
    自分で考えろってことかぁ。

    とりあえず、自分にも当てはまる部分がありそうなので気をつけようと思う。

    あと、甘えとはどういうことか、具体的に分かったのは収穫。

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    2015年09月23日
  • 「過剰反応」社会の悪夢

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    「過剰反応」の事例、例えば、昆虫が載っているノートへのクレームでの発売中止、就活学生がなかなか内定しない設定のCMへの抗議による放映中止等、なるほどという導入だったが、大半は、同じような事例の問答が永遠と続く。
    精神構造の分析というが、ごく当たり前のありきたりの解説で、解決策の章もインパクトに欠ける。

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    2015年07月21日