あらすじ
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私たちは毎日、身の周りで起こった出来事を記憶していきます。
しかし、どんなに大切で重要な記憶でも、いつの間にか忘れていたり、間違った情報で覚えていたりするのです。
これはいったいなぜなのでしょうか? 記憶のしくみや疑問を心理学の見地から解き明かしていきます。
そして、勉強や仕事で必須の記憶力を強化するノウハウを提供します。
(本書はサイエンス・アイ新書『ビックリするほどよくわかる記憶のふしぎ』を加筆、再構成したものです)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
未来にすべき事柄の記憶=展望記憶。存在想起と内容想起の両面が必要。
うつの人は具体的なエピソードを思い出さない。
気分一致効果=そのときの気分と同じ内容を記憶しやすい=記憶するときは楽しい気分で。=思い出しやすい。
記憶は思い出すときに作り直される。
私達の過去は、時間的には過去ではなく現在に属する=過去の記憶も現在の状況によって変化する。
繰り返しだけでなく、意味付け、連想による精緻化リハーサルで長期記憶に定着しやすい。
強い感情に伴う記憶は定着する=地震の時の記憶。
単純接触が多いほど、心地よくなる=趣味も記憶で作られる。
忘却のお陰で、都合よく思い出せる。
アルコールは新たな記憶を妨げる。
睡眠は記憶を助ける=一夜漬けの効果。余計な情報による混乱をさける。
俳優は、その役に感情移入することでセリフの記憶が出来る=精緻化のテクニック。
実際にやってみると記憶は定着しやすい。
人に話すことで記憶は強化される。=精緻化。
行き詰まったときは無意識に漂う。潜在記憶の働き。
何事も真剣に行うことで、潜在意識を活用できる。