榎本博明のレビュー一覧

  • 「すみません」の国

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    気が付くとうんうん頷きながら読んでいた。
    「わかりました」と「はい」の使い方については、的確すぎて思わず笑ってしまった。

    どうしてもっと効率よく出来ないのだろう、というような無駄な話し合いには "満足感を与えて一体感を醸し出す" 意味があるらしい。足並みそろえてというわけか。

    アメリカ式のコミュニケーションを "良いもの" として取り入れようとするのも日本らしさなのだろう。

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    2012年08月11日
  • 「すみません」の国

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    考え方一つで、日本人の曖昧さも悪いことではないと感じる。でも結局、バランス感覚が一番必要なんだろうな…

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    2012年08月03日
  • 「上から目線」の構造

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    (社会的に見て素晴らしい業績を出しているわけでもないのに)自分たちはエライと思い込み威張り散らしている人がいる。そういう困った人たちとどう対峙するのかが最近の大きな課題でした。
    この本は、社会心理学や文化人類学をベースに、人間関係を築きづらい人たちの心理的構造や、世代間価値観の違いを記しています。
    父性原理・母性原理。妙に納得しました。これから先の日本がどうなっていくのかますます気になります。

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    2012年07月21日
  • 「すみません」の国

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    ネタバレ

     昨日の東京電力の株主総会は、「エアー謝罪」あるいは「つもり謝罪」をして、株主からの経営合理化などの提案ははねつけて、1兆円の公的資金注入を了承という虫の良い提案のみ賛成。独占企業の姿が良く分かる。しかも辞める会長は、関連会社にちゃっかり再就職。甘ちゃん(あるいはアマチュアという意味でのアマちゃん)経営の見本。

     電車が何らかの理由で遅延した際にも「お詫び申し上げます」と何度も繰り返しアナウンスされる。中には、昨日のことなのに「ご迷惑をおかけしてお詫び申し上げます」とアナウンスが流れることもある。まさに「すみませんの国」だ。

     さまざまな場面で聞く「すみません」。著者曰く、すみませんには、

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    2012年06月28日
  • 「すみません」の国

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    ついつい自分もいってしまう「すみません」。
    その日本人にある背景を分析してくれる一冊。
    結局は、同一民族で外からの攻撃も少ない島国においては、言葉により相手を理解することや闘うことをあまり必要としない環境に育ってきた。それゆえ、もっとも大事とされているのが「場」「空気」となり、おかしいと思いつつもその場を良好に保つために「すみません」を連発する。

    そうは言いつつも、インターネットなどにより世界との距離がぐんと近くなり、諸外国の人々と接することも多くなっているのは事実。政治家の外交ができていないニュースが日々流れる中で、ディベートをはじめ、自分の意見をはっきり言うことが正しいという風潮が次第に

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    2012年06月10日
  • 「すみません」の国

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    ネタバレ

    あー僕は日本人だな〜と妙に納得してしまう一冊.もやもやに感じていた日本人のコミュニケーションについて,言語化されたおかげで(もちろんこれがすべてだと思わないが),頭がすこしすっきりします.

     日本では,責任が個ではなく,場あるいは空気に帰される.状況依存社会と著者は命名する.相手の立場への共感性の高さ,多角的な意見への寛容性を,日本人は,ホンネを重視するためだと述べる.
     「そうは言っても~という考えもあるよな.」と日本人が思える事は,相手の立場への共感性の高さに寄与しているとしている.物が言えない日本人は,相手の事を考え,一度相手の意見を引き受けてしまう,”やさしさ”のために生じるらしい.

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    2012年06月08日
  • 「すみません」の国

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    ネタバレ

    社会人としての自分の見直しになりました。
    自分の考えがずれている点と、しっかり「すみませんの国」の人間である点が極端に割れていてバランスが悪い・・・。そんな自分の自己分析のきっかけになった本です。

    似たような本を探すとともに、しばらくしてからまた読み返すとまた発見がありそうです。

    ただ、「すみません」の国の考え方が、全般的に良い風に書かれている点は今はなにか気に入らない。

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    2012年05月25日
  • 「すみません」の国

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    以前,この著者の別の本を読んで失敗したが,題名に惹かれて,懲りずに購入した.想像とは少し異なる内容であった.歴史を絡ませながら,日本人の抑制,日本的コミュニケーションの二重構造を指摘していた.日本は状況依存社会のため,原理原則がなく,海外から批判の対象になるが,それがきめ細やかな対応につながったり,必ずしも欠点になるのではないことを指摘し,それを逆手にとって何らかの貢献をする余地があるのではないかと問いかけていた.まずは自ら有する日本的コミュニケーションを正しく評価,理解したうえでないと,異文化との共生ができないという意見には共感した.

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    2012年05月29日
  • 「すみません」の国

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    毎日のように交わしている「すみません」という言葉。日本人なら誰でもよく使う言葉ですが、この言葉に、日本独特のコミュニケーションの深層心理が隠されているという、とても面白い書籍です。日本語の使い方はとにかく難しいですね。

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    2012年05月04日
  • 「すみません」の国

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    日本特有のコミニュケーションの問題だけでなく、利点にも焦点を当て、今後グローバル化が進展する中で、その良い面を再認識すべきであると。序盤がややクドイと感じたが、興味深いテーマ。日本語では「人間」と書いて「人」と同義。自身の中だけでなく、相手との「間」に自己を認識する状況依存的な文化という指摘に納得。また原理原則でなく状況で物事を判断する、自己矛盾を認められることが、欧米より圧倒的に多重人格障害が少ないことにもつながると。個人的には欧米スタイルのコミニュケーションスタイルを導入すべきという意見だったかど、そうとも言えないかもだな。

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    2012年04月25日
  • 記憶の整理術 忘れたい過去を明日に活かす

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    「記憶」のメカニズムを心理学的側面やカウンセリング面からとらえて、その仕組みを「これからの人生」に活かそうという自己啓発的要素の強い本。
    各章末にポイントをまとめてあるのでとても読みやすくて便利。ぶっちゃけこのまとめさえ読めば他は読まなくてもOK。

    記憶は単なる過去の記録ではなく、もっと能動的に過去を生み出す機能であり、さらに思い出している人の心理状態を反映するものであることがわかっている。
    したがって、自分の心理状態や視点によって過去の記憶も意味合いが変わりうるという特性を持っている。
    人間は思いのほか強く、悲劇的な体験、喪失体験からもプラスの意味へ転換できる力を持っている。なぜなら、そこ

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    2011年12月03日
  • 記憶の整理術 忘れたい過去を明日に活かす

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    「過去は変えられる」という言葉に惹かれて読みました。

    記憶とは単なる記録ではない。記憶を語るうえで、「記録」の方法論ではなく、「現在」の視点からの「意味づけ」が過去の認識すら変え、未来展望を明るくする。
    そういった経験から学ぶ「意味づけ力」の重要性を再認識できました。

    著者は新領域「自己心理学」の提唱者。
    様々な心理学者や一般的な事例を引き合いに出しながらわかりやすく解説。
    本の中でも用語の解説は分かりやすく別欄を設ける心配りが感じられました。 

    「フラッシュバルブ記憶」や「流動性知能」と「結晶性知能」など、
    いくつか実際の仕事の場面でも話のネタとして使えそうな観点がありました。

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    2011年05月04日
  • 〈自分らしさ〉って何だろう ――自分と向き合う心理学

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    思春期の「自分らしさ」をテーマにした一冊。ちくまプリマー新書らしく、平易で読みやすいのに、今の時代に合った視点がしっかり詰まっていました。

    特に印象に残ったのは、昔のように価値観が固定されていた時代とは違い、現代では“ひとつの選択を貫くこと”自体が前提ではなくなっている、という指摘。
    たしかに、社会も働き方もどんどん変わっていく中で、目標が一つに絞れないことや、選んだ道が「違ったかも」と思う瞬間って誰にでもあるはず。そこを「失敗」と捉えなくていいんだと、改めて背中を押された気がしました。

    中高生から新社会人くらいの、<自分らしさ>に悩みやすい時期の人には読みやすい内容だと思う。
    自分を

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    2026年04月18日
  • 【新装版】薄っぺらいのに自信満々な人

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    同じことを繰り返し言っている気もしたけど、自身も謙虚であろうと思った。
    あとどうしてそうなるのかも少し知れた気がする。

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    2026年04月13日
  • 〈自分らしさ〉って何だろう ――自分と向き合う心理学

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    この本を読む目的が「自分らしさの回答を出すため」であればおすすめはしない。筆者があとがきで「『これが自分らしさだ』という答を与えるつもりで書いたのではない。」と示しているように、あくまでも考えるための「ヒント」を授けてくれる内容である。

    MEMO
    ・行動することで、思いがけない気づきが得られることがある。それまで気づかなかった自分の一面を発見することがある。何でもそうだが、やってみて初めてわかることがある。

    ・気になることには目を向ける気持ちの余裕をもつ。このような生き方こそが、変動の激しい現代にふさわしい生き方と言えないだろうか。

    とにかく行動する。そしてそのプロセスで感じたことを言語

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    2026年04月02日
  • 「さみしさ」の力 ──孤独と自立の心理学

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    ああ、そうだったなあ、確かにこんな感覚だったかも、思春期。と共感しながら読めた部分もあったので、これの大人版を読みたいなと思いました。
    もう読者層ではないのだなと、過去の自分も感じながら、あっさりとお風呂の中で読み切れた。

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    2026年04月02日
  • 読書をする子は○○がすごい

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    ネタバレ

    描きたいなと思ったときに、作者のあらゆる哲学的なものや、思想的なものなどが投影できれば、絵のリンゴの方が実際のリンゴよりよく見えてくる
    子供は空想の世界を持つことで、大きな自由を手に入れる
    安藤忠雄:
    子供は未来の宝。そして子供の心の成長のための1番の栄養が本です。子供時代の読書で、好奇心や騒動力を込むことが大切です。

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    2026年03月21日
  • ほめると子どもはダメになる

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    前半は大変耳が痛く読んでいて苦しくなりました。後半で従来の日本人的子育てが肯定され、心が軽くなりました。子育ての残り期間、よく考えて行動したいです。タイトルが厳しい印象がありますが、褒めること自体を否定してはいません。褒め方を誤るな、ということなのでしょう。他のタイトルは無かったのかな?
    レジリエンスを育てる方法がまだわからないので、他書をあたりたい。

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    2026年02月20日
  • 学校 行きたくない

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    「学校、行きたくない!」ということが増えた子どもたちの心理を知ろうと、読んでみたが、、、

    それほど、新しい発見や、解決策はなかった。

    そもそも、自分たち昭和世代が「うちの子が学校休むなんて、、、ありえない」って思うマインドセットを、変えないといけない。

    不登校なんて当たり前!強引に学校に引っ張り出しても逆効果!ってことがわかっただけで、良かったのかもしれない。。
    子どもたちに寄り添い、最後まで、味方であることを伝え続けるしか、ないのかもしれないと思った。

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    2026年02月14日
  • 裏表がありすぎる人

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    職場に1人はいる裏表の激しい人物。その傾向と対策が書かれた新書。
    ○相手の2面性の特徴を見極め
    ○けっして深入りしない
    ○雑談時でも安易に同調しない
    ○感情的に巻き込まれない
    ○相手を変えようとしない
    ○何を言われても受け流す
    ○そしてストレスを溜めない…
    皆さん大事な人生を無駄にしないよう気をつけましょう!

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    2026年02月12日