榎本博明のレビュー一覧

  • 「やりたい仕事」病

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    ネタバレ

    やりたい仕事にこだわりすぎるあまり、行き詰まってしまう若者が増えている。

    リクルートなどに代表される新卒就職支援活動を行っている会社、世の中の人材紹介会社はもしかしたら、それを促して暴利をむさぼっているのかもしれない。

    もちろん、人によれば今までの人生を振り返って自分の使命を見つけ、それを仕事にできる人がいるのかもしれない。しかしほとんどの人はそうではない。夢や目標を持たない人、夢や目標がまだ見つかっていない人、夢や目標にまでは届いていない思いを抱いている人。そのような人たちに「やりたい仕事」を無理矢理考えさせても、逆に辛い思いをさせてしまうだけである。

    筆者は、とりあえず挑戦をしてみる

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    2013年12月09日
  • ゆるく生きたい若者たち 彼らはなぜ本気になれないのか?

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    最近の若者の行動分析と思考について分析。
    ゆるく生きることの社会的背景と友達関係をわかりやすくまとめている。
    真の友人はなく。目立つことで無視されることをきわめて嫌い、ネット空間でのつながりを極端に意識している世代である。
    しかし、このような若者を育成したのは今の大人であり自分たちの反省の材料としなければいけないのではないか。ということを考えさせられた。

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    2013年10月12日
  • 「すみません」の国

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    言葉によるコミュニケーションの文化による違い。
    日本と欧米諸国の比較を日常から外交まで、分かりやすく例を挙げながら書いてあった。

    日本は「場を和ませるためのコミュニケーション」になるほどと思った。

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    2013年09月17日
  • 病的に自分が好きな人

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    自己愛が過剰な人たちの病理について。
    この著者はうちの職場の人なのか!と思うくらい、うちの職場にいる人の特徴を言い当てていてびっくりした。
    ということは、こういう自己愛が過剰で困ったことになる人はいっぱいいるのかと思うと頭が痛い。

    自己愛が過剰になる人というのは、両親の愛し方が過剰か少ないかということが多いとか、ゲームやりすぎると自己万能感が高まって自己愛過剰になるとかいうあたりはちょっと偏ってるかなーと思った。

    この本の良いところは、最後に自己愛をうまく活かして生きる方法を書いてあったところ。自己愛+努力は最高のエネルギー、らしい。
    スティーブ・ジョブズが自己愛性人格障害だったというのは

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    2013年09月02日
  • 「上から目線」の構造

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    ネタバレ

    【Impression】
    上から目線の構造、思い当たる節は多々ある。
    特にこの本において問題視しているのは「過度な上から目線」である。
    過剰な自信の無さなどからそういうったことが引き起こされる。

    気をつけよう

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    2013年08月13日
  • 近しい相手ほど許せないのはなぜか

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    「許し」をテーマにした本です。許せない人の立場に立って考える、どうしても許せない人のことは考えないようにする。週刊少年ジャンプの敵を許して見方にするという王道パターンを思い出しました。いろいろな許し方があることが分かり参考になりました。誤字脱字はありませんでした。

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    2013年06月13日
  • 「上から目線」の構造

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    タイトルに惹かれて購入。

    コンプレックスからくる防衛の方法の一つかな~とも思える。
    空気を読んだり、コミュニケーションの方法の変化とかいろいろと面倒な時代になったあたりから、「上から目線」が出てきたようにも思う。

    p204に、“今では、どこの大学でも、成績表を学生本人だけでなく、保護者にも送付する。”と書かれていたが、確かに(苦笑)。
    最初に入った大学では、自分しか成績内容は分からなくて済んだのに、30過ぎて編入した大学では、成績表を実家の親宛てに送ってきた。この年になって親に成績を知らされるとは思っていなかっただけに、笑うしかなかった思い出がある。

    心理学の側面で書かれており、文章も読

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    2013年05月31日
  • 「自分はこんなもんじゃない」の心理 「根拠のない自信」が人生を変える

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    私は,かれこれ10年以上,「自分はこんなもんじゃない」と思いながら,仕事を続けています.そろそろ,きちんとした成果を出していきたいものです.

    この書は,そうした若者心理をとらえるのにとても参考になる1冊です.

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    2013年05月22日
  • 「やりたい仕事」病

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    経験を積んだベテランの職業人と、これから就職しようという若者がおかれている、(いた状況)が違うということを改めて、認識した。偶然が人生において、結構作用しているということも、自分の経験からも納得という感じ。さっくり一読したが、もう一回しっかり読み直したい本です。本の中にある、クロンボルツ、キャリアアンカー等のキーワードを広げて、関連する本も探してみようと思う。

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    2013年07月27日
  • 「やりたい仕事」病

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    学校で当然のように行なわれているキャリア教育に疑問を投げかけた1冊。就活に行き詰った人に読んで欲しい。
    働くことについて改めて考えることが出来ると思った。就活前から就職後まで一貫して忘れてはいけない大切なことが書かれている。

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    2013年03月17日
  • 「やりたい仕事」病

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    言っているコトはシンプルで、目の前のコトに全力で集中しろというコトが書かれている。
    キャリアデザインという、聞こえの良い単語に踊らされる必要はなく、日々集中して仕事に打ち込んだ結果としてできるものが、キャリアであると言っている。

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    2013年02月25日
  • 病的に自分が好きな人

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    他界した父を始め、色んな人が思い浮かぶ本です。笑 勿論自分もね!しかし自己肯定感が乏しい人ほど、執拗に他人からの承認を求め皮肉にも人が遠のいて行く…というのもまた事実。結局バランスの問題かー!誤っていない方向に手を動かす、というのも大事なのかもしれません。

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    2013年02月23日
  • 「やりたい仕事」病

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    タイトルそのままの内容です。「やりたい仕事」病。
    就活中の今、ちょうど「もう「やりたい仕事」とかうんざりだよ」と思っていたので、書店で見つけたときは「これだ!」と手に取った。

    通して読んでみたけど、なんかもにょる。なんでだ…
    やりたい仕事にこだわることが、仕事のパフォーマンスを低下させる、という本旨には同意した。その通りだと思う。
    でも、不確実な社会を生き残るための心理的スキル(?)、いくつか挙げられてたんだが、それにどうも拒否反応を起こしてしまった。
    行動力があること、粘り強く諦めないこと、楽観的であること…
    抑うつ傾向のある自分としては、それができないから困ってるんだよ、といった感じであ

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    2013年02月19日
  • 「すみません」の国

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    世間でよく聞く「日本人は自己主張がなさすぎる」というマイナスな意見。
    確かに諸外国と見比べるとそうなのかもしれないけれど、そこには日本独自の「文化」と「社会」に深く根付いた然るべき理由がありました。

    別に自己主張が苦手でも、やたらめったら自己嫌悪する必要はないというわけですね。

    読み終えてから改めて眺めるタイトルの『すみません』に、これは日本の姿を本当に如実に表した言葉なんだなぁ~と、えらい納得してしまいました。

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    2013年02月13日
  • 「やりたい仕事」病

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    若手社員のキャリア形成について、重要な示唆に溢れた書籍。キャリア形成のパイプラインの重要性が増している。

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    2013年02月11日
  • 「やりたい仕事」病

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    自分の「やりたいこと」が何なのか悩んでいる就活生に対して、「んなもん気にせずとにかく働いてまずは仕事力をつけろ」と説き、就活生や若手社員にキャリアデザインを求める風潮に対して疑問を呈する本。

    著者の考え方には基本的に同意。 「普通」のサラリーマンに必要なのは割切力ってことなんだろうと思う。

    建前では割り切って現実を受け入れながら、腹の内ではしたたかに自分の生きやすい生き方を目指していくのがくらちスタンス。

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    2013年02月07日
  • 「俺は聞いてない!」と怒りだす人たち

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    最初の章のほうだけがタイトルの内容で、後半は別の話題になるという新書の典型本だった。
    けれど「俺は聞いてない」っていうのは、どういう心理で発せられるものなのかがわかってよかった。
    このタイトルのような人への接しかたに苦しんでいる人は一読するのがオススメ。(ただ最初の2章まででいいとおもう。)

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    2013年01月14日
  • 病的に自分が好きな人

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    自分で『私、鬱なんです』という人はこれまで何人か見てきた。
    なんでそうなんだろう?という疑問は、この本で解決できたようなできてないような…

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    2013年01月05日
  • 近しい相手ほど許せないのはなぜか

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    榎本博明さん、最近いっぱい本出してるなあ。けっこうこのひとの本は好きです。
    本書のテーマは「許すこと」について。タイトルにぼんやりと共感したので読んでみました。
    「許されること」で罪悪感を覚える日本文化、ということがとても示唆的でした。普段から感じていることをまさにそのまんま言い当ててくれてた。
    さらに、父性文化の欧米、母性文化の日本、ということもなるほど、と思いました。
    本当に、この本に書かれているように、「許すこと」でお互いががんばれるような、そんな関係がどこかしらでもう少しだけ生まれることを願います。

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    2012年12月12日
  • 「やりたい仕事」病

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    本書の著者は、キャリアデザインを組むことによる弊害を指摘し、適職探しという概念をバッサリと切り捨てている。

    実際に会社員である自分が見ると、
    学生時代のギャップがよく分かり、面白い。

    仕事に対してほんの少し前向きになれる、
    若手社会人向けの本です。

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    2012年12月08日