榎本博明のレビュー一覧

  • 「すみません」の国

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    以前,この著者の別の本を読んで失敗したが,題名に惹かれて,懲りずに購入した.想像とは少し異なる内容であった.歴史を絡ませながら,日本人の抑制,日本的コミュニケーションの二重構造を指摘していた.日本は状況依存社会のため,原理原則がなく,海外から批判の対象になるが,それがきめ細やかな対応につながったり,必ずしも欠点になるのではないことを指摘し,それを逆手にとって何らかの貢献をする余地があるのではないかと問いかけていた.まずは自ら有する日本的コミュニケーションを正しく評価,理解したうえでないと,異文化との共生ができないという意見には共感した.

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    2012年05月29日
  • 「すみません」の国

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    毎日のように交わしている「すみません」という言葉。日本人なら誰でもよく使う言葉ですが、この言葉に、日本独特のコミュニケーションの深層心理が隠されているという、とても面白い書籍です。日本語の使い方はとにかく難しいですね。

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    2012年05月04日
  • 「すみません」の国

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    日本特有のコミニュケーションの問題だけでなく、利点にも焦点を当て、今後グローバル化が進展する中で、その良い面を再認識すべきであると。序盤がややクドイと感じたが、興味深いテーマ。日本語では「人間」と書いて「人」と同義。自身の中だけでなく、相手との「間」に自己を認識する状況依存的な文化という指摘に納得。また原理原則でなく状況で物事を判断する、自己矛盾を認められることが、欧米より圧倒的に多重人格障害が少ないことにもつながると。個人的には欧米スタイルのコミニュケーションスタイルを導入すべきという意見だったかど、そうとも言えないかもだな。

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    2012年04月25日
  • 記憶の整理術 忘れたい過去を明日に活かす

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    「記憶」のメカニズムを心理学的側面やカウンセリング面からとらえて、その仕組みを「これからの人生」に活かそうという自己啓発的要素の強い本。
    各章末にポイントをまとめてあるのでとても読みやすくて便利。ぶっちゃけこのまとめさえ読めば他は読まなくてもOK。

    記憶は単なる過去の記録ではなく、もっと能動的に過去を生み出す機能であり、さらに思い出している人の心理状態を反映するものであることがわかっている。
    したがって、自分の心理状態や視点によって過去の記憶も意味合いが変わりうるという特性を持っている。
    人間は思いのほか強く、悲劇的な体験、喪失体験からもプラスの意味へ転換できる力を持っている。なぜなら、そこ

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    2011年12月03日
  • 記憶の整理術 忘れたい過去を明日に活かす

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    「過去は変えられる」という言葉に惹かれて読みました。

    記憶とは単なる記録ではない。記憶を語るうえで、「記録」の方法論ではなく、「現在」の視点からの「意味づけ」が過去の認識すら変え、未来展望を明るくする。
    そういった経験から学ぶ「意味づけ力」の重要性を再認識できました。

    著者は新領域「自己心理学」の提唱者。
    様々な心理学者や一般的な事例を引き合いに出しながらわかりやすく解説。
    本の中でも用語の解説は分かりやすく別欄を設ける心配りが感じられました。 

    「フラッシュバルブ記憶」や「流動性知能」と「結晶性知能」など、
    いくつか実際の仕事の場面でも話のネタとして使えそうな観点がありました。

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    2011年05月04日
  • ほめると子どもはダメになる

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    前半は大変耳が痛く読んでいて苦しくなりました。後半で従来の日本人的子育てが肯定され、心が軽くなりました。子育ての残り期間、よく考えて行動したいです。タイトルが厳しい印象がありますが、褒めること自体を否定してはいません。褒め方を誤るな、ということなのでしょう。他のタイトルは無かったのかな?
    レジリエンスを育てる方法がまだわからないので、他書をあたりたい。

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    2026年02月20日
  • 学校 行きたくない

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    「学校、行きたくない!」ということが増えた子どもたちの心理を知ろうと、読んでみたが、、、

    それほど、新しい発見や、解決策はなかった。

    そもそも、自分たち昭和世代が「うちの子が学校休むなんて、、、ありえない」って思うマインドセットを、変えないといけない。

    不登校なんて当たり前!強引に学校に引っ張り出しても逆効果!ってことがわかっただけで、良かったのかもしれない。。
    子どもたちに寄り添い、最後まで、味方であることを伝え続けるしか、ないのかもしれないと思った。

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    2026年02月14日
  • 裏表がありすぎる人

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    職場に1人はいる裏表の激しい人物。その傾向と対策が書かれた新書。
    ○相手の2面性の特徴を見極め
    ○けっして深入りしない
    ○雑談時でも安易に同調しない
    ○感情的に巻き込まれない
    ○相手を変えようとしない
    ○何を言われても受け流す
    ○そしてストレスを溜めない…
    皆さん大事な人生を無駄にしないよう気をつけましょう!

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    2026年02月12日
  • 自己肯定感は高くないとダメなのか

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    ネタバレ

    日本の子の自己肯定感が低く出るのは、まずアンケートで「とても」を選ばない国民性、というのはそうだな、と。

    メモ
    ・単にほめても自己肯定感は上がらない、他人の評価に依存してしまう危険性も。
    ・スコアで自己肯定感が低く出るのは、自分が成長したいという気持ちの表れ。(伸びしろしかないわ~)
    ・自己肯定感を上げるには、葛藤しながら生きていくことで、「自分は自分でいい」と思える状態を目指す。
    ・「自己効力感」←最近こちらをよく聞くなあ。

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    2026年02月10日
  • なぜあの人は同じミスを何度もするのか

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    同じような本を読んでいたら既知な内容だと思う。
    具体的な会話をベースに書かれているので理解しやすい反面、同じようなやり取りが続くので展開がスローに感じる。
    気分一致効果や失敗回避動機への対処などは実用的で一読の価値あり。

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    2026年02月08日
  • 読書をする子は○○がすごい

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    読書の大切さが改めてよく分かった。
    でも、子育てをしていると「そりゃあ読まないよなー」と思う。

    親が制限しなければ、スマホやゲームという娯楽が溢れていて、自ら本を読むなんて子は中々生まれにくいと思う。

    親の関わり無くして絶対にむずかしい。

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    2026年02月01日
  • なぜあの人は同じミスを何度もするのか

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    自分も娘も忘れ物やうっかりが非常に多いので参考に読んでみた。参考文献がほぼないので著者の経験と有名な心理実験結果に基づく論理展開がほとんどであった。
    過去の「回想記憶」と未来の予定への「展望記憶」はそもそも違う分類らしい。そしてこの「展望記憶」が私はめちゃくちゃ弱い。著者もそうらしく対処法をいくつか書いてあったが、なぜそのような差が生まれるのかには言及されていなかった。そこが知りたかったのに残念。
    ちなみに回想記憶が強い人は暇なときに過去の記憶を反芻したりする特徴があるらしい。これを読んで自分は過去の出来ことの反芻を全くしていない事に気がついた。ボーとする時の頭の中は未来の予定や計画、妄想ばか

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    2026年01月18日
  • 「指示通り」ができない人たち

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    後輩指導に行き詰まっていたタイミングで紹介文が目に止まったので、読んでみることに。

    文体そのものは読みやすく、最後までサクサク読めるので、手軽に読むには十分です。
    が、事例とその解決法については「それで改善するならわざわざこの本読んでないんだよ……」という印象が否めません(大体ひと通り試してる)。
    結局のところ、この本で言う「できない」人達の対応で一番大変なのは「"できない"人達にいかに「自覚」させて「改善の努力」をしてもらうか」だと思うので、そこをもっと掘り下げて欲しかったと思います。

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    2025年12月28日
  • 自己肯定感は高くないとダメなのか

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    ⬛︎この本を一言で言うと
    文化差は埋められない以上、統計的には自己肯定感は高くなくていいが、個人の認識の範囲では高くあるべき

    ⬛︎どんな人におすすめか
    自己肯定感満々の国の話を垣間見たい人
    自己肯定感が低いことのメリットを感じたい人


    ⬛︎購入目的
    自己肯定感が低くても、新職場で自信を持って働くためのヒントを知りたい

    ⬛︎読書後にやること
    自分が納得する形で適応できると自己肯定感が高まる
    →入社前に、自分が納得する形を定義しておく!

    何でもいいので習慣を確立する
    →読書2冊、朝ラン3kmを年明けまで続ける

    ⬛︎著者と一致した主張
    ほめても自己肯定感は伸びない
    本来の自己肯定感は外的要

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    2025年12月27日
  • なぜあの人は同じミスを何度もするのか

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    読み始めは、個人の体験談で説明されている感じが強かったのだが、だんだんと実験を引用しながら説明がされていった。おおむね他の書籍で読んだことのある説についてであったが、改めて平易にまとめられているので、これはヒトに勧めるにはちょうど良いサイズ感だと思う。おもしろかった。

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    2025年12月13日
  • なぜイヤな記憶は消えないのか

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    ネタバレ

    人生を前向きに生きるためのヒントを示すことが本書の目的とのことで、どうしたら人生を前向きに生きることができるかの鍵を握るのが記憶であり、記憶の意味付けが大事だということが書かれている。

    極論すると、記憶とはその当時の心理状況が大きく影響しているとともにそれを振り替える"今が幸せな状態にあるかどうか"が、大きく影響している。
    後に振り返ってみたときにどういう
    "意味付け"をするかによかって、その記憶がいいものになるか嫌な記憶になるかが決まる。

    ポジティブな人はポジティブな意味付けができるから、思い出す記憶もハッピーなものが多く、ネガティブな人は悲しいシ

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    2025年11月27日
  • 「過剰反応」社会の悪夢

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    タイトルに社会とあるので、社会的な過剰反応という側面の分析解説だと思って読み始めたが、多くのページが個々人の事例、個人の性格的問題や感情に左右される傾向の分析などに割かれていた。それに、このような社会のあり様が日本固有の傾向であるかのように論じていることに違和感を覚えた。過剰反応がこれほど可視化されるようになった背景にSNSやネットの果たす役割が極めて大きいと思われるが、そこに触れている部分が僅かだったことに納得がいかない。'15年刊の本では現状と合わなくなっているということか?

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    2025年11月20日
  • イクメンの罠(新潮新書)

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    作者是55年的老头,思想有很明显的老派味道。甚至有イクメン过于温柔毁了孩子这样的暴论。东大的人,搞这种右派育儿思想还会用数据支撑自己,蛮有意思的。

    我老婆是完全接受不了一点这作者的育儿观。不过,我读起来还是挺有意思的。

    几个有意思的点:
    - 父性和母性
    - とろろ的父亲,争一口气,被人砍死
    - とろろ的母亲,为孩子拱手接热粥
    - 阶段转换
    - 3岁之前,母性为主;3岁之后,父性为主
    - 角色的非固定
    - 母亲可以有父性,父亲可以有母性
    - 合上书,看看身边的朋友,这样的例子还是蛮多的
    - 作者觉得自己是母性占主体(嘛,说实话,看了这本书的观点,我是很难想象你是母性多

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    2025年10月28日
  • 絶対「謝らない人」

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    謝らない人の心理
    自己肯定感が低い人
    共感能力が低い人
    褒められることはあっても、叱られることがなかった人
    自己愛が強すぎる人

    昔から謝らない人は一定数いたかもしれませんが、SNSのせいで、それがより顕著になったのでしょうか。
    謝ることで救われる空気の古き良き日本は遠けりですね。
    正論は正しいけど、それを武器にする人は正しくないですね。
    自分の弱さを認めて、踏み出せる一歩もありますよね。

    結論、謝らない人には関わるな。期待するな。
    それでも仕事で関わらないといけない場合、心を無にして接するのがせいぜいかな。

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    2025年10月05日
  • 自己肯定感は高くないとダメなのか

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    自己肯定感という概念に振り回されていないか?高いことが良いとし,海外諸国に比べて低いことを問題視することは妥当なのか。自己肯定感を上げるというお題目を短絡的に「褒める」「叱らない」につなげることの弊害。特に,人格形跡の子供たちにとっての影響を考える。自尊感情研究ではGood Enoughの理解が重要である。自分のダメなところも良いところも総合的に受け入れる。完全体はないのだから。褒められてばかりだとメタ認知が育たないというのは納得。自己肯定感という単一指標でみる危うさ。自己肯定という行為の定義が必要かな。

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    2025年10月04日