榎本博明のレビュー一覧

  • 自己肯定感という呪縛

    Posted by ブクログ

    自己肯定感は単に「褒めて育て」ではない。褒めれば高まるは幻想。

    向上心→成果・努力したことへの誇り→自己肯定感

    アメリカは父性原理でよく誉めるがしつけに厳しい。一方日本は母性原理。

    0
    2021年12月24日
  • 承認欲求に振り回される人たち

    Posted by ブクログ

    周りからどう思われるかに人生を左右される。
    自分にあったキャラはずっと演じ続ける必要がある。
    SNSにより人間関係が増えた。

    0
    2021年12月19日
  • 伸びる子どもは○○がすごい

    Posted by ブクログ

    さんざん新聞の枠外広告で目にしていると、何だかマストリードな気分になってくる。これ、まんまと策略に嵌ってるやつや。でもさすがに新刊でゲットする気にはならず、中古で100円だったから、まあそらならってことで、流し読み目的に購入。読後の感想も読前と変わらず、まあこんなもんかって感じ。”学問的に示されている”って割に、引用文献は挙げられていないし、レイシズムによるザックリ解釈が過ぎる。あーそうでっか、程度のインパクト。

    0
    2021年12月09日
  • 読書をする子は○○がすごい

    Posted by ブクログ

    読書をすることで、学習言語能力が向上する。普段の日常会話で使われる生活言語能力とは違い、学習の場にて使う言語能力である。だからこそ、普段話し言葉で喋る子どもの様子からは、学習言語能力の差は気づきにくい。
    これまでにも言われているように、いかに子どもが読書を楽しいものととられられるかが大切。そのために「親が読書を楽しむ姿」を見せることや本が充実した環境を整えることが効果的である。

    教科書、参考書、論文など、何かを学ぶために本を読むことは必須。だからこそ学習言語能力をつけないと、読解力とともに学びの力も低下する。

    0
    2021年12月02日
  • 承認欲求に振り回される人たち

    Posted by ブクログ

    日本人は相互依存的自己観のもと、「見下され不安」から承認欲求が強いようだ。大学生・学校生310人を対象に実施した意識調査では、「上から目線」で物を言われてイラッとくる人が64%、同い年の言葉に「上から目線」を感じる人が40%と、「上から目線」に過敏に反応する若者が非常に多いことが分かった。

    0
    2021年11月21日
  • 何でもないことで心が疲れる人のための本 「隠れ内向」とつきあう心理学

    Posted by ブクログ

    書いてあることはごくごく普通で「言われてみればそうですね」ということばかりな気がしました。
    が、こうやってケースと対処法が文章にまとめられいて、それを読むことで気持ちのザワザワを多少なりと落ち着けられる効果はあるんだと感じました。

    0
    2021年11月10日
  • 読書をする子は○○がすごい

    Posted by ブクログ

    子供に読書を勧め続けるためのモチベーションを上げるために読んだ本。

    他の本でも読んだことのある内容が多く、また同じことの繰り返しが頻出するので途中飽きてしまったが、データを元に(けっこう古いデータもあるが)論じられているので受け入れやすいと思う。

    2022年から高校の国語が文学と実用文(例えば自治体の広報や契約分等)に分かれる、というのはニュースで聞いたような気がするが、その理由が、ちょっとした通知事項もきちんと理解できない子が増えているから、というのは知らなかった。

    自分の子供の将来も心配だが、そのような子達がどんどん社会に出て行くと、話が通じない、深い話し合い等できない世の中になって

    0
    2021年10月24日
  • 50歳からのむなしさの心理学

    Posted by ブクログ

    なるほどなと思える事、参考になる事もあるのだけれどもこれは今までの人生でも得てきた事がある人が今後どうしていくかが前提になっているので、今もこれからもどうしようと考えている私にはちょっと違うかなと。
    でも、50歳になる前に何か見つけられると良いな。

    再読。
    改めて読んでみて良かった作者の言葉。

    ・思い悩むとき、すでに前向きの一歩を踏み出している。
    ・虚しさに押し潰されそうな思い、それはより良く生きたい気持ちのあらわれ。
    ・こんな自分はイヤだと自己嫌悪する、それは向上心が強い証拠だ。

    0
    2021年10月10日
  • 読書をする子は○○がすごい

    Posted by ブクログ

    近年の若者の語学力の低下の現状と、読書の大切さを述べた本。
    非常に簡単な文章であっても読み取れない人が増えているという事実が非常に恐ろしかった。
    自分も学生時代国語は平均以下であり苦手としていた教科であったものの、流石にこれは読めるだろうと言う文章が読み取れないと知って、今後の日本は大丈夫か?と心配になってしまった。
    国語が苦手だった自分も妻のすすめで今は読書が趣味になっており、かなり読めるようになってきたとは思う。まあ実務レベルのものが多く、小説、文学系は相変わらずであるが、この領域にも足を踏み入れて語学力を上げていきたいと思い。

    0
    2021年10月10日
  • 読書をする子は○○がすごい

    Posted by ブクログ

    親の目線になって考えることができる。
    自分の子の将来を考えたときに、どう教育していくべきなのか、親としてどう振る舞い、本の大切さを伝えるべきなのか。
    また、読書はとてもとても大切だと思うけれど、本で知識を得ることと、実体験で得ることは別物だと思うから自分の子にはたくさん色々な経験をさせてあげたいと思った。

    そして、自分も好奇心を持って、色々な種類の本を読んでみようと思った。
    (特に小説!)

    0
    2021年09月18日
  • 教育現場は困ってる

    Posted by ブクログ

    教育のあり方は子どもたちの人生を左右する。ゆえに、安易な教育改革は避けるべき。実用性重視の改革に疑問を提起し、より良い教育の方向性を探る書籍。

    小学校では、英会話を中心にした英語の授業が行われている。調査によると、その時間を楽しいという子どもたちは多いが、これを根拠に英語教育を推進するのは危険だ。最近、「楽しいかどうか」にとらわれすぎる風潮が強まっている。

    今日、知識偏重の教育からの脱却が唱えられ、英語教育は読解・文法中心から会話中心へと転換した。だが、言い回しや発音のハウツーを習うばかりでは国語力や思考力が向上せず、子どもたちの英語の学力は一貫して低下している。

    近年、主体的な学びが大

    0
    2021年09月09日
  • 「やさしさ」過剰社会 人を傷つけてはいけないのか

    Posted by ブクログ

     新書は9割タイトルで読むかどうかを決めるのだが、なるほどと思う所はあったが、今の私にはさほど必要なかったかも。自分を殺してまで相手に合わせることを、まったくしなくなったので。本書で問題視されている“やさしさ”は相手の気持ちに立ち入らず、自分も相手も傷つけない見かけだけのやさしさである。確かに学生の頃はこの“やさしさ”を重視していたが、いつの間にどうやって克服したのか記憶にない。私は抜け出すことができたが、脱出できないまま人間関係に悩み疲れている大人も多いのだろう。我が子がそういう大人になって欲しくはない。
     友達親子は論外だが、子どもの将来のためを考えて厳しく叱れるだろうか。つい自分の都合で

    0
    2021年08月06日
  • かかわると面倒くさい人

    Posted by ブクログ

    寧ろ自分がその面倒くさい人なので読んでいて陰鬱になってきた。
    人生を構成する主要な価値を6つ抽出しどれを重視するかで人の類型分けした教育学者シュプランガーのことを初めて知ったのが勉強になった。
    理論型 - 理論が通じることや真理に価値をおく。
    経済型 - 金銭的・社会的地位に価値をおく。
    審美型 - 美的なもの、楽しいことに価値をおく。
    宗教型 - 神を崇め、信仰に価値をおく。
    権力型 - 他人を自分の意のまま従わせることに価値をおく。権
    社会型 - 社会への奉仕活動や福祉にかかわることに価値をおき、人の役に立つ行動をとる。
    本書ではこのうちの宗教型についてバッサリカットしている。キャリア形成

    0
    2021年08月03日
  • 「上から目線」の構造

    Posted by ブクログ

    個人的なNGワードである「最近の若者」が多用される著書。
    案の定、昭和的価値観満載の本であった。
    いろんな文献を用いいて、いかに「最近の若者」が精神的に貧弱かを語った本書。

    このスタンスは非常に不快だが、情報インプットとしては、まあまあ。

    日本的な他者との関わり方の言語化が多くインプットとしてよかた。
    ・ウチとソト
    ・ヤマアラシのジレンマ
    ・プロテウス型人間など

    0
    2021年07月10日
  • 読書をする子は○○がすごい

    Posted by ブクログ

    一言でいうと、親も子も読書をした方が良いということ。

    読書または読み聞かせしている子供と、していない子供の間に語彙力と読解力に大きな差が生まれる。
    分岐点としては、小学校入学まで。

    この差は小学校6年間埋まることのない差であるとのこと。
    読解力のある子供は自発的に本を読み、わからない言葉を自分で調べて語彙力を高めていく。

    これを聞いて子供に読書をさせたいと思い、本を買い与えて読めと言っても、やさられ感があることに対して子供も気が進まない。

    その為、まずは親が読書を楽しんでいる姿を見せる必要がある。

    子供と一緒になって読書を楽しむことで、子供の知的好奇心が芽生えていく。

    0
    2021年07月04日
  • 「やさしさ」過剰社会 人を傷つけてはいけないのか

    Posted by ブクログ

    自分が他人に行なってる優しさすら、思いやり故なのか自己愛故なのか曖昧になってる部分が多いので、優しさに真正面から向き合ってみようと思いました。
    自己愛で固められた優しさを振りまく人にはなりたくないな。

    0
    2021年07月03日
  • 「おもてなし」という残酷社会

    Posted by ブクログ

    レポート課題の資料として借りた本。
    日本人の得意とする「『おもてなし』の精神」。
    「おもてなし」は日本の文化として昔から伝わる日本人らしさといえるだろう。
    それをさらにさらにと追求することで過剰になり、日本人らしさを壊しつつあるのだ。
    私も日本人として「『おもてなし』の精神」を持つ1人。恐れる「おもてなし」の意味を勘違いしてる1人でもあると痛感させれられた。おもてなしの本来の意味を人として考える本。

    0
    2021年06月08日
  • 読書をする子は○○がすごい

    Posted by ブクログ

    30代から本を読み始めて読書が好きになった。子供の頃からもっと読んでおけばよかったと思う。子供にも読書の楽しさを伝えたい。

    0
    2021年05月17日
  • 伸びる子どもは○○がすごい

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    現代の日本教育に一石を投じる本。やたらと「褒める」「叱らない」「ありのままで」が強調される風潮があるが、これは、高校・大学の卒業が非常に厳しい欧米で成立する教育方法。日本のような、卒業はしやすい仕組みにおいては、ただ子どもを甘やかすだけになりかねない。事実、打たれ弱い・粘れない子どもが増えてきている。

    日本人の目指す親の理想的な姿は「友達のような話しやすい関係」「子どもの自由を後押しする」らしいが、この本を読んで、それだけでは無責任であると感じた。親は、子どもが社会の荒波にも立ち向かっていけるだけの力を養わせる義務がある。それは「褒める」「叱らない」だけでは身につかない。もちろん虐待は論外だ

    0
    2021年04月02日
  • 教育現場は困ってる

    Posted by ブクログ

    現場が困っているというより著者は怒っているか。大きな社会動向の前に一個人が抗うことはほとんどできない。理念は良いが実行段階で組織的にできるだけ公平に誰もが扱えるようにと具体策に落とし込むと理念と裏腹な結果になることも多い。子ども(~大学生)は自ら現在の教育制度を選べない。全て,大人が敷いた制度である。子どもが危機的であるならば,それは大人の責任であろう。教育を任せてしまうことのメリットとリスク,そこにどう関与するか。そのうち,子ども(未来の大人)から大人が「俺たちを低能力にしやがって」訴えられる日が来るかも。そんなことも思わない考えない状態かもしれない。そうすると危機的な状況に気づいた個人の力

    0
    2021年03月24日