あらすじ
「話をややこしくする天才」はこうして生まれる。
他人を疲れさせる「あの人」の心理構造を徹底分析。
・「えっそこで?」というポイントでキレる
・はっきり言いたいことを言わずに忖度を期待する
・話が長くて何が言いたいかわからない
・悪気なく、他人を傷つけるような発言をする
・小さな話を大きくして、そしてこじらせる
・「そういうことが言いたいわけじゃないのに」ということばかり・・・・・・・
なぜあの人は心のエネルギーを吸い取るのか。職場、ママ友、親戚づきあい、日常のさまざまな場面で遭遇する厄介な人の心理構造を10タイプに分けて分析。人間関係にストレスをためたくない人の必読書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
かかわると面倒くさい人。榎本博明先生の著書。世の中の面倒くさい人、面倒な人、かかわりたくない人の典型的な例を解説しています。読めば読むほど、もしかしたら自分こそが面倒くさい人、面倒な人、かかわりたくない人の典型で、「かかわると面倒くさい人」なのではという不安や被害妄想を感じてしまいました。「かかわると面倒くさい人」にならないように心掛けないと。
Posted by ブクログ
2022/09/03
タイトル通りの内容で、日頃職場などで、このように感じている人に対して、どうしてそのように自分が考えるのか、何か旨い対処法はないものかと考えていた時にこの本に巡り合いました。
面倒くさいにもいくつか種類があって、この本の中でその面倒くささをさらに細かく分析してくれています。
人間には色々なタイプの人がいますが、大きくはその人の生育歴にも関わってくる部分があるため、相手を変えるより自分がその時負担の無い様に対処できるか、対処した時の負担を軽減できるかどうかが鍵になりそうです。
また、自分ももしかしたら誰かの面倒くさい人になっている可能性もあると自戒を促してくれる内容も盛り込まれています。
もう一度読み込んでみたいなと思いました。
Posted by ブクログ
身近な人に、いるいる。対処方法やその人の考え方などがよくわかる本でした。
少しは上手く対応できるようになれたら良いなぁ。
私自身、面倒な人になりたくないけど。
拘りはもっていたい。
Posted by ブクログ
■文化人類学者ホールは意思の疎通を言葉に頼る文化と言葉に頼らない文化があることを指摘し文脈度(コンテクスト度)という概念を提唱した。
・文脈度の低い文化とは人々の間に共通の文化的文脈がなく言葉ではっきり言わないと通じ合えない文化のこと
・文脈度の高い文化とは人々が共通の文化的文脈を持ちわざわざ言葉で言わなくても通じ合う文化のこと(遠回しな言い方,以心伝心,暗黙の了解,察し合い)
■心理学者スナイダーは自分自身の感情表出行動や自己呈示(印象操作のこと)を観察しコントロールする性質には個人差があることを指摘し,そうした個人差を説明するものとして自己モニタリングという概念を提起した。
・自己モニタリングというのは自分自身の言動に対する周囲の反応をモニターしながら自分の言動が適切だったかどうかをチェックする心の機能を指す
■EQとは自制心,熱意,忍耐力,意欲など机上の学習では身につかない能力のこと。
・心理学者のサロヴェイとメイヤーはEQの要素として感情コントロール力,感情の理解と分析,感情による志向の動機付け,感情の知覚・評価・表出能力を上げている
・心理学者ゴールマンは自分自身の感情を知る能力,感情をコントロールする能力,自分を動機づける(やる気にさせる)能力,他人の感情をコントロールする能力,人間関係をうまく処理する能力を上げている
■他者の視線に触れることの重要性
・自分では職業的使命感や人生観からしてとても譲れないという気持ちでいても,もしかしたら独りよがりの正義感によって極端な主張をしているのかもしれない。そうなるのを防ぐためにも信頼できる人物たちと意見交換する場を日常的に持つことが大切。人の意見に耳を傾けることで自分の考えをチェックすることができる
・私たちは事実の世界を生きているわけではなく事実を主観的に解釈した意味の世界を生きている。故に客観的にものを見ることなどできない
・自分のものの見方の歪を少しでも正すためにも,他者の視点に触れ自分の中に多くの視点を取り入れていく必要がある。そうすることで意味あるこだわりと意味ないこだわりを多少なりとも区別することができるようになりむやみに面倒くさい人にならずに済むだろう
Posted by ブクログ
「かかわると面倒くさい人 」(榎本博明)
無駄に細かい、すぐにいじける、やたら対抗心を燃やす、持ち上げないと機嫌を損ねる。そういった人とかかわると、イライラしてストレスがたまる。
こんなかかわると面倒くさい人をタイプ別に整理し、かかわり方について書かれた本です。
もちろん、理想は関わり方を学ぶのではなく、事例に書かれている内容を反面教師として、そうならないようにすることです。
著者の榎本さん曰く、面倒くさいと思われている人は、悪気がなく、自覚もない。自分が面倒くさい人物と思われているということに全く気づいていない、と言います。
ということは、私自身もまったく気づいていない事が多いのだろう。そう思い自分自身の言動を振り返るに、多くの事柄で当てはまると思われることがあり、本書を参考に戒めなければ、と痛感しました。
ぜひ読んでみてください。
Posted by ブクログ
「うわーーお前めんどくせえ!」
っていう人をカテゴライズして
しかもそのタイプごとに対処法付き笑
最後の章は
「自分も無意識になってないかい?めんどくせえ人に。」っていう章でドキっとした。
ちなみに私もめんどくせえタイプの人に当てはまってました…苦笑
Posted by ブクログ
前半はこういうやついる!とすごく同意する。後半はそういう人とどういう関わり方をしていくと良いのかという内容になっているのだが、結局のところ、その人の価値観などにより、自分にとって面倒くさい人はある人にとっては面倒くさいと感じない、また自分自身だって誰かにとっては面倒くさい人だと思われている可能性があり、人を変えるのは難しいから自分の考え方を変えようということなんだろうなという感じ。確かにそうなんだけど、それがまた難しいからイライラしてしまうんだよね。
Posted by ブクログ
身近にいます。こういう人。自信ありそうに振る舞う人ほど、実は自信のなさの裏返し。その仕組みがわかりました。対処法は最後の最後に少しかいてあるけど結局は余計なこと言わず、関わりを持たないことが一番
自分も面倒な人に思われないよう気を付けようと思う
Posted by ブクログ
2018/11/15 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
2018/11/19〜11/20
最近、巻き込まれてホントに面倒なことになり、2ヶ月近く振り回された経験から、本屋で見かけて即買いし、順番を飛び越して読んだ。面倒な人のタイプを10に分けて整理。読み進めながら、色々な顔が思い浮かんだ。対策に期待したが、そこはちょっと期待はずれ。でも、色々整理できて良かった。自分が面倒な人間にならないようにしないとな。
Posted by ブクログ
身の回りに必ず一人くらいはいるであろう「面倒くさい人」の態様となぜそうなるのか、およびその対処法を解説した本。
この本の重要なところは、自分も「面倒くさい人」になっていないかセルフチェックを促すところだと感じた。
Posted by ブクログ
あるわ〰︎と思える前半は面白かったけど、途中から疲れちゃった。何のために読もうと思ったのか、目的意識を失うと、読むのが辛くなる本。気を確かに。
Posted by ブクログ
人間関係がある限り、どんな人でも相手から面倒くさいと思われると感じました。
面倒くさいと思われるリストに自分も当てはまってる部分もあり、ギクッとなりながら読み進めました。価値観は人それぞれなので、面倒くさくない人なんて居ないのではと思います。
この人はなんで面倒くさいのかと思った時に言語化することで、ストレスを軽減できるようにしていきたいです。自分が面倒くさい人になっていても、迷惑かけずにストレス無く、生きれれば良いと思いました。
Posted by ブクログ
見えてる世界が違う=面倒くさい人。
結局のところ、「こっちが必死に言っても、相手は変わらない」という結論なのは、同意しかない。
けれど、「他人」でいられない関係(家族)にこういう人がいると、本当に大変だと思う。
もう縁を切るしかないのかな。
少なくとも、自戒はしようと思った。
Posted by ブクログ
寧ろ自分がその面倒くさい人なので読んでいて陰鬱になってきた。
人生を構成する主要な価値を6つ抽出しどれを重視するかで人の類型分けした教育学者シュプランガーのことを初めて知ったのが勉強になった。
理論型 - 理論が通じることや真理に価値をおく。
経済型 - 金銭的・社会的地位に価値をおく。
審美型 - 美的なもの、楽しいことに価値をおく。
宗教型 - 神を崇め、信仰に価値をおく。
権力型 - 他人を自分の意のまま従わせることに価値をおく。権
社会型 - 社会への奉仕活動や福祉にかかわることに価値をおき、人の役に立つ行動をとる。
本書ではこのうちの宗教型についてバッサリカットしている。キャリア形成に関わりが薄いとしているが神以外にも信仰の対象は多々あるような気がするので解説してもらいたかった。
Posted by ブクログ
身近によくいる面倒くさい人の行動パターンや心理メカニズムを知れば、相手の反応を予測しながら適当にかわすことも可能になる。悪い人じゃないんだけど。思い込みが激しい、比較意識、自己中、自己防衛など類型的なタイプと、本人は内心ではこう考えているんだよ、的な説明が沢山示されています。
タイプがわかれば対処のしようもあると言われますが、たくさんありすぎて、わからなくなってしまうくらいです。
Posted by ブクログ
あんまたいしたこと書いてなかったな。
自分が面倒くさいと思われてることは当然あるだろうし、そうならないための、考え方を変えるコツみたいなのはなるほどとは思ったけど。
もうちょっと事例、具体的にあげた方が本としては面白かったかも。
Posted by ブクログ
ついついタイトルにつられて読んでしまう。実は読んでいる読者(自分も含め)が一番めんどくさい人なのかもしれないが、それは棚に上げて読んだ。めんどくさくない無害な人もいるのだろうが、ある程度はめんどくさい人のほうが人生を生きる上で面白いともいえる。
Posted by ブクログ
20180714 自分の周りにいる面倒臭い人たちが具体的に理解してできるような気になった。心理学で世の中と対峙して行く時代になったと今更ながら思う。会社そのものも変わって、言われたことをやってれば良い!というだけでなく教育も実施する世の中なのでやむを得ないだろう。気持ちとしては面倒な人でも、出世するタイプはいるのだからそちらを増やす方に掛けたいがどうだろうか?
Posted by ブクログ
ちょっと残念。。。
買う程ではなかった。
面倒くさい人をリストアップして、その理由を書いてある感じで、既に知っているようなことばかりだった。
これで本にして売っていいのかな~。買う前にもう少し中身を見て買えばよかったと反省。