榎本博明のレビュー一覧

  • 伸びる子どもは○○がすごい

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    昨今、学校現場で先生が子どもを「叱る」のが本当に難しくなっています。
    家庭で「叱る」「叱られる」経験をちゃんと積んで、折れない心を作る必要がある、と。たとえ折れそうになっても(またはポッキリ折れたとしても)また立ちあがる心を育てようと。

    現役小学生とこれから小学生になる子どもがいる身としては、ドキリとさせられました。
    まず親の私が「待つ」根気を試されるのですね…

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    2021年03月31日
  • ビジネス心理学大全

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    上司や部下の「いったいなぜそんな行動を?」といった疑問に、分かりやすく答えてくれている本。その問題が実際に解決するかどうかは分かりかねるが、読みやすい本である。

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    2021年03月14日
  • 伸びる子どもは○○がすごい

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    現在の子供教育に関する課題を取り上げて、どうすれば良いかをまとめた本。
    最近は幼少期から認知能力を鍛える事が大事という傾向にあるが、それよりも非認知能力を鍛える方が重要。共感力、忍耐力、レジリエンス力などを以下に鍛えた上で、認知能力を鍛えるかが鍵となる。
    これは私も強く感じている。会社でも良い大学を出ているのに成果を出せず燻っている人がどれだけ多いことか。逆に学歴はそこそこなのに出世している人も多く、非認知能力の基本があった上で認知能力が優れている人が一番優れているように感じた。

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    2021年03月14日
  • 伸びる子どもは○○がすごい

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    子供を育てる身としては是非周りの親にも薦めたいと思う良本。自身の小さい頃を省みて、自身の今の子供との接し方を考えるきっかけになった。

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    2021年03月13日
  • 伸びる子どもは○○がすごい

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    子供時代にレジリエンスを鍛えることが大切。
    大人が子供とじっくり関わることの大切さ、等々当然のようなことも書かれていたがうまくまとめられていた。
    小さい頃に熱中する感覚が大切
    子供同士の関わりの中で我慢などを学ぶ

    親の非認知能力を高めることが大切。
    怒りを抑える、他人を思いやる、不機嫌をあらわにしない
    傷つきにくい心を育てる
    苦しい状況を前向きに受け止める言葉掛け

    非認知能力とは自分を動機つける、自他を信じる、感情コントロールする力

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    2021年02月18日
  • ほめると子どもはダメになる

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    いつも妻が子供を褒める時、「天才!」と言ってたことがずっと引っかかってた。

    行動や努力を褒めないと、ヘタれたガキになると思っていたところ手に取った本。毒親はダメだけど、自立した子どもを目指すなら、思春期前後は突き放す勇気も必要かと。

    親心子知らずとは言うけど、ウザがられる親にならねば。

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    2021年01月17日
  • ほめると子どもはダメになる

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    今、自分の周りを取り巻く状況から考えると、とても納得できる部分が多かった。「褒める」方法の良し悪しにより、子どもへの影響は計り知れない。今の日本の現状から考えても、良くない点もあるだろう。自分自身の子どもへの接し方を考えさせる本となった。

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    2021年01月02日
  • 〈自分らしさ〉って何だろう ――自分と向き合う心理学

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    中高生向けですが、その親としても読むと得られることが多い。

    高校生になったら、ないものを補い、全て「バランス良く」じゃなくて、あるものを伸ばして「とがる」という発想が必要

    というところに強く共感。

    社会のルールを守りつつ、個性、自分らしさを見つけて欲しい。

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    2020年11月27日
  • ほめると子どもはダメになる

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    「ほめると子どもはダメになる」

    言い過ぎではないかと
    本書を手に取った。

    内容は
    ほめることの良し悪しや
    叱ることの必要性を心理学的観点から
    研究や筆者の経験をもとに考察している。

    子どもの成長を思い
    愛情を持って叱ることも欠かせない

    言いたいのはこれだろう。


    親になったら再読必須。そんな一冊だった。

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    2020年11月02日
  • ほめると子どもはダメになる

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    自分に子供がいたら、甘やかすんだろうか?
    と思いながら、読んだ。

    たしかに、親と子供の関係から友達の関係になっている親子も珍しくなく、そういった子どもは基本的な礼儀が欠けている場合も多い。と感じる。

    賛成できない部分もあったが、考えさせられる一冊であった。

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    2020年10月30日
  • ビジネス心理学大全

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    ビジネスシーンでよくある言動・行為に対する心理学的な背景が解説されており、納得感を得られる。モチベーション向上、良好な人間関係、評価に対する納得性。理想とする職場作りに対して、どのような処方箋があるか。考える上でヒントを得られた。

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    2020年10月05日
  • ビジネス心理学大全

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    心理学用語を使ったモチベアップや人心掌握術。
    なんだけど、こうした理屈で対応できない事態があるとは思う。
    分析はいいのだが、対処が書かれてあればよかったのにな。

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    2020年10月02日
  • 教育現場は困ってる

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    ■感想:
    自分が本書をこんなきのめり込んで読んでしまうとは思わなかった。

    学校教育を受けているときは、当時の教育方法、指導方法に不満など一切持たずにいたわけだが、今現在大人になり、自分の受けた教育方法と、国内外の教育方法、今後の子どもたちが受けるであろう教育方法に関心を持たなければいけない。

    著者は近年取り入れられている「アクティブラーニング」(活動あって学びなし、教えない授業の蔓延)、「楽しい授業」の追求(学びの楽しさではなく、楽な学びに移行)、「主体性への評価」(何を持って主体性を測るのか)を批判、危惧している。

    そもそも、意見を述べたり討論する授業「アクティブラーニング」はアメリカ

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    2020年09月26日
  • なぜイヤな記憶は消えないのか

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    科学的根拠を踏まえつつ、前向きに生きていくためのヒントについて示した一冊。記憶と気分の関係性、過去の出来事をマイナスに解釈して「嫌な記憶」として固定化してしまう問題、「良い記憶」に塗り替えることの大切さ、記憶を整理してプラスに解釈するコツが説かれています。気分一致効果という用語が、ようやく咀嚼できたように思います。厳しくも優しい印象で、機嫌よく生きる方策とその効用が胸にストンと落ちる本でした。

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    2020年09月18日
  • 「さみしさ」の力 ──孤独と自立の心理学

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     現代人の弱さの一つは安易に人とのつながりを求めることかもしれない。画面上のアイコンをタップしさえすれば何らかの交友関係が始められると幻想している。その安易さは、そのまま関係解消にもそのままつながる。
     他方、孤立や孤独に対しては極端に恐れる傾向にある。衝突や対立を避け、自己を相手に合わせていこうとする。そこにまたあたらたな苦しみが生まれることもある。
     本書はそうした喪失感が決して無意味なものではなく、自立のための大切な段階であるということを様々な例から説明している。プリマ―新書の対象である中高生には読ませた方がいいかもしれない。

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    2020年08月19日
  • 教育現場は困ってる

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    楽をして学ぶことと、学ぶことか楽しい、は違う—

    知識偏重型からの脱却、詰め込み型の入試からAOや推薦入試への移行が進みつつある日本。
    大学教育に携わる著者が警鐘を鳴らす。若干保守的な考え方であると感じたが、内容には概ね賛成できる。

    本書の中で特に重要だと思われたのは、国語における実用文教育へのシフトチェンジに対する批判だ。実用文とは契約書や規約等の読解力になるわけだが、文学や評論ではなく実用文の読解がこれからの国語教育の中心になるとは恐ろし過ぎる。

    確かに契約書等を読む論理的読解力は重要だ。しかし、言葉の力は思考力やものの感じ方に強く影響する。中学生

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    2020年08月08日
  • 教育現場は困ってる

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    10年20年先にこれからの教育を受けてきた人たちと一緒に仕事をしないといけないことを考えると、あまりにも自分が受けてきた教育方針や内容とかけ離れていて、難しいだろうなと感じた。でも、その人たち自身に問題があるのではなく、上の世代の責任である。教育というのは慎重に行われないといけない。

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    2020年08月02日
  • 教育現場は困ってる

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    ネタバレ

    「教育現場は困っている」というタイトルであるが、「筆者が教育現場に対して困っていること」がメインに書かれている印象を持った。筆者の意見は概ね賛同することができた。しかし、全てに賛同できるわけではなかった。筆者の意見の概要としては、「何でもかんでもグループワークだ、アクティブラーニングだ言っていないで、内向的に考えることを重要視するべきなんじゃないか」と言ったものであった気がする。現代の教育現場ではアクティブラーニングに重きが置かれていることは間違いない。そして、アクティブラーニングをしたからと言って深い学びになっているとは限らないということも十分理解できる。しかし、本書の中でも述べられていたよ

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    2020年07月22日
  • 教育現場は困ってる

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    ネタバレ

    <目次>
    はじめに
    第1章  「授業が楽しい」とは、どういうことか
    第2章  「能動的に学ぶ」が誤解されている
    第3章  学力低下にどう対処すべきか
    第4章  楽しいことしかやりたくない!
    第5章  学校の勉強は役に立つ
    おわりに

    <内容>
    学校現場の教師の立場に立つ著者による、今の教師を勇気づける本。至極もっともなことが書いてある。「アクティブ・ラーニング」だ「学校の授業は役に立たない」、「主体的・協同的に学ぶ」だの、学習指導要領が変わるたびに、文科省は何かと押し付けてくる。前の提案が正しかったかの検証もなしにだ。「総合的学習」も「ゆとり教育」もしかり。まあ大体どれも一義的には正しいのだが

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    2020年07月09日
  • 教育現場は困ってる

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    知識を軽視し、アメリカ型の実学偏重教育によって薄っぺらい人間が多くなってしまうのではないかと警鐘を鳴らす本書。今日の教育改革や若者の現状を捉える上で、とても良い視点を提供してくれた。
    データ自体が筆者の経験則や一部の学生アンケートに偏っているため、厳密な議論とは言い難い部分もあるが、実際に今日に生きる若者として深く納得できた。
    日本文化から教育を考えること、一人で深める学びがあること、既に他者への配慮が尊重される社会における対話的学びの必要性など、なるほど確かに、と思える部分が多い。教育を志すのならば目を通しておきたい1冊である。

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    2020年06月24日