榎本博明のレビュー一覧

  • 60歳からめきめき元気になる人 「退職不安」を吹き飛ばす秘訣

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    最後の章、伊能忠敬やヘルマンヘッセの言葉が良かった。人生50歳すぎてもまだまだやりたいことができるってこと。
    そりゃ仕事以外の付き合いが広くない人の方が多いでしょ、フルで働いてる人は。できればお金にしたいし、人付き合いに疲れやすいタイプなので無理せず楽しく情熱持って探求でかかるものを探したいな。

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    2024年05月15日
  • 伸びる子どもは○○がすごい

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    最近の子育てや教育のやり方とその弊害を著者の視点でまとめた本。

    この本に書かれていることはなるほどと思うことが多かった。我が家のしつけは、今の日本の平均よりはおそらく厳しめなので、この本を読んでそれでOKだと思えたのでよかった。

    教育は、一般論と自分の子供にそれが当てはまるかは別、ということを前提に、何が自分の子供及び自分たち親子に合っているか、試行錯誤するしかないように思います。

    我が家は現在アメリカ在住。この本のP.203〜204)の内容には同意。
    「アメリカには、褒めるけれど、言うことを聞かないのは許さないという親の厳しさ、能力を発揮できなければいくら頑張っても留年させると言う学校

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    2024年05月07日
  • イクメンの罠(新潮新書)

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    父親の子育て参加は賛成だが、母親が二人いるような参加の仕方はN.G.という主旨の本。
    誤解を恐れずにいれば、「子育てには母性だけではなく、父性も必要で、父性が欠けた子育ては危険」ということだと思います。

    「年齢差別」と言われるかもしれませんが、年齢的に、著者は、自分よりも一回り以上先輩、ということもあってか、父親の役割や母親の役割の決めつけが激しいように感じました。
    が、子育てにおいて両親が果たすべき様々な役割とその分担、という視点で解釈すれば、「なるほど」と思える部分の多い本でした。

    「日本はそもそも子どもに甘い」とか、「日本の子育てで父親の存在感が薄れたのは、主に戦後から(サラリーマン

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    2024年05月05日
  • 伸びる子どもは○○がすごい

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    やはり親の関わりがいかに大事かが分かる内容だった。親自身の非認知能力を高めることで、子どもにも良い影響を与える。幼児期からの習慣形成や、負荷をかけながら耐える力、諦めない力など身に付けることで、子どもの伸び率が大きく関わってくる。
    「ほめて育てる」「叱らない子育て」の言葉が広がっていることから、その弊害もこの本から理解できた。

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    2024年03月21日
  • 勉強ができる子は何が違うのか

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    勉強ができる子は、認知能力と非認知能力とめた認知能力がある
    それだけの事なのに、その例だったりを何回も繰り返し説明していて少しくどかった

    それぞれの能力とその鍛え方の表を作って欲しい

    自分にレジリエンスが無くて、文章から物事を読み取る能力がかけているからなのかな、、、、

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    2024年03月12日
  • 50歳からのむなしさの心理学

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    ネタバレ

    前提として、
    人生半ばまで無難に生きてきたけど、何か物足りない。
    漠然と「むなしい」、と感じる人が対象かと思った。
    (自分より恵まれた人生に対する嫉妬とそれを気にしてしまう自信のなさによる「むなしさ」、つまり『何しても自分はダメだ』的な「むなしさ」とは違う気がした。)

    読みやすい文章かと思う。
    要所々々でそうかもな、といった言葉が並ぶ。

    P84-88で紹介される言葉たちとP114-119の内発的動機づけに関する実験、第5章が印象に残った。

    自己実現(ありのまま自分らしく生きること)のために没頭出来る、感情が揺さぶられる能動的な趣味を持とう!
    仕事だけに生きず、地域社会や若い人とも関わろう

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    2024年03月01日
  • 勉強ができる子は何が違うのか

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    今時の中学生や高校生は読解力が低いというのはなんとなく感じていましたが、改めてデータで示されるとドキッとしますね。著者がご高齢のせいか、ちょっと感覚的に今の子達には受け入れられないような記述もありますが、読んでみる価値はあると思います。

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    2024年01月07日
  • 勉強ができる子は何が違うのか

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    2024/01/01
    勉強ができるようになるためにはどうしたらいいのか、というとても大きな課題について書かれた本。
    結局のところメタ認知能力を高めることや、そのための幼少期からの読書経験が大切なんだと言うことをいろいろな形で言い換えながら述べられているように感じました。
    内容がどうもどこかで読んだことがあるなと思ったら、この人の別の本を読んでいたのが記録に残ってました。
    メタ認知能力を高めること、というのは自分もその通りだなーと感じでいますが、自分の働きかけで果たしてどうにかなるものなのだろうかとも思ってしまいます。
    こういう本を読む親御さんはそもそも教育に関心があるだろうし、教育に関心がない

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    2024年01月01日
  • 中高年がキレる理由

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    ネタバレ

    苦手だった中高年上司を思い出すタイトルでセレクト笑

    なんであんなに理不尽に怒るのだろう?と思って読み進めていくと、中高年が抱える心理的背景や、日本社会に蔓延る働き方の問題点、中高年男性の自殺率や生き方等、日本の文化の中で作り上げられた男性像がどれだけ彼らを縛り付けているか考えさせられるものだった。


    [職場でお荷物扱いされ、家庭では軽んじられて居場所がない中高年男性は増えている。彼らは自信がないから他人の視線が気になって被害者意識が強まり、ちょっとしたことでも自分がバカにされたと思い激高する。唯一、自分が尊重される場が客という立場。最後のよりどのろである客の立場を軽く見られると、怒りが爆発

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    2023年12月15日
  • 思考停止という病理

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    ネタバレ

    成人年齢の引き下げは成熟が遅くなり、寿命が延びているのになぜ行われたか。
    兼業副業容認の意図は人件費削減ではないか。

    簡保保険の不祥事は、分化の違いを踏まえずに成果主義を取り入れたことに問題がある。
    日本は信頼社会、お任せ文化。
    おせっかいな注意書き。天気予報でおすすめの洋服まで。駅のアナウンスが過剰。ものを考えさせない雰囲気。
    本を読まないから、語彙が乏しい。
    ネット社会は、幻想的万能感を持ちやすい。匿名性が保立てる。即時反応が可能=考える間がなく感情をむき出しにする。

    生まれた社会の文化にふさわしい人間になる=社会化。
    日本では自己主張を慎み謙虚でいる方がうまく生活できる。
    アメリカで

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    2023年12月10日
  • 他人を引きずりおろすのに必死な人

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     身近にいる〇〇な人、という本を続けて何冊か読んでみる。この間読んだ『プライドが高くて迷惑な人』に当てはまるかと思っていた年下同僚ちゃんはこのタイプだった。最初のチェックリストの該当項目の多さにびっくり。自覚はなくとも引きずりおろそうとされていたのか。見下したかったが近いかな。
     人の言ったことを何でも悪意に解釈する認知の歪み(敵意帰属バイアス)があり、何を言っても聞く耳を持たないなど頷けることばかり。他人に対して羨ましいとか凄いと思うことはあっても、「ずるい」とは思わない。『プライドが〜』同様、厄介な人物とは距離を置くしかなさそう。

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    2023年11月29日
  • 勉強ができる子は何が違うのか

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    学力向上において必要な力について解説した本
    同じことを何度も言い換えて述べているように感じた 一方で、用いられる具体例は学習場面におけるものが多くて、著者の意見を理解しやすく、勉強に関するアドバイスは建設的なものだった
    特に、日本の若者の読解力についての説明は興味深かった

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    2023年11月22日
  • 60歳からめきめき元気になる人 「退職不安」を吹き飛ばす秘訣

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    60歳からの仕事と生活リズムが変わって行くのを空想しながら読みました。
    理想だけでは暮らせないし、それでも誰かと関わるのは面倒。趣味のつもりがストレスになったり…。
    受け入れ難いこと、その時を楽しめること、全くの反対のことその両方を手に入れたいのだ。

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    2023年10月30日
  • 「上から目線」の構造

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    「上から目線」、今風に言うなら「マウント」ということになるんだろうか。上から目線を“する側”の心理を知りたくて手に取ったが、内容は“される側”の心理構造だった。
    「甘えの構造」や「空気の研究」も引用し、日本人特有の心理構造を説き明かした滋味深い本。
    とは言え、年と共に「上から目線」と思われがちなので(本人にそのつもりは一切ありません!)、気を付けて生きていこうと思う^_^

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    2023年09月26日
  • 〈自分らしさ〉って何だろう ――自分と向き合う心理学

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    思春期特有の「自分らしさとは?」の疑問への向き合い方を教えてくれる本。
    その時期に自分を客観視することで自信がなくなってしまったり、逆に「こんなもんじゃない」と出来ない自分を認められなかったりというのは、成長過程で自然なことなんだと改めてわかった。
    大人になってからもこういう考えの中二病みたいな人がいるけど、然るべき時にしっかり悩んでおくって大事だなと思う。

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    2023年08月10日
  • かかわると面倒くさい人

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    前半はこういうやついる!とすごく同意する。後半はそういう人とどういう関わり方をしていくと良いのかという内容になっているのだが、結局のところ、その人の価値観などにより、自分にとって面倒くさい人はある人にとっては面倒くさいと感じない、また自分自身だって誰かにとっては面倒くさい人だと思われている可能性があり、人を変えるのは難しいから自分の考え方を変えようということなんだろうなという感じ。確かにそうなんだけど、それがまた難しいからイライラしてしまうんだよね。

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    2023年04月16日
  • ビジネス心理学大全

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    そうかあ?なんじゃそりゃ?
    というのもある。あるけど、
    それよりも多くの学びを得ることはできた。
    だから、このような「大全」系の本は、
    辞書みたいな感覚で、
    全部は覚えられない、必要なものを会得する、
    という向き合い方で良いのだと思います。

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    2023年03月24日
  • 読書をする子は○○がすごい

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    読むスピードが早くなると更に、沢山知識を吸収することが出来る。知識は、左右前後の全方位に広げる事が出来るようになれる。

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    2023年02月26日
  • 怒ってばかりの毎日が変わる! 子どもへの「怒り」を上手にコントロールできる本

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    ・子どもは親と違う、コントロールできないもの
    ・自分の怒りポイントを知る(どういうときに怒りやすいか)
    ・一方で、体当たりでぶつかることで、絆も強くなる。もっと自信持って

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    2023年02月17日
  • 「やさしさ」過剰社会 人を傷つけてはいけないのか

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    【背景】
    ①なぜ読むか
    以前、この本の要約を読んで記憶に残っていた。
    ②何を得たいか
    日本社会の“上っ面”な人間関係の一要因を考察するきっかけ。
    ③読後の目標
    身近な人間関係への応用。
    【著者】榎本博明
    【出版社】PHP新書
    【重要語句】
    やさしい、厳しさ、閉塞感、友達、ほめる、タテマエ、「間柄の文化」、レジリエンス
    【要約】
    【メモ】
    ほめる≠やさしさ
    留年はかわいそうなのか

    【感想】
    書かれたのは2016年。現状との若干のミスマッチは否めない。むしろ、当時の状況を示す指標としては参考になると思った。
    また、この本は、若者批判によりがちではある。社会人歴数年の私から言わせてもらえば、年上の

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    2023年02月08日