榎本博明のレビュー一覧
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ネタバレ心理学の視点から、職場にいる「あの人」はどうなっているのか、という疑問を紐解く。
私は自分について少しでも紐解きたいと思いながら読む。
このまえもこんな感じで記憶の本をざっと読んだけれど、
ここでも記憶について、また新しい言葉などが出てきた。
回想記憶と展望記憶。
過去に出来事についての記憶が回想記億。
未来にしなくてはならないことについての記憶が展望記憶。
展望記憶が弱いとよく忘れ物をする。
展望記憶には、何かすべきことがあるということ思い出す存在想起の機能と、具体的何をすべきかを思い出す内容記憶に分けられる。
回想記憶のうち、自分自身にまつわるものを自伝的記憶という。後半 -
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ネタバレ思ったよりもすらすら読める著書。
身近な面倒くさいひとを思い浮かべながら読むだろう読者の気持ちを代弁する合いの手が豊富だからだと思われる。あと具体例が多め。
「というよりも、面倒臭さにうんざりしている。」
「無駄な儀式をしているようで、ほんとうに面倒くさい。」
「できることならかかわりたくないと周囲のだれもが思っている。」などなど。これは爽快。
うんざりさせられている側としては同意できて読みやすい。ただし、自省するならその言葉は自分に刺さるため、どうか事実と感情とを切り離して読むべし。
本書の核は第二章・第三章、面倒くさい人の心理とそのメカニズム。
面倒くささは結局価値観等の相性で決まるので -
Posted by ブクログ
非常にわかりやすい新書でした。さすが、ちくまプリマー新書。
榎本さんの研究内容に興味を持ったので他の新書も読んでみたい。第五章でちらっと紹介されていた『「対人不安」って何だろう?━━友だちづきあいに疲れる理由』が気になっている。
【疑問】「高校生の意識調査」に関して。
「自分はダメな人間だ」で「よくあてはまる」と答えた日本の高校生は、1980年に12.9%
ほめて育てるといった風潮の中で育った者が高校生になっている2014年には、「よくあてはまる」という日本の高校生は25.5%
2014年に数値が向上しているのは、携帯が普及して、SNSを見て他人と自分を比較するようになったからなのではな -
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記憶のすれ違いは仕事をする上では誰もが日常的に経験するだろう。言った言わない、前回言った事と違いますよね、なんて会話が日々周囲の人間との間で交わされる。私も上司や部下との間にそういった感情をしばしば持つし、あまりにそういった発言が多い部下との会話は、録音しないまでも、パソコンのメモ帳に何時何分何について(誰が)発言した、と言う事を記録している。特に仕事上のトラブル関連の報告は、こちらが強く突っ込むと意見をコロコロ変える人がいるから、発言を細かに記録して、前半と後半で全く違う事を言っている事に気づきながらも、それをその場で本人に「矛盾」として伝える事なく、何故そういった発言に変わっていったのか、
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ネタバレ人に気持ち良くしてもらって当然
という感覚の人がいることは発見だった。
解決策は特攻薬ではなく、
地道にその人の能力を
鍛えていくことが主に書かれてあった。
会社に入ってどうせ鍛えないといけないなら
学生のうちに鍛えてあげた方がいいかもと思う。
褒める教育が良くないのか。
いや、そもそも社会が変わっていないのに
教育を変えてしまったことが問題なのか。
褒める教育を受けた人が社会に出ることで、
今よりポストが上がって
発言力を持つようになれば
社会が変わるのか。
海外の文化を取り入れるときは
教育だけじゃなく、
ビジネスについても取り入れないと、
齟齬が起きるのかもしれない。 -
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職場の上司にすすめられて読んだ。「いろんな人が出てくるから、面白いと思うよ」と言われて。
読んでみると、自分が感覚的に理解していたことが、ちゃんと知識として言語化されていて驚いた。
「こういう人って、なんでこうなるんだろう?」と日々感じていた疑問に、脳の特性や認知のしくみという“裏側”から答えてくれている感じ。
経験則だけに頼っていた部分に、地図や説明書が加わったような読後感だった。
特に印象的だったのは、「できない人」に対して怒ったり諦めたりする前に、まず“前提”を見直す視点。
反省したり、読んで考え直したり、そういう地味な行為の積み重ねが、実はすごく大切なんだと再認識した。
よく半期 -
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【内容紹介】
自己肯定感は、日々葛藤しつつ生きていくことで少しずつ高まるもの。成長途上の若者が自分はまだ未熟だなと思うのは自然な事。ほめたらのびるものではない。高校生の7割が「自分はダメな人間だ」と思うことがあるという。そもそもどのようにして測定されているのだろうか。その心理メカニズムを解明すると、何を鍛え、何を高めればいいのか、本当の自己肯定感を育む方法が見えてくる。
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タイトルだけ見て「自己肯定感は高くなくていい、ということかな?」と思いましたが、そういうことではなく、「もちろん自己肯定感は高い方がいい。ただ、海外と日本の文化の違いを無視した指 -
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2025/07/29
現在も改革が進む教育のあるべき方向性について警鐘を鳴らす内容の本。
講義型の授業ではなく、アクティブラーニングという名のもとに話し合いやプレゼン、会話などと言ったコミュニケーションの側面を重視する学習が広がる中で、本当にそれで大丈夫なのかともう一度教育改革のあり方を問うている。
この人の分析もかなり面白くて、アクティブラーニングが提唱されるようになったアメリカの教育のアプローチの仕方と!日本の教育のアプローチの仕方は国の文化的な側面から考えても合致しているとは言えないのではないかと言っている。
話し合いやプレゼンをするにも当然前提となる知識は必要で、その知識を身につけるた -
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自己肯定感という言葉をもてあそんで、人の不安につけこんで金を稼ぐ自己肯定感ビジネスが流行りまくっていることに腹が立ったので読んだ
内容については概ね同意する。でも日本の文化を協調的であること謙遜すること、そこに馴染むように生きているのだから世界から見て日本の子どもの自己肯定感が数値として低くても機にする必要はないというのは、逆に言えばそこに馴染みにくい子のことを切り捨てているような気がした
もっとあらゆる子どもを包摂して、その前提で論じてほしかった
とはいえ自己肯定感を高くするためにむやみやたらに褒めたりすることは逆効果だと私も思う。とにかく褒めておけばいい、という教育の仕方は結果を褒めること -
Posted by ブクログ
第一章は筆者による違和感総まとめになっていたので気になるトピックスだけ読んで、「分かるわ~」で軽く読めた。
二章以降からは思考停止に陥る理由となる日本人特有の思いやりや忖度文化についての解説がある。そして時代が進み技術の進歩によって変化する教育現場の課題が深く、読書をして思考力や読解力を鍛えないとあっという間に資本主義社会に飲まれてしまうぞという警鐘があった。疑うことをしない人が多いなっていうのは自分もよく感じることで、毎日生きてるだけで自動的に情報が入ってくるけど、鵜呑みにしてる人ばっかりで心配になる。まさに今選挙期間中で、排外主義のデマを宣う政党とその様子を垂れ流すテレビとか。印象操作で騙