榎本博明のレビュー一覧

  • 【新装版】薄っぺらいのに自信満々な人

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    タイトル「薄っぺらいのに自信満々な人」ということで、令和現代の若者が陥りやすい薄っぺらな人がどうやって形成されるか、薄っぺらにならない為にはどうしたら良いか詳細に書かれていた。

    SNS時代の今、すぐに他者と繋がれるからこそ1人でいれる力が求められると筆者は主張している。AI、検索エンジンで求める答えがすぐに出る現代で、1人の孤独な時間こそ自分の内面と向き合え、いろんな角度から思考の整理など内向的な営みが出来るという点に納得した。

    薄っぺらい人にならない為に、いろいろな部署、年代の人と関わり、多様な視点を取り入れる事が重要とのこと。30歳になり転職を視野に入れている中で、背中を押してくれる一冊でした。

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    2026年07月20日
  • 「やさしさ」過剰社会 人を傷つけてはいけないのか

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    10年前よりも、怒られない友達親子があたりまえになり、入試も書面選考で決まる比率のほうが高くなり、会社選びでも目先の安定性と福利厚生のもの差しがものを言うようになったことは、少し心配に思う。これで日本人のレジリエンスは維持できるのか、これで年々低下する国際競争力を保てるのか、個の強さの向上に期待したい。

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    2026年07月19日
  • すぐに「できません」と言う人たち

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    世代と言うよりは、周りが作った「あるべき姿」に引きずられて、SNSなどで際限なく展開された流行といった面もあるのかもしれないが、職場のオペレーションは年々難しくなってきているように思える。お互いの率直なコミュニケーションが大切だと思うが、そもそも採用の時に会社の上司の考えを正しく伝えられる世の中になってほしい。他書にもあったが、上司に人事権がない日本の人事制度が、国際社会での競争力を弱体化させているのではと懸念する。

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    2026年07月08日
  • じつは残酷な「ほめ育て社会」

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    筆者の別の本でも同じような主張があったので、もう少し新しい情報があるかと期待したけれど、だいたい同じ感じでした。

    厳しく叱られるなんて、子供のときにしか経験できないんだけどな。
    厳しくしてもらえるのなんて、子供の特権だ。
    大人になったら厳しくしてもらえない。
    できるかできないかなんて自己責任だ。
    そっちの方が厳しい。

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    2026年06月29日
  • すぐに「できません」と言う人たち

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    サクサクと、2時間くらいで読むことができた。
    若者に限らず、昔から言われているテーマだが、この手の本を読んだことのない人にはいいと思う。

    いろいろなことに興味を持つと視点が広がる、ネガティブな方が注意するからうまく行く、ということは、あながち嘘でないと思うので、仕事に悩んでいる若い方がキャリア本として読んでみると思った。

    やってみると意外と面白い、嫌だったけど思い返せば地肉となった仕事は多く、一方、一時的に苦労を強いるし、結果を保証できないので、このご時世では難しいかもしれない。

    いいかどうかは別にして、ビジネス文書の読解力についてはAIである程度解消できるようになるかもしれない。

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    2026年06月11日
  • 【新装版】かかわると面倒くさい人

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    『は?今、ケンカ売りました?』

    …え、なにもしてないのに。

    そんな経験、ない?

    ーーーーーー

    かかわると面倒くさい人
    榎本博明
    発行:日経BP・日本経済新聞出版
    発売:日経BPマーケティング

    ーーーーーー

    この本は、
    “面倒くさい人”の頭の中をのぞかせてくれる。

    ピピピッ
    「敵意」感知

    ピピピッ
    「見下され不安」感知

    → “攻撃された”と感じてしまう回路が、先に動く。

    たとえば——
    ・心のクッションが薄く、衝撃をそのまま受ける
    ・出来事ではなく「解釈された意味」で世界を見ている
    ・“敵意帰属バイアス”が働く

    つまり、

    同じ言葉でも、
    まったく違う意味で届いている。

    本当は、
    「面倒くさい人」なんていないのかもしれない。

    ただ——
    感じ方や受け取り方の“強さ”が違うだけ。

    『意味わからない』で終わらせるか。
    少しだけ、のぞいてみるか。

    相手の中にある“困り感”に気づけたとき、
    少しだけ優しくなれる気がした。

    うまく共存するために。
    まずは、ここから。








    ふつうは良いことがあっても嫌なことがあっても、心の中のクッションによって衝撃が和らげられるため、それほど極端な反応にはならない。
    心の中にクッションをもたないため、衝撃を和らげることができないのだ。

    事実をどう受け止めるかという「心の世界」=「解釈された意味の世界」を生きている。

    レジリエンスとは、このところ教育界でも注目されている心の性質で、復元力と訳される。もともと物理学用語で弾力を意味するが、心理学では回復力、立ち直る力を意味する。

    本人が常に「勝ちー負けの図式」を強く意識しているため、勝手にマウンティングされたような気分になるのである。

    本人の中に激しい対抗心があるため、相手には何の意図もなくても、勝手に挑発されているように感じ取っていしまうのだ。そこにあるのが、「敵意帰属バイアス」という認知の歪みである。

    セルフ・ハンディキャッピングとは、印象操作の一種で、万一失敗したときに無能な奴だと思われないように、あらかじめ自分にハンディを負わせることである。

    ひとつは、子どもの頃、親から十分に関心を向けてもらえず、共感や受容がなかったため、自尊心感情が健全に育っておらず、自信をもつために他者による称賛を過剰に求めるようになる、というパターンである。もうひとつは、子どもの頃、親が甘やかしてチヤホヤしすぎたため、自分は特別といった意識が以上に発達し、他者に対して過剰な称賛を求めるようになる、というパターンである。

    敵意帰属バイアスをもつ人は、相手の何気ない言葉や態度にも敵意を感じ取り、ときに親切心による言動にさえ勝手に敵意を感じ取り、自分に敵意を向けてくる相手への報復という意味で、相手に対しての攻撃行動を示すことになる。

    そうした敵意帰属バイアスというような認知の歪みの背後には、「基本的信頼感の欠如」や「見下され不安」が潜んでいると考えられている。

    一方、基本的に人のことを信頼していない人物は、人に対して常に警戒しており、人の言動にも裏があるのではないか、敵意があるのではないかと用心深くなる。それが高じると、相手には何の悪意もないのに敵意帰属バイアスが生じ、勝手に敵意を読み取り、反撃にでたりしてしまう。また、自信がなく「見下され不安」を抱えるものは、「バカにされるのではないか」「軽くみられるのではないか」といった不安が強いため、人のちょっとした言動にも「バカにしている」「軽んじている」などと言った歪んだ解釈をしやすい。

    性格的に人の態度や言動に対して非常に神経過敏なのだ。ちょっとして言動に一喜一憂したり、慣れない場面では大いに動揺したりと、他人の言動や状況に過敏に反応する。

    従来、自己愛過剰な人というと尊大で自分を押し出すタイプばかりがクローズアップされていたが、人から認めてもらえないのではないかといった不安が強く引っ込み思案なタイプもあるということが専門家の間の共通理解になりつつある。

    めんどくさい人を読む5つのタイプ
    ①理論型 理屈に合わないことは納得できない
    ②政治型 「支配ー被支配」で人を見る
    ③社会型 友愛に価値を置き、面倒見が良い
    ④審美型 自分のスタイルを保つことが大事
    ⑤経済型 役に立つか立たないかに重きを置く

    あまりにも衝動的で人間関係に支障がある場合は、境界性人格障害という一種の病理とみなされる。
    境界性人格障害とは、感情面も人間関係面も極端から極端へと変動しやすく、衝動がむき出しになりやすいタイプの病理である。情緒が不安定で、衝動を抑えることができず、欲求不満に耐える力が乏しい人物というのは、どこにでもいるのだ。そのうえで、人間関係も不安定で、攻撃性やときに自己破壊性が目立つときは、境界性人格障害を疑うことになる。その根本にあるのは、自分がどのような人間かわからないというアイデンティティの障害である。自分がわからず、自信がないために、感情面、行動面、自己意識面のさまざまな不安定が生じると考えられている。
    そのような人物は自分に価値が感じられないイライラがあり、攻撃性が自分に向かいやすい自暴自棄な自己破壊的行動に出ることもあればm攻撃性が他人に向かうこともある。相手を理想化して、全面的に頼ったり、期待したり、かわいがったりしていたかと思うと、見損なったとか裏切られたとか痛烈に批判し、こき下ろすようになるなど、人に対する評価が極端から極端へと揺れ動くのも、自身のなさゆえのものと言える。機嫌よくしていたかと思うと、ちょっとしたひと言に烈火のごとく怒り狂うというような、激しい感情面の変動も、境界性人格障害の特徴である。

    自己モニタリング傾向のチェック方法213ページ

    「かかわると面倒くさい人」の心理法則を示し、うまい共存の仕方を工夫するヒントを与えることができるかもしれない。

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    2026年04月30日
  • すぐに「できません」と言う人たち

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    タイトルに惹かれて購入。

    ・失敗を恐れ、できることしかしない人
    ・雑用は自分の仕事じゃないと拒否する人
    ・給料以上の仕事はしなくてもいいと思っている人

    職場にこんな人がいたら、ぜひ手にとって見てください。対応のヒントがあります。

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    2026年04月25日
  • なぜあの人は同じミスを何度もするのか

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    「なぜあの人は…」というより「なぜ私は…」ということで読んでみた。
    とてもわかりやすい文章で、対処方も書いてあって参考になった。
    記憶には、回想記憶と展望記憶があり私は、どちらも弱い。
    回想記憶を高めるには、過去を振り返る習慣をつける。
    展望記憶を高めると言うより、対処法としては、アラームやメモの活用。(すでにやっているけど…(^_^;))

    毎日、振り返ることにしよう!

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    2026年04月15日
  • 自己肯定感は高くないとダメなのか

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    「自己肯定感が高いから善というわけではない」
    ということがわかりやすく書かれていて、
    自分自身の自己肯定感の低さが悪ではなく、むしろ良い点もあって、逆に自己肯定感が高まった気がした

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    2026年03月30日
  • なぜあの人は同じミスを何度もするのか

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    ネタバレ

    心理学の視点から、職場にいる「あの人」はどうなっているのか、という疑問を紐解く。

    私は自分について少しでも紐解きたいと思いながら読む。

    このまえもこんな感じで記憶の本をざっと読んだけれど、

    ここでも記憶について、また新しい言葉などが出てきた。

    回想記憶と展望記憶。

    過去に出来事についての記憶が回想記億。

    未来にしなくてはならないことについての記憶が展望記憶。

    展望記憶が弱いとよく忘れ物をする。

    展望記憶には、何かすべきことがあるということ思い出す存在想起の機能と、具体的何をすべきかを思い出す内容記憶に分けられる。

    回想記憶のうち、自分自身にまつわるものを自伝的記憶という。後半まあまこれについても書かれていて興味深い。

    回想記憶が問題解決力にかかわる側面は、判断や対処法について過去経験から引き出したりするから。

    加えて自伝的記憶はモチベーションにも関わる。引き出した記憶に結び付いた感情に、今の自分が影響される。ポジティブな気分をもたらす記憶へのアクセスを良くしておく、など心理状態の管理に活かすことができる。

    …

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    2026年03月28日
  • 【新装版】かかわると面倒くさい人

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    ネタバレ

    思ったよりもすらすら読める著書。
    身近な面倒くさいひとを思い浮かべながら読むだろう読者の気持ちを代弁する合いの手が豊富だからだと思われる。あと具体例が多め。
    「というよりも、面倒臭さにうんざりしている。」
    「無駄な儀式をしているようで、ほんとうに面倒くさい。」
    「できることならかかわりたくないと周囲のだれもが思っている。」などなど。これは爽快。
    うんざりさせられている側としては同意できて読みやすい。ただし、自省するならその言葉は自分に刺さるため、どうか事実と感情とを切り離して読むべし。

    本書の核は第二章・第三章、面倒くさい人の心理とそのメカニズム。
    面倒くささは結局価値観等の相性で決まるので、相手の背景を読み解いて自身の解釈を変えることで対処するしかない。そのために相手の理解が重要なのだ。
    本書を役立たせるには、思い浮かべた奴がどのタイプを内包するか分析して精神的な優位に立つことじゃないかしらと思う。

    自分の上長は、相手の視点を想像する能力・自分の感情をコントロールする能力に乏しい、自己モニタリング傾向の貧弱な例かな。多くの人と相性悪いんじゃないかな。

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    2026年03月27日
  • なぜあの人は同じミスを何度もするのか

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    カウンセリングの勉強にもなりました。
    カウンセリングで相談者に対してどのような接し方をすれば良いのか。今ここ、の考え方を教わることもできました。

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    2026年03月08日
  • 自己肯定感は高くないとダメなのか

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    非常にわかりやすい新書でした。さすが、ちくまプリマー新書。
    榎本さんの研究内容に興味を持ったので他の新書も読んでみたい。第五章でちらっと紹介されていた『「対人不安」って何だろう?━━友だちづきあいに疲れる理由』が気になっている。


    【疑問】「高校生の意識調査」に関して。
    「自分はダメな人間だ」で「よくあてはまる」と答えた日本の高校生は、1980年に12.9%
    ほめて育てるといった風潮の中で育った者が高校生になっている2014年には、「よくあてはまる」という日本の高校生は25.5%

    2014年に数値が向上しているのは、携帯が普及して、SNSを見て他人と自分を比較するようになったからなのではないか?と疑問に思った。他人と比較してしまい、「自分はダメな人間だな〜」と感じることが良くあるため。。。

    他の国に関しても同様に「よくあてはまる」と回答した割合が大きくなっているのであれば、SNSが原因の一つであるという仮説が立てられるのかもしれない。そういった研究があれば面白そうだな〜と感じた。

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    2026年03月01日
  • なぜあの人は同じミスを何度もするのか

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    記憶のすれ違いは仕事をする上では誰もが日常的に経験するだろう。言った言わない、前回言った事と違いますよね、なんて会話が日々周囲の人間との間で交わされる。私も上司や部下との間にそういった感情をしばしば持つし、あまりにそういった発言が多い部下との会話は、録音しないまでも、パソコンのメモ帳に何時何分何について(誰が)発言した、と言う事を記録している。特に仕事上のトラブル関連の報告は、こちらが強く突っ込むと意見をコロコロ変える人がいるから、発言を細かに記録して、前半と後半で全く違う事を言っている事に気づきながらも、それをその場で本人に「矛盾」として伝える事なく、何故そういった発言に変わっていったのか、後日の教育に役立てている。その場で指摘しないのは、大抵話がまとまらず、相手もそんな事は言っていないと(メモしているのだから間違いなく言ってはいるのだが)話が平行線を辿り、全く建設的な会話にならないからだ。
    だがメモしている場合を除いて、時間がある程度経過してしまった内容については、自分の記憶に絶対の自信がある訳ではないから、良くある「押し通す」事はせずに、相手の言う事を理解しようと、自分が間違っている可能性を前提に会話する様に気をつけている。管理職の立場になられた方なら、一つの仕事、一人の部下と対峙する訳ではないから、特定の内容だけをはっきり明確に覚えて済む話ではない。膨大な量の仕事を抱えて、膨大な情報が報告から入ってきて、膨大な数の判断をしているはずだ。だから細かい内容など全て克明に記憶できないし、相手がそう言うなら、それを前提に解決策やら指示やらしていかないと、それこそコンフリクトの嵐の中で前に進む事は出来ない。
    本書は心理学者である筆者が、そうした記憶違いによる「同じミスを繰り返す」要因を分析する内容となっている。過去の事を誤って記憶するメカニズム、先のこと(予定)を忘れてしまうメカニズム。それらを回想記憶、展望記憶という言葉を使って解りやすく説明している。前者は記憶を呼び覚ましたタイミングでその状況に応じて都合良く作り変えられてしまうこと。これについては私も頻繁にそうなってしまっている自覚がある。何故なら会話の流れの中で、細部にわたって覚えているはずの無い内容を解りやすく伝えたいが為に、流暢に説明する自分を、聴く側の立ち位置にも置いて話している事があるからだ。それはまるで、自分が自分に対して説明している感覚であり、時には自分で「話が長いな」と心のうちでツッコミを入れている。そういう時の話は良く「盛る」と表現される様に、内容が事実から飛躍したりする。だが大凡誰かとの会話は「盛る」同士の内容にならざるを得ない、というのも仕方の無い事だと思われる。それも記憶違いに該当するだろうし、それを繰り返すと、いつの間にやらそれが事実や経験であったかの様な記憶にすり替わる。
    展望記憶については、私も記憶しなければならない状況によっては、軽く聞き流してしまったり、他の事に気を取られている事が多いから(特に仕事では常に忙しく頭を回転させなければならない)、スケジュールのアラーム機能を利用して、うっかりを防止しようとするが、これも忙しさに比例して、1日のアラームが10個を超えてくると、やや諦めも出てくる(忙しさに甘んじてる、と指摘されようが、無理なものは無理)。
    本書を読めば、そうした記憶によるトラブルの発生原因やそれに伴う問題の発生抑止に繋がる事が多くわかってくる。その上で、完全にそれを防ぐ事は出来ないし、防いだところで、逆に日常や人生の中に面白みを失ってしまう事もあるから、原因を掴んでおくというレベルに止めようとも思う。何故なら、その記憶のかけ違いや、誤った記憶が、本来経験できなかった素晴らしい体験やあり得ない様な悲しい出来事を、疑似体験したかの様な、人生の充実度に繋がるものだと理解する。それが行き過ぎれば、ただのホラ吹きで終わってしまうが、誇張、盛るといったレベルは、人生をより楽しく深いものにしてくれるはずだ。
    記憶はそれを記録するタイミングにおける、自分の心理状態が大きく影響する。楽しい気分で楽しく記憶するか、悲しい気持ちで、悲劇ばかりの記憶を作るかは、その心理状態に左右されるから、少なくとも、今日一日できる限り楽しい気分で楽しい記憶を一つでも刻んでおきたい。そんな気分にさせてくれる一冊だ。

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    2026年01月18日
  • 勉強できる子は○○がすごい

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    感情的にならずに、原因を探すことが大切
    日々の自分の行動をコントローるするためには、自分の癖を見つけ、対応策を考える。
    自分をモニタリングすることが大切

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    2025年12月10日
  • なぜあの人は同じミスを何度もするのか

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    記憶の話。
    記憶とは、曖昧で揺らぎをもつ。
    自分の記憶が正しい、ではなく、情報によって、歪んでいないか、思い込みはないか、そう自問自答を繰り返していく必要がある。
    過去をイメージするということは、自分自身で押し問答をして、納得のいく記憶にかえることなのだろうか?

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    2025年12月06日
  • 「指示通り」ができない人たち

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    実際の現場で出会う、困った人とその対応方法を具体例を用いて解説した書籍
    幸い、自分が出くわすような場面ではなかったが、何を訓練させるべきか上司目線で書かれている点は役立つのではと感じた

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    2025年11月09日
  • 「指示通り」ができない人たち

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    今の私には、大変参考になった。
    指示通りにできないのは、読解力が無く指示を理解できていないのかもしれない。経験を次に活かせないのは、自分を客観視できず、どう改善すべきかを考えられないのかもしれない。

    悩んでいたことに対して、解決のためのヒントをもらえた。

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    2025年10月19日
  • 「指示通り」ができない人たち

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    ネタバレ

    人に気持ち良くしてもらって当然
    という感覚の人がいることは発見だった。

    解決策は特攻薬ではなく、
    地道にその人の能力を
    鍛えていくことが主に書かれてあった。

    会社に入ってどうせ鍛えないといけないなら
    学生のうちに鍛えてあげた方がいいかもと思う。
    褒める教育が良くないのか。
    いや、そもそも社会が変わっていないのに
    教育を変えてしまったことが問題なのか。

    褒める教育を受けた人が社会に出ることで、
    今よりポストが上がって
    発言力を持つようになれば
    社会が変わるのか。

    海外の文化を取り入れるときは
    教育だけじゃなく、
    ビジネスについても取り入れないと、
    齟齬が起きるのかもしれない。

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    2025年09月03日
  • 絶対「謝らない人」

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    絶対謝らない人の特徴と関わり方については示した本。該当する人の特徴とぴったりで笑ってしまった。

    日本人で絶対謝らない人は、メタ認知が出来ない、認知力が大きく不足しており、とても弱く自身がない人が多い。とてもかわいそうな人と思い、一切期待せずに適度な距離を取って関わらない事が肝要である。

    良く頭に叩き込んで、今後対応していきたい。

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    2025年08月31日