榎本博明のレビュー一覧

  • 自己肯定感という呪縛

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    自己肯定感という呪縛。榎本 博明先生の著書。自己肯定感は大切、日本人は自己肯定感が低い、だから自己肯定感を高めないといけない。そんな自己肯定感についての思い込みや自己肯定感についての常識が正しくないことを榎本 博明先生が教えてくれる一冊。自己肯定感という言葉に惑わされないでほんとうの自信とほんとうの自尊心を身につけること。

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    2022年01月13日
  • 自己肯定感という呪縛

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    ほめられることによって、自分に甘く弱くなっている若者がいかに多いか。根拠のない自信と制御の難しい不安とをうまくバランスさせながら、日本人はナイーブに成長してきたし、成長する世の中であってほしい。

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    2022年01月03日
  • 「さみしさ」の力 ──孤独と自立の心理学

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    自分以外もこうなんだなぁと思い、安心した。
    本当にいつも自分が感じていることで、みんなにも読んでほしいと思った。

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    2021年11月25日
  • 〈自分らしさ〉って何だろう ――自分と向き合う心理学

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    とてもわかりやすくかったです。プロテウス的人間のところが印象に残り、こんな生き方もあるんだなぁと勉強になりました。

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    2021年11月20日
  • 薄っぺらいのに自信満々な人

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    誠実に生きる人の心を後押ししてくれる良書。本書は、タイトルの通り、能力が低いにも関わらず、自信たっぷりな人たちの特徴を説明するもの。どうも、身の回りに該当者が多い気がして手に取った。私は日頃から、能力が低い人は、能力が低いという事実を認識するところに一番のハードルがあると感じていたのだが、それに対するエビデンスは持ち合わせていない。本書を通して、私の感覚は間違っていなかっことがまず分かり、一歩前進できた。次は、能力が低い人にそれを自覚させ、能力を高めていくために、何をすべきかを学びたい。

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    2021年11月15日
  • 薄っぺらいのに自信満々な人

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    ■仕事のできない人は物事を深く考えないから不安にならない。仕事ができるようになりたかったら不安を感じるほどに物事を深く考える習慣を身につけなければならない。
    ■ものの見方が単純な人が陥りがちなのがヒューリスティック思考。
     ヒューリスティック思考とは頭の中の情報処理を極度に簡略化する思考法のこと。何か判断する際にもあらゆる情報を入念に検討するということをせずに断片的な情報や特定の情報だけに反応して直感的に素早く判断する。本人はちゃんとした判断をしているつもり。
    ■ポジティブ思考とネガティブ思考をうまく切り替えていくことで建設的な方向に積極的に向かっていくことができる。
    ■楽観的に構想し、悲観的

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    2021年11月13日
  • 読書をする子は○○がすごい

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    タイトルのような断言する書き方はなく少し残念だったが、本を読まないとどうなるかがいくつも書かれている。それだけでなくゲームやスマホの弊害といった現代の問題も交えて書かれているのでとてもリアルで良かった。
    私は小さい頃から読書をしてこなかったので空想の世界にワクワクする経験ができず、[将来の夢]というものを持つことなく30代半ばまできてしまったことに気付かされた。そのくらい読書は大事だとういことに子どもがまだ未就学の今気付けて良かった。同じ道を歩むことにならないよう本をたくさん読んで様々な擬似体験をさせて、語彙力を磨いて人生を豊かにしてあげたいと思う。

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    2021年09月10日
  • 「自分はこんなもんじゃない」の心理 「根拠のない自信」が人生を変える

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    この著者の本はいつも、私が感じていること、考えていることを明確なことばで表現してくれる。読んでいる間に非常にスッキリしてくる。「自分はこんなもんじゃない」にはポジティブなものとネガティブなものがある、「自分探し」と称して現実逃避する、「自分づくり」に注力するべきだ、と言うのはその通りだと思う。本気を出して負けると立ち直れないからほどほどでいいと言って本気を出さない、というのも最近多い傾向だと思う。偶然のチャンスがキャリアをつくる、そのために間口を大きくして待つ、目の前の仕事に一生懸命取り組む、というのは私の人生を考えてもその通りとしか言いようがない。成功者の多くがそういう道を歩いているのではな

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    2021年08月14日
  • 教育現場は困ってる

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    楽しいだけの授業、知識軽視の傾向、好きなことみつければよいキャリア教育など、教育現場で起こっていることを具体的に示し、教育改革との矛盾を訴えている。

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    2021年02月27日
  • ビジネス心理学大全

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    「成長を実感する5つのケース」「仕事を評価する9つの次元」など、モチベーションや能力を分析する切り口が多く紹介されている。目標設定や一年の振り返りなど、文章にして会社に提出する機会がしばしばあるが、上手く書けず苦手意識がある。そんな時はこの本からアイデアを得られそうだ。

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    2020年09月17日
  • かかわると面倒くさい人

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    身近な人に、いるいる。対処方法やその人の考え方などがよくわかる本でした。
    少しは上手く対応できるようになれたら良いなぁ。
    私自身、面倒な人になりたくないけど。
    拘りはもっていたい。

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    2020年05月06日
  • 母ロス 悲しみからどう立ち直るか

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    ネタバレ

    核家族化が進み、母と子の関係が密接になればなるほどその母親を亡くしたとき、ロスになりやすいという。依存関係はもちろんのこと母親を憎んでいる場合でも母ロスに陥りやすいというのに意外性を感じた。強い感情がロスに繋がるのか。また嘆き悲しむだけがロスではない。怒りや憎しみ、喪失に対して無関心もまたロスの一種だという。ロス憎しみなりやすい人、なった場合の対処法、ならないための予防法、勉強になりました

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    2020年05月04日
  • 自己実現という罠

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    大学などで行われているキャリア教育の中で、好きな事を探し、やりたいことを仕事にしよう、仕事で自己実現しよう、と伝えているが、その弊害について、警鐘を鳴らしている。
    自分もリーダーシップ開発プログラムの中で、やりたいことは?何を実現するのか?と考えることもあったが、それは経営側がやりがいを(意図的かそうでないかは別として)悪用し、会社に都合の良い社員の育成ともいえるのだな、と思えました。
    また、一方で自分も周囲に対して、同様のやりがいの強要をしていないか?を振り返り、行動をしなければならないなと感じました。

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    2020年03月17日
  • ほめると子どもはダメになる

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    「称賛」がもてはやされていると感じます。
    子供の褒め方や、褒めて伸ばす部下の育成の仕方など、巷にはそんな本が溢れているように。
    「パワーハラスメント」を恐れてか、口を紡ぐことが多くなり、中身のない褒め言葉が増えるようになってきたように思えます。

    そんな時勢に逆らうような、この本のタイトルの切れ味に妙に惹かれて、手にとり読んでみました。

    欧米から、文化的背景も考えないで、伝言ゲームのように取り入れてしまった「褒める文化」。

    褒めることの効用の書かれた本の、「ただ褒めればそれで良いというわけではない」という本の主張は、中身を読まずに、タイトルばかりが誇張されて、勘違いが世に広まってしまったと

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    2020年03月04日
  • 99%の人が知らない「内向型な自分」の磨き方

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    p.43
    人生に失敗はつきものだ。失敗というほど大げさなものでなくとも、思い出したとたんに「ギャッ」と叫びたくなるようなミスのひとつやふたつは、だれにでもあるだろう。
    そんなつまらないミスはすぐに忘れてしまえばよい。だが、内向型人間は、どういうわけかそれを後生大事に抱えこみ、ときどき反芻しては「ギャッ」と叫んでしまうのだ。
    → ぼーっとしてたりすると、不意に「ギャッ」と叫びたくなる思い出が蘇ることがあるんですが、これって僕だけじゃなかったのね。∑(°口°๑)

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    2019年10月16日
  • かかわると面倒くさい人

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    ■文化人類学者ホールは意思の疎通を言葉に頼る文化と言葉に頼らない文化があることを指摘し文脈度(コンテクスト度)という概念を提唱した。
    ・文脈度の低い文化とは人々の間に共通の文化的文脈がなく言葉ではっきり言わないと通じ合えない文化のこと
    ・文脈度の高い文化とは人々が共通の文化的文脈を持ちわざわざ言葉で言わなくても通じ合う文化のこと(遠回しな言い方,以心伝心,暗黙の了解,察し合い)
    ■心理学者スナイダーは自分自身の感情表出行動や自己呈示(印象操作のこと)を観察しコントロールする性質には個人差があることを指摘し,そうした個人差を説明するものとして自己モニタリングという概念を提起した。
    ・自己モニタリ

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    2019年06月29日
  • ほめると子どもはダメになる

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    ■我々には不安だからこそ必死になるという面がある。
    ・適度な不安は成長の糧になる
    ・不安を感じる人の方が勉強も仕事もできるということがある
    ・不安の乏しい人は危機感に乏しく,人の言うことを深く受け止めることがない
    ■不安の効用に目を付けたのが心理学者のノレムとキャンター
    ・非現実的楽観主義者と防衛的悲観主義者
    ■褒められるばかりだと,次のようなデメリットがある
    ・頑張り続けることができない
    ・褒めてもらえないとやる気をなくす
    ・慎重さ用意周到さにかける
    ・失敗を怖れる
    ・失敗を認めたがらない
    ・耳に痛い言葉がしみこまない
    ・注意されると反発し自らを振り返らない
    ・思い通りにならないとすぐに諦め

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    2019年03月10日
  • 「聴いてるつもり」症候群

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    「聴いてるつもり」症候群。榎本博明先生の著書。私は人の話を聞いているつもりでも実際には聞いていないことが多くて、いつの間にか自分が一方的に話し続けていることも多い。傾聴力皆無の典型的な「聴いてるつもり」症候群なのかも。傾聴力皆無人間、馬の耳に念仏人間から脱却するためのヒントが得られる良書です。

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    2018年09月28日
  • かかわると面倒くさい人

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    かかわると面倒くさい人。榎本博明先生の著書。世の中の面倒くさい人、面倒な人、かかわりたくない人の典型的な例を解説しています。読めば読むほど、もしかしたら自分こそが面倒くさい人、面倒な人、かかわりたくない人の典型で、「かかわると面倒くさい人」なのではという不安や被害妄想を感じてしまいました。「かかわると面倒くさい人」にならないように心掛けないと。

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    2018年07月29日
  • 〈自分らしさ〉って何だろう ――自分と向き合う心理学

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    ちくまプリマー新書らしい本。

    やさしい語り口で、具体例も多く踏まえながら、書名の通り〈自分らしさ〉について丁寧に議論されているので、〈自分〉というものに悩む高校生や大学生にはぜひおすすめしたい本でした。

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    2017年07月31日