榎本博明のレビュー一覧
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日本の子供の自己肯定感の低さは他の諸外国に比べて低い、ということは有名な話です。
では、「叱るのをやめてもっと褒めよう」というので自己肯定感が高くなるかというと全く逆だったそうです。
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私自身最近つくづく思うことですが、
子どもが大人に対してフレンドリーなのはいいことですが、
それが行きすぎて、大人を舐めていたり、奴隷や召使のように思っている子どもがすごく増えたと感じています。
彼らは悪いことをしても大人からガツンと怒られたことがないので、
問題行動がどんどんエスカレートしていく。
そしていざ大人が怒れば酷く傷ついて虐待だ、権利の侵害などという。
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「ほめて育てる」は、厳格すぎる父系社会の -
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最近は早期教育が盛んで、中でも「ほめて育てる」「叱らない子育て」が主流です。しかし、そうした親の熱意とは裏腹に、多くがキレやすく傷つきやすい若者に育ってしまっています。そうした現状を踏まえ、本書は、心理学者の筆者が、AI時代を生き抜くために、12歳までに身につけたい「社会で成功するための能力」について説明しています。
2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームス・ヘックマン氏が幼児教育の重要性を説いたことから、その重要性がますますクローズアップされています。しかし、特に重要なのは認知能力(IQ:知的な能力)ではなく、非認知能力(EQ:
忍耐力、感情コントロール力、共感性、やる気)を高めるこ -
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タイトルのような断言する書き方はなく少し残念だったが、本を読まないとどうなるかがいくつも書かれている。それだけでなくゲームやスマホの弊害といった現代の問題も交えて書かれているのでとてもリアルで良かった。
私は小さい頃から読書をしてこなかったので空想の世界にワクワクする経験ができず、[将来の夢]というものを持つことなく30代半ばまできてしまったことに気付かされた。そのくらい読書は大事だとういことに子どもがまだ未就学の今気付けて良かった。同じ道を歩むことにならないよう本をたくさん読んで様々な擬似体験をさせて、語彙力を磨いて人生を豊かにしてあげたいと思う。 -
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この著者の本はいつも、私が感じていること、考えていることを明確なことばで表現してくれる。読んでいる間に非常にスッキリしてくる。「自分はこんなもんじゃない」にはポジティブなものとネガティブなものがある、「自分探し」と称して現実逃避する、「自分づくり」に注力するべきだ、と言うのはその通りだと思う。本気を出して負けると立ち直れないからほどほどでいいと言って本気を出さない、というのも最近多い傾向だと思う。偶然のチャンスがキャリアをつくる、そのために間口を大きくして待つ、目の前の仕事に一生懸命取り組む、というのは私の人生を考えてもその通りとしか言いようがない。成功者の多くがそういう道を歩いているのではな
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「称賛」がもてはやされていると感じます。
子供の褒め方や、褒めて伸ばす部下の育成の仕方など、巷にはそんな本が溢れているように。
「パワーハラスメント」を恐れてか、口を紡ぐことが多くなり、中身のない褒め言葉が増えるようになってきたように思えます。
そんな時勢に逆らうような、この本のタイトルの切れ味に妙に惹かれて、手にとり読んでみました。
欧米から、文化的背景も考えないで、伝言ゲームのように取り入れてしまった「褒める文化」。
褒めることの効用の書かれた本の、「ただ褒めればそれで良いというわけではない」という本の主張は、中身を読まずに、タイトルばかりが誇張されて、勘違いが世に広まってしまったと