榎本博明のレビュー一覧
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ネタバレ⚫︎面倒くさい人 はどんな人か
まさにタイトル通りの人と関わる部署に配属となり、助け船だと思って読んでみた。
面倒くさい人は、変な手続き論を言い出したりして周囲を惑わすことがある。それはあまり仕事ができない人にありがちな行動なのだった。また真実を指摘しても受け入れられないというのは自分にも当てはまるなと。意見を言われても、どうしても自分が正しいと思い込み、最初は受け入れられない時がある。
面倒くさい人とどのように対峙するかを学びながらも自分の振り返りにもなった。
そういう人がいるということ、そしてそれを変えることはできないということ。これを知れたのは大きい -
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思春期の「自分らしさ」をテーマにした一冊。ちくまプリマー新書らしく、平易で読みやすいのに、今の時代に合った視点がしっかり詰まっていました。
特に印象に残ったのは、昔のように価値観が固定されていた時代とは違い、現代では“ひとつの選択を貫くこと”自体が前提ではなくなっている、という指摘。
たしかに、社会も働き方もどんどん変わっていく中で、目標が一つに絞れないことや、選んだ道が「違ったかも」と思う瞬間って誰にでもあるはず。そこを「失敗」と捉えなくていいんだと、改めて背中を押された気がしました。
中高生から新社会人くらいの、<自分らしさ>に悩みやすい時期の人には読みやすい内容だと思う。
自分を理解するって難しいけれど、他者との関わりやコミュニティの中で揺れながら探していくものなんだな、としみじみ思いました。
まだまだ試していいし、変わっていってもいい。そんな柔らかいメッセージを受け取れる本でした。 -
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この本を読む目的が「自分らしさの回答を出すため」であればおすすめはしない。筆者があとがきで「『これが自分らしさだ』という答を与えるつもりで書いたのではない。」と示しているように、あくまでも考えるための「ヒント」を授けてくれる内容である。
MEMO
・行動することで、思いがけない気づきが得られることがある。それまで気づかなかった自分の一面を発見することがある。何でもそうだが、やってみて初めてわかることがある。
・気になることには目を向ける気持ちの余裕をもつ。このような生き方こそが、変動の激しい現代にふさわしい生き方と言えないだろうか。
とにかく行動する。そしてそのプロセスで感じたことを言語化することで、自分とは何かが見えてくる気がしている。表面的なことばかりで満足せず、数穂先を深掘りして考えられる人間は、きっと自分のやりたいこと、好きなこと、苦手なこと、向いていることに気づけるのではないだろうか?と思った。
・僕たちは、過去に経験したことがらを抹消したり他の人の経験と交換したりすることはできないものの、個々の経験の重みづけや意味づけを変えることで、同じ過去経験の素材を背負いながらも、まったく趣の異なる自己物語を打ち立てることができる。
過去の出来事をネガティブにもポジティブにも、如何様にも自分らしく捉え直すことができる。高校生や大学生の時に、そのことを知っておきたかった。 -
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自分も娘も忘れ物やうっかりが非常に多いので参考に読んでみた。参考文献がほぼないので著者の経験と有名な心理実験結果に基づく論理展開がほとんどであった。
過去の「回想記憶」と未来の予定への「展望記憶」はそもそも違う分類らしい。そしてこの「展望記憶」が私はめちゃくちゃ弱い。著者もそうらしく対処法をいくつか書いてあったが、なぜそのような差が生まれるのかには言及されていなかった。そこが知りたかったのに残念。
ちなみに回想記憶が強い人は暇なときに過去の記憶を反芻したりする特徴があるらしい。これを読んで自分は過去の出来ことの反芻を全くしていない事に気がついた。ボーとする時の頭の中は未来の予定や計画、妄想ばかりで過去の出来事を振り返るなんて発想がなかった。エピソードの記憶があまりないわけだ。自分以外の人がそんな事考えていたなんて全く知らなかった。ちょっと今後暇な時に振り返る事を心がけようと思う。
内容としては過去の記憶は思い出す時に再構成される。よって現在の自分の状況の影響を多分にうけるため簡単に揺らぐ。人によって認知の歪みがあるため同じ事柄でも受け取り方も異なる。極論を言うと事実はあるが、結局人の世には意味づけしかない。だったらいい意味づけしていくしかないよね。という入口からは予想外な出口に辿り着いたのであった。 -
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⬛︎この本を一言で言うと
文化差は埋められない以上、統計的には自己肯定感は高くなくていいが、個人の認識の範囲では高くあるべき
⬛︎どんな人におすすめか
自己肯定感満々の国の話を垣間見たい人
自己肯定感が低いことのメリットを感じたい人
⬛︎購入目的
自己肯定感が低くても、新職場で自信を持って働くためのヒントを知りたい
⬛︎読書後にやること
自分が納得する形で適応できると自己肯定感が高まる
→入社前に、自分が納得する形を定義しておく!
何でもいいので習慣を確立する
→読書2冊、朝ラン3kmを年明けまで続ける
⬛︎著者と一致した主張
ほめても自己肯定感は伸びない
本来の自己肯定感は外的要因で上下するものではない
⬛︎著者と不一致な主張
自己肯定感が低さが問題視されているが、向上心の高さの表れなのだから良くね?という主張
→良くない。向上心にも健康なもの/不健康なものがある。実現できない理想を追求してしまうような不健康な向上心は、問題である。
⬛︎初めて知ったこと
自信満々なアメリカ、謙虚な日本、というお国柄の強さ
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Posted by ブクログ
ネタバレ人生を前向きに生きるためのヒントを示すことが本書の目的とのことで、どうしたら人生を前向きに生きることができるかの鍵を握るのが記憶であり、記憶の意味付けが大事だということが書かれている。
極論すると、記憶とはその当時の心理状況が大きく影響しているとともにそれを振り替える"今が幸せな状態にあるかどうか"が、大きく影響している。
後に振り返ってみたときにどういう
"意味付け"をするかによかって、その記憶がいいものになるか嫌な記憶になるかが決まる。
ポジティブな人はポジティブな意味付けができるから、思い出す記憶もハッピーなものが多く、ネガティブな人は悲しいシーンを思い出すことが多いため、辛い記憶ばかりと感じてしまうらしい。
章立ては次の通りだが、上述の内容が繰り返し書かれていて、正直、少し飽きてくる。
第1章 記憶を制する者は人生を制する
第2章 「そのままの自分」でいいわけがない
第3章 記憶は「今の自分」を映し出す
第4章 前向きになるための記憶健康法
第5章 心のエネルギーが湧いてくる記憶
第6章 記憶の貯蓄と記憶の塗り替え