榎本博明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
本書は、広く「非認知能力」の本と言ってよいと思います。
著者は、「非認知能力」とは、自分をやる気にさせる力や忍耐強く物事に取り組む力、集中力、我慢する力、自分の感情をコントロールする力など、学力のような知的能力に直接含まれない能力のことである、と定義します。
さらに著者は、非認知能力に加え、「メタ認知」が学習効果を大きく左右すると言い、 「メタ認知」とは、認知についての認知であると定義します。
例えば、教科書を読みながら(認知)、自分がちゃんと理解できているかどうかをモニターする力(メタ認知)だと言います。
最終章の第四章では、「読書と学力は密接に結びついている」とし、読書の -
Posted by ブクログ
若者がロジカルに正論できつく接してくるのに対して、人間は感情で動くものだ、と批判する内容です。くわえて若者がミスを指摘されると感情的な応答をすることも批判しています。本書はそういった始まり方をするのですが、あまり上手な論法ではないので、若者叩きの色合いが濃い。言いたいことは分かるんです。ただ、ロジカルな若者を全否定する感じがよくないんですよねえ。「最近の若者はあたまにくるなあ!」という感情を理屈で固めているかのようで、若者を敵視しちゃうのがよろしくない。
この本の著者は、場の空気、職場の空気を乱さないことが大切だと考えていました。会議で異を唱える人はけむたがられるしそう言うのは嫌でしょう? -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルに惹かれた。なんだ、中高年がキレる理由って。知りたい。誰だった知りたいだろう。
なんぜキレるんだ。普通っぽいのに、なぜ他人に迷惑がかけられるのか。不思議で仕方ない。という単純な好奇心から本書を手に取った。
公共の場で突然キレる中高年にスポットをあて書かれている。主に中高年の男性について書かれている。
キレる社会的背景について、元々キレやすいのではなく、社会がキレる中高年を作り出しているのではないかと思った。社会が作り出したモンスターは行き場を失って、、、人里に降りてきたイノシシのように害をまき散らしている。
本書では中高年の男性がどんなストレスにさらされて暴徒化しているのかが分かった -
Posted by ブクログ
私は妻から良く「なんで言われたことを言われたようにできない」と家庭内で言われて揉めることが多々ある。(仕事ではあまり無い、、、と私は思ってる)
そんな時、そのまんまのタイトルの本が本屋にあったので手に取った。
という事で指示どおりができない人の立場から読んだ。
なるほど、確かに自分にはメタ認知能力と非認知能力が足りてないようだ。
注意される事を鬱陶しいと感じ、素直に受け止められなかったのは事実。
少し自分を客観視できるようになったと、思いたい…
が、普通にこういった人達に悩まされている人が読んだ場合、指示どおりにできない人の生態を知ることはできてもあまり改善策に結びついて無かったように感 -
Posted by ブクログ
指示通りにできない=仕事の効果が上がらず 仲間 客とのコミュニケーションが上手に取れない
仕事の成果 結果が上がらないという意味あり
取り上げられているのは Z 世代という若者たちを対象にしているが他の人たちも十分 当てはまることだろう
できない理由としても ランク分がある 認知不足 非認知 メタ認知 不足
理由と対策も挙げられているがなるほどと納得してしまうほどである
本書の進行の峠 書き方は 例をあげ 具体的な会話の内容で進行していく
管理者と相談者であるが 語り口 話している内容であるが繰り返し 相手の言葉を使って話すると効果が上がるものだ
じっくり時間をかけて読んだ
とて -
Posted by ブクログ
あっさり読み切ってしまったが、改めて「さみしさ」について自問しながら考える。振り返ると、友だちはいらないとか、友達幻想というような本を読んできたが、実際、長い人生においていつでも誰かと友人関係を築けるなんて事はないのに、社会には「友情」をモチーフにした物語が多く、その刷り込みによりプレッシャーを感じたり、もしかしたら、そのせいでも「さみしさ」を感じているのかも知れない。
本書のデータではないが、友人が1人以下の60歳以上の男性の割合が57%という調査もある。より若い世代でも独身者ならば休日を一人で過ごす事も多い。周りも同様だし、無理に関係を築く必要もない。何かに所属すれば、質はどうあれ、望ま -
Posted by ブクログ
読書を楽しむ姿、スマホとの適度な距離感、何気ない日々の振る舞いが無言のメッセージとして子の心に刻まれる。親としてただ指導、指図するのではなく自らの在り方、行動が手本となるよう心がけたい。読書の深さ、情報との付き合い方、そして他者への態度まで子どもが自然に学び取る環境を作ること。それが真の教育かもしれません。
読書は人間力、創造性、向上心、を高める基盤となります。読書は思考を深め人格を磨く営みです。一方で検索という安易に答えが提供されることで自分で考え想いを巡らすことがない。スマホに囚われる生活が思考の浅さを助長している。それでは読書する人としない人との間で格差が益々広がるばかりです。親が読書 -
Posted by ブクログ
職場で口頭連絡も紙面連絡も通らず、「なぜ?」と思うことが多くなってきた時に打開策があるかもと手に取った一冊。
読んでみて、社会の中にもこういう人たちが増えていることを知る半面、その過程に関わる私たちの責任も大きいのではないかと反省。
大人にではなく、子どもたちに今の段階でできることがたくさんあると気づきを得られました。
認知能力(知能能力)、メタ認知(振り返り力)、非認知能力(自己コントロール力)を高められるように工夫を積み重ねていきたい。
※もちろん、大人からでも高められます!
私は自己コントロール力を強化していきたいです。
会話調で進んでいくので読み進めやすいものの、手立てを講じた後