榎本博明のレビュー一覧
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ネタバレ心の中に溜まり続けていた許せないという感情が私を苦しめていることを感じていたので、ちょうど良いタイトルだと思い読んでみたら、とても参考になりました。
何か怒りの感情が湧いたとき、相手の立場に立ってみること、自分は自分、相手は相手という考えがあるということ、一度冷静になる自分が必要だと感じたし、近しい相手にこそ愛を持って許したいと思えました。
父性本能と母性本能についての深掘りした内容とその宗教的な歴史も面白く拝見させて貰えました。
ただ、アンケート結果から許せない人が多いのは女性だと考えるのはやや安易だったり、歴史の深掘りが多すぎて、本当に許せない相手に対しての感情を読んで解決できるとは言い切 -
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いわゆる心理学の本。「上から目線」というキーワードを軸に、外国人にはあまりない日本人独特の「甘え」、「父性と母性」あたりから、現代の日本人の特徴を分析。
今までいろんな学者が研究してきていることなので、目新しさはないが、上から目線を気にする若者が多くなったことから話題を膨らませている。
データやアンケートに基づいたものではなく、あくまで著者の主観によるところが多いのが残念なところ。
子供が遊べる広場が都会では減ってしまったこと(遊びの中で上の子の言う事をきく、下の子の面倒をみる)、大学側の学生に対するお客様扱い等を例に出し、コミュニケーション不全の若者が増加することへの懸念を述べられている。
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心理学博士である著者がビジネスや人付き合いにおける行動の数々を心理学の観点から解説した一冊。
組織運営やマーケティングの施策や会議時の発言などを心理学の観点から改善策が書かれており勉強になりました。
そして、本書を読んで自分をコントロールすることや組織と上手く立ち回る方法を学ぶことが出来ました。
また、慮ることからくる甘えの心理や言語構造からくる初対面の人との社交性や間人主義と個人主義の違いなど日本人の特性からくるものもあることも知ることが出来ました。
そんな本書の中でも説得の方法に一面的と両面的の手法を相手によって使い分けることや日本人は人間関係も大いに仕事に影響を与えることなどは印象に -
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最近はマスコミでも騒がなくなったが、叱らない、褒めろ!が合い言葉である。騒がないというのか当たり前になったのだろうか。尾木ママを中心にこの子育てが大流行であるが、はやればアンチもあるはずで、タイミング的には出てきておかしくないときだった。
内容は、確かに、、、と思うが、教育や子育ては科学ではないため、自分の心情や感覚でものが言えてしまって、相手の意見を論理的に否定することが不可能であるので、評価が難しい。最近の若者がおかしくなったのは褒めて育てたからだという論調であるが、若者にインタビューをしているわけでもなく、結局外から「〜だろう」とかってな推察をしているだけである。
私は教育学は学問ではな -
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ネタバレタイトルがとても刺激的なのは新書のご愛嬌ということで。
実際には褒めるとと子どもがダメになるなんてこの著者は全く言っていません。
欧米のように幼い時から子どもを自立した独りの人間として尊重しており
厳しく指導している文化の中で推奨される褒めて育てる育て方を
日本のように親子の関係が密接な文化の中でただ真似して褒めて育てても
子どもはダメになりますよということを言っている本です。
あるテストを行った後に褒めたグループと何も言わなかったグループでの
その後の行動の違いなど実験を通した裏づけを元に客観的に述べているので
説得力があります。
自身4人の子どもを育ててきて同じ親から産まれても個性が -
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職場やプライベートでのコミュニケーションの取り方について心理学の観点から解説した一冊。
読んでいて、モデルケースがなんとも対応に困るものばかりであり得るケースであると感じたのともに、そのような行動をとる人の真相心理や対処法も書かれていて非常に勉強になりました。
今では付かず離れずという絶妙な距離感での付き合いというのが職場やプライベートでは求められていることを感じるとともにネットやスマホの普及で非対面のコミュニケーションが増える一方で従来の対面的コミュニケーションに慣れた世代が今の若者とのやり取りに苦労している現状も読んでいて感じました。
本書を読んで、モデルケースを反面教師として注意し