榎本博明のレビュー一覧

  • 近しい相手ほど許せないのはなぜか

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    ネタバレ

    心の中に溜まり続けていた許せないという感情が私を苦しめていることを感じていたので、ちょうど良いタイトルだと思い読んでみたら、とても参考になりました。
    何か怒りの感情が湧いたとき、相手の立場に立ってみること、自分は自分、相手は相手という考えがあるということ、一度冷静になる自分が必要だと感じたし、近しい相手にこそ愛を持って許したいと思えました。
    父性本能と母性本能についての深掘りした内容とその宗教的な歴史も面白く拝見させて貰えました。
    ただ、アンケート結果から許せない人が多いのは女性だと考えるのはやや安易だったり、歴史の深掘りが多すぎて、本当に許せない相手に対しての感情を読んで解決できるとは言い切

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    2019年11月21日
  • 正しさをゴリ押しする人

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    某評論家や某論客に対しての意見かな?と邪推してしまう。とは言え、自分にも当てはまる事もあり、これは気をつけねばと感じた。白か黒か、右か左かで物事を考えると行き着く先は「間違いは許されない」となり得る。
    本によれば正しさをゴリ押しする人とは、欲求不満でストレスが多く、自己肯定感の低い人。且つ、承認欲求が満たされない人。

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    2019年09月30日
  • 「上から目線」の構造

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    いわゆる心理学の本。「上から目線」というキーワードを軸に、外国人にはあまりない日本人独特の「甘え」、「父性と母性」あたりから、現代の日本人の特徴を分析。
    今までいろんな学者が研究してきていることなので、目新しさはないが、上から目線を気にする若者が多くなったことから話題を膨らませている。
    データやアンケートに基づいたものではなく、あくまで著者の主観によるところが多いのが残念なところ。
    子供が遊べる広場が都会では減ってしまったこと(遊びの中で上の子の言う事をきく、下の子の面倒をみる)、大学側の学生に対するお客様扱い等を例に出し、コミュニケーション不全の若者が増加することへの懸念を述べられている。

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    2019年09月23日
  • 「やりたい仕事」病

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    カオスセオリー ・・・ブライトとプライヤー
    The chaos theory of careers

    P177 クランボルツの計画された偶発性理論
    開発すべきスキル
    ・好奇心
    ・粘り強さ
    ・柔軟性
    ・楽観性
    ・冒険心

    ジェラット 積極的不確実性理論

    やりたいこと志向からの脱却

    キャリアデザインという発想からの解放

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    2019年09月23日
  • ビジネス心理学 100本ノック

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    心理学博士である著者がビジネスや人付き合いにおける行動の数々を心理学の観点から解説した一冊。

    組織運営やマーケティングの施策や会議時の発言などを心理学の観点から改善策が書かれており勉強になりました。
    そして、本書を読んで自分をコントロールすることや組織と上手く立ち回る方法を学ぶことが出来ました。
    また、慮ることからくる甘えの心理や言語構造からくる初対面の人との社交性や間人主義と個人主義の違いなど日本人の特性からくるものもあることも知ることが出来ました。

    そんな本書の中でも説得の方法に一面的と両面的の手法を相手によって使い分けることや日本人は人間関係も大いに仕事に影響を与えることなどは印象に

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    2019年07月21日
  • かかわると面倒くさい人

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    身近にいます。こういう人。自信ありそうに振る舞う人ほど、実は自信のなさの裏返し。その仕組みがわかりました。対処法は最後の最後に少しかいてあるけど結局は余計なこと言わず、関わりを持たないことが一番

    自分も面倒な人に思われないよう気を付けようと思う

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    2019年05月09日
  • 「おもてなし」という残酷社会

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    日本のような「間柄の文化」特有の「お互い様」の精神の心地よさは、おもてなしが根づいていない「自己中心文化」に発する顧客満足度優先では崩れてしまうと指摘。

    覚書
    社会心理学 井川純一らのバーンアウト傾向の職種比較(2013年)600の精神科病院対象に実施
    医療事務従事者、精神保健福祉士、看護師がバーンアウト度高く、医師、作業療法士、薬剤師がバーンアウト度が低いという結果。
    看護師の感情労働測定尺度ELIN 片山由加里 
    看護師の感情労働を探索的理解 表層適応 表出抑制 ケアの表現 深層適応の5つの因子でとらえる

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    2019年01月05日
  • かかわると面倒くさい人

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    ネタバレ

    2018/11/15 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2018/11/19〜11/20

    最近、巻き込まれてホントに面倒なことになり、2ヶ月近く振り回された経験から、本屋で見かけて即買いし、順番を飛び越して読んだ。面倒な人のタイプを10に分けて整理。読み進めながら、色々な顔が思い浮かんだ。対策に期待したが、そこはちょっと期待はずれ。でも、色々整理できて良かった。自分が面倒な人間にならないようにしないとな。

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    2018年11月20日
  • 薄っぺらいのに自信満々な人

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    今時のコミュ力について知ることができるとともに、コミュニケーション能力について再考させられた。
    意識高い系と仕事できる風という表現が面白いとともに、自分もそうなっていないだろうか?と恐ろしくもなった。

    注目点
    ・説明責任を意識する。

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    2018年11月12日
  • かかわると面倒くさい人

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    身の回りに必ず一人くらいはいるであろう「面倒くさい人」の態様となぜそうなるのか、およびその対処法を解説した本。
    この本の重要なところは、自分も「面倒くさい人」になっていないかセルフチェックを促すところだと感じた。

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    2018年07月21日
  • 自己実現という罠

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    なかなか面白かったです。
    「やりたいこと探し」の若者をディスるのではなく、「仕事で自己実現、なんて無理しなくてもいいでしょ」ということ。あと、それ(仕事で自己実現)を悪用する風潮・理論について述べられています。
    自分のところの若者がそういう思いでいたら、読んでみてもらってもいいかも、と思いました。

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    2018年07月19日
  • かかわると面倒くさい人

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    「かかわると面倒くさい人 」(榎本博明)
    無駄に細かい、すぐにいじける、やたら対抗心を燃やす、持ち上げないと機嫌を損ねる。そういった人とかかわると、イライラしてストレスがたまる。
    こんなかかわると面倒くさい人をタイプ別に整理し、かかわり方について書かれた本です。
    もちろん、理想は関わり方を学ぶのではなく、事例に書かれている内容を反面教師として、そうならないようにすることです。
    著者の榎本さん曰く、面倒くさいと思われている人は、悪気がなく、自覚もない。自分が面倒くさい人物と思われているということに全く気づいていない、と言います。

    ということは、私自身もまったく気づいていない事が多いのだろう。そ

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    2018年06月10日
  • かかわると面倒くさい人

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    これでりっぱな「面倒くさい人」になれそうだ。
    ただし、もう少し「面倒くさい人」への具体例があればよかったかな。
    続編を期待します。

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    2018年05月24日
  • 「忖度」の構造 空気を読みすぎる部下、責任を取らない上司

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    意外におもしろかった☆


    権力を持つ側が圧力をかけなくても、権力を恐れる側が自己規制したり、権力側に有利になるように物事を進めたりすること。これが「忖度」

    忖度の結果、まずい事態が生じたとしても、権力側が何かを依頼した事実はないため、言外の意図を勝手に汲み取って動いた側が悪いということになる。

    日本人は、察する力、コンテクスト度が高いため、このようなことが起こる。

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    2018年01月31日
  • 「自分のすごさ」を匂わせてくる人

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    ちょうど自分の気になっていることやもやっとしているところを指摘していて、わかる!こういう人たくさんいる!って思いながら読みました。どうして匂わせてしまうのかその心理が書いてあったり、匂わせに敏感すぎる人もいるって書いてあってなるほど、と思うところもたくさんありました。自分もやってるかもしれないな〜と思うこともあったし、うまくスルーする技も書かれていたのでこれからも適度な距離感でSNSを使っていきたいと思いました。

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    2017年10月05日
  • 「すみません」の国

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    実は欧米のほうが 「タテマエ」の世界 建前を前に押し出して相手を説得していく 日本のほうがタテマエの謝罪に否定的で 具体例が多くて分かりやすい

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    2017年07月19日
  • 仕事でチャンスに強い人は、レジリエンスを高めている

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    本を読むとレジリエンスが強い人だらけのようだけど、多くの人が、素晴らしい仕事が出来ているわけではないはず。適当に受け流している人が多く。突き詰めれば詰めるほど、真面目に考え、やればやるほど限界になる人もいる。

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    2017年05月07日
  • ほめると子どもはダメになる

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    最近はマスコミでも騒がなくなったが、叱らない、褒めろ!が合い言葉である。騒がないというのか当たり前になったのだろうか。尾木ママを中心にこの子育てが大流行であるが、はやればアンチもあるはずで、タイミング的には出てきておかしくないときだった。
    内容は、確かに、、、と思うが、教育や子育ては科学ではないため、自分の心情や感覚でものが言えてしまって、相手の意見を論理的に否定することが不可能であるので、評価が難しい。最近の若者がおかしくなったのは褒めて育てたからだという論調であるが、若者にインタビューをしているわけでもなく、結局外から「〜だろう」とかってな推察をしているだけである。
    私は教育学は学問ではな

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    2017年04月11日
  • 〈自分らしさ〉って何だろう ――自分と向き合う心理学

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    自分の年齢を考えれば、今さら~なのだが、読んでみた。
    自分をきちんと見つめてこなかったなぁ、と改めて思う。

    日本人のコミュニケーションと欧米人のコミュニケーションの違いに納得。

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    2017年02月20日
  • 「正論バカ」が職場をダメにする

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    特定の人を思い浮かべつつ読んだ。率直に言って面倒臭い。自分もロジカルだけでは人は動かせないことは理解しているつもりだが、相手があまりにも理不尽な動きをしてくると、さすがにイライラが抑えられなくなってくる。
    しかし、辛抱強くやるしかないのが現実。本当にキツイ。

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    2016年12月18日