榎本博明のレビュー一覧

  • 思考停止という病理

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    タイトルですべてを語っている本。そしてデータというよりは、著者の主張がひたすら続くんだけど、まあそうだよね〜と共感する点は多かった。日本は性善説、海外は性悪説っていうので、どなたかが調べた小学校の国語の教科書のお話のテーマの話はほんとかいな、と思いつつ気にはなるエピソード。

    思考停止はマズいけど、かといって陰謀論もヤバいしなあ。まあ陰謀論もある種の思考停止なわけだが。

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    2023年11月28日
  • 「過剰反応」社会の悪夢

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     ジャポニカ学習帳の表紙、そういえば変わったんだなと思ってたら、昆虫が気持ち悪いというクレームのせいだったと知りびっくり。確かに子どもの頃もっと可愛いのが良いと思ったことはあるが、クレームをつけようという発想にまで普通は至らない。店や企業でなくとも、どうせ話が通じないからとりあえず謝って最短で片付けようとするのは個人レベルでもあると思う。
     みんなが買っているから、行列ができているから良いに違いないと考えるヒューリスティックな情報処理はやはり失敗が多くなりがちなので、SNSに踊らされずシステマティックな思考法を心がけたい。

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    2023年11月20日
  • 60歳からめきめき元気になる人 「退職不安」を吹き飛ばす秘訣

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    マズローの「欲求の階層説」にある欲求のうち、自己実現の欲求以外は「欠乏欲求」との説明が面白かった。また、フランクルやヘッセの言葉が気になった。

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    2023年11月19日
  • 読書をする子は○○がすごい

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    改めて読書の大切さが分かる内容だった。語彙力や読解力は読書をすることでしか伸びないとのこと。引き続き、子どもの読書時間が増えるように働きかけていこうと思う。また、読みやすくためになったので、この本の著者の他のシリーズも読んでみたい。

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    2023年11月11日
  • 何でもないことで心が疲れる人のための本 「隠れ内向」とつきあう心理学

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    読んでいて、自分はまさに「隠れ内向型」だと思った。疲れてしまう、苦手だと思うことを、慎重で失敗しづらいなどプラスの価値に変換していきたい。

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    2023年10月10日
  • 読書をする子は○○がすごい

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    読書するかどうかは個人の問題ではあるが、本を読まないことで物事の理解が表面的だったり、複雑な話は理解できなかったりすることが若い人たちのあいだでうまれている。
    驚いたのは高校の国語の授業で公文書や説明書などの読み方を教えるということだ。
    同じ言葉を使っていても意味が通じない人が増えたなと思うことがあるのも読書離れが原因の一つなのかもしれない。

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    2023年09月20日
  • 思考停止という病理

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    欧米人は性悪説、日本人は性善説、ここに大きな隔たりがあるという発想はなるほどと思えた。他の本からは、先進国を含む25%は男女平等社会、それ以外の国75%は父系社会、日本は父系だったのを急に男女平等に舵を切ったために混乱をきたしているとあった。なんでもマネをするのではなく、知識を蓄え、思考して最善策を取るべきだ。

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    2023年09月10日
  • 伸びる子どもは○○がすごい

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    「親自身が自分の非認知能力を高めるには、まずは自分の現状を把握する必要がある。そのためにも、自分自身を振り返る時間をもつようにしたい」

    1番心に残るフレーズでした。子育てをしてから改めて、自分の非認知能力の低さを痛感するようになりました。確かに、親に怒られた記憶はそんなになく、兄弟もいないので喧嘩をすることも少ないなか大人になり、踏ん張れる心が足りないなと実感しています。有言実行、それを目標に、親子共々日々努力しながら一緒に成長していきたいと改めて思いました!

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    2023年09月01日
  • 読書をする子は○○がすごい

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    読解力がない子どもが多いというのは本当にそう感じる。

    読解力がなければ、教科書の内容を理解することができない。
    教科書の内容が理解できなければ、学力がつくわけがない。

    読解力を鍛えるには、読書が大切。
    幼い頃からいかに本に親しんでいるかが、大人になった時にも大きな差をうむ。

    これは子どもに伝えたいと思った。

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    2023年08月28日
  • 近しい相手ほど許せないのはなぜか

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    自分の場合許せない相手と言うのは案外少なく、そのようなタイプの人はなるべく距離を置くなど関わらないようにするのでこの本に書かれている内容はあまり自分には役に立たないかも。
    内容は脳科学とか神経系とかその辺まで突っ込んで欲しいなという希望がある。
    ちょっと物足りなかったかな。

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    2023年08月07日
  • 思考停止という病理

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    日本人は性善説を前提に教育が行われており、相手にお任せすることで悪いようにはされない風土が根付いている。しかしそれは思考停止へ拍車がかかっておりコロナ禍で強制力のない自粛要請が成り立つほどのものだった。
    上に任せておけば大丈夫、疑うのは失礼だという風土が根強く、何を言ったかではなく誰が言ったかが重視される。現状の描写は普段の生活においてまったく異議がないが、インプットを重視する原点回帰を提唱するのは疑問だ。時代が変わることで思考力を鍛えることは必要だと思うがただインプットすれば思考に繋がるわけではなくどのようにアウトプットをするか想定しながらインプットすることで、自分なりに噛み砕ける部分はおお

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    2023年07月24日
  • 体育会系上司 - 「脳みそ筋肉」な人の取扱説明書 -

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    ネタバレ

    印象に残った点
    - 体育会系は、認知的複雑性が低い。
    - 長所のみを説明する方が良い。(短所を言うと、「それじゃ良いか悪いかわからないじゃないか!」となる)
    - ちょっと疑問を口にしただけで「逆らう気か!」となる。
    - 人物評価は、いいやつか悪いやつかしかない
    - 複雑な他人を理解したりしないので、自分を理解してもらおうと思わない
    - おだてとか、「頼りにしてます!」みたいな情に訴える感じが効く

    やなやつだな〜としか思えないけど、勉強になりました。ストレス耐性が強い、社会構造に疑問を持たない、みたいな点は羨ましい気もするけど、そうなりたいかと言うと微妙…。

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    2023年07月03日
  • 思考停止という病理

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    礼儀正しくて、従順な日本人。政策に対して不信感を抱いても他国のように抗議デモから暴動に発展することはない。アメリカのような自己主張は慎み、良好な人間関係を好む。また、教科書から性悪説が読み取れる中国に対し、日本は人間不信になるような教え方はせず、性善説を掲げる。
    著者は、こういった良さげに思える日本人の特質、文化・習慣が「思考停止」を招いていると警鐘を鳴らす。
    要するに、何でも「お任せ」にする習慣があるというのだ。
    その上で、自らものごとを考え、判断し、行動しなければ、都合よく利用される危険性が高いと主張する。
    著者は、また、近年の教育が「思考停止」を招いていると論じる。
    英語教育を引き合いに

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    2023年06月13日
  • 自己肯定感という呪縛

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    ネタバレ

    とにかく自己肯定感を高めれば良いと言う風潮に疑問を持っていたところに、この本に出会った。

    本当は力がないのに「自分ならできる」「僕はすごい」といった空想の自信は、ただのナルシズムであり、不安なことはやらない、自分に固執するといったようなマイナス効果を生む。

    日本人は謙虚な姿勢をもつことが良しとされる間柄の文化であり、欧米のような自己中心の文化とは異なるので、調査によって自己肯定感が低くなるのも当然である。

    本書にもあるように、キーワードは向上心と好奇心。いろいろな体験を通して、挫折や失敗を繰り返し、粘り強さをつけていくことが大切。自己肯定感が低いということは、現状に満足していないというこ

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    2023年04月18日
  • 読書をする子は○○がすごい

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    読書している子どもが優秀になりやすい事を色々な視点で述べている書籍。
    本が知的好奇心を拡大させるよいツールなのは間違いない。
    現代人はデジタルコンテンツに支配されて、知的好奇心が薄れているかも。
    確かに本を介して、得た創造性は多様な効果がありそう。

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    2023年04月15日
  • 「正論バカ」が職場をダメにする

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    「正論で人は動かない、人は感情で動く」この言葉に激しく同意して軽く流し読みした。

    仕事などのコミュニケーションで、正論が全てではないのは確かだ。
    お客との交渉や仕事の円滑化、部下を含めたチーム内のモチベアップ、社内コントロールのためにも、共感力と正当な評価などを意識してやっていきたいと思う。

    仕事で命令的、論理的なコミュニケーションに頼ってる人は一度手に取ってみることをおすすめ。

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    2023年04月09日
  • 承認欲求に振り回される人たち

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    ネタバレ

    承認欲求を否定せず、うまく付き合っていく方法。
    SNSについての説明が多い。根っこは「見捨てられ不安」「愛着障害」。
    リアルな人間関係の対処法を期待したけど、そういう本にはなかなか出会えない。

    ・現状への不満が強く、自身がなく、「見下され不安」の強い人ほど、「上から目線」に過敏になっている
    ・しっかり自分と向き合い、いい人でいようと無理をしすぎないことが大切
    ・合う相手、合わない相手がいて当然だと割り切ること

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    2023年03月05日
  • 勉強できる子は○○がすごい

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    自分をモニターする力がある子は伸びるとのこと

    言ってることはすごくわかる
    日記や読書、大切なところにマーク
    日々疑問をもって探究心を
    自問自答

    ただまだ低学年の子供にはどんなアプローチを
    したよいかまで具体的にはわからなかった
    本人がやる気になってることをやらせて
    親は本書の内容を意識しながら
    そのサポートをしたい

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    2023年02月11日
  • 何でもないことで心が疲れる人のための本 「隠れ内向」とつきあう心理学

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    人間は「内向型」と「外向型」のどちらかの性質を持っている。
    ただ、「外向型」の性質をスキルとして学んだ「内向型(隠れ内向)」の人もいる。

    そう考えると、内向型の人は思っているよりも多いだろう。
    そんな内向型の特性を肯定して、自信を持たせようとする本だと感じた。

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    2023年02月10日
  • 勉強できる子は○○がすごい

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    メタ認知できる子供は社会的に秀でる。
    人間関係、勉強においてできる子に。

    メタ認知 別に言えば 自分が今どういう状態かどういう感情かの自己モニタリング力、相手がどう思うかの想像力
    第三者のように自分に気づき振り返る

    メタ認知力の大切さが9割を占め実際の育み方は1割、内容も一般的。メタ認知力が低いことと子供であることは同義でもあるのでその子供にメタ認知を向上させることが難しく大切さよりその方法を深掘りしてほしかった。

    子供に日記、読書をさせる、自己モニタリングをお
    実践できる質問をする。

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    2023年01月05日