【感想・ネタバレ】傷つきやすくて困った人のレビュー

あらすじ

異常に傷つきやすい人がいる。何気ない他人の言動に過剰に反応する。だから周囲は困ってしまう。本人だって、わざと傷つこうとしているわけではない。傷つけばつらいし、できることなら傷つきたくない。本書では、数々のベストセラーを輩出してきた心理学博士が、傷つきやすい人の行動の特徴を浮き彫りにしつつ、その背後にある心理メカニズムを解剖していく。自分は傷つきやすいタイプだという人に対しては自己コントロールの方法を、傷つきやすい人物が周囲にいて困っているという人には対処法を、それぞれ提示する。

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Posted by ブクログ

社会に出て約10年経ちますが、うつ病を発症する程の人間関係に悩まされました。なんで「うつ病」になったんだろうと、ようやく冷静に考える余裕が出てきたので、この本を読んでみました。

傷つきやすい傾向に同意することが多く、改めて真から自分と向き合い始めることができました。対人不安、自己犠牲が強くなってしまった今だからこそ、自身の考え方、認知の仕方を変えていこうと決心しました。この本に出会えて、本当に良かったです。

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2024年11月04日

Posted by ブクログ

 『他人を引きずりおろすのに必死な人』とも重複している箇所も多く、結局は自分への意識が向き過ぎていることが共通項か。攻撃的な人は逃げる・距離を取るしか対処策がなかったが、傷つきやすい人の場合はネガティブな思考を長所と捉える。悪く言えば深く考えないポジティブ思考タイプより正確に物事を評価することができるという。周りに傷つきやすい人は少ないが、そんな捉え方はしていなかったので、ポジティブ=正義と安易に考えず、長所を伸ばしたり目を向ける思考にスイッチしたい。

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2023年12月02日

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