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Posted by ブクログ 2012年09月09日
日本社会は「ホンネ」と「タテマエ」の二重構造でできており、この構造を理解していないと、コミュニケーションに支障をきたすという話。海外との比較で、この手の二重構造は悪く言われることが多いけれども、社会から争いを減らす意味で、むしろ上手く機能している側面を特に強調している。また、近年の日本では、タテマエ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月25日
日本に帰国して早い物で7年…今だにコミュニケーションで戸惑う私には目から鱗!欧米は言語文化(言った言葉に責任がまとわりつく)のに対して、日本はそうではなく、言葉にそんな責任はなく、その場、その場の状況に合わせて受け応えをする状況連動文化。言葉にあまり責任は無いらしい。
なんてお粗末な!と、思ったけど...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月10日
書店で手に取りパラパラ眺め、面白そうだったのでそのままレジへ。読後、生きづらさを感じながら生きる現代日本人の一人として本書に関心がいったことをそれとなく気付かされたように思う。
ここに書かれていることは何も珍しいことではない。日本人であれば誰でも経験的に気付いているようなことが対象とされている。こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月13日
世間でよく聞く「日本人は自己主張がなさすぎる」というマイナスな意見。
確かに諸外国と見比べるとそうなのかもしれないけれど、そこには日本独自の「文化」と「社会」に深く根付いた然るべき理由がありました。
別に自己主張が苦手でも、やたらめったら自己嫌悪する必要はないというわけですね。
読み終えてから改...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月11日
気が付くとうんうん頷きながら読んでいた。
「わかりました」と「はい」の使い方については、的確すぎて思わず笑ってしまった。
どうしてもっと効率よく出来ないのだろう、というような無駄な話し合いには "満足感を与えて一体感を醸し出す" 意味があるらしい。足並みそろえてというわけか。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月10日
ついつい自分もいってしまう「すみません」。
その日本人にある背景を分析してくれる一冊。
結局は、同一民族で外からの攻撃も少ない島国においては、言葉により相手を理解することや闘うことをあまり必要としない環境に育ってきた。それゆえ、もっとも大事とされているのが「場」「空気」となり、おかしいと思いつつもそ...続きを読む
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