【感想・ネタバレ】上司の常識は、部下にとって非常識のレビュー

あらすじ

理解できない部下の行動の裏にある心理が手に取るようにわかる

いつの世も言われる「最近の若者は・・・」という言い回し。
生まれ育った時代背景が違うだけでこうも違うものなのかと嘆く人も多いはずです。

「気遣いは 昔上司に 今部下に」
というサラリーマン川柳が話題になったように、
とくに会社における上司-部下の関係においてはお互いの認識のズレは大きく、
仕事の業務よりも人付き合いに疲弊している職場を多く見かけます。

この本は、上司-部下間のお互いの認識のズレが起きたとき、
お互いが何を考え、なぜすれ違ってしまうのか、どう対応すればわかってもらえるのかを、
心理学の視点から説いています。

心理的な負担が大きい“人の問題”がクリアになり、結果を出すことだけに集中したい方、ぜひご一読ください。

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Posted by ブクログ

生きるため、欲しいものを買うためにどんな叱責にも耐え働き続けてきた上司と、小さな頃からキャリアデザインを意識し、やりたい仕事を一生懸命探し、自己主張する事を良しとされてきた部下。環境、価値観が異なることによるギャップをどう上司側が埋めるかを記した書籍。
上司が困ることは、ある程度予測がつくものではあったが、読んで改めて、上司の本当に求めていることを汲み取って働こうと感じた。しかし、鵜呑みにはできない点もある。定時で帰ることに関しても、仕事を終えられていない人が普段どれだけの熱量でもって仕事に臨んでいるかも考慮するべきだと考える。また、人の仕事に気を回し過ぎて、残業する雰囲気を作ってしまっては本末転倒であると考える。いずれにしても、自分の中でバランス・軸を持ち、仕事に臨む事、流されない事が重要であると感じた。

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2015年04月11日

Posted by ブクログ

要するに、上司が部下に接するときには、世代の違いと立場の違いを踏まえなさい、ということだと思います。

とかく若者は「最近の若い人は…」と言われがちですが、世代が違えば育った環境が異なるわけで、その結果として、世代が上の人が若い人を理解できない状態になるのは、もっともなことだと思います。

だからこそ、自分と若い人では違うことを客観的事実として認め、その上で接していくことが大切になるのだと思います。
部下にわかってもらおうとすることよりも、部下を理解しようとすることの方が大切な時代になった、と言ってもいいのかもしれません。

0
2015年02月26日

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