入間人間のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ六章あります。
最後に繋がるんですが、一章一章の主人公の自問自答な感じです。
まぁ、ぶっちゃけ、読みづらいです(笑)
それでも、心に響く部分が多くあったので、★四つです。
北本食堂の元店主、北本のおじいちゃんがネットに「カツ丼作れますか?」のトピックを立てたところから始まり~
一章はニートで駅でギター弾いてる姉ちゃん、ギョアッチョの話。
二章は、北本と、北本の同級生竹仲の話。竹仲は各務原書店の本を常習的に盗んでいて、ある日北本の出前のカブを盗もうかと邪な考えを抱きながら、北本と一緒にいることで、良心が芽生えたのか、各務原書店で盗んだ本、総額六万七千二百円を北本食堂でバイトすることで返済するお話
第三章は、両親が共働きで、母さんがカツ丼、焼きそば、チャーハンしか作ってくれないから家出する。っていうドミノの話。そこに二章の竹仲の弟登場。
第四章は、各務原書店のニート息子の話。せっかく竹仲がバイトして返済した六万七千二百円を各務原は落とした。
第五章は、北本のおじいちゃんの話。この老人の奥さんが亡くなったことで、老人は食堂を離れたんだけど、娘が切り盛りしてて、私の居場所は食堂にはないんだ…。的な感じで、家出小学生、ドミノに出会ってドミノからスーパーで働く母親を見てきてほしいと頼まれ、そこにはドミノの母親に怒られながら各務原が働いていました。老人と各務原は散歩友達だったので、各務原が「七万近く落としたんですよね~」なんて話をし、ドミノに助言してドミノは帰ることになりました。ドミノは各務原の落とした六万七千二百円を拾っていて、それを宿泊代だと言って渡しました。
第六章は、みんなでオフ会です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレオーバーヒート気味の安達がとにかくかわいい!
良くも悪くも、それだけのシリーズ。
クリスマスのお話だけれど、クリスマス特有のキラキラした浮遊感は感じない。現実のよくある一般家庭のクリスマス、その延長という感覚。
百合要素を除くと鋭く現実味のある心理描写が唯一の(そして最大の)見どころなシリーズのため、あまり浮足立たない、現実離れしていない中でのささやかなイベント感が楽しめる。小さいけれど確固とした幸せ。
宇宙人は無理に絡めなくて良いかな。。
ヤシロのキャラは嫌いではないのだけれど、上述の理由から非日常感を振りまかれるとちょっと幻滅してしまう。
そして未だに下の名前が解らない二人。
見守りたい。
あとは仲良しモブ二人が昇格してきた感じ。
永藤ちょっと好き。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ瞳に関する短編集でどれも片想いな話です。
とはいえ、あっさりした青春な話ばかりでなくて「にゃんと素敵にゃ」を除くとそれなりに暗い展開が待ち合わせしている。特に「ひかりの消える朝」「みんなおかしい(ぼく含む)」あたりはちょいとぐろめなシーンもあったりするかもしれません。
# ひかりの消える朝
ひどく疲れている時に読んだせいでもあるけれども、どこまでいっても彼女の一番にはなれず、特別になれず、それでも特別だったけども、そんなどうしようもない現実が僕を突き刺していった。彼らはまだ子供だから物語はまだまだここから続いてくといいなと思うのでした。
# 静電気の季節
失なったものが大きいほど生きる世界が変わってしまう。それでも現実を見ようとする彼女に惹かれてしまうね。お互い片目を失ったもの同士彼女は同情だなんていうし、似たもの同士だからなんて言うのだけど、決してそんな理由ではなくて、出会った瞬間からはじまっていたんだと思いたい。良い話。
# みんなおかしい(ぼく含む)
若干ミステリ感な展開。強い想いというのは怖い。例え体の一部だとしても。
# 瞳のさがしもの
ぼくはこれがたぶん一番好きだ。いやでもこれは小さいときにフラグがたってるじゃねーか。振られるだけの人生で、上手いこと行きそうな流れなんて全部うそっぱちである。そんな人の話。
失明するかも、なんて現実をつきつけられて、その時点で上手いこといってれば違うかもしれないけど、恋愛ってところには大きな壁が見えてしまう。関係ないなんていうけど現実は厳しい。そりゃもともと厳しいからね。仕事なんてやってられないさ。
そうとはいえ希望は残ってる。そんなことをまだまだ思えているのです。
## にゃんと素敵にゃ
「な」が「にゃ」になっててときどき読みにくいのは仕様です。やっぱり最初の言葉は大きい。最初の素直な言葉はずっとずっと心に残る。だから、一途って素敵でややこしい。