入間人間のレビュー一覧

  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7 死後の影響は生前

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    ネタバレ

    前巻で完結したと思ったら、しっかり続いていた本作。
    作者の思う壺だった模様です(あとがきより)。
    今回は「僕」ではなく、湯女が語り部で進んでいきます。
    最後に「僕」に戻りますけども。
    で、事件そのものはゲーム的に殺人をやって、ゲーム的に犯人推理をしようとした連中に割り込んでいってしっちゃかめっちゃかにしてしまいます。
    そもそもマユが一人を拉致監禁したのがしっちゃかめっちゃかの原因でしょうが。
    そして結局のところ、ほぼ全滅なのですが、そのあたりの描写は無し。
    こうなるだろうって予測と、そうなったという結果が語られます。
    「僕」が事件に関わった部分が少ないのと、湯女の言動パターンがちょっとアレなの

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    2012年05月24日
  • 昨日は彼女も恋してた

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    前半は星2、後半が星4、ラストが星5。
    タイムトラベルものだけど、小難しい理屈は清々しいほど無視。

    幼馴染みのボーイミーツガール、子供の行動が微笑ましい。

    劇的な展開は少なく過去に思いを馳せて懐かしがったり雰囲気は穏やか。

    ラスト一文の引きで下巻購入を決意した。

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    2012年05月22日
  • 明日も彼女は恋をする

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    やられた・・・
    もう一度上巻を読み直してこなくては。
    表紙絵のトリックにも今頃気がつくなんて自分間抜けすぎだ。

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    2012年05月10日
  • トカゲの王I ―SDC、覚醒―

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    これにて入間人間デビュー。(この著者の作品を初めて読んだ)
    「リペイント」という能力を持つ主人公トカゲ(SDC)が、ずっと憧れていた非日常にはずの巻き込まれ、そっち側にいくことを決意する始まりのお話。
    あとがきにあるが「中学生」らしさ、それも「中二病」の痛さをひしひしと感じ、どこか共感しやすく、どこか恥ずかしくなる、そこにリアリティがあると思う。

    場面ごとにさまざまな登場人物の主観に切り替わり、時間軸もある程度ばらけていくために、読みながら少しずつ「あの夜」の全体像が見えてくる。

    戦闘は結構痛ましいものがあるが、活字のみなので比較的不快感はなかった。この巻の登場人物のうち半分は離脱してるの

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    2012年05月09日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん2 善意の指針は悪意

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    前回,宿命のライバルと一戦交えたみーくんは入院中.
    まーちゃんも一緒に居るために自傷して入院中.
    そんな中,まーちゃんが死体を発見して….

    という話.
    また引き込まれてしまったよ….
    うん,面白かった.

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    2012年05月08日
  • 時間のおとしもの

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    結局のところ、時間のせいにしてやり直したいとか未来に期待したりだとかを願うのではなくて、そんなことを考えても自分の力でどうにかしないと結局願いは叶わない。意味がない。とりあえず今のまましっかり生きていきなさいということかなあ。あとは入間さん自身の「時間」についての考察が混ざっているようにも思えて楽しかった。

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    2012年05月06日
  • 電波女と青春男(2)

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    宇宙人の町の、地球人の物語第二巻

    今回は、各登場人物の視点で一つの物語を追う形式
    読み進めると、話が繋がって行き、細かな発見が多くあります

    あれですな
    人間、地に足つけて、懸命に生きるしかないってことです

    ちなみに、ツィオルコフスキーは、ロシアの科学者で、宇宙やロケットの開発をした人です

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    2012年04月28日
  • 時間のおとしもの

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    知恵熱でそう・・・
    いい意味で・・・
    考えさせられた

    時間がテーマですが、どこか親しみやすいところがあります
    日常に沿った内容だからだろうか

    時間って不思議ですね
    「未来を待った男」の中では、時間が通る道があり、それをさかのぼることでタイムスリップができる、といった話がありましたが、
    実際、「時間」という概念について私たちの知っていることは少ない

    本当に時間の通る道があるのかもしれないし、
    時間というのは私たちが感じているだけで、本質的には何もないのかもしれない

    でも確かなのは、私たちが皆平等に、時間という束縛から逃れられないということ
    おそらく、時間の正体は人間の、少なくとも僕の知り

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    2012年04月14日
  • 僕の小規模な奇跡

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    日常って、奇跡の連続なんですよね
    今ここでこうしていることも、多分すごい奇跡
    一つ一つの奇跡は小規模でも、それが無数に重なったとき、その確率は、分母がいくつになるか分からない

    タイトルをふまえてこの話を読むと、そんな奇跡をチラホラ感じた

    一見二つの物語が平行しているが、
    実は平行ではなく、徐々に近づいていく。
    綺麗な構成でした。

    確かに内容のボリュームのわりに、文章が長い気もしたが、
    その分いろんな表現が楽しめたから満足
    章題カッコイイ!

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    2012年04月22日
  • 時間のおとしもの

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    お話としては「未来を待った男」が面白かったけども、気怠い日常を刻む時間と隣り合わせの「特別」に気づかせてくれる、素晴らしい雰囲気の表題作「時間のおとしもの」が凄く好きだった。

    他の短編と違って表題作だけSF要素皆無なのも、結局現実を見るしかない事をいつも教えてくれる入間作品らしくて良い。

    輝いてます、日常。

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    2012年04月06日
  • 電波女と青春男(7)

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    ネタバレ

    入間人間さんの操る独特の主人公視点で彩られた物語も、いよいよ大詰め。電波女と青春男、7巻。
    内容的には短編の連続のイメージ。
    りゅうこさんエンドとひいおじいちゃんエンドが切なかったため、前川さんエンド大推し!笑
    本編ではいまいち矢印を向けているのかわかりづらいところもある前川さんでしたが、文化祭からの前川エンドで、私以外にも前川さんファンは増えたのでは?と思います。
    もちろん本命はエリオなのですが、ひいおじいちゃんエンドは口調からしてもう切ない…
    幸せなはずなのですがところどころ終わりが見えている感じが苦しい。
    そして個人的にはもう少しいちゃいちゃして欲しかったのですが、それは八巻のお楽しみと

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    2012年03月21日
  • 僕の小規模な奇跡

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    わりといつもどおりの入間作品といった感じです。
    どいつもこいつもぶっとんだ性格してるのに・・・美男美女は得ですね。
    文量が多い上に、淡々とした文章でぬるっと流れてゆくので人によっては読むのが辛いかもしれませんが、彼女のかわいらしさだけでも一見の価値ありです。

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    2012年03月14日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり

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    久々にみーくんとまーちゃんがメインの話を読んだって気がします。特にまーちゃん。
    読みづらい文章が多々ありましたが、ページ数がそこまで多いわけでもなく、上下巻なので私はキツくはなかったです。

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    2012年03月14日
  • 時間のおとしもの

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    短編集。
    他作品とのクロスオーバーがあり楽しめた。
    先入観によるどんでん返しも好き。

    あとがきにあったように時期的な事情で載せられなかった短編もいつか文庫収録してほしい。
    凄く好きだから。

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    2012年02月20日
  • トカゲの王II ―復讐のパーソナリティ<上>―

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    ネタバレ

    ナメクジさんのバーサークぶりが良いなあ。。普段の冷静さとのギャップが。
    三人称視点の入間氏も私は全然平気。シリーズモノとしては今のところみーまー>>花咲>>>トカゲくらいな感じ。ノンストップに面白かったけど前巻よりは淡白めでライトな感じ。☆3.5で切り上げてよっつ。

    巣鴨嫌われてそうだけど好きだなあ、、氏の描く「ブレない」人物が凄く好き。

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    2012年02月13日
  • トカゲの王I ―SDC、覚醒―

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    電波女で入ってブリキ絵でジャケ買いしてうげーとなる人が続出する、というかしてる予感しかしない。。そんな過酷な裏切りに遭ったような気分にすらさせるこのイラストレーターのミスチョイスぶりも、計算ずくだったりするのだろうか。だとしたら感服せざるを得ない。。
    表紙からそんなに過剰な期待はしてなかったのだけど、予想以上にアレな内容で非常に面白かった。色んな意味で中二っぽいというか物凄く痛い。
    痛い描写が読みたい人にはオススメ。書店で2巻と同時に新品購入。

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    2012年01月25日
  • バカが全裸でやってくる Ver.2.0

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    面白く読めた.

    「少女不十分(西尾維新)」を読んだときにも感じたが俺はこういうメタな視点が好きなのかもしれない.

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    2012年01月21日
  • トカゲの王II ―復讐のパーソナリティ<上>―

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    話が複雑になってきた感じです。

    入間作品はみーまー以外はほぼ読んでいなかったのですが
    1巻を読んで微妙だったけど今回読んで、
    続きも買おう思いました。

    トカゲ君がどうなるのか見ものです。

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    2012年01月17日
  • トカゲの王II ―復讐のパーソナリティ<上>―

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    前巻に比べれば格段と面白かった。読みやすかったし理解しやすかった。著者ならではの場面転換の多さにも慣れてくれば苦にならない。それに話を形作るのはもとより上手だから分かれば面白いのが多い。

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    2012年01月15日
  • トカゲの王II ―復讐のパーソナリティ<上>―

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    登場人物が多くてそれぞれの関係性を把握するのが大変でした。
    石竜子が写真を見て報酬としてもらおうとした人物って誰ですかね。

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    2012年01月13日