入間人間のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ライトノベルにてをだしてみむ
みーくんみーくんとすがるまーちゃんがかわいい
でもあれだよね、本当に、みーくんじゃなくても、彼女を助けてくれるだれかなら誰でもいいってのがね、皮肉ね
「『やめてよ』」
「それだけで、
僕は、みーくんじゃないんですか。
優しくなければみーくんじゃなくて、
いつでもまーちゃんの相手をしていなければみーくんじゃなくて、他の誰かと触れ合えばみーくんじゃなくて、
みーくんじゃなければ、僕じゃないってか。」
「『うん、そのうちね』
機会がないことは確定しているのに、平気な顔をして約束する。
面白味のない虚言だ。
現実味というものに溢れすぎた毎日を嘘で艶やかに彩るのがフィ -
Posted by ブクログ
「三月三十一日。マユが破綻した」
その事をきっかけに、冒険を兼ねた探索とマユを直す為の模索をする為に自分の意思で昔の家に行く事になるみーくん。
そこには新たな家族が住んでいて、みーくんは毎度の事ながら事件に巻き込まれる。
冷淡すぎる大江家の人々、大江家という完全密室に閉じ込められたみーくんと何故かついてきた伏見。
この狭い世界の中で繰り広げられる壮大な入間節は、今回も健在でした。
というか、言ってしまうと、前巻で伏見ファンになった人は絶対に買いです。不謹慎ですが、可愛すぎです。
今回のヒロインは伏見と言い切っていいでしょう、みーくんは浮気は嫌いだと言っていますが。
そのせいもあってか -
Posted by ブクログ
溺れている時、手や足をバタバタと動かすと余計溺れてしまうから一旦落ち着いて手足を動かさない方がいいという。
ダメだ、ダメだと思いつつも気持ちはそのダメな方、ダメな方にばかり向かって行く。皮肉なリバウンド効果である。
物語や構成として新しいものであるとか、目立つものはない。この作品はそこがいい。奇をてらっていないから、まっすぐに突っ込んでくるのだ。
あとがきによればこれはラブコメ、ではあるらしい。確かに笑えるところもあるのだが、その比率は全体の一割程度で、あとはもう溺れていく二人の姿しか描いていない。この二人どうなっちゃうんでしょうね……。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ僕
羽生田順。愛知県の塩釜口駅から五分の大学に通う。クレープ屋台でバイトする中村さんに片想いし長い坂を上り、瞬く間に『ぼっちのと成り果てた。経営学部。
中村さん
クレープ屋の店員にして同大学の環境創造学科に所属。僕の片想いの相手。
笹島康夫
同大学の同学部に属し、僕と同じ目的でクレープ屋台に通い詰める男。レンコン男。
保険医
養護教諭。第四講義棟の開かずの部屋の秘密基地の鍵を渡す。
田才
第六講義棟で運営されている第2食堂の隅にいる。
大学内を清掃するオッサン
同じ学部で隣に住んでいる後輩
森川豆
友達会を運営している。
女子大生
法学部。
女坊主
お墓で本を読んでいる。
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Posted by ブクログ
ネタバレ主人公が夜に出歩いている同性の教え子に出会い、放っておけずに深入りしていく話。
主人公が教え子を気になり始めた理由ははっきりとは描写されていないものの、母親の身勝手さや容姿、甘え上手さなどから察せられるようになっていた。正直、上記理由だけで好きになって葛藤は描かれているものの超えるべき一線は拒まずに確実に超えていくのは、主人公が既婚であることを踏まえると、どうもノリが軽く感じられ、いまいち話に感情移入がしにくかった。結局、主人公は教え子を人として大切にしたいのか恋愛的な歩みを進めたいのか、態度がはっきりしないのがもやもやした。信頼や安心ではなく優越と嫉妬で付き合っているように思えた。
物 -