入間人間のレビュー一覧

  • バカが全裸でやってくる

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     コミック版との違いが気になったので購入。
     コミック版と同じく熱量が伝わる作品でした。小説版では小説家になろうとする「僕」と周り、そして投稿された小説に関わる人物たちを書いていました。どいつもこいつも出てくる登場人物全員が才能に振り回されながらもあくまで「小説」を中心に人生回していってる小説バカどもでした。

     コミック版のあとがきで入間先生が語っていた結末通り、小説らしい終わり方。あえて「僕」の結果を教えず、書ききったところで作品自体が彼から離れていく。なんとも歯がゆい展開だが、この小説の表題作である「バカが全裸でやってくる」からすれば別に結果なんて宙に浮いたって関係ないかと見終わったあと

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    2013年02月19日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望

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    まーちゃんがみーくんの絵を描こうとして壊れた.
    破綻したマユを直すため実家だった場所へ.

    相変わらずみーくんの周りには変人が集まるなぁ.
    誘蛾灯的な能力があるんじゃないだろうか.

    「殺人犯と一緒に入られるか!俺は部屋へ帰らせてもらう!」
    死亡フラグを立てる男.

    殺人犯扱いされるみーくん.

    そしてまさかの「後編へ続く」
    いや,コナン君的には解決編ですかね?

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    2013年02月19日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の主柱は絆

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    ネタバレ

    欲望と倫理と回帰の話。大江家編後編。例によって新参者と退場者の人数に大差がない。極限状態におかれた人間たちがかつての仲間たちを貪るというのはホラーではよく目にする趣向だケド犬歯を剥き出しにして動物的な本能のままに襲い掛かるパターンが殆どなのに対し、彼女の場合は目の前にぶら下がった餌をじぃっと睨め付けているような不快さがあって余計に不気味だった。中学時代の俺がたいそう好きそうなので逆タイムカプセルでも開発された暁には手元に郵送してあげたい・・・あっ、嘘だけど

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    2013年02月15日
  • 電波女と青春男(4)

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    ネタバレ

    主要キャラクター達の短編集。

    リュウシさんも、前川さんも、おっさんも、にわちも、どうにもならない過去をどうしようもなく引きずって、息苦しそうにしています。
    悩みが消化されていく経緯は人それぞれですが、至った心情には共通するものがあるように感じました。
    それは、今をしっかりと生きること。
    「空飛ぶの諦めて、地面走れ」
    言い放つ本巻で最も幼いエリオが、そのことを一番よく分かっているように思います。
    幼いからこそ、かな?
    おにーさんおねーさんは成長した分、余計なことも考えてしまうものなんです。
    そんな思春期爆発な悩みが大好物な自分としては、とても楽しむことができました。
    「うだうだ考えてないで何か

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    2013年02月11日
  • バカが全裸でやってくる(2)

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     バカ全裸完結。くすぶり続けた夢が見事に昇華されたいい作品でした。内容を入間先生は小説版バ◯マンを目指したとあとがきで言っていましたが、向こうは完全に天才そして少年ジャンプマンガらしい順調ぶりを見せつけてただけに感情移入できなかったが、『バカが全裸でやってくる』は良い意味でバカなとこに好感がもてました。
     考えても、考えなくても、漠然とした未来に不安だらけで立ち向かっていかなきゃいけない。そんな自分との戦いに逃げず全裸になるほど全力で突き進んだ「僕」に感動しました。
     1巻でいった井田先生なりのマンガでの仕掛けというのは1話以降のバカの存在だったのか、2巻の途中にあったライトノベル大賞の選考シ

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    2013年01月29日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

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    ネタバレ

    映画後読みました。
    映画はまぁまぁでしたが、話の内容は好きだったのでわくわく読みました。

    映画一本=一巻目ですね。

    素敵でした。
    久々にラノベを読みましたが、
    すらすら読めますね。
    そこがライトノベルの魅力。
    みーくん好きでした。
    素晴らしい語りてです。

    ただ動きが分かりにくい。
    殺人犯との攻防の動きがよみにくかっです。

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    2013年12月02日
  • 僕の小規模な奇跡

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    登場人物の性格が、作者の他の作品の登場人物に似ている気がします。特に兄の性格が他の作品で見た気がします。作者の性格なのでしようか。
    実際に居たら相当破天荒な性格ですが。
    登場人物が、それぞれ個性的で楽しいです。兄妹の恋愛と日常の話ですが、キツい性格の彼女とのやり取りや、ハンサム丸とのやり取りも楽しいです。
    長さを感じず楽しめました。なので、
    文庫版で追加の部分は、個人的には有ってうれしかったです。

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    2013年01月14日
  • 電波女と青春男

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    エリオ可愛い――――♡
    それに女々さんもけっこう好き。
    リュウシさんのテンションが可愛くてちょっと活用ww
    とにかくエリオ可愛いです!

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    2012年12月28日
  • 電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版

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    なんとセルフリメイクです.
    「エ○○ン○○○ン新劇場版 序」みたいなアレです.
    しかも.破とかQに続かないという….
    というわけで,ちょっと違う電波女と青春男の1巻みたいな?
    2冊を読み比べてまちがい探しすると面白いかもしれないしそうじゃないかもしれない.

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    2012年11月24日
  • トカゲの王IV ―インビジブル・ライト―

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    金で雇われた殺し屋たちが殺し合う中、目の色を変えるしか取り柄のない少年が生き残り復讐を謀ろうとする話の4冊目。主人公は教祖さまになろうとしているし、殺戮と欺しあいで混沌としてます。

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    2012年11月20日
  • トカゲの王IV ―インビジブル・ライト―

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    ネタバレ

    色々と物事が動き始めた感。
    シラサギさんのキャラが一気に際立った巻だった。
    しかもプラス修正。

    ミミズ老人が結構好きだっただけに、退場は残念。
    結局白黒イラスト一枚すらも無かったなあ。。
    まあそりゃそうか。

    相変わらずブレない巣鴨が危険過ぎて大好きすぎる。

    成実がここまで物語に関わってくるとは思ってなかったので、むしろ今後が心配。
    何しろ長瀬殺すような作者だからなあ。。

    それにしてもブリキ氏がこんなに実力派だとは思ってもみなかった。
    カラーもさることながら白黒イラストがまた凄く良い。

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    2012年11月17日
  • トカゲの王IV ―インビジブル・ライト―

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    入間作品で一番ハマっている作品になりました。
    単なる能力バトルではなく、ほとんどの登場キャラの能力は限定的で、言ってしまえば「微妙」な物ばかりです。
    特に主人公の【リペイント】は目の色を変えるだけ、だがその力で世界を塗り替えていく(といいな)。
    W主人公の形がすっかり形成され、むしろナメクジさんオンリーになりつつある今巻のバトル描写は特に素晴らしかった。最強の能力者の一人ミミズとのバトル及びブリキ様の挿絵は是非見ていただきたいです

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    2012年11月15日
  • トカゲの王II ―復讐のパーソナリティ<上>―

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     主人公ボロボロすぎんだろ・・ 見ていてかわいそうになるくらい、なんも力のないトカゲくんも、がんばってはいるが無理!ですよねー

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    2012年11月07日
  • 電波女と青春男(5)

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    いつからこのテの物語を純粋に楽しめなくなったのかねぇ。

    あぁ、狙ってるな感が凄い。これは売れるでしょう。

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    2012年10月31日
  • バカが全裸でやってくる Ver.2.0

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    まさかの2巻です.
    前回の続編です.
    架空の作家たちによるリレー小説的なアレですか?
    まぁとりあえず
    甲斐抄子ちゃんが素敵キャラだね.
    別にラブもコメもしないけど.
    いや,コメはするのか?
    まぁいいや.
    うん.それなりに面白かったよ.

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    2012年10月30日
  • バカが全裸でやってくる

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    大学の学部の飲み会に「任意の強制」で誘われて
    隅っこの席で孤独に鍋をつついていると
    バカが全裸でやってきた.
    そんな話.
    そこそこ面白かったよ.

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    2012年10月26日
  • 六百六十円の事情

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    H24.10.18
    最初読みにくいかなって思ったけど途中からすらすら。
    こういう繋がってく感じのは面白くて好きです。

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    2012年10月18日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

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    不穏さが、非常に怖いのだが。
    それでも面白いと感じたのは、狂っていようとも、生き、苦しむことを軽んじてはいないからだろうな。
    みーくんが曲がりなりにも社会生活を送れるほどにまともでいられたのは、身を挺して守ってもらった記憶があるからかな、と思った。それが、まーちゃんとの差異。

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    2012年10月18日
  • 僕の小規模な奇跡

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    改めてこの作者の文体がツボだと実感。

    ライトノベルで

    キャラは萌え痛要素満点だし

    色々ぶっ飛んだりしてるけど

    要所要所でやっぱりグッとくる。

    なんだか登場人物のひねくれ方が自分を見ているようで…


    おっと閑話休題。

    とにかく。
    何だか続き?がありそーなので引き続き入間人間作品収集に努める事にします。

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    2012年10月11日
  • バカが全裸でやってくる

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    「僕」と「バカ」と「甲斐抄子」の3人で物語が進むと思ったらまさかのオムニバス形式でビックリ。伏線回収していくところはおもしろい。ただ、あの作家の存在はちょっとだけやりすぎかなーと。
    でも全体的に見たらおもしろい。続編も楽しみ。

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    2012年10月10日