入間人間のレビュー一覧

  • バカが全裸でやってくる

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    題名で衝動買い。

    才能があろうがなかろうが、書き続けることはできると思う……って書いて、今思った。

    書き続けるっていうのも、才能なのだ。

    どこまで夢中になれるか。どこまで真剣になれるか。

    この小説はこういうことを書いているのだと思う。

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    2012年01月03日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 『i』 記憶の形成は作為

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    「もしも」と思うことの空虚さについて考えさせられた。重みも痛みも7冊分、全部無かったことにしたら。あとこの作者の副題が好き。書店にて新品購入。

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    2011年01月29日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり

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    追いかけ続けて早3年。驚くほどすっきり終わりましたなあ。
    途中までがっつり騙されてましたよ笑
    金子好きなんで出てきてくれて良かったです…!

    とりあえず、まぁ、みーくんとまーちゃんが幸せだったら文句は無いです。

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    2011年01月26日
  • 電波女と青春男(7)

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    ゲームから妄想される真の妄想オムニバス。

    妄想の中で真が前川さんと結ばれたり、リュウシさんと結ばれたり、エリオと老いたり、未来だったり、40歳児と結ばれてしまったり。前川さんリュウシさんルートの妄想の中での真はみーくんと黄鶏くんを足した感じにw

    妄想ストーリー中に、選ばなかった未来について思いを馳せるシーンがあるが、それはまさにゲームをしているときに思い起こることであると僕は思う。例えば「Kanon」をプレイしているとき、舞ルートに行かなかったら舞はどうなってしまうのか、栞ルートに行かなかったら栞は死んでしまうのか、あゆルートに行かなければあゆは眠り続けるのか、などと僕は考えてしまう。作者

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    2010年12月27日
  • 電波女と青春男(7)

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    前川さんの可愛さにもんどりうったところでリュウシさんやっちゅーに!
    選ぶことで得るものもあれば、失うものもある。このまま変わらずずっと続いていければいいのに、でも変わらなきゃいけないんだなーと切なくも感じました。

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    2010年12月14日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7 死後の影響は生前

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    大江湯女のターン!はじめは戸惑ったけど、最終的にすごい読み心地よかった(笑)茜可愛いよ茜!きゅーん。

    みーくんとまーちゃんの絡みはバカップルで相変わらずきゅんきゅーん\(^^)/

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    2010年12月05日
  • 電波女と青春男(6)

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    ついにアニメ化☆
    最近のラノベのアニメ化は早いなと思いつつ、この作品なら問題ないという気持ちもいっぱいです♪
    まさかの「多摩湖さんと黄鶏(かしわ)くん」が参加!
    ますます気になる入間ワールド第6巻です!1

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    2010年11月23日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7 死後の影響は生前

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    正直、湯女目線の文章は読み難かったが、親近感は非常に湧いた。小学校卒業すらしてないとか嘘過ぎる(笑)。事件の内容は。みーまーが絡んでいない所為か若干薄味な気がしたが、最後のみーくんによる大どんでん返し(大げさ?)でそれなりに盛り上がりは見せたと思う。そして、あのお見舞いバトル(笑)は読者への大サービス…と取っていいのか?6巻で不明瞭な部分もココで明らかになるのでそこは必見。まさか、あんなところで泣かされるとはなぁ…。やっぱり海老原の存在は無駄ではなかったのだよ、色んな意味で。

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    2010年11月19日
  • バカが全裸でやってくる

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    「裸」をキーワードに書かれている小説。
    どんなに努力しても、才能は超えられない・・いや、超えられなくてもその場所に居続けたい。必ずしも、頂点を取るために努力するわけじゃない。1番になれなくてもいいんだ、僕はこの本からそういうメッセージをもらいました。

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    2012年10月05日
  • 六百六十円の事情

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    「カツ丼を作れますか?」と言う不思議なインターネットの書き込みで、結びついていく人たち。
    それぞれに悩みがあって、それでもその人その人の方法で決着をつけて、前に進んで行こうとする。
    老人の「私」が自分的にははまりました。自分もあんな風に、若いころの自分を忘れないように、年をとっていきたいと思いました。

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    2012年10月05日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり

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    だいすきでだいすきでたまらない。終わってしまうかもしれないと思うと辛いけど、今まで味わった幸せな気分のことを思うと終わりも待ち遠しいです。

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    2010年08月04日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん8 日常の価値は非凡

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    みーまーの中でこれが一番好きだ
    入間氏の色々な作品とリンクしていて色々な人目線で語っていくところが良かったが必ず読み終わった後は疲れる

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    2010年07月29日
  • 電波女と青春男(5)

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    もう女々さんがヒロインでいいよ。かの名作エロゲ「Kanon」だって秋子さんという叔母さんが存在するじゃないか。攻略対象じゃないけど。

    本文中にFF5のパロネタが使われてて、高校生には通用しないと言われてたけど、今の高校生には通用しないのか?今の高校生っていうか、「みーまー」の世界を現在とすると、「電波女」の世界は未来だから、対象は未来の高校生か?なんにせよ、自分には非常によく分かるネタが年少者には通用しないというのは、なんつうか自分も無駄に歳を食ったなあと思わざるを得ない。

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    2010年06月21日
  • 探偵・花咲太郎は覆さない

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    殺し屋との会話が好きです
    一巻も見ましたが、二巻もおもしろいです
    トウキが来てからの初めての事件
    トウキとの会話も好きです

    三巻が楽しみですね

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    2010年04月11日
  • 探偵・花咲太郎は覆さない

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    “「上手くいくように願うしかないわな」
    二人で手を合わせて祈った。時間が無駄になりませんように、と。
    十秒ほど口を噤んで、エニグマ作戦の成就を祈願した。
    「さて、と」
    それを終えてから部屋を軽く見渡す。リビングには他に手をつける場所が見当たらない。
    「こんなものかな、やりすぎると家を荒らしただけになるし」
    「そうだな」
    「よし、そろそろ撤収だな」
    「ああ、よっこいしょ」
    木曽川がすくっと立ち上がる。その後、背中側に少し足がよろめく。
    「いやよっこいしょじゃない」
    「僕らの歳ならまだどっこいしょか?」
    「なんで立ち上がるついでにクマのぬいぐるみを背負う」
    「ウチで一緒に暮らそうと」
    「管理人に目

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    2010年03月19日
  • 探偵・花咲太郎は覆さない

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    一気に読みました!
    木曽川と花咲のコンビ炸裂!!ってかんじで、ノリがすごく好きでした。
    エリオットもいいですよね。
    お気に入りの話は「エグニマ作戦」「この電車の行く先で」「水槽の向こう側」です。

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    2010年03月31日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり

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    オビにも採用されている、

    「長瀬。
     お前が死ななくても、僕は生きていけたのに。」

    は名文だと個人的に思う。


    絶望感が半端ない。長瀬の死に始まり、まだ誰かは明かされていないがみーくんの知り合いが何人も殺されている。その死の理由が「みーくんの知り合いだから」ときたら、そりゃクループに陥るのも無理はない。

    これまでの話から、まーちゃんだけでなくみーくんも十分に壊れていると思っていたが、今回の話でその考えが完全な間違いであることに気付いた。元彼女や知り合いを殺されて狂ってしまい、犯人に対して復讐の殺意を抱くなんて、普通の人間の普通の反応じゃないだろうか。みーくんは「自分が壊れている」と嘘を

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    2010年02月17日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の主柱は絆

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    大江家と共に朽ちていく二人。



    事の果てには、

    ナニが起きるのか。

    二人は生きているのか。

    果たして、

    まーちゃんの行く末は。

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    2010年02月13日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 『i』 記憶の形成は作為

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    「みーくん」を形成する過程の物語。今巻でようやく「みーくん」のフルネームが明かされる(まあこれ以前にもなんていう名前か推測できる書き方はされてたけど)わけだが、この名前を見ると、画面から出てくる女の子を連想してしまうねえ。あと、長瀬と一時期名前を交換してたらしいけど、長瀬が「みーくん」の名前になると、こっちは昔のロリ系AV女優を思い出してしまうw

    五編の短編が収録されているが、僕が一番気に入って嫌いなのが最後に収録されている「とってももしもにもしかして『壊れていない正しさのある世界なら』」。これまでに登場してきた人物が誰一人壊れていない幸せなif世界の物語・・・だけど、恋日先生が(多分)死ん

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    2010年02月08日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり

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    “「取り敢えず君が落ち込んでいるようだ、と結論を出したかった」あ、ふて顔だ。珍しい。
    「はい、じゃあそう出ました。その後はどうします?」
    「こうする」もう一度、頭を撫でられた。包み込むように、先生の手が大きく目に映る。
    安らぎとか眠気が、実態となってぼくを扇いでいるようだった。
    先生は言う。ぼくの顔を覗き込んで、柔らかい顔のまま。
    「疲労と不安を纏めて解決するなら、触れ合いが効果的なときもある」
    「……………………………………」
    「アタシの手でも、まだ君を落ち着かせられる?」
    「……はい」
    落ち着いた。落ちるしかなかった。ぼくは何も抗えず、陥落させられる。
    他にも何か、落ちた。地面のように冷た

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    2010年03月08日